-ゴスドラマ過去ログ:7401-7500-
村上てつや「ぷっ!コメディ〜!黒沢はいつもコメディみたいじゃんかよぉ〜(笑)」
黒沢カオル「何でだよ〜!ずっと前俺と酒井で世界征服企んでたときなんか、俺結構シリアスうまくやってたじゃぁぁぁ〜〜ん!(ぶぅたれている)」
安岡優「はいはい…。んでどうする?次の話、みんなは何やりたいの?」
北山陽一「そうですね、二度連続ハードだったので、次回はソフトでお願いします。」
村上てつや「つっても話が進むにつれて、何かとハードになるよな。ゴスドラマに病院は必要不可欠に近いし。絶対誰かが入院するし。」
酒井雄二「コメディーには賛成ですが、私動物になるのだけはもうイヤですからねっ!・・・もう大変だったんですから・・・(ぶつぶつ・・・)」
安岡優「じゃあ・・・俺達が天使になるって話はどう?人間界で死んでしまった俺達が天界で出会い、一人前の天使になる為にいろんな試練を超えていく・・みたいな。暗い?」
黒沢カオル「それをさっ!コメディっぽくしてやったらどう!!ねっ!!」
酒井雄二「あぁ〜〜いいですねっ!一生懸命いいことをしようとすればするほど失敗するってゆーヘッポコ天使ですな(爆笑)!賛成ですよ。いかがです?」
北山陽一「私はいいですよ。黒沢さんと村上さんはどうですか?私は賛成です。」
村上てつや「もうそれでいいよ,早くスタ−トするぞ」
ナレーション「それではスタート♪」
北山陽一「(詳しい設定は決めなくていいのか?汗)えっと・・・・俺、一体どうしたんだっけ・・・?ココはどこだ?」
安岡優「あれぇ〜?ここ、どこだ??(近くにいた北山を見て)あ、どうもこんにちわぁ。」
北山陽一「あ・・・こ・こんにちわ、ここってどこなんでしょう?」
酒井雄二「村上サン!早くしてくださいよ〜!新人の方達が到着しちゃうじゃないですかっ!我々が遅れたら、あの方達は状況が把握できずにパニックになってしまいますよっ。ほら、急いで!」
村上てつや「はいはい、わ〜ってるよ。えっ・・と、今日の『お客』は何人だったっけ?」
酒井雄二「んだーーー!!!もうっ!!その脳みそは鶏と同類なんですか?!さっきちゃんと言ったでしょう!!3人ですよ!さ・ん・に・ん!!もっとシャキッとしてくださいシャキッとぉ!!!」
村上てつや「あ〜はいはい。まったく・・・・うるせぇ〜なぁ〜酒井は・・・」
黒沢カオル「あーっハーブ見っけ!これは・・・タイムだからお肉料理に使えるかなv」
村上てつや「(少し離れた場所にいる人影に気付く) おお?・・なんでこんな場所に『シロウト』がウロついてるんだよ・・??アレ?・・・おい、酒井!アイツ『例のお客』のひとりじゃないか?ほら、あそこでうずくまってる奴。」
黒沢カオル「いっぱいあるなあ。ここ」
村上てつや「おい,そこのお前何やってるんだ?」
黒沢カオル「えっ?良いハーブを見つけたんで採っているんです。お肉料理に使えると思って。良かったら食べに来ませんか?」
安岡優「それよりお前名前何?ちなみに俺,安岡優。よろしく。で俺の隣に居るのは北山陽一。」
黒沢カオル「俺は黒沢薫。よろしく。皆さん,おそろいでどうしたんですか?」
酒井雄二「いつの間にか全員集合かいっ(汗)ま、話を進めましょう。 どうも、お待たせいたしました。相棒がモタモタしてるばっかりに・・・本当に申し訳ない。(隣の村上を軽くニラむ)」
村上てつや「(ちっ・・・俺のせーかよ!?)スンマセン、俺の相棒が怖いんだよ!覚えとけよぉ、お前ら。(安岡・黒沢・北山を見る)」
北山陽一「はあ・・・・(汗)あの・・・大変失礼ですが、あなた方はどちら様ですか?俺達のこと知ってるんですか?ちなみに、ココは何処なんでしょう?」
村上てつや「あぁ、ココね…酒井〜まだ説明してねぇのか?」
酒井雄二「まだですよ。(村上に聴こえないように)めんどくさい事は、全部俺なんだから・・・・・」
ト書き「グチを呟きながらも、3人の方を振り返り満面の笑みで酒井はこう言い放った・・・」
酒井雄二「落ち着いて、聞いてくださいね。・・・あなた方3人は、本日天界に招かれたんです。そして、これから天界で暮らしていくんです。神に次の命を与えられるまで・・・この意味がわかりますか?」
北山陽一「え〜と・・・私達はもう死んでるって事ですか・・・?」
酒井雄二「はい。そういう事です。」
安岡優「えええっ?!!俺・・・死んじゃったの?なんで?どうして?・・・そんな・・俺、まだやりたい事たくさんあるんだよ?死んだなんて・・・そんなの信じられないよっ!」
黒沢カオル「ねぇねぇ、このハーブ、もって帰れないの?」
安岡優「・・・・・ちょっと、黒ぽん・・・・・」
黒沢カオル「あっ、ゴメンゴメン(ドラマに戻って)え!?俺死んじゃったのかぁ・・・。昨日のカレー食べておけば良かったなぁ・・・(天然炸裂)」
北山陽一「俺は、何で死んだんだ??まったくおぼえてない・・・。」
村上てつや「お前さぁ、自分がなんで死んだかしらねぇの?」
黒沢カオル「・・・・かれぇ・・・・食べたい!!」
北山陽一「…分かりませんねぇ…。覚えていません。」
村上てつや「お前ゴスペラーズブラックに暗殺されたんだぜ(笑)」
黒沢カオル「へぇ・・・・・・・そうなんだぁ(ゴスペラーズブラックは全く知らないのに、納得。)」
ゴスペラーズ「(黒ポン以外).....信じちゃってるよ。オイオイ」
黒沢カオル「ん?なに?どしたの?」
酒井雄二「とにかく!!君たちは全員持病の虫歯で死にました」
北山陽一「そんな・・・虫歯で死ぬなんて・・・(少々疑問)」
酒井雄二「(本当の事言えるわけ無いじゃないですか)と・に・か・く、あなた達は死んだんです。なので、これからはこの天界で過ごしていただきます。わかりましたか?」
黒沢カオル「ねぇねぇ、あなた達は天使さん?天界ってカレーある?(村上に尋ねる)」
村上てつや「天使にみえねぇか?」
安岡優「なんかちょっと・・・・・どっちかっていたら、みため僕のほうが、天使っぽくない?」
村上てつや「何!俺のどこが天使に見えねーんだ!?」
安岡優「(ぼそっと)・・・全部」
村上てつや「酒井ぃ〜、あいつあんなこというよ〜!!(泣」
黒沢カオル「カレーはあるのぉ?ねぇねぇ、かれーはぁ〜?」
酒井雄二「だーーー!!もううるさいっっ!!カレーカレーってあなたはその大好きなカレーにあたって死んだんですっ(大嘘)わ・か・り・ま・し・た・かあーあーあー!!!?」
黒沢カオル「カレーにあたって・・・そうなんだ・・・(やはり頭から信じている様子)。やっぱり酸っぱいカレーは食べちゃいけなかったんだ・・・。」
村上てつや「…カレーは普通酸っぱくねぇよ…。」
黒沢カオル「もう僕カレーキライになりそう...。今度からインドカレーにするから」
村上てつや「・・・カレーもインドも変わらねぇよ・・・。(呆)」
黒沢カオル「インドかれー嫌い?美味しいよぉ?」
酒井雄二「もぉぉぉぉぉ〜〜!!!!いい加減にしろぉぉぉっっ!!カレーが食べたいなら今すぐ自分で作れぇぇぇぇっ!!!」
黒沢カオル「そ〜します(何で怒ってんだろう)・・・台所ありますか?」
酒井雄二「ふぅぅよし!お前ら黙って聞きやがれ!(目の下に赤いクマドリ)本題に入る。お前らは今から数々の試練を乗り越えてもらう。一人前の天使になるためにな!」
黒沢カオル「一任前の天使?何でですか?それより台所」
酒井雄二「黒沢,カレ−と台所のことはもう忘れろ(黒沢の頭を叩く)」
黒沢カオル「あたっ…なんだろこの人…初対面の俺殴るし…いぢめるし…今度人生相談に電話しようかな…。」
北山陽一「すいません、カレー好きなアナタ。どうやら僕達死んじゃったらしいので。人生相談は…肉体を持って『人間』と判断するなら、ラジオでもTVでも、受け付けてくれないと思います。そもそもここには申し込む為の電話とかもなさそうですし。あの…天使になるってどういう事なんですか?」
村上てつや「(黒沢の頭み手をポン!っとおく)酒井がさっき言ったとおりだ。いろんな試練を受けて、1人前の天使になって、何年後かにまた「人間」になれる。まあ、俺たちみたくならなくても良いんだけどな。」
北山陽一「はぁ。……僕、生前の事は朧げにしか覚えてないんですが、何か悔い改めなきゃいけない事をする人間だったんでしょうか。…しかし、そんな人間が天使になるって事は、相当人員が少ないんですね。ここ。」
酒井雄二「別に悪い事をしたから、ここに来るって訳でもないんですよ。ここに来るのは、生前普通だった人がほとんどです。悪い事をした人は・・・確か・・・全部地獄に直行してますね。」
安岡優「ふ〜ん。別に、正月に参拝、葬式に坊さん呼んで、クリスマスにはケーキ食べるような僕でも良いってんだから、ここの宗教観の大らかさに感服するね。…もしかしてそういう『日本人』に合わせてるの?」
酒井雄二「(安岡を無視して)さ〜て、話を進めるぞ〜!」
安岡優「ちょっとぉ〜。(泣き顔)」
酒井雄二「まず、ここではルールを守っていかなければ生きてゆけない!!!(生きてないけど・・・)」
黒沢カオル「ルール?」
村上てつや「そうだ、ルールだ!まず1つ「下の世界へ一人で行ってはいけない!!」これは、ホントに危険だからな。下の世界の奴らに見つかったらどうなることやら・・・。」
黒沢カオル「え!?僕、下界の人にも見えるの?じゃあ、カレー食べに行けるね!!(ニコニコと村上を見る)」
村上てつや「・・・・・・・(頭いてぇ・・・)・・・・・・・・・・・・・・・・・」
安岡優「さすが黒ポン・・・」
北山陽一「…地獄の沙汰も金次第…という言葉がありますが。死んじゃって食べる必要も無くなって、お金の稼ぎ所も無い僕らが何か出来るんですかね。あ。そっか。そう言えば葬式の時に紙のお金入れてくれるんだった。…幾ら持たせてくれたんだろう…。」
ト書き「ごそごそと着ている物の収納所を漁る北山。ポケットから数百万&数百ドルの紙幣束が…。一同目を丸くし、注目する。無論、天使である酒井と村上も。」
北山陽一「とりあえず…カレーの心配はしなくて良さそうです。何だか手を突っ込む度にお金が出てくるんで…。」
村上てつや「居るんだよなぁ…面白がって、紙に『一億円』って書くやつ…。子供銀行じゃねぇっつぅのに。もしくは人生ゲームみてーにさ、それはそうと…まずは移動すっか…取りあえず、確認入れねぇと。」
安岡優「確認って、どこに?」
村上てつや「一応俺たちの上司って言うか、ボスって言うか..そいつんとこ。」
黒沢カオル「どして?」
村上てつや「あぁ〜!もういいっ!さっさと行くぞ。ついてこい!」
酒井雄二「村上さん、なんかすごいのがきちゃいましたねえ・・・これから先大丈夫なのか、俺不安になってきちゃったよ。」
村上てつや「不安なのはお前だけじゃねーよ……はあ…(ため息) 気が重い…。」
ト書き「うなだれる村上に、その肩を叩いて酒井は曖昧な笑みを浮かべる。」
酒井雄二「え〜と。そんじゃ、ミナサマ。車用意してますんで乗って下さい。」
ト書き「酒井が指す、車(オープンカー)に一同乗り込んだ。それを確認すると、回転数の上がったエンジンは唸りを上げて発進した。」
黒沢カオル「あのぅ5人で乗ると狭いんですけど...天使って飛べないんですか?」
酒井雄二「俺と村上は飛べるけど。君らはまだ飛べないでしょ。…なんたって、まだ認められてないけど、天使見習いなんだから。」
北山陽一「一人前になるためにはいったいどれくらい期間がかかるんですか・・・?一人前になれなかったら、私達ってどうなるんで・・・?(不安げに聞く)」
酒井雄二「そーですねー。平均値出す奴が居ないので判りませんねー。下界と時間の流れ方も感じ方も違いますし…それに俺はこうして天使になってるんで、ならなかった場合なんてのは判りませんな。」
安岡優「ねぇねぇ!あなた達二人には天使のわっかがないけど、なんで?普通あるじゃん黄色のヤツ。あなた達本当に天使?もしかして天使の資格を没収されてたり。あはははは!だからこの仕事押し付けられてたり。あはははは!」
[TOP|NEXT|BACK]