-ゴスドラマ過去ログ:16901-17000-
酒井雄二「・・・・・・・・・・・・・・うそぉ・・・・(呆然)」
ト書き「その時、村上はダメ元で真里を誘おうと奮闘中。黒沢にいたっては、安岡と一緒に海で泳いでいる。」
村上てつや「どうやって誘うのがいいんかなぁ〜。今まで成功した事ねーから、自信ないんだよなぁ…」
ナレーション「とりあえず(どうしようもないので)1人で焼いている。結構いい色になってきました村上てつや。」
村上てつや「あー・・・・ここでこうしててもしょうがねーし、ちょっと誘ってくるかぁ・・・・「なー俺も構ってよー」くらいなら・・・・うん、いいだろ。」
ナレーション「真理の下へ、GO!」
村上てつや「ね、ねぇ、真里ちゃん・・・」
佐々木真里「(北山さん熱でぼー)・・・えっ?(振り向く)・・・あ・・れ?村上君・・?何か急に焼けてない・・?(ちょっと・・小麦色で・・よいじゃない・・・・)」
村上てつや「あ…、あのさ、北山先生と一緒にいた方が楽しいかもしれねぇけど、俺と2人で少し話さない?(あぁ〜あ!どうせダメって言われんだろうなぁ!)」
佐々木真里「・・・・・(かわいい。)・・・いいよ。話そっか。」
村上てつや「えっ!?い、いいの!?(ま、まじで?ど、どうしよ・・今の俺、なんかへんじゃない!?だ、大丈夫か!?)」
佐々木真里「別にいいけど。何話す?」
村上てつや「(な。なに話そう…。)……そういや、昔、この海岸で、ペンギンが二羽漂着したんだって。…(…って俺何言ってンだ?もうちょっと何か…)」
ト書き「緊張の所為で、突然意味不明なことを口走る。しかし焦り気味(?)の村上を見た真里さんは・・・。」
佐々木真里「(意外に純情なのね。村上くんって・・・)・・・で、そのペンギンはどうなったの?」
村上てつや「(真里ちゃんが俺の話にノッテくれた!)そのペンギンはこの近所で飼われているんだって(確かそうだったよな・・・)」
佐々木真里「へえぇ〜、ペンギンって飼われるんだ。飼ってる人の話は聞いたことあるけど、ペンギンって魚を食べるんだよね。それに寒いところに住んでるんだから冷房だとか氷がいるとか、なんだか大変そうだわ。村上くんはペンギンって飼ってみたい?」
村上てつや「ペンギンは動物園で見るからいいや。・・・俺は犬を飼いたいな(真里ちゃん・・・ナイスバディーで・・・目のやり場に困るな・・・)」
佐々木真里「へぇ〜、犬が好きなんだ。北山先生☆北山先生は何か飼っていないんですかぁ〜?すっごく知りたいです!(あんまり親しくするのはやめとこう。村上くんより北山先生と話そう・・・。)>体ごと北山の方を向く。」
北山陽一「ははは…(苦笑)今は何も飼っていませんね。いろいろと忙しくて、かまってやれないと思うので。寂しい思いをさせるのはちょっと…ね。」
村上てつや「(むぅ〜)(−_−メ)(北山に嫉妬)」
ナレーション「北山に佐々木さんをろられ」
ト書き「ナレーションしっかり!こほん、では私がナレーションの続きを。北山に真里さんをとられたので村上はむっとして立ち上がり、泳いでいる黒沢、安岡のもとへ向かった。」
佐々木真里「(村上くんにちょっと可哀想なことしちゃったかなぁ・・・)」
北山陽一「僕らもみんなと泳ぎませんか?」
安岡優「真里ちゃん、一緒に泳がない?(遠くから叫ぶ)」
黒沢カオル「真里ちゃんもおいでよぉ〜!」
佐々木真里「うん!今行くぅ〜!(海に向かって走っていく)」
酒井雄二「・・・(イカ食い過ぎたか・・・?気持ち悪い・・・)(←一人で食った?)」
北山陽一「いや〜気持ちいいですねぇ〜。……んぅ?雄二ぃ〜!雄二もこっち来ませんか〜。」
酒井雄二「俺は、少し休んどきます。(まだ気持ち悪いし……)」
北山陽一「そういえば、雄二はあまり日焼けとかしたがらないんでしたね。いいですよ、そこで休んでて。」
安岡優「よ〜〜っし!みんな!あの小岩まで泳いで競争しなぁ〜い?負けた人は、勝った人の言うことを何でもきくのぉ。どう?どう?やらなぁ〜い?」
北山陽一「僕は遠慮しときます。泳ぎには自信ないんで・・・・。先に戻ってますね。(そう言って浜辺にいる酒井の元へ向かう)」
佐々木真里「あたしもやめよっかなぁ・・・。速さだったら負けそうだし・・・・・。」
黒沢カオル「俺も自信ないなぁ・・・・・・・(弱気)」
安岡優「えぇ〜〜!やろうよぉ!遅くてもいいじゃん!やるのっ!!」
ト書き「結局、安岡に押し切られやることになる黒沢と真里。村上は勝負事が好きなのか・・・やる気十分!」
ナレーション「それでは!よ〜〜いっ!ドン!!」
ト書き「その時!真里の足がつって溺れてしまいましたが、他の3人は勝負に夢中で気づかない。」
北山陽一「!!・・・真里さん、様子が変だぞ!溺れているんじゃ・・・・。(走っていき、海に飛び込む)」
佐々木真里「ホンッ!誰か!ゴフッ...」
北山陽一「真里・・・・!!おい、真里息しろよ!・・・・・(人工呼吸をすろ)・・・・真里・・・・・・」
一般人(女)「私も助けられたい」
村上てつや「(なんだこの女・・?)・・・ん?ま、真里!!やべぇ!!おい、救急車呼べ救急車!!(急いで海岸に戻る)」
黒沢カオル「まってよ〜(慌てて追いかける)」
酒井雄二「…なっ!?」
安岡優「真里さん・・・?大丈夫っ?!真里さんっ!!・・・僕のせいだ・・・僕が競争しようなんて言ったから・・・。どうしよう(涙)」
黒沢カオル「ヤス!落ち着いて!!」
安岡優「どうしよう・・・どうしよう黒ぽん(涙)・・・真里さん・・・ごめん・・なさい・・・ごめんなさい(その場に座り込んでしまった)」
村上てつや「電話してきた!(安岡・・・?まさか気にしてんのか・・?)おい、安岡が気にすることじゃねぇよ・・・。」
黒沢カオル「そうだよ、ヤス。気にするなって。今は自分を責めることよりも、真里さんの心配をするほうが大事でしょ?」
酒井雄二「あっ・・・!救急車が来ましたよっ!!」
安岡優「僕のせいで・・・あ、あのどうか助けてください!お願いします」
ト書き「真里を救急車へ慎重に運び込むゴスペラーズ」
村上てつや「安岡、俺らだって夢中になってて気付かなかったんだ。おまえが悪い訳じゃねぇって。」
酒井雄二「さてさて,誰か一緒に病院まで付き添って行かないといけませんな」
村上てつや「・・・・・・・・・・・・(・・・俺より・・北山とかの方がいいんだろうな・・・やっぱり・・・・・・)」
北山陽一「行きましょう、村上君!!急いで!」
村上てつや「えっ?うわっ!!(北山に引っ張られて救急車に乗せられた)」
北山陽一「雄二、そちらは頼みましたよ!!」
酒井雄二「わかった!真里くんのことを頼みましたよ!」
村上てつや「ちょっと待った!!・・・北山先生だけで行ってください!俺は酒井先生たちとここに残ります・・・(意地とかそういうんじゃなくて・・・俺自身行きたくないって思ってる・・・)」
北山陽一「(村上君・・・・・)わかりました。すいません、行ってください。」
村上てつや「(見たくない・・・だってそうだろ・・・・真里は北山先生が・・・・・・・・・・・)」
黒沢カオル「てつ・・・」
ト書き「救急車の中救いを求めるように手を伸ばす真里。北山が手を握っていやると、聴こえるか聴こえないかくらいの声で何かを呟いている。」
佐々木真里「…北山……せんせぇ……?」
北山陽一「ん?…どうしたの?」
佐々木真里「どう・・・して・・・?先生・・・?」
ト書き「意識が戻ると目を見開いた真里。今まで自分の中で傍にいて、助けを求めていた名前の人と目の前に現れた人物が違ったことに驚いたようだった。」
北山陽一「大丈夫ですか?真里。海で溺れてるから驚きましたよ。」
佐々木真里「あっ・・・・ご・・めんなさ・・・い・・・あの・・・先生・・・・?」
北山陽一「…何か?」
佐々木真里「あの・・・・村上・・・くん・・は?」
村上てつや「ははっ,村上君が気になりますか?冷静さを装ってましたが,きっと彼が一番心配してたのでしょうね・・・」
北山陽一「コホン。(それは私のセリフです)ここにはいませんが、彼が一番心配しているようでしたよ。」
佐々木真里「・・・・・・・・・・・・・・・。」
北山陽一「やっぱり気になってますね・・・・。」
ト書き「やれやれと言うと、北山はケイタイを取り出し、酒井にかけると村上をこっちに向かわせるように頼んだ。」
酒井雄二「わかりました。真里さんが村上君を必要としているんですね?出来るだけ早く私もそっちに向かいます。」
安岡優「酒井先生!真里ちゃんの具合はどうなんですか!?さっき、かかってきたのって北山先生だったんでしょ?!」
酒井雄二「えぇ、それが・・・(わざとずどーんって感じ。)」
村上てつや「(な…っなんだよ。気になるじゃねぇか…。どうなんだよ!真里の容態はっ!俺も一緒に着いていけばよかったなっ…。でも、あの北山がいるしなぁ〜。〜〜〜でも……あぁ〜!やっぱ気になる!)あ、あの酒井先生、俺も真里のところに行きたいです!だから…あの…病院の場所を教えてください!」
安岡優「ボクも心配なので教えて下さい!」
酒井雄二「あーー・・・病院にいくのは1人、迷惑になるしね。村上君行ってください。はい、○○病院です。えーっとタクシーで行けば・・・はいはい、わかりましたよ・・・・ほらタクシー代・・・・・じゃあ行ってらっしゃい・・・・あっ、道できるだけ覚えておいてくださいねーー」
村上てつや「わかりました、ありがとうございます。ごめんな安岡、真里にお前がかなり心配してたってちゃんと伝えとくよ!(といってタクシーにのっていった)」
北山陽一「真里は・・・どうして村上君に素直になれないんですか・・・?彼がサトラレだからですか?」
佐々木真里「・・・・・彼のことは好きだけど・・・向こうの気持ちが流れてくると、どうしても変な目で見ちゃうんです・・・。」
北山陽一「村上君は、気持ちがみんなに悟られてしまうだけで、普通の青年です・・・。彼の気持ちを聞くたび、真里を大切に思う気持ちがよく伝わってきます・・・。」
佐々木真里「・・・・・・・・・・。」
北山陽一「それでは真里は彼を閉鎖空間に入れられても別に構わないということですか?今そういう話がでていますが・・・彼と2度と会えなくなってもいいんですね・・・?」
佐々木真里「へ・・・閉鎖空間・・・?いやですっ!!そんなの・・・・・(涙で唇が震える)」
北山陽一「それなら、彼に心を開いてあげなさい。村上君がサトラレだということを忘れてつき合えるように・・・・」
効果音「ガタッ・・・・・」
北山陽一「?!!!誰ですか・・・?!」
村上てつや「先生・・・・・・。今の話どういうことですか・・・?俺がサトラレ・・・?それじゃ今まで・・・俺の考えは全部聞こえてたって訳か・・・?!」
北山陽一「村上君・・・?!ちょっと待った!少し落ち着いて・・・!(村上の近くに歩み寄る)」
村上てつや「来るな!!・・・みんなに心の声が聞こえてるなんて・・・・・俺・・・・俺・・・・・・・・・・(その場から走り去る)」
佐々木真里「・・・どうしよう・・・?私が・・・私がサトラレにこだわってるから・・・北山先生にこんな話を・・・。」
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