-ゴスドラマ過去ログ:19001-19100-
黒沢カオル「へーーーすごいねーーー(他3名逃げようとしていたのに、この人は・・・って感じだった。あんまり危機感がないもよう。)」
北山陽一「・・・・・・一言声をかけてから切ってください。心臓に悪いですよ・・・・・・。」
村上てつや「すまん、すまん。」
安岡優「すごい行動力だね。「一人でやってやる」って言ってたのに。でも爆発しなくて良かったvv」
村上てつや「違うって、俺は1人でやるつもりだったのに、ト書きが勝手に・・・・・・」
ト書き「村上さん一人でやりましたよね?切るのを(笑)誰もあなたの周りにはいない状態でしますって台本には書いてませんよ(笑)しっかり読んでくださいね・・・・ぷぷぅ!(ト書きウケてます)」
村上てつや「ト書き、お前もナレみたいに飛ばされてーか!?(睨み付け)」
北山陽一「ふと思ったんですけど…もし、このまま警察が来たとして、この爆弾に気付きますよね?そうすると、今度は『誰が作ったか』を詮索されますよねぇ…酒井さんまっ先に疑われそう…指紋べたべた付いてるし。でも逃げないと怒られちゃいますよね「何でそんな危険な事を!」って。怒られるのと容疑者にされるのどっち良いですか?」
酒井雄二「・・・・・どっちも嫌だから、このまま爆弾もって逃げる。」
村上てつや「逃げんのかよ!」
酒井雄二「そりゃあここにいたって捕まるだけかもしれませんから」
村上てつや「はあー???」
酒井雄二「それなら村上さんは警察の方、はたまた先生方に、嫌ってほどお説教されたいですか?」
村上てつや「うぅっ・・・・・(開き直って)そんじゃ逃げるか??」
黒沢カオル「よぉ〜〜〜〜し、だっしゅつだぁ〜〜!!」
ナレーション「あさってのほうへ走って行くゴスペラーズ。」
黒沢カオル「うぅぅぅ・・・。もう・・走れ・・・ない・・・。」
村上てつや「こんなところでぶっ倒れるなよ!!(もっと先の方にいたけど戻ってきた)たく!!ほらおぶされ!(怒り気味)」
黒沢カオル「うぅ・・・(なんか恥ずかしいなぁ・・・)」
酒井雄二「(村上を見て)なんで安岡が背負ってあげないの?お前体力有り余ってんだろ?それとも背が低いから?」
安岡優「なんで俺がそんなことしなきゃいけないわけ?」
ゴスペラーズ「(安岡以外)安岡だから!!」
安岡優「意味わかんねぇ〜」
村上てつや「安岡…お前、どんな時にその有り余る力出すんだ?」
安岡優「アレするときやコレするとき。口で言うのは恥ずかしいのでご想像におまかせします。(爆弾だぞ!安岡優!!。それはマヨコーだけで十分だ!)」
北山陽一「さてと・・・ここら辺までくればとりあえず一安心・・・かな?」
村上てつや「そだな。よいしょっ(おぶってた黒沢をおろす)」
黒沢カオル「あわゎ…ありがとぅ〜(^^;)」
一般人(男)「<警察>そこの5人!!待ちなさい!!」
村上てつや「「待て!」と言われて待つような俺らじゃないよなぁ。さ、また走るぞ黒沢!」
黒沢カオル「また〜!俺もう無理だって。」
村上てつや「たくしょうがねーなーーー(またおぶるし)俺もあめーよなーーー(走り出す)」
酒井雄二「まっ捕まらない程度に頑張ってください」
北山陽一「はあ・・・はあ・・・(走りながら安岡に)安岡さんは・・・体力ありますね・・・はあ・・・」
安岡優「当たり前!!だてにいろんあ」
北山陽一「噛んでますよ……(笑いをこらえている)」
安岡優「北山くん?何か言ったかね?ん?(顔は笑っているが眼が笑っていない)」
ト書き「と、よそ見をしながら走っていたため、安岡が「うあぁぁ!!!」と言う声と共に転んでしまった。」
北山陽一「安岡って…こんな奴だったんですね(とうとう笑ってしまった。)…大丈夫ですか?手、貸しますけど?(そう言って手を安岡にさしのべる)」
安岡優「いい!自分で立てるから(頬を膨らませちょっとすねたような顔をしている)」
北山陽一「怒らないでくださいよ。・・・安岡早く!」
ト書き「そう言って、安岡と隠れる北山。」
一般人(男)「さあ、早く出てくるんだ!!(さっき安岡が転んだせいで直ぐそばまで追ってきていた)」
村上てつや「俺達は大丈夫そうだな・・・・・と、とりあえず助けに行ったら余計やばいことになるから、邪魔にならないところにいくぞ?(まだおぶったまま酒井も含め3人でどこかへ)」
一般人(男)「早く出てこいと言っているだろうが。」
安岡優「どうしよう・・・。オレだけなら振り切ることできるんだけど・・・。(北山を見る)」
ト書き「北山は安岡の言葉を聞いていないようだ。あちこち見回して何か計算している。」
安岡優「あの・・・北山・・・・・さん?」
北山陽一「あそこは・・・ああそうか!だから・・・・よし、いける!!安岡行きましょうか。脱出しますよ。」
安岡優「えっ?・・・う、うん。(そういえば北山さんって、理系では有名な人だったっけ・・・・。何を考えてたかは分からないけど、2人揃って脱出できる方法を見つけたんだな。)」
一般人(男)「(警官)こらー!!君達はここの学生だろ!?なんで逃げるんだ!?早く出てきなさい!!」
安岡優「うるさいなー(ちょっとキレ気味)・・・・それで北山さん、どうやってあの警官から逃げ切って、黒沢達3人と合流するの?」
北山陽一「このままの速度で……警官をまくのは難しいですから…体力的にも。もうちょっと先に行くと、美術科の方に入りますから、そこで警官を騙します」
ト書き「北山は安岡の手首を掴むと、そのまま廊下の角を曲がった。安岡が何とかバランスを立て直す間、壁から石膏製の手が1本突き出ている廊下を通り過ぎ、警官の目から一旦逃げる事に成功する。」
北山陽一「…ふう。やれやれ。」
安岡優「へぇ・・・こんな所があったんだ・・・。ま、今まで美術科には来る機会もなかったし・・・。」
北山陽一「僕だってそんなに来ませんよ。・・・・あとは警官がいなくなるのを待つだけですね。」
安岡優「確かにそうだけど、学校内くまなく探されそうな気がするよ。5人とも重要参考人として。」
北山陽一「う〜ん・・・・なんとか向こう3人と合流して外に逃げれたらいいんですけど・・・・・連絡手段がありませんからねぇ・・・。お互いここまで関わっちゃったんですから、ほおっておくわけにもいきませんし・・・・・。」
安岡優「黒沢となら連絡つくよ。・・・まだ経緯は話せてないけど、あいつとは知り合い?友達?・・・・とにかく前から接点あるから、携帯番号知ってるし。」
北山陽一「本当ですか?・・・よかった〜。これで、これからどうするか相談出来ます。・・・・携帯借りてもいいですか?番号だけ教えてくれてもいいんですけど?」
安岡優「いや、別に携帯使っていいよ。(携帯を北山に渡す)」
村上てつや「(酒井の下宿先に来た模様)んだよ、重いと思ったら寝てやがるこいつ!(怒)たく・・・・大物つうかなんつうか・・・・っておい、黒沢のポケットで携帯なってる、酒井取って。」
酒井雄二「え〜…っとはいはい。…『ヤス』?…この人、ヤ○ザと面識が…ある訳ないっスね。安岡と考えるのが妥当ですか…。 『はぁいもしもし。黒沢ただいまジャミラスと格闘中、代理の酒井ですがー?』」
北山陽一「あっ、酒井さんですか?安岡の携帯を借りてる北山です。今3人はどこにいるんですか?」
酒井雄二「一先ず、一番大学から近かった俺の下宿先…えーと、竹内さん所有の、洋館の201号室ですが。」
北山陽一「もう大学の外に出てたんですね。わかりました。僕達もそこに向かいますから、待っててください。」
安岡優「(携帯に耳くっつけて会話を聴いていた)…3人は外か…出るには、どうする?警察官に暴力振るっちゃったら、俺公務執行妨害でお縄だよ。」
北山陽一「大丈夫。…安岡は、ここ入った時変な感覚しなかった?ここは、遠近法が狂ってる区画の一歩手前。それに、壁には開かないドアとか非常口の精巧な落書きだってある。知らない人間は迷う要素一杯で、普通の建物なのに迷うのさ。…俺は非常口と階段の正確な場所を知ってる。向こうが迷ってる隙に、ここを出よう。」
酒井雄二「(携帯越しに聞いていた)北山さん、外はパトカーと警官でいっぱいですから、気を付けてくださいね。・・・・それじゃ、下宿先で待ってます。(そう言い残して携帯を切る)」
黒沢カオル「ムニャムニャ・・・・とあっつ!!(寝言;)」
村上てつや「本当に格闘してやがる・・・(汗)」
酒井雄二「起きてくださ〜い、黒沢さ〜ん(ちょっと荒く揺さぶる)」
黒沢カオル「むにゅ・・・・・うるさい・・・(すっげー不機嫌そうに酒井を殴る)」
ト書き「酒井無言で黒沢に関節技をきめる。」
黒沢カオル「ぬあ!?いてぇって(怒) なにするのさ!! 」
酒井雄二「うっ、いかん…全ての関節を決められてしまった…!!(黒沢に技を決められてしまう)」
村上てつや「だいっじょ〜ぶ♪(北山のまね)」
酒井雄二「だっ!あだっ!大丈夫じゃ無いっスよ!…あたた…ギブギブ。ロープロープ」
黒沢カオル「…まだ腕ひしぎしか仕掛けてないけど?……てか、何で俺酒井とプロレスやってんの?酒井実はエレキング?」
酒井雄二「・・・(汗)寝起きがいいのか悪いのか。すぐに切り返してきたよ。この方。」
村上てつや「それより酒井、北山と安岡はどこにいたんだ?」
酒井雄二「まだ大学内だったみたいです。聞こえてきた会話から察すると、美術科のトリック廊下の一歩手前ですね。遠近法が狂ってたり、ドアとかの絵が書いてあるあの・・・・。」
黒沢カオル「あ〜あそこ。俺、いまだにあそこ行ったら迷うんだよねぇ。北山とヤスは大丈夫かなぁ?」
酒井雄二「まぁ…構内から出るのは案外容易ですけどねぇ…、大学敷地内から外に出るのは…ちょっと難しいでしょう。 何処か抜け道メールしますか? ラーメン屋に行く裏口…は駄目か。あそこ先生方知ってるからなー…。」
村上てつや「そんな事しなくても、北山なら大丈夫だろ。頭いいし、大学内外の事たくさん知ってそうだし。」
黒沢カオル「・・・よく考えたらすごいメンバーだよね。工学科で有名な酒井に、理系で有名な北山、大学内じゃ危険人物とまで言われてるヤスに、天才的勝負運を持つ村上・・・・・・俺だけ何にもないなぁ。ちょっと寂しい・・・・。」
村上てつや「寝起きが1番悪い黒沢……あるんじゃないの?(クスクス笑う)」
酒井雄二「オレ的にはこの天然顔で寝てるとはいえ技がきめられる事自体もう人とはかけ離れてますね。」
黒沢カオル「(村上の言葉は無視?酒井の言葉で上機嫌になり、鼻歌を歌い出す)♪♪♪〜」
村上てつや「俺、無視された?(ま、聞かないほうがよかったかもね)」
ナレーション「その頃、大学内にいる北山と安岡は・・・・・・」
安岡優「北山がいないと俺ここから出れなかったな。(安&北 校舎外にいる)」
北山陽一「ふぅ〜・・・さてと、これからどうしましょうか?」
安岡優「何とかして敷地の外に出たいんだけど・・・・パトカー・警官、それに先生達まで俺達の事探してるからねぇ。迂闊に出ていけないよ。・・・・でも敷地を出ないと、黒沢達のいる下宿までは行けないし・・・・・・・」
北山陽一「そうですよね。う〜ん」
効果音「(安岡の携帯)鉄腕アトォ〜ム♪」
安岡優「あ、携帯なってる。誰かな?もっし〜安岡ですけど〜?」
北山陽一「(着メロがアトム…こいつ、アニメ好きなのか…?)」
村上てつや「もっし〜って何だよ。」
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