-ゴスドラマ過去ログ:25401-25500-
安岡優「でも、なぁ〜んかほっとしたよぉ。」
酒井雄二「じゃあ・・・あなた達は薫の「癒し」・「浄化」の力を引き出そうとしてたわけなんですか?わざと薫を襲わせて・・・」
北山陽一「まぁ、そういう事かな。・・・でも僕は、2人になら本当に殺されてもいいと思ってたよ。2人が僕に恨みを持ってたのは確かだったんだし・・・。」
佐々木真里「目覚めさせたその力をコントロールできるように、明日から特訓よ。あっ、貴方達もほっとしてる暇はないから」
酒井雄二「どうしてですか?」
安岡優「僕たちもう、お役御免じゃないのー?」
黒沢カオル「本当ならね、この子は25歳までに、ゆっくりと力を目覚めさせるはずだったのよ・・それが今、15歳のこの子の力を無理矢理目覚めさせた理由はなんだと思う?」
佐々木真里「↑(か、薫!!私でしょぉ!!)時間もない、戦力もないってことよ・・・・貴方達も中途半端なレベルだったらすぐにやられてしまう、10年前よりずっと強敵になってるのよ、向こうも。」
酒井雄二「だから僕たちも・・・?」
佐々木真里「そうよ。それにあなた達にも関わりのあることだから・・・10年前あの村を襲った奴らがまた動き出してるのよ」
小林社長「(いつの間にかいる)嫌ならいいけどな?あー薫はなんて不憫な子・・・こんな小さい身体で一人で戦わなくちゃいけないなんて・・・ぱぱもままもお城動けないもんな、街の人放って薫についていくわけにはいかないもんなぁ?(なでなで)」
村上てつや「・・・親ばか(ボソッ)・・・」
小林社長「何か言ったかね?」
村上てつや「・・・いや。なんでもない(笑)」
佐々木真里「村上さんごめんなさいね?あなたはまったく関係なのに巻き込んでしまって・・・でもこれからも薫を護ってくれるかしら?薫もあなたのこと気にいってるみたいだし・・・」
村上てつや「(・・・俺に・・・俺に薫を守ってやる事ができるのだろうか・・・。でも・・・)薫は、俺が命をかけても守る。薫を傷つけるものは、誰であろうと許さん。」
佐々木真里「(この人なら薫を安心してまかせられるわ!)・・・薫のこと・・・お願いね。」
村上てつや「もちろんです。薫のことは俺が必ず命に代えてでも守って見せます。(きっぱりとかっこよく)」
黒沢カオル「死んじゃやだぁ・・・(村上に上目使い)」
村上てつや「(ぽんっと薫の頭に手をのせ自分のほうに引き寄せる)大丈夫。」
酒井雄二「そうそう!この男は何があっても死なないゴキブリ並みの生命力もってますから(ニコリ)・・・って!(村上にしばかれる)」
黒沢カオル「叩いちゃだめだよ!もー!大丈夫?(酒井をなでなで)」
村上てつや「薫は誰にでも優しいからなあ・・・(笑)」
北山陽一「あなたは、薫のそういうところにも惚れたのではないんですか・・・?(村上の背後からお得意の低音でぼそり)」
村上てつや「?!・・・んな事っって急に出てくんなっつーの!!(焦る村上)」
北山陽一「あなたは考えてる事が顔や行動に出るんですよ。まぁそれが面白いんですがね(ニヤリ)」
村上てつや「〜〜っ!!今度お前の部屋のプルート君全部ごみに出してやる!!」
北山陽一「なんでその話がでてくるんだよーー!!捨てたらやだからね!!捨てたら口きいてやんないんだからっ!」
黒沢カオル「あっ!おこった〜♪」
安岡優「…(口きいてやんないって子供か…/汗)」
酒井雄二「…(何かどっと疲れたような気が…)。」
黒沢カオル「皆仲良くしようよ。ね」
村上てつや「仕方ねーなー。プルート君は捨てないでおいてやるよ。」
黒沢カオル「・・・・あれ?どうしてパパとママがここに居るの?」
北山陽一「ほんとですね、薫姫。どうかなさったのですか?」
佐々木真里「(陽一・・・あんたね〜!!)ちょっとあなた達ふたりが心配でね」
北山陽一「えっ?二人って?」
黒沢カオル「どういうこと?」
佐々木真里「・・・そうよ」
黒沢カオル「そんなこと言われてもわかりません!(天然炸裂!)」
佐々木真里「そうだよねぇ、薫はわかんないよねぇ〜(なでなで&ぎゅうう)」
黒沢カオル「う〜、教えてくださいよ〜」
佐々木真里「ん?薫、口調が変だけど大丈夫?」
黒沢カオル「ん?んーー(こっほん)ん、へーきぃーね、ままぁ、一緒に寝よぉ?もう疲れちゃったぁ・・・」
佐々木真里「ん?はいはい、もぉ薫は甘えん坊さんなんだから。おいで、一緒に寝ようね(ぎゅっ)」
ト書き「そう言って真里は薫を連れて寝室に向かった。」
村上てつや「俺もいきたい・・・」
ト書き「行ったら犯罪ですんで、行かないでください。」
酒井雄二「犯罪以前に、薫さんだけならともかく。王様と、王妃と、一緒に寝るんですか?キングサイズに4人も。」
北山陽一「まぁ、寝れるんじゃないんですか?」
酒井雄二「問題はですね。その絵面を想像してみて下さいよ…母親・父親・娘…まではともかく。そこに護衛とはいえ、赤の他人が混じるんですよ?」
北山陽一「(想像中)・・・そうですね。寝られますけど、やめてください。僕の大事な妹が傷物にされてしまいます。」
安岡優「まぁ、姫様も血だけで言えば他人なんだろうけどねぇ?」
北山陽一「王様とお妃様ならともかく、てつが薫と一緒に寝るのは兄として許せません。術を使ってでも阻止させていただきます。(目がマジ・・・)」
村上てつや「き・・傷物ってしかも術を使ってまで阻止するとかいって北山覚えてろよ・・。(内心・なんでみんなそんなに俺を悪く言うんだ・・。別に何も悪いことなんてしようとしてないのに・・・。ぐすん)」
安岡優「あれ・・・でも、いつの間に僕達は城に戻ったの?気づかなかったんだけど・・・・・」
ト書き「とりあいずもどっとけっっ!(汗」
安岡優「iikagenndanaxa」
村上てつや「何いってんだよっ!?」
安岡優「コホン。(言い直して)いいかげんだなぁ〜。」
酒井雄二「まっ、それがここのいいところかな。・・・で、この続きはどうしますか?」
北山陽一「酒井、お姫様になるか?(ニヤリ)」
村上てつや「そんなこと言ってる場合じゃないだろ。え〜と・・・話は真理さんが薫を寝かしつけて俺らが部屋にいるって所だな」
小林社長「おい、お前らも寝なさい。メイドに案内させるから、きちんと風呂に入って、着替えなさい。」
村上てつや「こまかいなぁ(ボソボソ)」
北山陽一「酒井に、薫の影武者にならないかって思って言っただけなんだが・・・。」
小林社長「・・・・・こんな可愛くない男が影武者だと!?薫をバカにするなぁああ!!!(怒)」
酒井雄二「いや、可愛い男・・って言われても嬉しくない、というか男に可愛い・・は間違っておる!!あー腹がへった、王様菓子パンなんぞはございませぬか・・・?」
小林社長「メロンパンならあるが・・・?」
安岡優「ユウジ、こんなときでも菓子パンかよ(-_-;)」
酒井雄二「菓子パン食うのに、こんなときもあんなときもあるかよっ!(怒)」
安岡優「ユウジ逆ギレ・・・(メソメソ)」
小林社長「じゃあ、君の部屋には城にあるだけの菓子パンを届けさせるから。先に部屋に行ってゆっくりするといい。」
安岡優「え?じゃあ僕はウニをお願いできますかぁ?(ヤングスマイル)」
北山陽一「みんな・・・(頭かかえる)」
小林社長「ウニか・・・今日の夕飯で出ただ・・・もう残ってないだろ。」
北山陽一「出ただって・・・王様、どこ出身なんですか?!」
小林社長「ちがーーう!!ちょっと噛んでしまっただけだ・・・(こっほん)ちっちゃいの、君の部屋にはシーフードヌードルを持っていかせよう、そこの細目は何がいい?」
村上てつや「おれかよ!!」
小林社長「ん?別に食べたくないのなら何も用意しないが?」
村上てつや「・・・・鴨鍋。」
北山陽一「あなたまで・・・・。勘弁してよ・・・・。」
小林社長「じゃあお前には鶏がらスープとあとパンでも用意させよう。陽一は?」
北山陽一「・・・・プードル。」
村上てつや「あ・・・噛んだ。」
BGM「プードルかよ!!(エコー)」
小林社長「わかった、わかった。プルートを届けよう!じゃ、みんな。いい夢見ろよ!!」
北山陽一「・・良い夢か・・選んで見れたら幸せだぁ。」
安岡優「てつやの夢には薫が出るんじゃない?(にやにや)」
村上てつや「っそ!!そんなことねーよ!!(動揺)」
酒井雄二「見たいなら『睡魔』と『獏』セットで貸しますけど?」
村上てつや「・・・貸してくれ。(照)」
北山陽一「薫の夢を見たいなら、覚悟しておいた方がいいですよ。夢だろうと薫に何かあったら内容をコントロールさせてもらいますから。もしかしたら、夢から出てこられなくなるかも・・・。(目が本気です・・・)」
村上てつや「・・・・・やっぱ、いらないわ」
酒井雄二「賢明な判断・・・・ですね。(なんだか、改めて陽一の恐ろしさを知ったような・・・)」
黒沢カオル「ぱぱぁ・・・(ぽてぽて)もう寝ようよぉ・・・←既にパジャマに着替えてる 」
村上てつや「・・・・!!(けっこうカワイイ!!)」
黒沢カオル「ねえねえてつ〜。今日一緒寝よう?(服のはしをぎゅっとつかんで)」
村上てつや「おおよ!(にっこり)」
北山陽一「・・・(無言で凄いオーラを放っている)」
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