-ゴスドラマ過去ログ:21401-21500- |
安岡優「薫、お父さんは?」 黒沢カオル「ん・・・たぶん、トイレ。」 安岡優「まったくも〜、あの人は!トイレ長いんだから早くして欲しいわ!!」 黒沢カオル「いい加減、てっちゃん起こさないでいいの?」 安岡優「・・・・薫しか起こせる人はいないの。」 黒沢カオル「えー?嫌だよぅ。起こしに行ったらすごまれるもん。」 安岡優「そんな事言わないで行ってきて。」 黒沢カオル「う〜〜……あう。」 ト書き「しぶしぶてつやの部屋に行く薫。」 黒沢カオル「てつや早く起きなって。遅刻するよ!」 村上てつや「あ〜ん?うっせーんだよ、朝っぱらから。(超不機嫌)」 ト書き「薫を布団の中にひっぱりこんで、首絞め」 黒沢カオル「くっ・・・苦しいよ、てつ・・・・・・やめて・・・!!だ・・・誰か・・・・・・」 北山陽一「てつや!いい加減にしろ!!(部屋に入ってくるなり村上の頭を参考書でバコッ!)・・・薫、俺はもうご飯食べたから、ここは俺が何とかするよ。早くご飯食べといで。このままじゃお前まで遅刻しちゃう。」 村上てつや「(ヤバイ・・・・・・切れる?! 汗)」 北山陽一「無言で村上をにらみつける」 黒沢カオル「ありがとう、陽一兄!じゃ、俺はこれで〜。」 村上てつや「ああっ・・・待てよ、薫!俺も起きるって・・!」 北山陽一「てつやちょっと待て!やっと起きたようだね。(ニッコリ)」 村上てつや「(こ、恐い・・・・)陽一兄、明日からはちゃんと起きるから勘弁して〜。(マジ頼み)」 北山陽一「俺はお前からその言葉を何回聞いたと思う?てつや。(イライラした様子で先ほど村上を叩いた参考書をトントン鳴らしながら、にっこり微笑んで尋ねる)」 村上てつや「(だ、誰か助けてくれ〜!)」 安岡優「(ホント懲りないわね〜、てつやは。)陽一、もう起きたんだからそれぐらいにしといてあげなさい。てつや、早くご飯食べて。」 北山陽一「はいはい。(毎日×2同じ展開。てつやもいい加減、嫌にならないのかな?)・・・・・・・あっ、そろそろ行かないと。(部屋を出て)薫、俺行くからね。」 黒沢カオル「はぁ〜い。てつはやくぅ〜!(電車は一緒に乗る)」 村上てつや「けっ…今日の授業だるいんだよな…さぼっちゃおうかな…」 酒井雄二「(後ろからいきなり村上の頭をパチーン!)サボらせるために大学行かせてるんじゃないんだ!!授業は真面目に出ろっ!それが嫌なら今すぐ働けっ!!」 村上てつや「おっ親父!?」 安岡優「やっとトイレから出てきたのね、あなた・・・。」 酒井雄二「って母さん、そんな事言わなくてもいいだろ。・・・それより、てつや。ちゃんと授業は出るんだぞ。サボったら、陽一に説教してもらうからな。」 村上てつや「はいはい、わかりましたよ〜。ほら、薫!行くぞ!」 黒沢カオル「あっ、まってよーーーー」 安岡優「いってらっしゃ〜い☆」 酒井雄二「がんばってこいよぉ〜〜!!」 村上てつや「あ〜あぁ、だりぃなぁ・・・。」 黒沢カオル「もうっ!そういうこと言わないの!!」 酒井雄二「ちょっと待てぇい!!いってきますの「ちゅぅ」は!?武士の心が足りんっ!!」 ゴスペラーズ「(酒井以外)・・・(「ちゅぅ」と武士の心は関係ないんじゃ…)」 安岡優「早く行きなさい、遅刻するわよ?」 黒沢カオル「はいはい!・・。あ〜もう!てつがダラダラしてるから陽一兄が先行っちゃったじゃない!!(と言いながら家を出る)」 安岡優「いってらっしゃ〜い☆ ・・・ほら!あんたも早く行きなさい!」 酒井雄二「もう少しシャキッ!と」 安岡優「今日は何か会議があるんでしょ?急がなくていいの?」 酒井雄二「むむっ・・そうだった!こんな事をしてる場合ではなーい!母さんは、さすがは我輩の妻をやっているだけの事はあるな!・・・んじゃ、いってらっしゃいの「ちゅv」」 安岡優「そんなことをやってる時間があるなら、急ぎなさい!」 ナレーション「安岡の態度に、少し不満を抱きつつもワタワタと出勤していく旦那を笑顔で送り出す安岡。」 酒井雄二「(場面変わって:通勤路)ぁぁ〜、今日もよい天気だ。こんなときは歌を歌いたくなるなっ」 北山陽一「♪靴をは〜いたまま〜♪お!雄二さんではないですか〜!こんないい天気には『靴は履いたまま』、歌いたくなりません?」 酒井雄二「(びっくぅぅ!!)よ・・・よういち・・・・・が、学校は?」 北山陽一「今日取ってるのが午後からだから、少しのんびりと・・・。せっかくだから、父さんの仕事場にでも行ってからにしようかな〜って思ってさ。」 酒井雄二「お前はほんと、俺の仕事場が好きだな。ヒマ見つけては顔出すだろ?」 北山陽一「そうだね。・・・だって、父さんの仕事現場楽しいんだもん。僕がコンピュータ関係の大学に入ってるのだって父さんの影響だし。将来は、父さんがやってるような仕事に就きたいって思ってるんだから。」 酒井雄二「よ、陽一っ!!(感動で目頭が熱くなった)」 北山陽一「ど、どうしたの?(分かってない様子)」 酒井雄二「と、父さんはお前のような息子を持って本当に幸せだっ!!お前のおかげで、今日も一日良い日になりそうだ!」 北山陽一「ああ・・・そう??喜んでくれるなら、それは何よりだけど・・・・?(まだ、よく飲み込んでない様子) さあ、早く出社しないと・・(腕時計を指差し)時間ヤバイんじゃないの?」 酒井雄二「おわっ!そうだった!父さんは先を急ぐから、陽一は父さんの仕事場でゆっくりしていくといいよ。」 北山陽一「わかった。遅れないようにね。」 ト書き「といって、駆け足で会社に向かう酒井。」 北山陽一「・・・・お父さんの会社、MACのみでWINがないのがネックだな。(ぶつぶつ独り言)」 村上てつや「(場面変わって、村上・黒沢通勤時)・・・・・あ〜あ・・眠みぃ・・・・昨日寝たの3時だしな〜 (道端で大きな欠伸をかます)」 黒沢カオル「3時?テツは、ただでさえ朝に弱いくせに・・そんな時間まで何してたのさ?」 村上てつや「ぇ!?ちょ、ちょっとな。お前は知らなくてもいいんだよ〜。(かなりあせり)」 黒沢カオル「なに動揺してるの?・・・・テツ、さては俺に隠し事してるんでしょ?テツとは双子と言えど、俺の方が5分お兄さんなんだからね。白状しなさいっ」 村上てつや「…白状することなんかねーよ。いいかげんひっつきべったりすんの止めねぇ?」 黒沢カオル「テツ?どうしてそんな事言い出すの?俺達は兄弟じゃん・・・・・・・・・・・・・・ひょっとして反抗期?(天然)」 村上てつや「おまえ、ばっかじゃねーの?秘密の一つや二つくらいで。昨日の夜はな〜・・・・・○○で××してたんだよ!」 ナレーション「なんて事はない、これが2人にとっては普段通りの会話なんです。そんなこんなで電車に乗ろうと改札を抜けた2人。」 平見文生「薫、てつ!おはよう〜!」 村上てつや「おお・・平見だ。おっす、久しぶりだな!高校卒業以来か?あ、薫は同じ大学だっけ?」 黒沢カオル「・・・・・・・・(何かを考えている。)・・・・あ。そうかも。」 平見文生「・・ひでぇや、薫。そういう冷たい事を言うと、お前の秘密をてつやにバラすぞ・・・」 村上てつや「というかカオルに秘密はあるのか?まぁ、いいや。ばらしてやれ、」 黒沢カオル「え・・・・それは、困るっぽい・・・・・」 村上てつや「困るって事は、それなりに心あたりはあるんだな?なんだよ、白状してみろって(←楽しんでます)」 黒沢カオル「(焦焦)でっでもてつだってあるんでしょ?てつが言ったら言うよ・・・・。」 村上てつや「嫌だよ〜ん。それにお前が言わなくても平見に聞けばいいんだし♪(完全にからかってます)」 黒沢カオル「あーあー!平見、絶対てつには言っちゃダメだよ!!絶対ダメだからね!!」 平見文生「言い出しといてなんだけど、・・・・お前にそこまで必死になるくらいの秘密ってあるの?俺の言った「秘密」ってのはネタ程度のもんなんだが」 黒沢カオル「・・・・・・・・・・(何かを考えている)・・・・わかんないけどぉ。(考え付くことはないらしい)」 安岡優「海坊とか?」 村上てつや「何で母さんがいるんだ??」 ナレーション「安岡さん!ちゃんと出番まで待ってって下さいよ!私の酒井さんだっておとなしく待ってるのに!」 安岡優「あ、めんごめんご(^^;)」 村上てつや「(話を進めるか、、、)俺今日はあっちの学舎だから乗り換えるわ!平見、こいつよろしくな!」 平見文生「おう!まかしとけっ!さあ、薫行こうぜ〜」 黒沢カオル「俺の秘密ってなんだろう・・・・・(まだ考えてます)」 平見文生「深くは考えるなよ、な!(そういいながら頭をポンポンと叩いた)」 黒沢カオル「もしかして・・・前に学食で食べた、Aセットのほうれん草のソテーをを残した事かなあ・・?でも、あれはあまりに味付けが濃くてほうれん草の旨味を消してる感じで納得いかなかったからなんだよ?めったな事じゃ、食べ物を残したりなんてしないんだから(独り言?)」 平見文生「・・・・・・(どうやら言おうとしていた事と違ったらしくてあいた口がふさがらない)」 黒沢カオル「ん?平見、どうかした?」 北山陽一「ぴ炉利ローーーーーーーピロリローーーーーーー」 ト書き「薫は無視して通り過ぎた。」 平見文生「薫〜、またカレー作ってくれよ。薫のカレーを食べたら、よそのは食べられないからさ。」 黒沢カオル「本当?!嬉しいなあ♪今度休みの日にでも作ったら、タッパーにつめて持ってくるよv」 平見文生「ありがとう!そういや・・・・最近お前の家に行ってないないよなぁ・・・・・。」 黒沢カオル「そうだね。んじゃ、今週末にでも来る?」 平見文生「いいのか!?いくいく!!」 黒沢カオル「久しぶりだし、母さんも喜ぶよ。テツなんか、最近反抗期らしくって・・秘密なんかつくってるみたいで、会話したがらないんだよね〜。平見からもなんか言ってやってよ。・・そっか、その時にカレー作ろうかなあ・・・・カレーはウチの家族も好きだし、うん!そうしよう」 平見文生「は、反抗期・・・?(ただ薫のことからかってるだけじゃ・・・)」 |
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