-ゴスドラマ過去ログ：12601-12700-
酒井雄二「・・・・これだけは譲らぬ。たとえお前らがなんと言おうとな・・・わかったか？」
平見文生「は、はい！　（これは早急にどうにかせねば）」
酒井雄二「・・・・・・・・・・すまないが、ひとりにさせてくれ・・・・」
平見文生「はっ、承知しました。（…このすきに家臣を集めて調べよう。あの娘はどこに…？）」
ナレーション「一方そのころ・・・。」
黒沢カオル「ん・・・ｚｚｚｚｚ・・・・・・ふにゃぁ・・・ｚｚｚｚｚｚ・・・・・・」
村上てつや「しかし、よく寝る子だわ・・・」
安岡優「今回は僕がヒロインじゃないの？（泣）」
北山陽一「これからどうなるんでしょうかねぇ〜？（ずずずずずぅ〜）まぁ、ヒーロー・ヒロインは話の途中で変わることがあったりしますからねぇ〜（ずずずずずぅ〜）」
安岡優「そ、そんな！！（泣）」
北山陽一「いいじゃないですか、そうしたら次は俺がヒーローになって、もっと幸せにしてあげれるよ？今度こそ、こんなギャグじゃなくて。・・・まぁ、まだわからないんだけどね。」
安岡優「つうか、それなら俺がヒーローになりたい・・・（泣）」
佐々木真里「ほらほら、ドラマに戻りましょうよ。」
ゴスペラーズ「北山・安岡＞は〜い…」
村上てつや「（黒澤の寝顔を見ながら・・・）やべっ、やっぱ寝顔カワイイわっ。」
安岡優「おっ、お母様！変な気を持ってはいけませんよ!?」
ナレーション「ていうか、皆さんほら素に戻ってますよお！ドラマに戻ってください、はい！！」
村上てつや「（まだ薫に付きっ切りで、しかもほっぺなんかつっついていたりします。）」
黒沢カオル「ふにゃ〜〜」
村上てつや「起きた？」
黒沢カオル「お母様・・・？私どのくらい寝てたのかしら・・・？」
村上てつや「１２時間ぐらいかな。」
黒沢カオル「そんなに・・・・迷惑じゃなかった？」
村上てつや「大丈夫よ。・・・それよりも、あなたが寝ている間に、王子様があなたのお見舞いに上がったのよ。」
黒沢カオル「えっ・・・？えーー！！それ本当！？」
村上てつや「ええ、ホントよ。お城の人が迎えに来ちゃったから、ごくわずかな時間だったけど。・・・結構あなたの事気に入ってたみたいよ。」
黒沢カオル「うっそ〜。私、どうしよう〜。」
村上てつや「（小声で）やべっ！やっぱ、カワイイ…」
ナレーション「お母さんのキャラに戻って下さい！村上さん！」
黒沢カオル「お母様！私の寝顔変じゃなかった？王子様に見られてたなんて・・・。恥ずかしい・・・。」
村上てつや「（とりあえずナレをどつく）変なわけないでしょぉ。それはそれは可愛いんだから。」
黒沢カオル「ほんとうかよぉ〜・・・（口の悪いの再発（笑））」
村上てつや「本当だよ。だから気にすんなよぉ。」
北山陽一「お姉さま、ダメですわよぉ〜お言葉がわるいですわぁ。」
黒沢カオル「うふっ、私ったら。いけない、いけない。これから王子のところへ、お見舞いのお礼に行って参ります。」
村上てつや「これから行くの？」
黒沢カオル「ええ、心配ですし・・・・。」
北山陽一「じゃ私も行きます。」
安岡優「(このヤロ〜！自分だけ名誉挽回する気だな）私もいっしょに行きます♪」
ナレーション「陽一とシンデレラの間で火花が・・・・・・怖っ！・・・・」
ゴスペラーズ「（酒井以外）・・・ナレ、うるさい。」
ナレーション「うう・・・、みんなの視線が恐いですぅ〜。酒井さぁ〜ん助けてぇ！！」
酒井雄二「（お城にて）・・・！？（背中に悪寒を感じる）」
ナレーション「・・・・・ヒドイ！酒井さんまで・・・・・（泣きながらどこかへ消える）」
酒井雄二「うむ、なんだったのだろう、まあいいか…あの娘、なんと言う娘なのだろう…かわいかったなあ(素に戻っている）」
ナレーション「号泣」
酒井雄二「(ナレの様子を気にせずに)(窓から外を見ながら)・・・あの娘に・・・もう一度逢えると良いけど・・・。はぁ・・・・・・。」
ト書き「溜息を吐き、空を仰ぐ酒井。」
平見文生「王子、御時間が有りますが。行かれますか？その娘のところへ・・・。」
酒井雄二「ありがとう！！！（感涙）」
ト書き「馬車を走らせ急ぐ酒井王子たち。。。」
村上てつや「・・・・あら？なんか馬車の音が聞こえる。しかもこっちに向かってるような・・・。」
酒井雄二「はやく、早くあの娘に・・・」
北山陽一「・・・えぇ、そうみたですねぇ。シンデレラ、聞こえる？」
安岡優「もっちろんですわ。お姉様♪」
村上てつや「あ！王子様じゃないですかぁ〜」
黒沢カオル「えっ！？王子様？・・・・・・（ドキドキ）」
効果音「ピンポーン！（インターホンの音）」
酒井雄二「先ほどはどうも。お嬢さんは・・・・」
黒沢カオル「（部屋の奥から走ってくる）王子様！」
酒井雄二「あなたは・・・・・（元気そうな黒沢を見て安心する）良かった・・・元気になられたんですね・・・・。（いきなり黒沢の事を抱きしめる）」
黒沢カオル「！！王子様・・・どうなさったんですか・・・・？」
酒井雄二「僕は・・・・僕は君の事が好きなんだ。一目見た時から決めていた・・・・結婚してほしい・・・・。」
北山陽一「きゃー！！薫お姉さまずるいわぁ！！！（酒井を引き離し、自分が酒井に抱きつく）」
安岡優「なにしてんのよぉ！！俺だってぇぇ！！（酒井の後ろにまわって抱きつく）」
村上てつや「二人ともみっともないだろっ！！」
黒沢カオル「（呆然）」
村上てつや「で、王子さんよぉ・・・うちの薫になんの用だって？（睨み）」
黒沢カオル「お母様そんなに睨んだら、王子様が怖がってしゃべれないわよ。（呆れ）」
村上てつや「薫は黙ってな・・・この王子さんに聞いてるんだ。」
酒井雄二「これはこれは、御母様。大事な娘様に、大変失礼なことを致しました。今回は、この方に結婚を申し込みにきました。」
黒沢カオル「ｃ」ゥ」
ナレーション「あまりの驚きに意味不明の声を発する薫嬢。」
酒井雄二「どうしたのですか？」
黒沢カオル「はっ…話が急すぎて…。」
ナレーション「もうホントに安岡さんヒロイン説なくなっちゃいましたねえ(感慨深げ）」
村上てつや「ええ！是非、うちの薫を嫁に…ってな訳、ないだろ〜！」
酒井雄二「うぐわっ！！（胸倉掴まれて、苦しそう）」
北山陽一「お母様〜それはおやめになった方がいいですよ。（ボソッと）下品だし・・・」
村上てつや「(ハッと気がつく）あら、いけませんわ、私としたことが(汗）」
酒井雄二「（凄すぎ…圧倒されちゃうっすよ（滝汗））」
平見文生「・・・お母様、どうすればそこのお嬢さんをいただけるのですか？」
村上てつや「どうしたもこうしたも、薫を渡す気はありませんけど・・・。」
平見文生「王子は本気なんです。どうかお願いします。」
村上てつや「・・・・・・・・・・・・・・・。」
酒井雄二「僕は本気ですっ！どうかお願いします！」
北山陽一「お母様、こうしたらどうかしら？」
安岡優「お姉さま、何かいい案があるの？（ちっ！どうせ自分が結婚するための作戦なんだろ。）」
北山陽一「(あらっ、よく分かったわねぇシンデレラ！)でね、お母様・・・」
村上てつや「なっ、何かしら？（やべぇ！本当は薫が望むんだったら反対はしないに、あまりも急なんでつい「カッ〜」としてしまった…(-_-;)）」
ナレーション「動揺してバコバコする心臓を整えつつ北山の話に耳を傾ける村上。」
北山陽一「ちょっと2人だけで話をさせてください。」
ト書き「北山は村上を引っ張ってその場を去った。残された面々は、ただ呆然…」
安岡優「つまんないの〜」
黒沢カオル「（ボソッと）陽一は何を企んでるのかしら？」
安岡優「たぶんねぇ〜、自分がお妃になるための根回しだよ。」
ゴスペラーズ「（酒井・黒沢）・・・え？」
ト書き「その頃、北山と村上は・・・。」
北山陽一「お母様は薫お姉さまをあんな方に取られてもいいのですか？城はとてもしつけが厳しく、お母様の大事な薫お姉さまは重圧で潰れてしまうかもしれませんわ。それでもよろしいのですか？」
村上てつや「うっ・・・・・・それは・・・・・・・・・」
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