-ゴスドラマ過去ログ:23301-23400-
村上てつや「今年も新入生をたくさん入れるぞ〜!」
黒沢カオル「いれるのは良いけど、また酒井みたいに辛いカレー食べさせるのはダメだよぉ??」
村上てつや「わかってるよ!・・・でも、安岡と北山が登場するときにはもっと辛いやつ食べさせてやる!」
黒沢カオル「お前さー・・・。」
村上てつや「あんだよ!文句あっか!(俺、ジャイアンみてーだな)」
黒沢カオル「ふぅ〜・・・(めちゃくちゃ呆れてのため息)」
村上てつや「おい・・・。めちゃくちゃ呆れてないか?」
黒沢カオル「そりゃ、呆れるって。・・・てつ、北山には絶対食べさせたらダメだよ、カレー。話の中とはいえ、あいつは食事制限してるんだからさ。」
村上てつや「(都合悪い事は無視)今年はどんな奴が入ってくるかね〜。コレといった新入部員来ると思うかあ?」
黒沢カオル「・・・・・・。(無視したな・・・・俺は知らないぞ。無理矢理食べさせようとしてあいつがマジギレしても・・・・・)」
北山陽一「冷めた目で村上を見る黒沢。(喉に悪影響及ぼしそうな辛いカレー食べさせようとしたら・・・・何してやろうかな?(ニヤリ) ま、僕の出番はもう少し後だし、ヤス〜頑張ってね〜!)」
酒井雄二「黒沢さーん!探してたんすよ〜。今度の「青春メッセージ」の出演の事で・・あれ?村上さんも一緒でしたか。」
黒沢カオル「ん?どしたの酒井?」
酒井雄二「あそこに、だぼだぼの服を着た少年がいるんすけど、ずっとこっちをみていてうろうろしてるんですよね?こっちから声かけたほうがいいですかね?」
安岡優「(ひょっとして・・・僕の出番?!)」
黒沢カオル「君、もしかして入部希望??」
北山陽一「ヤスすっかり自分の出番忘れてたみたいですね・・台本ちゃんと見なきゃダメじゃん!」
安岡優「(めんごめんご。)あ、はい・・・。でも、まだどうしようか迷ってて・・・・。」
黒沢カオル「そうなんだ・・じゃあ、今ストリートライブやってるから見ていけよ」
村上てつや「黒沢!妹尾と田辺が来たから、俺等「ゴスペラーズ」も歌うぞ!」
黒沢カオル「わかった!(安岡に)それじゃ、ゆっくり聴いてってね。」
安岡優「はい♪(なんか感じの良い人だなぁ〜)」
北山陽一「ヤスは黒沢さんに言われたようにストリートライブを見学していた、そして一通りライブが終わったあと黒沢さんが声をかけた」
黒沢カオル「どうだった?サークル活動見るよりも、ライブを見てもらった方が雰囲気がわかると思うんだけど。あんまり難しく考えないでいいから・・・そうだ!とりあえず一曲歌ってみない?」
北山陽一「u~nn」
安岡優「(北山さん!?)はい!歌わせていただきます!」
北山陽一「(ゴメンゴメン) 自分の腕を試すように、大きな響く声で歌う安岡優。」
酒井雄二「(歌う安岡を見つめる黒沢の横に並び)おお・・・・先程の少年だ。なかなか伸びる声をしてますね。」
黒沢カオル「あ、酒井もそう思う?(安岡に)君、ウチのサークルに入らない?」
安岡優「(・・・ど、どうしよう)ん〜〜?(よしっ!)はい!入ります!よろしくお願いします!」
黒沢カオル「うん!こちらこそよろしくね☆」
安岡優「はい!(ヤングスマイル)」
酒井雄二「なかなか良い声をしてるから、いっぱ練習すればいいハーモニーができそうですね。(楽しそうに)」
黒沢カオル「そうだね。これからが楽しみだね!」
小林社長「ナレ:そうして安岡はストリートコーナーシンフォニーに入ることになった。ところで、当然だがこの先私の出番もあるんだろうね。」
北山陽一「社長は、インディーズアルバムを出す時にレコード会社の人で出ると思いますよ。他の人、サークル仲間でほとんど出ちゃったし。」
安岡優「??」
酒井雄二「はいはい、安岡が不思議がってるから次に進めますよ」
安岡優「(黒沢に向かい)あの・・先輩、今あそこで唄ってる恐そうな人は何者ですか?(村上を指差し)メッチャ上手いですねー。」
黒沢カオル「んっ?村上のことか・・・実質的なサークルのリーダー的な人物だよ。安岡は辛い食べ物大丈夫だよな?」
安岡優「え?辛い食べ物?大丈夫ですけど・・・なんでですか?」
北山陽一「このあとヤスはとんでもなく辛いカレーをてっちゃんに食べさせられるはめになった・・・・僕のときにそんなのどに悪いもの食べさせたらただじゃおかないからね」
黒沢カオル「・・・・・でも北山も負けず嫌いじゃない?いいの?てっちゃんに負けても。」
北山陽一「なに言われようと今は喉の方が大事です!!(キッパリ!)」
村上てつや「(マジで北山に食わせるのやめようかな・・・?ホントに恐いし・・・・)」
北山陽一「てっちゃ〜ん、何か?(にっこり)」
村上てつや「い、いえ・・・なんでもございません!(こえ〜よ北山!)」
ナレーション「みなさん、話進めてくださいよ〜」
北山陽一「はいはい。え〜っと・・・・それから数ヶ月後、ゴスペラーズのライブにとある人物が来ていた。」
BGM「じゃ〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャン」
北山陽一「そのとある人とは!何を隠そう、ゴスペラーズをメジャーデビューに導いた佐藤よしおさんだったのだ!・・・とその横には宇多丸師匠もいますね」
安岡優「うにゃ?なんか見られている気がする・・・。」
黒沢カオル「どうしたの?安岡」
安岡優「さっきからじ〜っと誰かが見てるような・・・?」
黒沢カオル「お客さんの視線に慣れてないからじゃないの?・・・あ、そろそろ出番だ。安岡、俺等「ゴスペラーズ」の歌声しっかり聴いて勉強しろよ。」
田辺恵二「黒沢、もう村上と妹尾スタンバイしてるぞ。俺達も早く行かないと・・・。」
黒沢カオル「うん、わかったぁ。」
小林社長「(佐藤さん役)・・・君(安岡)今から歌うグループ名分かる?」
安岡優「あ、はい。ゴシュ・・・ゴシュぺラージュ・・・ゴ・ス・ペ・ラー・ズです。(必死)」
北山陽一「緊張してかみ過ぎのヤス(笑)は必死で佐藤さんと宇多丸師匠にゴスペラーズを紹介した」
効果音「ゴーン!(黒沢が安岡をフライパンでたたいた音)」
村上てつや「・・・・・・・(今のはマジ叩きだな・・・。っていうか、どこからフライパンを!?) ・・・黒沢、今は歌う事だけに集中しろ。」
黒沢カオル「あ、ゴメンゴメン。ス〜〜ハ〜〜(フライパンを片付け深呼吸)・・・・よしっ!それでは皆さん、この曲を聴いて下さい。「Promise」。」
効果音「バシッ!!(村上が何者かに叩かれた音)」
村上てつや「誰だよ!いってぇーな!!歌が始まってんだからおとなしくしろっ!!」
ナレーション「ふっふっふ。てめぇ・・・・いい加減にしろ!!ちょっとこっちへ来い!!!!!!!!!!」
村上てつや「な、なんだよいきなり!!」
ナレーション「ふっふっふ・・。ええいいいい!!!!酒井さんの仇だ!!!!(村上さんにアルゼンチンバックフリーカー攻撃)」
効果音「ごーーん!!(黒沢のフライパンが今度はナレ直撃)」
ナレーション「そんなものなど俺にはきかない!!そりやぁああああ!!(黒澤と村上に回転飛び蹴り攻撃、2人を柱にぶつける)」
黒沢カオル「てっちゃーーん!!」
村上てつや「ってぇ〜…大丈夫か黒沢ぁ?!しっかりしろぉ!(へなへなになってる黒沢を揺さぶる)」
黒沢カオル「だいじょ〜ぶ〜・・・・。誰かナレ止めてよぉ〜・・・。」
北山陽一「・・・・・・(無言でナレに近付き)ナレさん、あなたの方こそいい加減にしてください。あなたも僕を怒らせたいんですか?(いつも以上の低音で)」
ナレーション「す、すいませんっ!!!!(北山さん怖い・・・)・汗」
北山陽一「まったく・・・。ほら、戻りますよ!(ナレを引っ張っていく) てっちゃん、黒沢さん、「Promise」を歌うところからお願いします。」
村上てつや「お、おう。(普段おとなしい奴を怒らせると恐いんだよなぁ・・・。) おしっ!黒沢、歌うぞ!」
黒沢カオル「ou!」
ゴスペラーズ「(Promise)波の彼方〜♪」
安岡優「すっ・・・・すっげぇ〜!!カッコいいなぁセンパイ達!!」
酒井雄二「そうだろ!村上先輩は見た目は怖すぎるけど、ゴスペラーズを創った人なんだぜ(安岡に話す)」
村上てつや「(怖すぎるってなぁ、聞こえてんだよ酒井!でもまぁ褒めてるんだから許してやるか)」
小林社長「なかなかいい声をしてるな・・・。」
安岡優「あれ?あの人達まだいる・・・・も、もしかしてスカウト!?」
黒沢カオル「スカート?!」
村上てつや「バカか、お前は。スカウトだ!」
黒沢カオル「だっ、だってぇ〜・・・似てるじゃんか〜(泣)」
村上てつや「似てればいいってもんでもねーだろうよ。まぁスカートは好きだけどな。」
酒井雄二「(まったくこの2人は…)ところであの人達がスカウトだとしたら大変なことですよ。」
村上てつや「そうだな、いよいよプロデビューかぁ?!ガハハ」
黒沢カオル「プロになったら、あの憧れのアイドルに会えるかもねぇ?」
村上てつや「おお、そうだよな!自己紹介の練習しとかなきゃな。『GOS 村上です。(低音)』(何回も繰り返す)」
黒沢カオル「『GOS 黒沢です。よろしくね!(ハイトーン)』 (一緒に練習中。)」
ト書き「そんなこんなで、3日が過ぎた。」
村上てつや「黒沢ぁ〜。」
黒沢カオル「ん?なにてつぅ〜(凄い笑顔)」
村上てつや「黒沢は・・・プロになる気あるか?」
黒沢カオル「うん。ちゃんと自己紹介の練習したし!」
村上てつや「(・・・そういう問題じゃなくて・・・)・・・(--;)」
黒沢カオル「どうかした?」
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