-ゴスドラマ過去ログ:19801-19900-
村上てつや「そうだな・・・。・・・・・あーもう、こっから先、どうすりゃいいんだよ!」
黒沢カオル「(寝言)ハニーゆるして・・・」
ゴスペラーズ「黒沢以外)!?な、なにしたんだ、こいつ!?ま、まさか・・・・・・」
黒沢カオル「…それはただの誤解だよ…(寝言)」
ゴスペラーズ「黒沢以外)誤解らしいぞ?」
黒沢カオル「寝言)ご・・・ごかいだよぉ・・・・・食べてない・・・食べてないから・・・・・」
ト書き「必死で食べてない宣言を続ける黒沢。どうやらハニーが大事にとっておいたケーキの話のようだ・・・・」
ゴスペラーズ「(黒沢以外)・・・・(苦笑)」
酒井雄二「黒沢さんはほっといて話を進めましょう…。」
村上てつや「そうだな。・・・で、これからどうするんだ?結構危険だが、奴が入ってった怪しい地下のバーにでも潜入するか?」
北山陽一「虎穴に入らずんば虎児を獲ず、ですか…。」
村上てつや「ま、そういう事だな。さすがにみんなで行ったらヤバイだろうけど、1人か2人ならどうにかなるだろう。」
安岡優「はーいっ!俺そのバーに行ってみたいっ!」
ト書き「そう言って元気よく挙手する安岡。」
安岡優「いいじゃん。(←ト書きに向かって反論)」
北山陽一「安岡くんと僕がバーに行きましょうか。久し振りにダーツの練習を(と言ってダーツを投げるマネ)」
酒井雄二「それは別としましても・・・幸いにも顔が割れてないのは北山さんと安岡さんですからね。」
黒沢カオル「なら決定!・・・むにゃ・・・(寝言)」
ゴスペラーズ「黒沢以外)!!!!?」
村上てつや「ぼくもいきたいでしゅーーーーー」
北山陽一「僕と安岡がいきます。(すごい迫力)」
村上てつや「うんこぶりぶりぶ〜〜〜」
酒井雄二「はいはい。冗談はそれくらいにしてください、村上さん。(北山達を見て)行くなら黒沢が寝てる間に行かないと大変な事になりますよ。連れて行けって言いそうですしね。」
村上てつや「ぼくも行きたいでしゅーつうのは黒沢を代弁してあげただけよ?俺。」
北山陽一「そんな代弁は不要ですよ。短い時間ながら、黒沢サンの事は我々も理解しているつもりですから(笑)では・・・俺と安岡サンで店に潜入するとして、何を目的とすればいいでしょう?妹尾と接触する事?それとも奴とは直接関わらずに、情報収集だけをしますか?」
酒井雄二「情報収集だけしてきてください。」
ゴスペラーズ「(安・北)了解!!」
妹尾武「・・・。」
ナレーション「!!!」
ゴスペラーズ「ナレーション、邪魔しない!!」
ト書き「ナレーションは五人の手によりはるかかなたにとばされた。」
酒井雄二「(それじゃ続きを・・・・)安岡君、俺達はここにいても構いませんか?一応主であるあなたが留守になるので、了解は取らないと・・・・家政婦さん達にも怪しまれちゃうし・・・・。」
安岡優「そうだね。じゃあ酒井さんたちはここにいて。じゃあ、俺たち行って来るから。」
北山陽一「家政婦さん達には、ここを出る途中に言っておきますね。・・・それじゃ行ってきます。」
酒井雄二「ばれないように、気をつけてくださいね。」
安岡優「わかってるよ。」
村上てつや「無茶な事はするなよ。今は、お前等の行動全てが俺達にも繋がってくるんだからよ。・・・・・特に安岡(ボソ)」
安岡優「ん?なに?」
北山陽一「yoku」
酒井雄二「北山さん…(脱力)」
北山陽一「本っ当スミマセン・・・(恥)安岡サンの事は、俺が責任もってよく監視しておきます。キレさせないように・・・(小声)」
酒井雄二「ですね・・・・。彼が噂とは違って、理不尽な事でキレるような人じゃない事はわかりましたが、キレると危険な事には変わりませんから・・別の意味で警察沙汰になりかねません(汗)」
北山陽一「…身体をはって、止められるものなら止めます。…自信無いですけど。」
安岡優「だぁいじょーぶだって。必要な時しか、タガ外れないよーになってんだよ?俺は。」
北山陽一「き・聞いてたんですね(汗)まあ、その言葉を信じますよ。でも、これから行く場所は、例え妹尾本人がいないとしても敵地に乗り込むようなモノですからね・・・くれぐれもヘタな挑発とかには乗らないようにしてくださいね?」
安岡優「下手なやつの挑発って、大体そーぞーついてるから。一流の挑発って聴いた事ないのよ。大体三流。時たま二流って感じ? カスタネットみたいだもん。「タンタン・ウン・タンタンタン」みたいな。だから。挑発に乗るってよりゃがっかりするぐらいだよ、どうやったって。」
北山陽一「じゃあ。言葉を変えます。一流の挑発をぶつけられたとしても。嬉しくなってその挑発に乗らない様に心掛けて下さい。」
安岡優「はいはい。そんな挑発、一度は拝見したいけどね。」
酒井雄二「・・・そう言う北山さんも気を付けてくださいね。(ボソッと)さっきみたいな事になったら、それこそ大変な事ですし・・・・。」
北山陽一「何か言いましたか酒井さ〜ん?(にっこり)」
酒井雄二「い・・・いえ・・・・何も・・・・・・・・・(汗)」
北山陽一「(微笑)安心してください。僕は挑発にも乗らないし、そんなにキレませんから。・・・・まぁ、本当にキレたとしてもお店のビンを凶器にしたり、ダーツの矢を人に投げつけるぐらいで済みますよ。(めっちゃ笑顔)」
酒井雄二「・・・・・(北山さんの笑顔がコワイ)・・・。」
安岡優「(もしかして・・・北山さんって、怒らせたら俺以上に危険な人・・・・・?)」
黒沢カオル「ん?俺だって怒ると怖いんだぜ!(天然気味)」
安岡優「あっええっとぉ・・・いっいつ起きたの黒ポン?」
黒沢カオル「今だよ。(ニコ)」
村上てつや「お前って、本当に本能のままに生きてるんだな。ほれ、北山達は行ってこいって。くれぐれも死人はだすなよ〜」
黒沢カオル「僕もいくぅーーーーー」
村上てつや「北山に迷惑かけるなよ」
酒井雄二「こらこら黒沢さん。貴方はここで待機ですってば。……(行くと絶対喧嘩買いそうだしな…この人。) ナッティバーとかお菓子は好きですか?それとも、携帯ゲームとかしますか?俺の手作りのプログラムで、オセロとか落ちゲ−とか出来るんです。それか…漫画とか借りて読みますか?」
黒沢カオル「…俺っ…俺は!子供じゃねぇ!」
安岡優「黒沢。僕と北山さんが戻ってくる迄、ここで大人しくしててよ。 黒沢は確かに腕っぷし強いけど、ちゃんとした戦い方って判んないでしょ?常に相手が一対一で向ってくる訳じゃないし。万が一ヤバい事になったら、3人も守れないもん。僕と、北山と黒沢の安全は、確保出来そうにないから。ね?」
黒沢カオル「・・・・・・・・わかったよ。」
北山陽一「では、行って来ますね。」
村上てつや「気ぃつけてな。」
酒井雄二「黒沢さんいつまでもいじけてないでさゲームでもする?」
黒沢カオル「何のゲ―ム?(少しワクワク)」
村上てつや「トランプ」
黒沢カオル「よし!神経衰弱なら負けないぞ!」
村上てつや「俺は何でも勝たないと気がすまない性格なんだよ!ふっふっふ、受けて立つぜ。」
ト書き「年長3人がトランプで白熱している頃、バーへと向かった年少2人は・・・・・」
北山陽一「(バーの入口の前)安岡君、ここの地下ですか?妹尾が入ったっていうバーは。」
安岡優「うん。やっぱり普通の客を装っていくんだよねぇ?」
北山陽一「あの・・・普通の客じゃなかったら、どんな客なんですか?」
安岡優「いきなり殴りこみ。。。とかじゃないんだよねって事を聞きたかったの。」
北山陽一「さて、行きますよ。」
安岡優「おい、無視か。」
北山陽一「ぐだぐだ言ってないで行きますよ!(またもや無視)」
ト書き「少し、緊張した面持ちで地下への階段を下りていく2人。薄汚れた重く頑丈そうな鉄の扉の前で2人は無言のままもう一度目配せし、その扉に北山が手をかけた。」
効果音「ガチャッ」
安岡優「…先行くよ。」
北山陽一「・・・ああ。」
一般人(男)「(扉を開けると一人の男性が立っていた)いらっしゃいませ。」
安岡優「・・・・っ!(奧に妹尾がいた!)」
ト書き「やかましい位の音量で音楽がながれている、薄暗い部屋の一角。奥のビリヤード台の周りに集まっている数人の男子生徒の中に妹尾はいた。北山達の存在には、まだ気付いていないようだ。」
北山陽一「(小声で)このままじゃ怪しまれる。とりあえず座るよ。(すたすたと歩いていき、カウンターの席に座る)」
安岡優「(小声で)わかった。(すたすたと歩いていき、カウンターの席に座る」
一般人(女)「マスター>なんにしましょうか?(ニッコリ♪)」
北山陽一「(小声)安岡君、酔わない程度にお願いしますよ。・・・・僕はホワイトルシアンをください。」
安岡優「(小声)オッケー!・・・・・僕はジントニックをお願いします。」
村上てつや「わっ!!やっぱりついてきちったーーーー」
安岡優「うわっ!!も〜、びっくりさせないでよ!!」
村上てつや「顔割れてるんだから来ちゃだめじゃないですか!」
北山陽一「・・・ってそれ、僕のセリフですって!!そこに妹尾がいるんですから早く戻ってください!!」  (09/01 18:23) [proxy1.sappr1.hk.home.ne.jp 203.165.9.181]
村上てつや「んだよ・・・(ブツブツ)」  (09/01 18:35) [p4150-ip03sapodoori.hokkaido.ocn.ne.jp 61.207.111.150]
ト書き「ブツブツ文句を言いながら、安岡の家に戻る村上。北山と安岡は、なんとか騒ぎを悟られずにすみほっと胸を撫で下ろす。・・・とそこに、マスターがお酒を渡してきた。」
一般人(女)「(マスター)お待ちどうさま。ホワイトルシアンにジントニックね。(北山と安岡の前にお酒を置く)」
北山陽一「ありがとうございます。・・・・・なかなか、お洒落な店ですね。ここは『クラブ』ですか?だとしたら、大抵のお客さんは常連ですか。」
ナレーション「あたいもホワイトルシアンちょーだーい」
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