-ゴスドラマ過去ログ:25501-25600-
村上てつや「うっ・・・(殺気を感じ北山の元へ) 陽一、絶対お前を怒らせるようなマネはしない。だから頼む!今日だけは許してくれ!!」
北山陽一「・・・・・おかしなマネをしたら命が無いと思ってください(睨み付け) ・・・それじゃ薫、おやすみ。(薫の頭をポンポンと叩き自分の部屋へと戻る)」
黒沢カオル「おやすみ〜!また明日ね(^^)」
ト書き「と言いながら北山の部屋に行こうとする薫。」
村上てつや「ん?そっちは陽一の部屋じゃないのか?」
黒沢カオル「はれ?あにゃ、間違えちゃった(照)」
小林社長「(ちなみにこの人、薫と村上が一緒に寝ることになって、泡吹いて倒れています)」
ト書き「薫の部屋についた、村上と薫姫・・・。」
黒沢カオル「わーい。久々のおふとん(ジャーンプ)ふかふか〜ぁ。てつもおいでよぅ。」
村上てつや「えっ…(いいのかなぁ、俺。北山怒らせたらマジで命が無いし)…ブツブツ」
黒沢カオル「てつ?どうかしたの?おふとんふかふかだよ。それにこのお布団広いから平気だよお」
村上てつや「あ・・・うん・・・・・(よういち〜!布団入るのも許してもらえねぇのかぁ〜!?)」
北山陽一「(村上にだけテレパシー)(入ってもいいですけど、その後の判断は僕がします。あなたが”この行動は僕が怒りそう”と思うんなら、その行動はやめといた方がいいです。)」
黒沢カオル「てつぅ・・・?僕とは一緒に寝たくないぃ・・?僕ねぇ、誰かと一緒に寝ないと寝れないのぉ、いつもはねぇ、ぱぱとままと一緒に寝てるんだけどねぇ、今日はてつと一緒に寝たいのぉ・・・・」
村上てつや「(かわいすぎる!!!)うん、じゃあ寝よう。(北山〜何もしないからなっ!)」
北山陽一「(命を大切に。)(結構怒)」
黒沢カオル「てつぅ・・・うぅ〜〜〜・・・すぅすぅ・・・(村上に抱きついたまま眠る)」
村上てつや「(大丈夫だっての!ってく心配すんな!俺はそんな悪もんじゃねーよ!)」
黒沢カオル「・・・て・・・つ・・・・。(さらに強く抱きしめてくる黒沢)」
村上てつや「うお!!」
北山陽一「しっ!薫が起きてしまうでしょう、静かにしていてくださいねてつ。(テレパシーに冷気がひしひし)」
村上てつや「うぅぅぅ・・・(村上の心の中・・ジタバタジタバタ)」
北山陽一「(あなたももう寝たらどうですか?起きているよりは安心できますし。と言うか寝てください。)」
黒沢カオル「んぅ・・・(寝ぼけ)あのねぇ・・ままとぉ、ぱぱとぉ・・もう一緒にいられないのぉ・・・ホントはねぇ、やなのぉ・・・・でもね、言ったらねぇ・・ぱぱもぉままもぉ「行かなくていいよ」って言ってくれるの・・それはねぇ・・ダメなの・・・・・」
村上てつや「ん?一緒にいられないのか?(そういえば、前に姫たちの村をおそったやつらが動き出してる・・って言ってたな・・・)」
黒沢カオル「むに・・・特訓するのぉ・・・明日から・・・ぁ・・いやしとぉじょーかのちからをねぇ・・ちゃんとぉ・・使えるようにするのぉ・・・でもねぇ、ますたーしたらままとぱぱといられなくなっちゃうのぉ・・・やだよぉ・・やだぁ・・・・」
北山陽一「(・・・・てつ。明日の朝、僕の部屋に来てください。話があります。)」
村上てつや「(は!?な・・なんで?お、俺なんもしてないぞ!?)」
北山陽一「(その事じゃあありません・・・・薫の今後についててつにお願いをしたいと思ってるんです。いいですか?)」
村上てつや「(・・・解った。) にしても、かっわいいなー薫。」
北山陽一「(当たり前です。僕の妹ですから。)←殺気が溢れている」
村上てつや「(おおこわっ/冷や汗」
ト書き「以降これを繰り返ししているうちにとうとうてつは一睡もできずに朝を迎えた。」
黒沢カオル「うーん・・・てつ、おはよ。なんか疲れてない?どうしたの?」
村上てつや「い・・いや・・・なんでもないよ薫姫・・・(ぐったり)」
黒沢カオル「う?」
北山陽一「薫、おはよう!さわやかな朝ですね!(ニッコリ)」
黒沢カオル「(ドキッ!)おはよう、お兄ちゃん。(陽一はお兄ちゃんなんだから・・・。)」
村上てつや「(なんなんだ?今の薫の反応は・・・? それにしてもあいつのせいで俺は眠れなかったっていうのに、なんであんなにさわやかなんだっ!(怒))」
酒井雄二「おふぁよぉございまふ〜・・陽一、俺の式用の紙、知らないか?一枚足りないんだよ・・」
北山陽一「知らないけど、優じゃないか?」
酒井雄二「俺の数え間違いかなぁ・・・あれないと、式が呼べない・・」
安岡優「(小脇にちっちゃい黒沢薫を抱えてる)おはよー!これ見てこれ!姫さん!」
北山陽一「なっ・・・なんですか?!これは・・・ユタカ、どこにいたんですか?]」
酒井雄二「(ぺろん、と小さい黒沢のお腹を捲る)・・俺のモンで何作ってんだお前は。・・ああ、すいません。これ、元は俺の式神呼び出す符です。・・」
村上てつや「・・・・こんなのでもかわいいなぁ。」
安岡優「召喚系はムズいし、相性悪いからこの大きさだけど、雄二なら現物サイズで作れるんじゃない?(わらわら動いてる薫のミニチュアを抱きしめる)」
酒井雄二「んなもん」
北山陽一「雄二が召喚したらどうしてもね・・・・(笑)」
安岡優「じゃあ雄二が身代わりになるってのは!」
酒井雄二「え!?俺がぁ!??」
黒沢カオル「これぼくぅ?てつさんのはないのぉ?」
効果音「みにちゅあ黒ポン)これぼくぅ?てちゅさんのはないのぉ?」
村上てつや「・・・、かわいい。」
酒井雄二「幾ら可愛くても、俺のモンですからね。元は。消しましょう。」
北山陽一「雄二、自分で猫作れば??」
黒沢カオル「消しちゃうのぅ?」
効果音「みにちゅあ黒ポン)消しちゃうのぅ??」
酒井雄二「うるさ〜い!!あーもうっ!さっさと消します!・・・消去!!(ミニチュア黒ぽんが紙に戻る)」
黒沢カオル「あぁ〜…(泣)」
北山陽一「薫、泣いてる場合じゃないよ。薫は早く王様とお妃様の所へ行かないと。術の特訓やらなきゃならないんだからさ。」
黒沢カオル「う〜わかったぁ〜(ぐしぐし)」
北山陽一「てつ、薫を連れてってあげて。ユウジとユタカは僕の部屋に来てくれない?話があるんだ。(村上の耳元で)送り終わったら、僕の部屋に来てください。」
村上てつや「?・・・おう、わかった。いくぞ。」
酒井雄二「じゃあヤス、私達も行きますか。」
黒沢カオル「てつぅ・・(ぐしぐし泣きながらぎゅうう)」
村上てつや「おらっちゃんと前見て歩かねーと転ぶぞ!」
北山陽一「薫っ僕も応援してるから、頑張るんだぞ!(ニコリ★)」
黒沢カオル「お兄ちゃん・・・。うん(ニコリ)」
村上てつや「(くぅ〜。くぁわいいぜ)」
北山陽一「(てつ、王様の部屋に送るだけですからね。(威圧)) ユウジ、ユタカ、来てください。」
安岡優「はいは〜い。(北山の部屋へ行く)・・・陽一、話って何?」
北山陽一「(急に真顔になり)実はさ・・・・10年前の奴等を倒すのに、薫を連れてくのやめようと思うんだ。僕等とてつの4人だけで行こうかと思ってる・・・。」
酒井雄二「それが妥当だな。」
北山陽一「うん・・・。実は薫も、王様やお妃様の元を離れたくないみたいなんだ。でも、「嫌だ」と言ってしまえば「行かなくてもいい」と言われるのはわかってる。 あいつ、自分の過去に関わる事だから、それじゃいけないと思って黙ってるけど・・・。」
村上てつや「でも、連れて行きたくねぇんならよ、ちゃんと言った方がいいんじゃねぇのか?理由もなく王様やお妃様のおいておくのもな・・・・」
北山陽一「あ、てつ。もう来ましたか。・・・ちゃんと言えば、薫は無理してでも付いて来ます。僕はそれが嫌なんですよ。自分の気持ちを押し殺してまで、付いて来てほしくはないんです・・・。」
安岡優「難しいね・・・。」
北山陽一「・・・・・・・・・・(肩が震えている)」
安岡優「どしたの?」
村上てつや「samuinoka!?」
酒井雄二「まぁ…姫さんの気持ちは、お前を心配してるって念の方が強そうだけど。それに相反して、家族から離れる事に不安もある。第一、ピクニックに行くみたいに日帰り決行!ってのは無理だろうからな。…心配するなら、拘束して出かける事になるぞ?『おニイちゃん』?」
北山陽一「でも・・・昨日の薫の寝言聞いてたらたまらなくなってきてしまって・・・・あんな小さな体に大きなパワーを秘めているのが可哀想すぎるんだ・・・。」
村上てつや「そりゃ確かに血が繋がってる陽一のことはめっちゃ心配だと思うよ、薫姫も。だけどあの子にとっちゃ、血は繋がってなくても両親なんだよ、もしかしたら一生会えないかもしれない・・・って思ったら恐くてしょうがないんだろうな・・・・(昨日の寝言を直に聞いた人)」
北山陽一「無言のまま・・・」
安岡優「無言のまま?」
北山陽一「あ、ゴメン。ト書きの部分読んじゃった(汗) ・・・ちょっと一人で考えさせてください。呼び出しといてこんな事言ってゴメン・・・。(静かに部屋を出て行く)」
酒井雄二「(北山が出て行った方を見つめ)あれは、相当思い詰めてるな・・・。」
村上てつや「あぁ」
安岡優「まぁ生死をともにしてきたからね。」
村上てつや「思い詰めすぎて変な気起こさなきゃいいけど・・・。あいつ、俺等にも内緒で一人で行くって事はないよなぁ?いくらなんでも。」
酒井雄二「まさか!!(走り出して北山を追いかける雄二。それに続くみんな)」
ト書き「急いで扉を開ける。するとそこには・・・・・・」
黒沢カオル「はにゃ?どうしたの??(術の練習中)・・・陽一兄ちゃんは一緒じゃないの?」
村上てつや「か・・・・薫!!北山は!?北山、見なかったか?あいつ・・・・・・・行ったのか・・・・・・?勝手に・・・・一人で・・・・・・?」
黒沢カオル「見てないよ・・・?お兄ちゃん、一人でどこ行ったの?!ねぇてつ、ユウジ、ユタカ!お兄ちゃんどこいっちゃったのーーー!?(目からぽろぽろ涙が溢れ出す)」
ト書き「びえーーー!!とすっごい勢いで泣く。勝手に泣く。泣きまくる。」
効果音「どどどどどどどど」
北山陽一「(観音開きのドアをえらい勢いで全開)薫!?どうした!」
安岡優「うわっ!!もしかしてこの泣き声聞いて戻ってきた?」
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