-ゴスドラマ過去ログ:23101-23200-
(管理人ミスによりココまでのログ消失、約2ヶ月分)
ナレーション「特に何をするわけでもなく、毎日のようにパチンコ屋へと行っている黒沢。自分でもこんな事をしている自分の将来が心配だが、大学に入ってからというもの、打ち込めるものがまったく見つかってない。」
黒沢カオル「てつ、どうしてるかな・・・」
効果音「トゥルルル〜 トゥルルル〜♪(電話音)」
黒沢カオル「ん?誰からだろ?(携帯を見る)あ〜!てつだぁ!!(嬉)」
村上てつや「あ〜カオルちゃん?(からかい)元気〜?」
黒沢カオル「も〜〜〜てつったらぁ〜〜〜会いたかった♪(嬉)」
酒井雄二「・・・黒ぽん・・・会ってもいないのに「会いたかった」はないっしょ。」
黒沢カオル「・・・突っ込むところってそこ?」
村上てつや「おいっ!」
黒沢カオル「あっ、ごめんごめん。だって酒井が・・・わかってるよーーまじめにやるよーーね、大学どう?今度一緒に遊びにいこう?ね?」
村上てつや「おう、実はな俺もお前を誘おうと思ってたとこなんだよ」
黒沢カオル「えっ!ほんと!?なになに?どこに行ってくれるの!?」
村上てつや「行くっていうか連れてくっていうか・・・・・俺、アカペラサークル入ってさ。それで、暇ならお前も一緒にどうかな〜って思ったんだけど・・・。」
黒沢カオル「も〜〜〜〜暇すぎ!!!てついくぅ〜〜〜〜!!!」
北山陽一「なんか2人の関係って怪しい・・・・・俺も入ろうかな・・」
村上てつや「おっおい北山!!関係なんてどうでもいいだろ〜〜!!(照)」
黒沢カオル「じゃぁ、てつ。今から早稲田に飛んでいくからねぇ〜」
村上てつや「転ばないように気おつけてな(笑)」
黒沢カオル「子供じゃないんだから大丈夫だよぉ。今すぐ行くから〜♪(鼻歌交じりにそう言うと、電話を切って進行方向を変える)(ドンッ←向きを変えた途端、誰かにぶつかって転ぶ)…痛い(泣)」
ナレーション「大丈夫ですか?黒沢さん?」
黒沢カオル「ん〜・・大丈夫。・・・俺、誰とぶつかったんだろ?あ、ナレ、今のは転んだ訳じゃないんだからね?テツには余計な事言わないでよ!さ、早稲田に急がなくっちゃ〜「♪はーやく・はやく〜」」
北山陽一「いててて・・・・ひどいな・・黒ポン心配して出てきたのに・・・いきなりぶつかるんだもん」
村上てつや「おそいな〜」
黒沢カオル「て〜つ〜ぅぅ〜〜〜!!!(遠くから走ってくるが村上の前で石につまずく)・・・・いちゃい・・・・・・・・・・。」
村上てつや「情けないぞ、黒沢。」
黒沢カオル「(膝の砂を払い落としながら)そんな事言ったって〜・・俺だって、好きで転んでる訳じゃないんだよ?・・・・へへっ、久しぶりだね。相変わらず、元気そうじゃん。」
村上てつや「おまえも相変わらずだな。(呆)」
黒沢カオル「何呆れてんの?てつ?」
村上てつや「いや・・・。お前が元気にこけるからさ・・・((呆」
黒沢カオル「それって、誉めてないよね?・・ま、いいか(深くは考えない)ね、ところでサークルってどこにあるの?生徒じゃない俺が、早稲田に入って行っても平気なの?」
村上てつや「おう!ぜんぜん大丈夫だぜ!お前のハイトーンを先輩たちに聞かせてやれよ!」
黒沢カオル「ええっ?聴かせてくれるんじゃなくて、俺に歌えって言うの?!俺がプレッシャーに弱いの、テツだって良く知ってるじゃん〜(焦)」
村上てつや「薫ぅ!そこがかわいいんだよ・・・・・あ、やべぇ!酒井が聞いたら・・・」
酒井雄二「男にかわいいって言うな〜!!!(怒)」
村上てつや「おあ!お前、(やっぱり)居たのかよ〜!そろそろ出番なんだから、おとなしく裏で台本チェックでもしてろってんだよっ!」
酒井雄二「むおお〜男が男にかわいいなんて言うのは絶対に許せん!しかし女子が男にかわいいって言うのも、ん〜・・・ぶつぶつ・・・(←独り悩む酒井雄二)」
北山陽一「てっちゃんがさぁ・・・雄二に聞えるように言ったんじゃないの〜?(疑いのまなざし)  ・・・でも・・このころの黒ぽんって・・・(小声で)確かにかわいいね。」
安岡優「ほらほら、そこでもめてないでさっさと話進めて。早くちゃんと参加したいんだからさ。(暴走ストッパー安岡登場!)」
北山陽一「・・そう言えばそうだね。てっちゃん達が進めてくれないと、俺等の登場シーンが遠のくんだから。・・・しかも、俺の出番が一番最後だし・・・(ボソッと) ほら、雄二もブツブツ言ってないで戻るよ。」
酒井雄二「ふあ〜い」
村上てつや「んじゃ気を取り直して。よし!黒沢!アカペラサークルに連れてくぞっ(さらうように黒沢の腕を引っ張ってダッシュ)」
黒沢カオル「うわ〜・・えっと、た、たすけてーー?」
村上てつや「おーい!妹尾!田辺!(またまた友情出演のお2人。高校時代の2人とは別人って事で)ほら、前に話した俺の高校のダチ。黒沢、コイツ等同じサークルの仲間で、妹尾と田辺。」
妹尾武「へー、君がくろさわ?」
黒沢カオル「(ドキドキ)あ、こんにちは。え〜、・・・いつも村上がお世話になってます。」
田辺恵二「いやいや、こっちが逆にお世話になってるくらいだよ。え〜と俺の名前は田辺って言います。呼び捨てでいいからね。」
村上てつや「いや、田辺・・今の挨拶はまともに返す挨拶じゃねーだろ。ちょっとは疑問に思えよ(苦笑)・・・ま、コイツも黒沢と同類なモノがあるからな。しょうがねえか(笑)」
妹尾武「それで・・・えーっと・・・・黒沢?早速だけど、何か歌ってみてくれない?一応、新入部員は入団テストみたいなのする事になってるからさ。」
黒沢カオル「えっ!いやぁ…そのぉ…えぇっと…(緊張して硬直してる)やめときます…。」
村上てつや「(ギラリと黒沢をにらんで)やるよな〜く・ろ・さ・わ・くん」
黒沢カオル「(き、きゃ〜!怖いよてつその目〜!!見た目も怖いんだから・・・)ややややるやる〜!!(←あせあせ)」
村上てつや「始めからそう言えばいいの!」
黒沢カオル「えっ・・・え〜っと・・・じゃあ・・・・・・・「ロンゲストタイム」・・・歌います・・・・・・(緊張して声がどんどん小さくなる)」
村上てつや「マジうめ〜!(小声で田辺たちに)ほら、こいつはノリやすいから褒めまくれ!そしたら実力が出る!!」
田辺恵二「お前(村上)も黒沢もホントいい声してるよ。」
ト書き「それを聞いて少しずつ自信がでてきたのか、どんどん声も大きくなり、ついには大熱唱の黒沢。」
田辺恵二「…!!(黒沢の歌唱力に聞き惚れる)」
黒沢カオル「こんな感じだけど、合格だよね?」
妹尾武「凄い・・・。これ、先輩とかに聴かせたらすぐにでもステージ出させてくれるよ。」
黒沢カオル「てつぅ〜、俺うまかったぁ??」
村上てつや「(下手だった・・って言ったらどうなるんだろ・・)おう、もうさいこー薫ちゃん天才!!よ、スター!!(わざとらしい・・・)」
黒沢カオル「そんなに言われるほどじゃないよぉ〜(照) ←わざとらしさも気づかない天然。」
安岡優「もう!くろぽんったら!北山さんが絶えられないで笑い出しちゃったじゃない!」
北山陽一「(爆笑中につきしばらくお待ちください)」
酒井雄二「まあ、それが黒ぽんらしさでもあるからほっとけばいいんです。村上さん、進めてください。」
村上てつや「(あいよ!)これで黒沢もサークルの一員。これからもがんばろーな、黒沢。」
黒沢カオル「あっ…うん。でもぉ…僕いいのぉ?早稲田じゃないのにぃ。。(下を向いてしまう)」
村上てつや「お前、俺が「そんなことねぇよ!」っていうのわかってて言ってるだろ・・・」
黒沢カオル「さすが、てつ。ツーカーの仲だね♪」
酒井雄二「とりあえず話は決まりましたね。」
ナレーション「こうして黒沢は、早稲田大学のアカペラサークルSCSに入部することとなり、更に声を磨いていくことになる」
ト書き「そして、黒沢がサークルに入部してから日は過ぎ・・村上、黒沢は妹尾・田辺と共に俺達のグループをつくろう!・・と言う話に・・・・」
村上てつや「やっぱこれからはゴスペルだと思うんだよ!俺がバンドを作るなら名前は・・・そうだな・・・「ゴスペラーズ」とかいいんじゃねえか?」
黒沢カオル「そうだな。」
妹尾武「ゴスペラーズかぁ〜?(少々不満気)」
村上てつや「なんか文句あっか?(ものすごい威圧感)」
妹尾武「いえ・・・なんでもないですぅ・・・」
田辺恵二「(・・・ちょっと、すごい名前になっちゃったよなぁ・・・でも、文句言ったら殺されるかも・・・)」
村上てつや「いい名前だよなぁ〜(と満足げな様子)」
黒沢カオル「うん、うん。結構、いい名前だよね。さっすが、テツ!」
ナレーション「なんともいえない表情を浮かべ、ため息をつく妹尾・田辺を横目に、やたら盛り上がっている村上・黒沢。」
黒沢カオル「略してさ、「GOS」とかカッコイイよねぇ〜。なんか外国のグループみたいじゃん。」
村上てつや「おぉ!ホントだよ。なんか有名な感じがする名前だよな。我ながらいいネーミングにほれぼれするよ〜。(盛り上がり中)」
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