-ゴスドラマ過去ログ:20501-20600-
安岡優「いじめ?・・・・もうちょっとで死ぬとこだったんだぞ!?それがいじめだと!?殺人未遂にしか考えらんないだろ!?・・・それでもまだいじめだって言うんならいじめだって立派な犯罪だってことを知っといてもらわなくっちゃなあ!!」
黒沢カオル「ヤス、こんな奴とこれ以上話したって無駄だよ。このまま平見と一緒に警察突き出そう。北山の状態と刺したナイフを見せれば警察だってこいつ等罰してくれるんじゃない。」
安岡優「・・・黒沢、ちょっと後ろに下がっててくれる?」
黒沢カオル「何する気・・・?」
安岡優「(にっこり笑って)実力行使するだけだから。それに、これでも銃の扱いは上手いんだ。アメリカで親父に習ったし。大丈夫、妹尾は殺さないよ。立派な証人だから。」
黒沢カオル「・・・。」
ト書き「安岡は引き金を引いた。銃弾は妹尾の横を通り、地面に弾痕が出来た。」
妹尾武「・・・・・っ!!」
安岡優「今度はその頭をブチ抜くよ?」
妹尾武「(安岡が本気だと悟り)や、やめろ!俺はまだ死にたくない!」
安岡優「そう?じゃあ自首してよ。(顔は笑っているが、目は笑っていない)」
妹尾武「くっ・・・。でも、俺だけの判断では・・・。」
安岡優「いい加減にしろ!!!(天井に向かって一発)」
妹尾武「ぁっ・・・・・・・・・・・ぅ・・・・・・」
安岡優「わかってるんだろう?もう逃げられないって。」
ナレーション「・・・とその時…。」
ト書き「村上と平見の戦い(花札)がようやく終わったようだ。」
村上てつや「はい、また俺の勝ち。ほんとお前よえ〜な〜。」
平見文生「くっそ〜、も・もう一回勝負だ!!」
村上てつや「もうダメ〜!お前、いい加減諦めて自首しろ。北山にやったアレは間違いなく殺人未遂の域に入るぞ。」
平見文生「う・・・・・・」
村上てつや「どうする?自首したほうがお前のためだと思うんだが。」
平見文生「本当にそうしたほうがいいのだろうか・・・・・。」
村上てつや「他に手があると思うか?お前のためになる。」
平見文生「・・・・・自首はもう一回勝負してからにしてくれ!」
村上てつや「望むところだぜ!」
ト書き「淡々と花札を続ける。」
黒沢カオル「ねえねえナレさん。俺何もすることがないんだけど・・・。」
ナレーション「そうでしたねぇ。じゃあ酒井さんと一緒に北山さんを見ててあげてください。」
黒沢カオル「うん、わかった!酒井〜、俺も一緒に北山を見ててもいい?」
酒井雄二「おわっ!!黒沢さんいつここ(病院)に来たのですかっ?!」
黒沢カオル「いやー、ト書きに飛ばされちゃって。」
ト書き「なんですと?!ワタクシではなく、ナレさんでしょう黒沢さん?」
酒井雄二「びっくりしたなぁ〜もう〜!」
黒沢カオル「ああそうだった。ナレに飛ばされたんだった。ごめんね。」
ト書き「いえいえ、わかっていただければ。では続けてください。」
黒沢カオル「北山の様子は?」
酒井雄二「・・・相変わらずです。あれだけ・・・血を流しましたからね。」
黒沢カオル「助かるといいね。」
ナレーション「その頃安岡は…。」
安岡優「ったく!手強いな妹尾・・・!」
妹尾武「安岡にだけは負けたくないんだっ!!」
安岡優「もうやめようよ!」
妹尾武「へ??(動きが止まる)」
安岡優「だから!もうやめたいんだ!」
妹尾武「な・・なんなんだよ、いきなり?お前・・・黒沢が止めに入った時だって、やる気だったじゃねえか!それを今更何言ってんだよっ!」
安岡優「うるさい!止めると言ったら止めるんだよ!」
妹尾武「勝手に決めるな!!」
安岡優「そんな事言うならさっさとお前が自首しろ!!・・・とりあえず北山は大丈夫だって酒井から聞いたけど、元はと言えばお前等が大学で爆弾騒ぎなんて起こすからいけないんだぞ!!」
妹尾武「えぇぇぇぇ、だってぇ〜(急にイジイジしはじめる)」
安岡優「いい加減にしろ!!俺達に濡れ衣着せるは北山に怪我させてヤバイ状態にするは・・・もう俺はブチ切れなんだよ!!(妹尾から奪った銃を撃たんばかりの勢いで怒鳴る)」
妹尾武「…(安岡の剣幕に怯む)。」
黒沢カオル「ヤス、落ち着いて!」
安岡優「えっ黒沢!?もう病院から帰ってきたの!?」
黒沢カオル「うん、やっぱり心配で」
安岡優「(妹尾に拳銃を向けたまま)俺なら大丈夫だから。無いとは思うけど黒沢を巻き添えにしたくないし、北山が目が覚めたらケータイで知らせて欲しいんだ。…だから、病院戻って?」
黒沢カオル「わかった。」
安岡優「ふう・・・。」
ナレーション「・・・っていうか北山さんって1度目が覚めて、今は眠ってる状態なんだけどなぁ。(ボソッ)」
北山陽一「ナレうるさいーーーーーーーーー」
安岡優「だめだよでてきたら。それ僕のセリフだよ」
北山陽一「スイマセン〜・・ZZZzzzz」
ト書き「続けてください。」
安岡優「もちろん、自首する気はあるんだろうな!!」
効果音「トゥルルル〜 トゥルルル〜 (電話の音)」
安岡優「はい。あっ酒井さん?」
酒井雄二「あの〜そちらに黒沢さんが行ってませんか?先程までコチラ(病院)にいたのですが・・・。」
安岡優「あ、さっき来てたけど、もう行ったよ!」
酒井雄二「ありがとうございます!あの・・・そちらの様子はどうですか?ケガ人が出るようなことは止めてくださいね。」
安岡優「分かったよ☆多分ね・・・んじゃ!!」
ト書き「そう言って電話を切り、携帯をしまうと、再び妹尾の方を見た。」
安岡優「もう一度言うが、自首する気はあるんだろうな?」
妹尾武「ふんっ!ありえねー」
安岡優「んだとぉ!?自首しろ!!」
妹尾武「自首するくらいなら・・・俺は死ぬ!!」
安岡優「別にそれでもいいよ(あっさり)。・・・でも、どうせ自殺するならちゃんと俺達の身の潔白を遺書にでも書いてから死んでね。」
妹尾武「ふん・・・そんなこと、すると思うか?逆に俺が自殺したのはお前らのせいだってことにしてやるよ。」
安岡優「…何で?友達でもないし、まぁ平見がなんて警察に証言するか判んないけど。全っ然面識が無いはずの僕らが関与してるって、どうやって証明するの?」
ト書き「簡単だよ。と言った後、なにやら、口の中でモゴモゴして、黒い物体を安岡に見せる。が、すぐに飲み込む。」
安岡優「なんだよ、それ・・・・・。」
妹尾武「なんだと思う?(ニヤリ)」
安岡優「おっ、お前、まさかそれ・・・・」
村上てつや「黒沢!!(絶叫/泣きながら爆走していった!!)」
黒沢カオル「なっ、何だよ!?」
村上てつや「なんだよ!?って・・・・おま・・どこいたんだよ・・・・・・」
ナレーション「黒沢さん今病院にいるんじゃ・・・・・・・・・」
黒沢カオル「そうだよ。俺、今病院にいるんだよ。」
ナレーション「リーダー取り乱しております。」
村上てつや「安岡ぁっ!!」
安岡優「なに?俺一応決闘の真っ最中なんだけど」
妹尾武「ねぇ・・・俺のことは無視?(涙)」
佐々木真里「あんた達っ!!台本無視してなにやってるのよ〜っ!(久々、真里さんの強力パンチが5人&妹尾さんに炸裂・・・汗)」
ゴスペラーズ「+妹尾)すみません。」
ナレーション「・・・あの真里さん・・・北山さんはケガをしていて、今は病院で寝ている状況なんですけど・・・。パンチして大丈夫なんでしょうか(汗)」
村上てつや「それにふざけてるのは俺と黒沢だけ。平見以外は皆とばっちりで殴られてるしよ(苦笑)」
黒沢カオル「村上、僕はふざけてないよ!ついはずみで謝ったけど、僕はト書きさんに遊ばれ(飛ばされ)ただけだよ!殴るならト書きさんも殴ってもらわないと割に合わないよ!!」
ト書き「黒沢さん・・・”ト書きさんに遊ばれ”ってどういうことですかっ?!それとも・・・ワタクシと一緒に遊びたいのですかな(ニヤリ☆)」
北山陽一「そうだよ〜、真里サン。俺なんか、無意味なくらい流血させられつつ頑張ってるってのに・・・(涙)でも、この先の話はどう進めるつもりだよ。俺の流血を無駄にしないでくれ。」
ナレーション「ナレーション権限!!みなさ〜ん台本のチェックをして下さいね!(私の)酒井さんもですよ!それでは妹尾さんが黒い物体を飲み込んだシーンからスタート!!」
平見文生「妹尾・・・?(花札を投げ捨て、妹尾に駆け寄る)おい・・お前、何を飲み込んだんだ?!」
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