-ゴスドラマ過去ログ:24801-24900-
村上てつや「おっ・・・お前こんなでっかいとこに住んでんのかよ!(俺の家よりでけぇ〜・・)」
北山陽一「まぁ・・・一応、姫のボディガードを任されてますし。昔からの関係もあるので、王様の方からいろいろと気遣ってもらってます。」
村上てつや「そういえばお前、「姫様と幼馴染」って言ってたもんな。(しっかしこのでかさは・・・)」
北山陽一「まぁこんなの普通ですけど・・・姫にいつでも来てもらえるくらいにはなってますね。」
黒沢カオル「ホント!?じゃあ、毎日遊びにくるーー!!(陽一に抱きつく)」
北山陽一「(微笑んで)どうぞ。姫ならいつでも大歓迎ですよ。 (テツに向かって余裕の笑みを浮かべる)」
村上てつや「(こらえている)そ、それより北山!奴らが入ってこないように結界を張っといたほうがいいんじゃねえか?」
北山陽一「貴方に言われなくても、もう対策済みですよ。」
ナレーション「一方の酒井と安岡の悪のコンビはというと・・・・」
酒井雄二「ここか・・・。(安岡を見て)どうする?二手に分かれとく??」
安岡優「おええええええええええ!!」
酒井雄二「どうしたの!!!!」
安岡優「ん?何かイライラしたから叫んだの。(ヤングスマイル)」
酒井雄二「なんなんですか・・・もう。んじゃ、さっそく入りましょうか。」
安岡優「結界張られてない?一旦引いて、どうしたらいいか聴いた方がいいんじゃない?俺たちの雇い主様にさ。」
酒井雄二「そうですね!(台本を見て)えっ?!俺たちの雇い主って・・・真里さん?」
佐々木真里「そうよ〜〜ん!!呼んだ?私の忠実な家来さん!!」
安岡優「(小声で)雄二ぃ、俺達の人生真里さんにかかっちゃったよ…これから先不安だなぁ、体持つかな…」
酒井雄二「た、多分・・・(苦笑)」
佐々木真里「ほらほら、計画たてるわよ〜ん(久々に登場したので上機嫌)」
安岡優「じゃあ早速だけどさ、姫をさらってどうするつもり?身代金でも要求するの?」
佐々木真里「フッフッフ。あまいわね」
酒井雄二「っ!?」
安岡優「何か考えてるんだねえ?さすがは真里さんだねえ」
佐々木真里「いやっだぁもうっほめないでよぉ〜!(上機嫌)」
酒井雄二「(小声で)ヤス、調子良いな…(-_-;)」
佐々木真里「それにしても困ったわねぇ・・・まさか姫の近くに術者がいたなんて・・・・。」
安岡優「それもかなりすごい術者っぽかったよ。」
佐々木真里「でも、この中にもちょっとした術者がいるじゃない。ねぇ?さ・か・い・さん☆」
酒井雄二「お、俺ですか!?(そういう展開できたか・・・) 無理ですよ。俺が使える魔術なんてたかが知れてるんですから。」
佐々木真里「な〜に言ってるの!!あの北山とやらに負けず劣らずの術者って書いてあるわよ、ここに(と言って台本を見せる)」
安岡優「えっ!?ほんとなの?酒井さん!!お願い!!(うるうる目)ね?いいよね?」
酒井雄二「(そんな顔で俺を見るなぁ!!)・・・・・・わかりました。できる限りの事は・・・・・・やってみます。」
安岡優「(ヤングスマイル)やった!!」
佐々木真里「安岡君!!かわいいっっっっっっ!!!!!(ぎゅっと抱きつく)もちろん、酒井君もね。(酒井を見る)」
酒井雄二「あっっっっっっっっっっっ!(後ろへ飛びのく)」
安岡優「ほえ!?何々、どったの!?」
酒井雄二「俺に・・大の男に・・そんな安易に・・可愛いって言うなー!(魂の叫び)」
村上てつや「なんだか外が騒がしいような・・・。」
北山陽一「あれは・・・なんか違う意味で騒がしいのでしょう。(冷静)さて、何か飲みますか?お二人とも」
黒沢カオル「僕陽一のつくるものなら何でも飲むぅ」
北山陽一「ホットミルクは嫌だって、この前泣いてたでしょう・・。乳製品は嫌ー!って」
黒沢カオル「えへへvvv」
北山陽一「てつはコーヒーが好きだと御見受けしますが?」
村上てつや「あぁ。」
ト書き「てきぱきとお茶の用意をする北山の様子をじ〜〜っと黒沢が見ている。」
北山陽一「なんですか?姫?」
黒沢カオル「え?・・・な、なんでもないよぉ(赤面)」
北山陽一「???」
村上てつや「(むかむかっ)なぁ、姫はって名前はなんつーの?」
黒沢カオル「え…?名前……?」
北山陽一「薫ですよ、か・お・る。・・・なんだか久しぶりに姫の名前を口にしましたね。」
村上てつや「薫かぁ〜かおるは可愛いなっ♪」
黒沢カオル「ふぇ!?(名前で呼ばれることなんてないから、びっくり)」
北山陽一「てつ!!一国の姫を呼び捨てにするなどっ!!!」
ト書き「と言って、村上に術を仕掛けようとする北山。」
黒沢カオル「陽一ぃ!やめようよ!」
村上てつや「わっ、わかった!謝るからさぁ…(黒沢に向かって)悪かったな、呼び捨てにして…」
黒沢カオル「うんん(ニコ)気にしませんことよ、てつさん。久々に呼ばれたからびっくりしっちゃたの(^^)」
村上てつや「そっ、そっかぁ。なら良いんだけどよ。(どぎまぎ)・・・しかしあいつら何の目的で薫姫をさらおうとしてるんだ?」
黒沢カオル「なんでだろ?何も悪いことしてないのに・・・。(不安な顔をする)」
村上てつや「んな顔すんなよ、俺が守ってやっからな?(くしゃくしゃと頭を撫でる)」
黒沢カオル「うん。ありがとう☆」
北山陽一「しかし・・・あの人達のうち一人はどこかで見たことのあるような・・・たぶん術者の学校にいたかもしれませんがね。(てつの前にコーヒーを置く)」
村上てつや「お、さんきゅ。先輩?後輩?・・同じガッコのよしみで、どうにか・・なんねぇな(自問自答)顔だけ知ってても、特に友達って訳でもねぇんだったら、無理か」
北山陽一「(黒沢の前にコーヒーを置いて)姫・・・僕は2階の部屋にいますので・・・ゆっくりしていってくださいね。てつも。」
村上てつや「じゃあ、俺が姫の傍で護衛しちゃる♪」
北山陽一「姫が何もされないように術はかけておきますからどうぞ。」
黒沢カオル「・・僕がなにかするなら良いの?それって。」
北山陽一「(寂びしそうに)・・・姫を縛り付けたくありませんから。ご自身で判断してください。」
ナレーション「手元で印を結ぶと、ぶつぶつと呪文を呟く。」
黒沢カオル「うわっ・・・体が光り出した!」
村上てつや「何だ・・・これ・・・(こんな術者初めて見たぞ・・・。)」
北山陽一「別に何でもありませんよ」
黒沢カオル「でもさぁ、陽一ってなんか不思議だよね!ふつーの術者じゃない感じがする。」
北山陽一「守りたいものには別の力も加わりますから・・・。2階に上がりますね。」
ト書き「と言って北山は2階へと上がっていった。」
村上てつや「もう寝るか?と・・・おっ、こっちの部屋にベッドあんだな。お姫様、俺は部屋の外にいたほうがいいよな?それだとちと危ないけど、部屋の中入られるの嫌だろ?」
黒沢カオル「別に入ってもいいよぉ〜?(天然)」
村上てつや「・・・・・・。まぁ、いいか。じゃ、毛布を借りてと・・・」
黒沢カオル「怖いから手、握っててくれる?」
村上てつや「・・・あっ、ああ(真っ赤)ところで、姫様?」
酒井雄二「なあに?(かわいくいう)」
村上てつや「うわっ!どっ、ど〜してお前がここにいるんだよ!」
安岡優「ゆうじ〜!ダメだよ、出て行っちゃぁ!!・・・ごめんね、てっちゃん。今連れて帰るから。」
酒井雄二「す、すまん・・・。実はちょっと姫役やりたかったんだ・・・・・。(何をいまさら酒井さん・・・・。)」
ナレーション「酒井さんの姫役、ちょっと見たいかも♪(はぁと)」
酒井雄二「ハイハイ、戻りましょうね〜(ナレの襟首を引っ張っていく)。どうぞ、進めてください。」
黒沢カオル「なあに?(いつのまにか二人の世界になっている)」
村上てつや「(/////) え・・・っと・・・・あの・・・・・。」
ト書き「(何を言おうとしたのか忘れてしまったてつさん・・・)」
村上てつや「(心の声)もしかして、これもヤツ(北山)の術のせいか?」
黒沢カオル「(マイペース)もう眠い・・・・。このまま寝てもいい?(村上の手を強く握る)」
村上てつや「お、おう…」
黒沢カオル「ZZZ (すでに寝てしまった模様)」
ナレーション「握られた手を離す事もできず、おろおろするてつ。ど〜する、アイ○ル〜♪」
村上てつや「(しゃーねぇな。このまま寝るか。)」
酒井雄二「くー^−−−!!!我が輩も姫様役・・・まぁいいか・・・」
黒沢カオル「よう・・・ち・・よういちぃ・・・うーん」
村上てつや「今なんて言った・・・?(姫はあの術者が好きなのか?)」
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