-ゴスドラマ過去ログ:18001-18100-
北山陽一「・・・・やっぱり瓶を貸してください。(手に光が集まっている)」
村上てつや「俺も手伝うぞ、北山!(刀を抜こうとする)」
酒井雄二「ちょっと待ったぁ〜!!」
黒沢カオル「2人とも落ち着いてよ!!話してくれるって言ってんだからさ!(悪霊に)・・・お前ももっと立場をわきまえろよ!!俺達にはこの2人を止める事は出来ないんだぞ!!消えたくなかったらもっと素直に話せ!!」
酒井雄二「・・・あ、あなたも落ち着いて・・・。」
ト書き「3人を抑えるように・・」
酒井雄二「と、ト書きさんっ?」
一般人(女)「(へっ、なにやってんだこいつら。ばかみたい)」
ト書き「酒井さん、3人+悪霊も抑えるように(こちらも手がつけられません)」
安岡優「うっわ!ト書きさんにまで見放されてるよ………(汗)」
酒井雄二「(…ムッ・怒)いぃ〜加減にしてくださいおぉ〜〜・・(最低の一歩手前の低さ)」
北山陽一「・・・・・いい加減にしてほしかったら早くそいつから情報を聞き出してください。(さらに低い声で。しかも酒井を睨みつつ)」
酒井雄二「ビクッ!!(怒りがうせる)・・・・・悪霊、頼む!素直に話してくれ!!(マジ頼み)俺もこれ以上は止めれない!!・・・お前だって消えたくないだろ?意地張ってないで素直になってくれ。」
ト書き「酒井の言葉に、悪霊はポツリと呟くように答えた。」
一般人(女)「分かった。話すから、消すのだけはやめてくれ。」
酒井雄二「なら早く話してください」
北山陽一「そうです。話してください。」
ト書き「悪霊は少し躊躇っていた様だがやがて早口で答え始めた。」
一般人(女)「*@#$%&?!」
村上てつや「ちょっと待て!!もっとゆっくり喋りやがれ!!何にも理解できねぇだろうが!!」
酒井雄二「(悪霊に向かって)お、お願いですから、我々が理解できる早さで話してください(焦)。・・・あなた本当に消されますよ?」
北山陽一「…(不機嫌そうな表情。手からは聖なる光を放出中)」
一般人(女)「わかった!ゆっくり話します!!」
酒井雄二「はじめからゆっくり話せばいいんだよぅ・・・(ぶつぶつぶつ)」
ト書き「酒井の呟きに一瞬キレそうになる悪霊だったが、いろんな意味でキレかかっている村上と北山の様子を見てぐっとこらえる。そしてゆっくりと話し始めた。」
一般人(女)「実は…。」
黒沢カオル「実は?」  (07/31 18:50) [ctks003.zaq.ne.jp 211.124.191.102]
一般人(女)「わ・・・私はあの方の・・・っぐ・・・が・・(苦しそうに首をしめだす)」
村上てつや「お・・・おい、どうしたんだ?!!」
酒井雄二「自分で自分の首を?・・・どういうことなんだ?」
北山陽一「も、もしかして「あの方」の術でリモートコントロールされているのか!?」
村上てつや「そ・・・そんなばかな!」
黒沢カオル「…酒井。今まで、あの方ってのは。単に悪霊の親玉、イコール悪霊だと思ってたけど。術を使ってるって事で身体を持ってる可能性が出てきたな。…多分、彼女から情報を引き出す事は出来ないだろうね。……もう、苦しませずに、成仏させてあげよう?」
酒井雄二「そうですね・・・。わかりました。(お札を一枚取り出し、瓶に巻き付け)・・・・成仏!!」
ト書き「酒井がそう叫ぶと、小瓶の中が一瞬だけ物凄い光を放つ。その後瓶を覗くと、中は空っぽになっていた。」
黒沢カオル「?????」
酒井雄二「これは成仏させるお札。あいつはちゃんと成仏されましたから、安心してください。」
村上てつや「ホントかよ。なんか一瞬すぎて全然わかんねぇ。」
ト書き「酒井から小瓶をひったくりのぞきこむ村上。」
安岡優「(村上の背後に安岡が大声で)ワッ!!!!!!!」
村上てつや「うぎゃあああぁあぁぁあ!!!・・・・ってそんな手にのるかよっ!!(安岡の頭をグリグリっとする)」
安岡優「ごめんな…ちゃい…。」
黒沢カオル「どうしよう、手がかりなくなっちゃたね。」
酒井雄二「いえ、大丈夫ですよ!(自信満々に答える酒井)」
村上てつや「やけに自信満々じゃねぇか。」
北山陽一「その自信はどこからくるんでしょう・・・。」
酒井雄二「さっき「あの方」で苦しんでた時に術を逆探知してみたんですよ!」
黒沢カオル「で?で?」
酒井雄二「皆さんには申し訳ないんですが………、最初の屋敷に戻ります。」
村上てつや「えっマジで。」
酒井雄二「マジです!そして意外な人物が“あの方”でした………。」
ナレーション「そして・・・最初の屋敷に着いた5人は・・・・」
マネージャー竹内「あれ、どうしたんですか?」
黒沢カオル「竹内さん、どうしてココにいるんですか?」
マネージャー竹内「えっ!?いや・・・・・・・。」
北山陽一「会長・・・・あなたがここにいるのはなぜですか?」
マネージャー竹内「お前・・・北山陽一・・・・・最近ここらで見ないと思ったら・・・どうしてこの人達と一緒にいる?」
北山陽一「一緒に行きましょうって誘われたので、付いて行ってたんです。この町に僕の居場所はないですから・・・・・。」
村上てつや「お前、その事は思い出すなっつーの!自信を持つって約束だったろ?・・・・(竹内に)・・・で、どうしてあんたがここにいるんだ?えぇ?町の会長さんよぉ!!」
マネージャー竹内「そうだねぇ、酒井君にでも聞いてみれば?なぜか彼私の事をさっきからニラんで見てるので、それも気になってるんだけどねぇ。(不敵に笑う)」
安岡優「ゾクッ!!(寒気がする。姿を現し)みんな、そいつから離れて!!」
マネージャー竹内「おやおや、呪いをかけたガキが見当たらないと思ったら、そんな所に隠れてたんですか。(北山に)・・・・力が目覚める前に、同じように呪いをかけておけばよかったよ。まさかお前が、霊能力者どもに付いて行くとはな。」
村上てつや「じゃあコイツが…(そう言いながら蒼劉刀に手をかける。今にも竹内に食ってかかりそうな殺気立った瞳で竹内を睨み、隙を狙っている)」
マネージャー竹内「(村上を見て)やれるものならやってみろ。(攻撃を繰り出す)」
ト書き「とっさに、横に居た黒沢が、村上の服を引っ張った。すれすれの所を攻撃が通る」
黒沢カオル「…禍々しいなぁ…。この手の相手は、全力でいって、何とか倒せたら儲けモンって感じかなー。…酒井。つーわけだから。リミッタ−解除すんね?」
酒井雄二「もう解除するんですか!?………でも!……いや、しかし………。(悩む酒井)……わかりました、解除してください。」
村上てつや「な〜に渋ってるんだよ!命に関わることでもないだろう?」
酒井雄二「・・・いや、危ないかも知れませんよ??」
北山陽一「え!」
安岡優「ぐう・・ぐう・・・」
酒井雄二「あの・・・優くん?」
安岡優「へっ?ああ・・・・ごめんなさい。」
黒沢カオル「///////////」
北山陽一「黒沢さん??」
村上てつや「そこ二人!!なにやってるんだよ!!(安岡出番ないからってねるんじゃねぇよ!黒沢も!)」
安岡優「(ごめん、だってヒマだったんだもん・・・泣)酒井さん、危ないってどういうこと・・・?」
村上てつや「どうゆうことだ!!!」
酒井雄二「それは・・その・・・」
安岡優「はやく言ってよぉ!!」
ト書き「リミッター云々で竹内マネ放ったらかしのゴスペラーズ。」
マネージャー竹内「…。(泣) あのー…とりあえず先に進めていただけますか…。」
黒沢カオル「うるさいなぁ、わかったよ!・・・って事だから酒井、とりあえずリミッター外すね?」
酒井雄二「う〜ん・・・・・・(悩)・・・黒沢さん、やっぱりダメです!我々だけならまだしも、村上さんや北山さん、優くんがいる状況の今は危険すぎます!」
マネージャー竹内「何をゴチャゴチャ言ってんだ!!そっちがこないならこっちから行くぞ!!」
ト書き「固まっている5人(実質4人)に向かって攻撃する竹内。5人はなんとか避けるものの、その攻撃のせいで、部屋のあちこちに引き離されてしまった。」
酒井雄二「(あたりを見まわし)(まずい・・・・このままじゃ、確実に1人ずつ潰される。あいつの頭からすると、最初に狙われるのは・・・・・・北山さんと優くん!!)北山さん!!今すぐバリアを貼ってください!!」
北山陽一「は、はい!」
マネージャー竹内「そうはさせるかよ!」
ト書き「竹内は小物の悪霊を呼び出し、北山の持つ霊水晶を奪った。」
マネージャー竹内「ククク、これでお前は何も出来ないな。(霊水晶を破壊し、じりじりと北山に歩み寄る)」
北山陽一「・・・・・・・・・・(竹内にあわせて一歩ずつあとず去るが、壁に追い詰められてしまう)」
マネージャー竹内「(微笑)さぁ、どうやって殺してほしい?一思い?じわじわと?それとも、そこのガキと同じ呪いでもかけようか?・・・・・・・そうだ!お前には私の操り人形になってもらおう。そしてあいつ等を殺せ!(北山に手をかざし呪いをかけようとする)」
北山陽一「…(どうしよう…)…(十字架を握り締める)」
ト書き「北山の体から光が放たれる。」
マネージャー竹内「ぬっ!?……なっ…?」
村上てつや「こ、これは・・・・・・・」
黒沢カオル「聖なる光・・・・北山さん、霊水晶無しであんな強力な光を放ってる・・・・・・。」
酒井雄二「(今までは、霊水晶とあの十字架。2つそろってあれだけの光を放つ事が出来ていた。それを今は十字架だけで・・・・・・なんという上達の早さ。・・・いや、想いの強さなんでしょうね。)」
マネージャー竹内「チッ・・・・!!(北山から大きく距離を取る)」
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