-ゴスドラマ過去ログ:19601-19700- |
安岡優「…いいや、指でふさぐ。北山、ちゃんと合図してからやれよ!こっちにも心の準備ってモンがあるんだからな!」 北山陽一「了解!じゃあ行きますよ〜!!」 効果音「しゅぽっ(ライターの音) (数秒後) バンバンバンバンっっ」 北山陽一「ほら、今のうちに出てください!!!」 村上てつや「黒沢モタモタするな行くぞ」 黒沢カオル「はい〜!!」 マネージャー竹内「うわっ!酒井さん!何ですか!?この音!」 酒井雄二「管理人さん!?俺にも判んないっスよ! 熊でも出てるんですかね!?何かヤバそうだから、俺ら避難する途中なんですっ!当分、熊が居なくなるまで、外泊しますんで…失礼しますっ!」 黒沢カオル「コケ、いたいよーーーーー」 村上てつや「おいおい・・・・。(首根っこを掴み、外に出た)」 酒井雄二「ふう、なんとか管理人さんをあざむいたぞ!」 北山陽一「熊ですか・・・ホントにだまされてるとしたら、相当間抜けな人ですね・・・。」 マネージャー竹内「熊・・・・どれくらいの大きさなんだろうなぁ〜。」 黒沢カオル「熊かぁ・・・・怖いよねぇ・・・ (違う場所で同じようなことを考える天然二人)」 村上てつや「黒沢・・お前な(脱力)・・・・・・」 黒沢カオル「nani」 効果音「ねこ)にゃぅ〜?(代弁)「なぁに?村上ぃ?」」 村上てつや「えっっ!?」 黒沢カオル「どしたの?」 安岡優「…ふぅ、この猫、どうにも某国の作った生体兵器…だったらそれなりに楽しいけど。まぁ、別に良いけどさー。」 北山陽一「その、某国の意図を知りたいですね。どうして、日本の、我々の所にその生体兵器があるのかって事を。…宇宙人って信じます?猫型宇宙人。いや、猫型他星生物と言いますか。」 黒沢カオル「にゃんこは俺の言葉代弁してくれただけだよねぇ〜(んちゅっ)」 効果音「(ねこ)にゃ〜☆」 黒沢カオル「かわいいよ☆」 安岡優「で、どうやって俺ん家まで来る?徒歩?それとも・・・」 黒沢カオル「くるまぁ〜?」 安岡優「そんじゃ、今から車」 北山陽一「車・・・って、誰の車ですか?」 安岡優「モチロン俺の♪だって、徒歩で通うのタルいしさ〜 あ、大丈夫だよ。学校からちょっと離れたパーキングに止めてあるから・・・って、ラッキー♪ココからの方が近いわ。」 北山陽一「(す・・すばらしい行動だな)」 黒沢カオル「車♪く・る・ま♪あれ・・・・ねえ、ヤスの車って5人も乗れたっけ??」 安岡優「あ〜!二人乗り(助手席は女性指定席)オープンカーだよ!」 村上てつや「俺、助手席キープ!」 安岡優「えっ?村上?車の助手席は女性限定って決めてるんだけど・・・って、それはさておき、どう頑張っても5人は無理かも。」 酒井雄二「じゃあどうしましょうかねえ。」 黒沢カオル「北山おまえ細いから、トランクに入るじゃ、んいいだろ?」 村上てつや「黒沢、俺の台詞だな・・・。しょうがねえな、後の3人はタクシー捕まえるか?」 北山陽一「あぁ、俺、トランクで決まったんだ…(小声)」 安岡優「ん?先生はトランク???」 酒井雄二「やれやれ・・・・・じゃ、俺と北山さん、村上さんはタクシーに乗って行くとしましょう。安岡さんには黒沢さんの事をお願いするとして・・・皆さん、それでいいですか?」 安岡優「ん〜〜センセがトランクなら、酒井と村上がタクシーでも歩きでもいいから来てよ。住所ここね?(名刺らしきものを渡す)えーっと、妥協して薫を助手席に乗せてあげる。本当は女の子だけなんだけどさ。」 北山陽一「大変残念ですが、俺も酒井さん達と一緒にタクシーで伺わせて頂きます。本当に残念ですが(にっこり)」 黒沢カオル「後で何かされるかもしれない(T−T)」 酒井雄二「まぁ、トランク…つーか、座席ではない所に乗った事がないから、安直に言えるんでしょうな。…俺、送迎付きのバイトやった事あるんですけど、普通の軽自動車で、4人しか乗れないのに無理矢理運転手含め6人乗りましたからね。それも後部の荷物スペースに座布団ですよ?」 村上てつや「タクシー組行くぞ」 ト書き「という事で、一旦二手に分かれて行動する事となった。こちらはタクシーで向かう村上、酒井、北山組・・・・・・」 北山陽一「…(良かった。本気でトランクなんかに乗せられてたらどうしようかと…)」 村上てつや「なぁに、ほっとした顔してんだよ。」 酒井雄二「大体の二人乗りの車って、折り畳み自転車を積めるか積めないかってーぐらい狭いのに、人間積もうなんて無理な話ですよ。ねぇ?北山さん?」 北山陽一「そうですね、殺す気なんですよ。」 村上てつや「あのさっ、今思いついたんだけどよぉ、オープンカーなら屋根はずして助手席の後ろに足入れてトランクの上に座ればよかったんじゃねぇの?」 酒井雄二「ふつーに考えて、それは警察につかまります。ただでさえ警官から逃げてるのに。」 村上てつや「なんだよぉ〜いい案だと思ったのにぃ〜」 北山陽一「ま、リーダーらしい考えだけどね。」 村上てつや「誰かオープンカーを持ってるヤツいねぇの?(試したいらしい)」 酒井雄二「行きましょうか、北山さん。」 村上てつや「って無視かよ。」 ト書き「一方、黒沢&安岡組は・・・?」 安岡優「・・・助手席似合うね。(黒沢をみる)」 黒沢カオル「似合うって、それは俺が女みたいだってこと?」 安岡優「うそうそ、冗談っ(笑)でも...」 黒沢カオル「でも?」 安岡優「今ハニーが横にいてくれたらどんなにうれしいことか、よりによって黒ポンなんて・・・ 」 黒沢カオル「だからぁっ!!その空白はなんなのぉっ!!(泣)」 安岡優「ちょっと悲しかったりもする。」 黒沢カオル「いいんだいいんだ・・・・どうせ俺なんて・・・・・・(いじいじ)」 安岡優「うそうそ、可愛い可愛い。(なでなで)」 村上てつや「お前らの早く来いよ、俺ら行くからな」 黒沢カオル「撫でるなっ!…?今、村上の声が聴こえたよーな…?」 安岡優「気のせいでしょ?今軽く70kはきってるんだよ。いくら村上でも、ついては来れないって♪・・・それとも・・・・まさかトランクに埋まってる?」 黒沢カオル「そんな訳ないでしょ!・・・ほら、ちゃんと真面目に進めるよっ!」 安岡優「はーいはい。村上達より遅れて到着する訳にはいかないから、警察に引っかからない程度に飛ばすよ〜」 ト書き「がごん、と脇道に入り、猛スピードで狭い路地を抜ける、安岡の車。…そんな荒っぽい運転に慣れていない黒沢は、急カーブを曲がる度に足に力が入る。」 黒沢カオル「事故るなよ、俺にもハニーがいるしな・・・」 安岡優「うそぉ〜。初めて聞いたよ?」 黒沢カオル「・・・・一応、現実にはいるんだからさ。ドラマだからって事故られるのはちょっと・・・・・。」 安岡優「にゃはは、大丈夫だって。あ、ほら。もうちょっとで住宅街に抜けるよ〜?(70km/hの速度でいきなり左折)」 黒沢カオル「どわ〜っ!神様!ゴメンなさいっ、許してくださ〜い!(なにを?)もうっ、俺もタクシーにするんだったぁ〜!!(切実)」 北山陽一「(タクシー組)ん?今、黒沢さんの叫び声が聞えたような?」 村上てつや「黒沢俺と一緒じゃないから寂しいんだよ、だから聞こえたんだな(うれしそう) 」 酒井雄二「あなたは・・・(ため息)ま、ほっときましょう。・・・あ、運転手さん、そこを右に曲がって下さい。」 北山陽一「気のせいですよね。」 村上てつや「そんなわけねーって・・・ん?(窓の外を見る)なあ、酒井・・・あのでかい家って安岡ん家か?」 北山陽一「住所的にはこのでかい家だな、二人遅いな」 安岡優「・・・・あ!遅いよ、みんな!なにしてんの?そこ裏口だよ?」 村上てつや「お前ん家でかすぎてわけわかんないよ!(キレ気味)」 安岡優「ぶぅ・・・」 酒井雄二「まあまあ村上さん、それは安岡さんの所為じゃありませんから・・・。」 ト書き「こんな時でも北山の携帯は鳴り響く」 安岡優「こんな状況の時は携帯切っとけよ!」 北山陽一「ごめん。ハニーからだった、何か具合悪いんだってさふぅ(ため息つく) 」 村上てつや「…なぁ。ハニ−はもうどうだって良いだろ。どーせ、そっちのハニ−ちゃんは、こっちの状況なんて知らねぇだろうしよー。 「こっちも大変なのよ」つったって「そっちと私どっちが大事なの!?」とかいきなり理不尽な二者択一迫られたり……すんの?お前ら。」 北山陽一「う〜ん…尋くような子と付き合った事無いです。尋く?って一回聴いた事があるんですが。「条件が不純だから、明確な答えなんて出せない」って言われました。」 安岡優「こういうトコ(住宅街の路地)でする会話じゃないって!早く家ン中入ろ!今開けるから!」 黒沢カオル「みんなお腹すかない?何か作ろうか?ヤス冷蔵庫勝手に見るよ 」 ト書き「今度は黒沢の携帯が鳴り響く(アンパンマンの着メロ) 」 黒沢カオル「あーーハニーだぁvvv」 村上てつや「ったくおまえもかよ、その着メロなんとかしろよ(いじけてる) 」 安岡優「黒ポン何作ってくれるの?お腹すいたよ〜」 酒井雄二「だ〜〜〜っ!!もうゴチャゴチャうるさいよ!!(くるっと振り返ってナレの方を向く)ナレ・・・・ノリだ。許せ!!バキッ!!☆(ナレは星になった。)」 |
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