-ゴスドラマ過去ログ:25301-25400-
酒井雄二「え?(一応この人も心の中だけでしゃべってた)」
黒沢カオル「なんでもない、気のせいだったみたい。」
村上てつや「ついにくるったか・・・(爆」
黒沢カオル「むぅっ!狂ってないもん!!ちょっとそう思っただけだもん(ぷっくーーーー)」
酒井雄二「・・・・?(姫にも聞こえるのか?)」
北山陽一「(雄二程度の術力じゃ聴こえちゃうってことだよ、俺の声は聴こえないみたいだし(にやり)・・・無意識の中にすごい力をひめてるのかもしれないな、薫は。ぼけぼけだけど(爆))」
黒沢カオル「ぼけぼけ・・???」
北山陽一「ふぇっ!?(やっべぇ、俺の声も聴こえてる!?)」
ゴスペラーズ「(姫・てつ以外小声で)あ、侮りがたし・・姫!」
村上てつや「???何やってんだおめぇら。(←全然聞こえてない人)」
酒井雄二「いやっなんでもないっす!(ばかにされるのがオチだ。)」
北山陽一「(心の声)雄二、さっき考えてた案を教えてくれないか?」
酒井雄二「そうでしたよね・・・」
黒沢カオル「お兄ちゃぁん、一緒に寝よぉ?(両親といつも一緒に寝てるので誰かと一緒に寝てないと不安)」
北山陽一「ちょっと、兄ちゃん、ゆうじと話があるから、先に寝ててくれる?あとから、いくから。」
黒沢カオル「・・・じゃあいい。僕もここでみんなの話聞く。」
北山陽一「えっ・・・しかし・・・早く寝てな。いろいろあって疲れたんじゃないか?(頭なでなでしながら言う)」
黒沢カオル「だいじょ〜ぶ!そう言う陽一兄ちゃんこそ、無理しない方がいいんじゃない? ・・・それに、真里さんの狙いは僕なんだから、僕にだって話を聞く義務があるよ。」
北山陽一「・・・そんなもっともらしいこと言って・・・・。目が半開きだよ、薫・・・。」
村上てつや「じゃあ、俺と一緒に寝るか?かおっ・・姫???」
黒沢カオル「ふにゅぅ・・・・(こてんと村上に寄りかかり既にうとうと)」
北山陽一「じゃ・・・てつ、薫を寝かせてあげてくれませんか?ただし、薫に何かしたら・・・」
村上てつや「わ、わかってるよ!!」
ナレーション「黒沢を隣の小さな部屋に連れて行く村上。」
安岡優「誰かと一緒じゃないと寝れないんだ?姫様は・・・両親が・・ってまぁ、本当の両親は・・・だけど、あの王様たちが甘やかした結果だろうね(笑)」
ト書き「みんなで納得したようにうなずく」
ナレーション「その頃、別室にいる黒沢と村上はというと・・・」
村上てつや「離してくれない・・(涙)」
黒沢カオル「なんで〜(涙)キライ?キライ?」
村上てつや「うわっ!起きてたのかよ?いや、嫌いじゃないけどさ・・ほら、寝るんだろ?(話をしに行こうと思ってるので、もう出て行くつもり)」
黒沢カオル「一人じゃ寝れないよ〜真理さんが来たらどうするの〜それとも、僕に隠し事でもあるの〜(涙&怒)」
村上てつや「な・・・な・・ないよぉっ!(きょどり」
黒沢カオル「そう?じゃあいいけどぉ・・・(人を疑うことを知らない)でもぉ・・一緒に寝てぇ?」
村上てつや「仕方ないなぁ。もう。」
黒沢カオル「(へにゃっ)ありがとうぉ〜(こてっと村上の胸に頭を預けて、そのまま眠りにつく)」
佐々木真里「あらあら、ずいぶんと甘やかされて育てられたものねぇ。(どこからともなく声だけが聞こえる)」
北山陽一「・・・!!(何かを感じる)ユウジ、ユタカ・・・・声が聞こえないか?それも薫とてつのいる方から聞こえる・・・」
安岡優「やっやばいんじゃない!?」
酒井雄二「確かに・・・。すぐ行こう!!」
ト書き「だかだか走り、二人の寝ている場所へ向かう」
北山陽一「(バンッ!思いっきりドアをあけ)お・・おいっ!かおる、てつ無事かっ!?」
佐々木真里「あら、あわててどうしたの?」
ナレーション「怪しげな笑みを浮かべ、3人の方を見る真里。後ろでは、寝ている薫に背を向けて村上が身構えていた。」
酒井雄二「そ・・・・そんな・・・。」
安岡優「どうやって???!?僕ひそかにバリアーはったのに・・・・」
佐々木真里「ふっ・・・そんなひ弱なもの、私には通用しないわ。たしか村上さんだったわね?姫を渡してもらいましょうか」
村上てつや「渡すと思うか?」
佐々木真里「何故そんなにも一生懸命になるの?それとも・・・あなたは姫を愛しているというの!?」
村上てつや「1日で愛してるとかはねぇけど、可愛いから。以上。」
佐々木真里「ばかね・・・・(北山の方を見て)それより貴方体は何とも無い?そろそろ呪いが効くころだけど」
ト書き「北山は真里の言葉に答えようとした瞬間、倒れ込んだ」
黒沢カオル「お兄ちゃーん!!」
北山陽一「はぁ・・・はぁ・・・・大丈夫ですよ・・・・。心配しないでください。」
佐々木真里「ふふ(微笑)・・グッドタイミング♪」
北山陽一「これで勝ったとおもわ・・・・ゲホッ!(吐血)」
酒井雄二「おまえぇ!よくも陽一を(がむしゃらに真里につっこんでいく)」
佐々木真里「おっと!私に傷をつけたらそれだけ陽一の呪いが早くつたわるだけよ?」
黒沢カオル「お、お兄ちゃん!! ・・・真里さん!僕が憎いなら僕を殺せばいい!でも、お兄ちゃんやみんなには手を出さないで!!お兄ちゃんの呪いを解いてよっ!!」
村上てつや「(おかしい・・・こいつだったら、俺たちくらい簡単に殺せるはず・・・さっきだって酒井のテレポートをただ黙って、邪魔さえもしないで・・まるで力を試しているような、薫の力を引き出そうとでもしているような・・・何が裏にあるんだ・・・)」
佐々木真里「こんなお兄ちゃんがそんなに大事?」
ト書き「真里が手をかざすと、北山が黒い球に包まれ宙へと浮かび始めた。」
酒井雄二「お兄ちゃんを返して〜ぇ(と叫ぶと同時にものすごい光が放たれた)」
黒沢カオル「(↑僕のせりふだよ・・・汗)いやだぁあああ!!(光に消えた兄を見て叫び崩れる)」
佐々木真里「(さぁ、薫、ちからをひきだすのよっ!)」
北山陽一「(薫頑張るんだ!)」
黒沢カオル「いやっ・・・お兄ちゃん・・・・死んじゃ・・・やだよぉ・・・・・・ひっく・・・お兄ちゃん・・返してよぉ・・・・・(放たれた光がどんどん消えていく)」
村上てつや「薫、落ちつけ。北山は俺達が必ず助ける。だからもう泣くな。」
黒沢カオル「…お兄ちゃん。」
村上てつや「大丈夫・・・俺も雄二もヤスもいるんだ・・・北山の事は絶対助けるから(そう言って黒沢を抱きしめる)」
ナレーション「無言にも、ゴスの強さを感じるかおるであった。」
黒沢カオル「あなたなんかにっ・・・あなたなんかにお兄ちゃんやみんなをっ・・・(そう言って真里をキッっと睨み付ける)」
佐々木真里「・・・!!あんたなんかにお兄ちゃんを助けられるかしら?(ふふっその調子よ薫)」
北山陽一「(真里さん、僕はいいけど、薫にはきつすぎません?この方法)」
佐々木真里「(わからないわ・・でもやってみなきゃ!!)」
北山陽一「(ゴメンね、薫。・・・それじゃ僕もちょっと悪役に回りましょうか。)」
ト書き「北山はそう心の中で呟くと、自力で球を割って下に降りてきた。しかし、今まで誰にも見せた事の無いような冷たい眼で4人を睨み、攻撃を仕掛けようとする。」
佐々木真里「ほら、あなた達がぼやぼやしてるから呪いが完全に回っちゃったわよ。今の陽一は、私の操り人形。あなた達を殺させる事もわけないわ。(薫、これならどう?)」
黒沢カオル「お兄ちゃん!!(北山に駆け寄ろうとするのを村上に止められる)」
村上てつや「ち」
ナレーション「村上さん、こんなときに噛んじゃだめよぉ」
村上てつや「ちかよるなっ!かお・・・っとぃ・・姫!北山の様子が変だぞ!酒井!なんか北山から読み取れないか!?」
酒井雄二「・・・・陽一・・・??・・・」
黒沢カオル「おにぃぃぃぃぃちゃぁぁぁぁん!!うえ〜〜ん!(村上の手をすり抜ける)」
村上てつや「薫・・・姫!ダメだっ、行っちゃ!!」
黒沢カオル「お兄ちゃぁぁん!!(薫の中からまばゆい光が放たれる)」
佐々木真里「浄化・・・・・全てのモノを清め・・元にもどす力・・力が上がれば死者にまで及ぶといわれてる力・・・・すごい、これが薫の力・・・(自分にかけていた術が薫の力によって解かれ、40代くらいの婦人に変わっていく)」
黒沢カオル「ぁっ・・・ま・・まぁ・・・・?(そのまま意識を失っていく)」
佐々木真里「(薫に近づき)よく頑張ったわね、薫(術をかけ、ベッドへと運び、おでこにちゅうをして、寝かせる)」
村上てつや「(ふっと力を抜く)・・・・あんた何者だ?」
佐々木真里「薫の言葉聞かなかったの?薫の母親よ。まぁ、血は繋がってないけどね。「真里」って呼ぶと薫は気がつかないのよ、いつも「ママ」としか呼ばないしね。それよりも・・あなた・・てつやさんといったかしら?途中で気が付いていたわね「何かおかしい」って。」
村上てつや「あっ?・・・まぁ、なんつうか・・・・あんたら術使いって、レベルが上がる程、術を唱える時間が短くなるんだろう?あんたもそうだろうけど、最終的には頭で思っただけで術が使えるようになるって・・・・」
佐々木真里「当たり前よ。小説じゃあるまいし、唱えている間待っててくれないでしょ、長かったら簡単にやられちゃうわ。」
村上てつや「そうだろう?なのに、酒井のテレポートの時もあんたは、術をかけるの黙って見ていた。俺とさっき一対一になった時だって殺そうと思えば簡単に殺せたのに、北山たちが来るのを待ってた・・・・変だと思って当然だろ?」
佐々木真里「なるほど、見かけによらずなかなか鋭い・・・と(メモメモ)」
安岡優「えっ・・え・ええええっ?ちょ、ちょっと待ってよ・・・じゃあ・・・あの・・・姫を狙ってた、俺たちの依頼人って・・?」
酒井雄二「・・・・・・・・・・・北山?」
佐々木真里「確かに陽一も一枚かんでたけど、依頼人は私よ。あの麗しき乙女はわ・た・し☆依頼しておきながら出てきたのは見張る為、うちの旦那も見張ってたしね、貴方達が薫に危害を加えてたら命の保障はなかったわ(おーほほほほっ)←一応冗談。」
村上てつや「お前だったのか・・・・(怒)」
酒井雄二「そういう事だったんですね・・・・(怒&呆)」
北山陽一「みんなゴメンね。でも、教えるわけにはいかなかったからさ・・・。」
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