-ゴスドラマ過去ログ:23501-23600-
小林社長「なるほど。もう少し手直ししたらもっと良くなるんじゃないかな?ここの音をこうしたりああしたり…」
村上てつや「・・・。」
小林社長「ん・・・私がどうかしたかね?」
ト書き「しょうがないなぁ・・・。今度話変えたら入っちゃうよ。」
黒沢カオル「ト書きが普通にしゃべってる」。」
ト書き「あっ…スイマセン」
ナレーション「(ト書きさんたら!ではワタクシが・・・こほん)村上は佐藤の話(手直し)を真剣に聞いている。」
北山陽一「うわー、久しぶりにこんなてっちゃんの真剣な表情見たよ・・・2時間後曲が4つほど仕上がった」
黒沢カオル「あっそ。(カップラーメンを食べながら)」
北山陽一「く・・黒ポン!自分たちのことでしょ!真面目にやってよ!」
黒沢カオル「ごめん、ごめん!お腹すいてて・・・」
村上てつや「(佐藤さんに)いつぐらいからレコーディングに入るんでしょうか?」
小林社長「そうだな・・・まあ曲が出来上がって2ヶ月くらいか?まあアカペラだと難しいし、出来あがってすぐだと完成度か」
村上てつや「そうですか。わかりました。あの、本当にありがとうございます。」
小林社長「いやいや・・・これも君たちの実力あってのことだ」
北山陽一「佐藤さんにそう言われててっちゃん顔が真っ赤になって涙目になってます・・・」
村上てつや「うぅ・・・・・!!」
北山陽一「・・・てっちゃん、うれしいのはわかるけどさりげなく僕のほうを向いて自慢するのやめてくれない?」
村上てつや「いや、お前ナレーションだしよ〜」
北山陽一「・・・黒ポンだっているのに?」
村上てつや「いや、それはその…なんだっていいじゃねぇかよ!(逆ギレ」
黒沢カオル「てつぅ〜おこるなよ〜(天然?)」
北山陽一「テッチャンは、照れてるだけですよ黒ポン(笑)」
黒沢カオル「・・・・・・北山ぁ・・・笑いすぎだよ・・(半泣き)」
村上てつや「んまぁ、とにかくガンばろう。」
北山陽一「\\\\\\」
村上てつや「おい?北山?なに黒沢みたいなてんねん発言してるんだよ!」
黒沢カオル「天然とはなにさぁ!!!わかりずや!!(去っていった・・。)」
北山陽一「あ〜あ!てっちゃん、黒ポンいっちゃったよ!」
村上てつや「しょうがないな〜。つれて帰ってくるまで何とか場をつないで。」
北山陽一「わかりました、速くいってあげてください。」
村上てつや「OK.黒澤〜・・・・」
効果音「ズルズルッズルズルッ(黒沢はコンビニ前でインスタントラーメンを食べていた。)」
黒沢カオル「おいし〜・・・・。でも一人でインスタントラーメンを食べるのはさびしいな・・・(ぐすん)」
村上てつや「なにやってんだよ・・・」
黒沢カオル「あっ!てつ〜!!!(嬉しそうに抱きつく)」
村上てつや「ったく…心配したんだぞ?(とか言いながら抱きしめる)」
北山陽一「てっちゃん変態♪てっちゃん変態♪(壊れてます北山さん)」
村上てつや「ちがう!!!」
北山陽一「他人から見たらどう見たって変態じゃん!」
村上てつや「マッマジ!?」
黒沢カオル「なに、てつって変態だったの〜?(再びラーメンズルズル←冷静天然)」
北山陽一「知らなかったの〜!黒ぽん」
村上てつや「北山!いい加減にしろっ!!お前の出番がどんどん遅くなるんだぞ!」
黒沢カオル「てつ、一緒にラーメン食わない?うまいよ〜?(ここまでくると状況を把握しているかすら謎。)」
安岡優「(舞台の袖から黒沢がラーメンを食べているのを見て)お腹空いたよぉ〜・・・。黒ぽんがラーメンを食べてるから、雄二も食べに行かない?」
酒井雄二「まったく・・・(アタタ・・・とおでこに手をやる)なんで僕らまで食べなきゃならないんですか。」
安岡優「なんでって・・・・お腹すいたから。」
酒井雄二「「だったら、やっぱりうどんでしょう!!うどん食べなきゃ日本人じゃあない!!うん!」」
安岡優「日本人じゃなくてもいいから、ラーメン食べたいぃ〜。」
北山陽一「ヤス、僕と行こうか?ナレさんにあとたのんで」
ナレーション「あっ、ちょっちょっと〜!私だってお腹空いたのに〜。私も一緒に行っちゃダメ?」
酒井雄二「だめです!(即答)」
安岡優「北山!早く行こうよ!酒井さんは1人でうどん食べに行ってきなよ」
酒井雄二「なんだよー、つめたいじゃねぇかよ〜。」
安岡優「だって〜、ラーメン食べたいんだもん。北山、早くいこっ!!」
北山陽一「行きましょう!じゃ、雄二、そういうことで。」
酒井雄二「そういうことでってなんだよ!さわやかに去って行くな!」
村上てつや「お前ら!!いいかげんにしろよ。さっさと話に戻るぞ!!!」
ゴスペラーズ「北・安・酒)は〜い。」
ナレーション「あの〜、どこから話を戻して続けたらいいですか?」
北山陽一「え〜っと・・・・確か、完成した曲を佐藤さん役の社長に見せるところまでいったから・・・・・・・タイトルうんぬんって所にいけばいいのかな?」
ナレーション「そこですね。じゃあ話に戻りましょう!かちっ!(カチンコ)」
村上てつや「(黒沢に)お前なぁ…いきなりいなくなったりするから心配するだろぉ?」
黒沢カオル「ごめんね〜てつ・・・・んで佐藤さん、曲いいって言ってくれたみたいだけどこれ、どうやって歌うの?」
効果音「ズルズルッズルズルッ(な、なんと出番が遅いので佐藤さんまで食べていた・・・・。)」
黒沢カオル「さっ・・・佐藤(社長)さん・・・?」
村上てつや「と、とりあえず、黒澤メインで俺と平見と田辺・妹尾がコーラスな。」
小林社長「う〜ん・・・・なかなかいい曲が多いなぁ・・・。どうかな?せっかくだから、シングルじゃなくてアルバムでCD出すのは。」
黒沢カオル「あっ、アルバム?」
小林社長「あっ、わかんない?アルバム。曲を結構多めにいれるやつ。写真を貼り付けるアルバムじゃないよ?写真集でもないよ?」
黒沢カオル「それくらい俺だってわかりますよ〜。」
村上てつや「あの…すごく嬉しいですけど、名前も知られて無い俺達がいきなりアルバムって無茶じゃないですか?」
小林社長「はっはっは、気にしな〜い」
黒沢カオル「気にしないのは良いことですよねぇ〜♪〜♪」
小林社長「それに、名前が知られてないからアルバムが無理だっていう事はないんだよ。自分達の作った曲を一つでも多く聴いてもらいたいから、どちらかといえばインディーズはアルバムの方が多いしね。」
黒沢カオル「てつ、アルバムにしよう〜♪」
村上てつや「おいおい・・・そんな簡単に答えていいんか、黒沢・・・・(かなり心配)」
黒沢カオル「はっはっは、気にしな〜い (佐藤さんこと、小林社長のマネ)」
安岡優「似てないよ黒ポン・・・」
小林社長「え〜・・・とまあ、こちらの黒沢君もこう言っている事だし、一度出してみないか?(そう言ってじっと村上を見つめる)」
村上てつや「・・・。(沈黙)」
安岡優「Do it!だよ。Do it!!(横で小声で囁く)」
村上てつや「・・・・わかりました!!お願いします!」
黒沢カオル「てつ、かっこい〜♪」
小林社長「そうと決まれば・・・(携帯を取り出し電話をかける)」
黒沢カオル「ん?なにやってるんですか佐藤さん??」
村上てつや「どこかに電話ですか?」
小林社長「ん?ああ、アルバムでってことを報告にね。」
ト書き「そして、1週間後にレコーディングをすることが決まった。」
ゴスペラーズブラック「やった〜ついにこの日だ。」
北山陽一「こらこら、お前はいないでしょ。「初代ゴスペラーズ」はてっちゃんと黒沢さんに、田辺さんと妹尾さんなんですから。(ブラックの襟首を掴んで引っ張っていく)」
ナレーション「北山さん!!そこででてきちゃだめでしょ!!」
北山陽一「だってこの人は関係ないんですよ?この時のメンバーでもないし。一応、サークルの部員としてはいましたけど。・・・とにかく、「ゴスペラーズ」のレコーディングには関係ないんですから、出てこられては困るんです。」
黒沢カオル「そうだよ〜。ナレも、怒らなくったっていいじゃんね〜?北山は悪くないよ〜?ね、テツ。(さすがはキタヤマニア) でもね、北山も落ち着いてよ。ほら、サークルの皆で喝入れてからスタジオに向かう・・・とかって設定もアリでしょう?ね?(にっこり)」
北山陽一「まあそうですね・・・わかりました・・・でも、絶対メンバーの邪魔しちゃダメですよ!(ブラックゴスペラーズに厳しく注意する)」
ゴスペラーズブラック「ウィ〜。イェッサー、ボス。(立ち去っていった)」
村上てつや「あいつら結局何しに来たんだ?それよりいよいよ今日か、レコーディング。頑張ろうな、黒沢♪」
黒沢カオル「え?なんか、あった?ボーーーー・・・。」
村上てつや「お前なぁ・・・(呆) もっとしゃきっとしろよ!レコーディングなんだぞ!」
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