-ゴスドラマ過去ログ:21801-21900- |
妹尾武「いや、いいんじゃないかな…?」 村上てつや「顔に「なんだコイツら?」って書いてありますよ、妹尾さん。」 妹尾武「ははははは(乾いた笑い)・・・。てつや君、あのラブラブ夫婦にお店に着いたって伝えてくれない?あの間に割って入るのはちょっと・・・。」 酒井雄二「じゃ、俺は(本当に)仕事してくるから。・・・・・薫・・じゃなくて、てつや。ちょっと来なさい。」 村上てつや「あ?俺かよ?しかも薫と呼び間違えてるし。」 酒井雄二「(端っこに連れて行き・・) 間違えた訳ではない。本来なら、兄である薫に頼むべきなのだが・・・アイツは人を疑う事を知らない奴だからな。そこが長所でもあるんだが・・。だから、てつや・・家族の幸せはお前の肩にかかっているんだ!」 村上てつや「つまり・・・母さんと妹尾さんを見張ってろってことかよ?」 酒井雄二「む・・(ずばりと言い切られて、ちょっと焦る父) いや、彼にも婚約者がいるんだ。何かあるはずは・・あるはずがないっ。ただ・・・彼も男だ。ましてや優はあんなにかわいいんだっ!彼が心変わりしたとしても、ちっっっともおかしくはない!!(言い切り)」 村上てつや「全然かわいくないと思うけど・・・・(ボソッ)」 効果音「ゴツンッ!!!(グーで頭を殴る)」 村上てつや「っっっってぇ〜!!!!何すんだよ、親父っ!!!」 酒井雄二「(意味ありげに微笑む)」 村上てつや「・・なんだよ?・・・」 酒井雄二「母さんの悪口を言う奴は、たとえ実の息子でも許さんからな。」 村上てつや「だからって殴るなよ!てか、どこが可愛いんだよ!?」 酒井雄二「てつやには言えないあ〜んなとこやこ〜んなとこ(テレテレ)・・・・って言わすんじゃない!!」 村上てつや「(すっげー引いてる)ばっかじゃねーの?」 黒沢カオル「ねぇ、母さん。あそこでテツと父さんが喧嘩してるよ?」 安岡優「あら、ホント。薫止めてきて。」 酒井雄二「(1回咳払いをして)とにかく、しっかりやるんだぞ?」 黒沢カオル「(酒井の背後から)父さん、なんでテツとケンカしてるの?」 酒井雄二「いやあ、たいしたことないよ。がんばってな。薫、てつや(にこ)」 黒沢カオル「前からやってみたかったことだから頑張よっ!」 効果音「バタッ」 村上てつや「ん?」 安岡優「やだっ、薫?!いきなり「しりもち」なんかついてどうしたの?!・・・・・まさか、てつや?薫に暴力をふるった訳じゃないわよねっ?」 村上てつや「なにもしてねーよ!」 酒井雄二「母さん、薫はいつもこうじゃなか。何もないところで転ぶ・・・(私達はこんなに鈍臭くないぞ。誰に似たんだ?:汗)」 黒沢カオル「父さん、ヒドイ・・・・(泣) ちゃんと(?!)石につまずいたんだからね。」 酒井雄二「そ、そうかそうか!(汗)よーちよちよち(薫の頭をナデナデ)でもなぁ薫、そんな簡単に石なんかにつまづいちゃあイカンぞ?もう大学生なんだからな(まだナデナデ)・・・さ〜てそろそろ・・」 黒沢カオル「もぉ!そんなに子供扱いしないでよぉ!」 酒井雄二「なっ!何を言う!薫はな、将来ある大学生なんだぞ!だから心配してるんじゃないか!!」 村上てつや「親父・・何言ってんだか、わかんねーよ・・・・(呆)ココは「俺に」任せて、そろそろ仕事に戻れば?(邪魔だし・・)」 酒井雄二「それもそうだな。てつや、お前邪魔だと思っただろ?」 黒沢カオル「えっ?!父さん・・テツの心が読めるの?!・・・・そういや、昔から思い当たる事がある・・・。(それは親だからです)」 酒井雄二「さ〜てホントにそろそろ仕事に戻るとするか。。それじゃ行ってくるよ、母さん♪(←優の「いってらっしゃい♪投げチュ〜」を待っている人」)」 安岡優「はーい。がんばってねー(おざなり)」 村上てつや「早く行けよ、親父。」 黒沢カオル「そんなに早く行ってほしいの??」 村上てつや「さっきから(二人が)アツクってよぉ〜!」 黒沢カオル「熱いの!?熱測ろうか?(やっぱり分かってません)」 村上てつや「・・・もういいっ!さっさと仕事やろうぜ!」 黒沢カオル「えいえいおーー」 酒井雄二「どうせみんな俺のことはどうでもいいんだ・・・・」 村上てつや「とーぜん。」 酒井雄二「やっぱり、陽一が長男でよかった・・・。」 安岡優「あなた、私もいるわよvvvv お仕事頑張ってきてね♪」 ト書き「優に抱きつこうとしたが、見事にかわされた雄二。」 酒井雄二「お〜ま〜え〜らぁぁぁ〜!!!(怒)」 北山陽一「どうかな?(通学路なので様子をみにきた)←実はかなり心配している」 安岡優「(雄二パパをなだめるように)あなた、今夜はあなたの好きなきのこ鍋にするから、早く帰ってきてね☆」 酒井雄二「わかった!!早く帰ってくるよ!!(と言って走って行ってしまった。)」 効果音「どかっ!(雄二パパと北山がぶつかった!)」 北山陽一「いたたたたっっ!え、父さん!?なんでこんな所にいるの?」 酒井雄二「お、お前こそ!さては弟たちが心配で見に来たのかぁ?心配性だなぁ陽一は。」 北山陽一「まあ、俺がココへ来た理由は大体合ってますが・・・・そう言う、父さんはなんでココに?(とは言いつつも、20年間の付き合い・・酒井の行動に、うすうす感づいてはいる北山)」 酒井雄二「聞いてくれるか?我が息子よ!」 北山陽一「・・・・・・・聞くけど・・・父さん、時間いいの?」 酒井雄二「おおっと!そうだった!父さんは早く仕事に戻らなければ!!ではこのことはまた後でな!(仕事に戻る)」 北山陽一「父さん、母さんと妹尾さんのこと相当気になってるんだな・・・ふぅ・・・お!(ようやく壁のペンキを塗り始めた薫とてつやを見て)二人ともちゃんとやってるみたいだな」 ナレーション「北山は「頑張って」と心の中で思いながら、大学へと急いだ。」 安岡優「じゃ・・お店も見れたし、あたしは帰るね(夕飯の準備しなくちゃだし)たけ兄、薫とてつやをよろしく。新しいお店で、心機一転!彼女の為にも頑張ってね☆」 村上てつや「んじゃーねーー!!」 安岡優「・・・・微妙にむかつのはどうしてかしらね?」 ナレーション「優ママはてつやに疑問を持ちながらその場を離れ、今夜のきのこ鍋の材料を買いにスーパーへ。」 村上てつや「やれやれ!うっとーしーのが行ってくれたぜ!さーってと、うんじゃぁ薫、後は任せた!」 黒沢カオル「・・・は?・・・何を言ってるのさ?」 村上てつや「ここまで手伝ったんだからもういいだろ!?後は薫の料理だけじゃん。じゃーなー!(と立ち去ろうとする)」 黒沢カオル「そんな事するなら、陽一兄に電話しちゃおうっと。えーっと、陽一兄の電話番号は・・・・・・・(携帯を取り出す)」 村上てつや「んなことさせねーっつーの!(携帯とひったくる)ダメな弟の代わりに頑張るのがおにーちゃんでしょ?!じゃね♪」 ト書き「てつやが向かった先はなんと陽一兄の所だった。」 北山陽一「・・・今悪寒が走った。やだなぁ。こういう時絶対何か起こるんだよ。」 ナレーション「北山はただいま、大学で講義を受けてる真っ最中。イヤな予感を感じたので、「何事もなければ・・・・」と思いつつ、講義を聞いている。」 効果音「プルルル(電源を切り忘れた北山の携帯の着信音)」 北山陽一「やばっ!電源切り忘れてた。・・・・(画面を見る)・・・薫の携帯からだ。・・・ゴメン、薫。今は出られないんだ。(そう呟き携帯の電源を切る)」 村上てつや「あっ!・・・陽一兄、電話にも出ないで携帯の電源切りやがった。(北山の大学に向かいながら、先ほど黒沢からひったくった携帯で電話をかけていた村上)」 ト書き「そして講義終了後、北山は教室の外に出て薫の携帯に電話をした。」 北山陽一「もしもし、薫?どうしたんだよ。なんか用か?」 村上てつや「陽一兄!電話にも出ねぇで電源切るっつーのはどういう事なんだよ!?」 北山陽一「あれ!?てつやなの?薫からだとばっかり思ってた。あ〜さっきはごめん。講義受けてる最中だったから出られなかったんだ。急用だったの?て言うか、もう妹尾さんとこの手伝いは終わったの?」 村上てつや「終わったぜ?」 北山陽一「本当に?」 村上てつや「な、何で疑うんだよ?(と言いつつも、実際は黒沢に任せてきたようなものなので、内心はドキドキ)」 北山陽一「(やっぱりサボったな・・・)・・・・まぁ、いいや。で、何の用?」 村上てつや「陽一兄、母さんと妹尾さんって幼馴染だけだよな?親父が見張れってうるせぇ〜んだよ。」 北山陽一「いいじゃないか。ちゃんと見張っとけよ!後で父さんうるさいんだから・・・。」 村上てつや「はいはい、わかりましたよ。じゃあな。」 北山陽一「あ。・・・あ〜あ行っちゃった」 ト書き「陽一も気になっていて少し調べていたのであった。」 ナレーション「その頃、夕飯のきのこ鍋の材料を買う為にスーパーへ行っている優ママは・・・」 安岡優「傘をあげるぅ〜♪(←鼻歌) しいたけでしょ、まいたけでしょ、エリンギでしょ、松茸も買っちゃおうかしら〜〜♪」 ナレーション「安岡さん、太っ腹ですね〜!松茸いいなぁ・・・。(ぼそっ)」 安岡優「うるさいよ!!」 ナレーション「・・・・・あうぅ〜ひどいですよ〜安岡さん(泣)ちょっとつぶやいただけなのにぃ・・・(T-T)」 安岡優「他にもきのこ、ないかしら?」 ト書き「フフフ・・・・・毒キノコならありますよ・・・・・・・・(クククク)」 効果音「(ト書きを叩く)ボコンッッ!!」 安岡優「さっ、バカは放っておいて、家に帰ってお料理、お料理〜。 傘をあげる〜♪」 ト書き「スタスタと歩いていく安岡…」 安岡優「ちょっと買い過ぎたかしら。」 |
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