-ゴスドラマ過去ログ:12901-13000-
(ログ、一部消失)
村上てつや「いや・・・今は・・・・店やってる・・・雑貨屋つってたかな・・・・・」
佐々木真里「・・・そうなの、大学も辞めてしまったの・・・・彼・・その交通事故のときに腕を怪我してるの・・・メスは握れなくても生活に支障をきたすわけじゃない、これから治るかもしれない、僕は諦めない・・ってそう言っていたのに・・・やっぱり引きずっているのかしら・・・・」
黒沢カオル「・・・てつ・・・・ゴメン・・・早く病院行って・・・。ちょっと危なくなってきた・・・・・。」
佐々木真里「あっ、私が送るわ、車乗って。(治らなくても大学で研究を・・・・そう言っていたのに、だからてっきり大学で活躍しているのだろうと思った・・・のに・・・)」
村上てつや「悪ぃな。ほら、黒沢。車、乗るぞ?」
黒沢カオル「ん・・・・ごめん・・・・迷惑かけちゃって・・・・・・・」
村上てつや「いいから、ほい。行くぞ。(車に乗り込みながら)」
佐々木真里「じゃあねー。(・・・北山君・・)」
酒井雄二「北山…俺達と一緒にいて楽しいか?何っていうか、お前は何か違う雰囲気を持っててさぁ。」
北山陽一「いきなり何を言い出すんですか?私は好きでこういう生活をしてるんですよ。それに雄二だって、僕とは違う何かを持っていそうじゃないですか。」
安岡優「お互い過去が過去だし・・・・それは仕方ないよ。それでも同じ志のある仲間なんだから。」
酒井雄二「確かに・・・お互い過去が複雑ですからねぇ・・・。まぁでも、その複雑な過去のおかげでこうして2人にも出会えたんだし、ミッドナイトシーフもやれたし、俺としてはいいんですけどね。・・・それはそうと、今度の獲物は決まりましたか?」
北山陽一「(酒井の言葉を聞いて笑みがこぼれる)雄二らしいお言葉ですね。・・・3つくらいは調べ終わってるので、どこをやりたいか選んでください。はい、資料。(酒井と安岡に資料を渡す)」
酒井雄二「ほー・・・かなりやりがいのありそうな。でも、簡単に終わりそうなのもありますな。」
ト書き「一方村上と黒沢は・・・」
黒沢カオル「(寝言)・・・ごめんてつ。俺のドジのせいで」
村上てつや「黒沢は人のことばっか考えすぎでいつだって自分を犠牲にしてら・・・。(くやしそうに)そんな黒沢を見てたら俺・・・、たまに胸がつまるよ。」
黒沢カオル「(寝言)・・・・・てつ・・・俺のことはいいから、ミッドナイトシーフを・・・」
村上てつや「!・・・こんな時ぐらい、自分のこと考えろよ・・・!」
ト書き「村上の頬には涙の筋が・・・。」
黒沢カオル「お願いだ、てつ・・・捕まえて、早くアレを取り戻してくれ」
村上てつや「・・・もう、何も言うなよ・・・。(黒沢を見つめながら涙をぬぐう)」
佐々木真里「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(思いつめた表情)」
黒沢カオル「・・てつ・・・・・(寝返りをうつ)」
村上てつや「・・・・・・・・・ふう。(ため息をつく)」
ト書き「そうこうしているうちに病院に着く。」
佐々木真里「(処置室の前の椅子に座っている)・・・ね・・「アレ」って?」
村上てつや「あぁ〜「アレ」ねぇ・・・(言っちゃっていいのかぁ?)」
佐々木真里「ねぇ、何なの?」
村上てつや「・・・黒沢の両親の・・・・形見の指輪・・・。盗まれたんだ・・・。」
佐々木真里「盗まれた・・・・?一体誰に。」
村上てつや「それが、わからないんだ・・・。でも、盗まれた当時、”ミッドナイトシーフ”が有名になりだした頃だったから、黒沢はヤツらが盗んだんだって思ってる。あいつが躍起になって追いかけてるのには、そういう訳があるんだ・・・。」
佐々木真里「そう・・・だったの・・・。でも、そればっかりは”ミッドナイトシーフ”本人に聞いてみないとわからないわね・・・・。」
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