-ゴスドラマ過去ログ:26101-26200-
北山陽一「えっ!!(ちょっとショック)」
黒沢カオル「ね?良いでしょ?」
北山陽一「い、いいけど・・・。あのね・・・薫は・・・これから一人で寝る練習もしないとな。いつまでもお兄ちゃんと一緒じゃ・・・ね?僕もいつかは・・・」
黒沢カオル「いつかは・・・?」
佐々木真里「(北山の様子を察知して)薫ったら、まだ寝てないの!?」
黒沢カオル「あっ、ままにみつかっちゃった・・・・おこられちゃう〜(と言いながら陽一の後ろに隠れる)」
佐々木真里「薫ぅ〜〜まてぇ〜〜(怒ってないけど追いかける(笑))」
北山陽一「薫、行こうか。では、おやすみなさい。」
黒沢カオル「へへっままおやすみなさぁ〜い。てつもおやすみなさいっ(陽一の袖をつかみぽてぽて歩く)」
村上てつや「カオル・・・(ちょー悲しんでいる)」
黒沢カオル「てつ。明日は一緒に寝ようね(ニコ)。あっ、お兄ちゃん歩くの早いよぉ・・。」
村上てつや「・・・。」
ナレーション「次の日を待ち遠しく思う村上であった・・・・。」
北山陽一「はぁ・・・いつになったら、妹離れできるんだろ・・・・(薫を寝かせた後、ベランダで独り言)」
黒沢カオル「(寝言)・・・お兄ちゃん・・どこにも行かないでね・・・。」
北山陽一「こういう事で悩むのも…出来なくなったら寂しいのかな。…(苦笑)…明日の修行に響くから…寝るか。」
ナレーション「それぞれ複雑な想いを抱え、眠りについた。そして次の朝・・・」
北山陽一「・・・・薫。ほらっ!もう起きる時間だよ。」
黒沢カオル「てちゅぅ・・・・・」
北山陽一「(間違われた事にかなりのショックを受けつつ・・・)薫、起きないとダメだよ」
黒沢カオル「んん〜・・・・てちゅぅ・・・・?」
北山陽一「あわあわあわ・・・・・(怒りともなんとも説明できない衝動からか、プルプル震えている)」
黒沢カオル「ん〜・・・・て・・・つ・・・?陽一・・・兄・・ちゃん・・・・・?」
北山陽一「顔を洗ったらすぐ食事だよ。(一人部屋を先に出る)」
黒沢カオル「てつぅ!おいていかないんで」
北山陽一「()」
村上てつや「おぅ!!陽一、おはよう!薫は??」
北山陽一「(むぅ)・・・・・まだ部屋にいますよ。」
村上てつや「アレ?雄二は??」
北山陽一「雄二も・・・優も・・・見てないです。まだ寝てるんじゃないですか?」
黒沢カオル「てちゅやぁ・・・おいてっちゃやぁ・・(ぐしぐし泣きながら出てくる)」
村上てつや「おっ!!薫おはよ!ってなんで泣いてんだ??」
黒沢カオル「てつがおいて行くからでしょ〜(ぷぅ)」
村上てつや「え?おいてってないけど??って言うか今来たし(^^;)陽一が呼びにいったみたいだけど〜。あいつ〜薫をおいてきたのか!」
黒沢カオル「(ぐしぐし)……目醒めたらてつ居なかったからぁ……」
村上てつや「・・・・・。(なるほど。それで陽一のヤツ、機嫌が悪かったんだな・・・。)」
黒沢カオル「てつぅ・・・おいてっちゃやぁ・・・・・(ぐしぐし)」
北山陽一「(風船並にふくれている)」
佐々木真里「おはよ陽一!あら、どうしたの?そんなにふくれて(^^)」
北山陽一「(ふくれすぎて空中に浮いてます)別になんでもないですよ(むすっ)」
酒井雄二「・・・・・おはようございます(寝起きのため、機嫌が悪いだけでなく、周りも見えてない)」
安岡優「おはよぉ。あれ?陽一どうしたの?」
北山陽一「何でも無いですよ〜だ!!(プイッ!)」
酒井雄二「針で指したら、“ぷひょぉぉぉぉ〜〜〜”って行かないか。“パンっ”って言って終わりそうだな。お前。・・笛口に刺したら『ぺ〜〜〜〜』って間抜けな音がしそうだ・・(一人でうけてる)」
北山陽一「・・・・・・・。(冷めた目で酒井を見つめる)」
酒井雄二「・・・そんな目で見ないでくれ・・・。ちょっとしたジョークだよ。」
安岡優「陽一どうしたのさ?今日からまた修行だから緊張でもしてるの?」
酒井雄二「あれだあれ、あれ見て「ちくしょ!!」とか思ってんだよ(目線の先には、村上の服の裾をきゅっと握っている薫が(笑))」
安岡優「あ〜。なるほどね。大変ですね。おにいちゃん!(ニヤニヤ)」
村上てつや「薫ー朝飯くおう?」
黒沢カオル「うん、てつの隣がいいなぁ。」
村上てつや「(よっしゃ!)じゃぁ食いに行くか♪(薫を抱き上げる)」
黒沢カオル「うん♪(抱きつく)」
北山陽一「じっと二人を見つめながら  「・・・薫!」」
黒沢カオル「みゅう?お兄ちゃん・・・怒ってるの・・?」
北山陽一「怒ってませんよ…。」
黒沢カオル「でも・・・・顔が怒ってるよぉ・・・・・・」
北山陽一「気のせいですよ!(満面の笑み)」
黒沢カオル「お兄ちゃん…薫のこと嫌いなっちゃったのぉ…?(号泣)」
北山陽一「別に泣かなくても・・(どうしよう(焦))」
黒沢カオル「ごめんなさぁい…もう薫…お兄ちゃんに迷惑かけないからぁ…(と言って泣きながら、なぜか酒井のほうに走っていく)」
酒井雄二「ん?!(いきなり抱きつかれ驚く)」
黒沢カオル「どうしよう、ユウジ・・・僕、お兄ちゃんのこと悲しませちゃったよ・・・・どうしたらいいの?(涙うるうるの目で見上げる)」
酒井雄二「(かわいい…)大丈夫だ!お兄ちゃんは薫のことが大好きすぎて、、ああなっただけだ!(なでなで)」
黒沢カオル「ほんとにィー?ほんとにそう思う?(上目ズカイ」
酒井雄二「(やばい…なんでこんなにかわいいんだよ)おう!(抱)」
黒沢カオル「ならいいや。てつーごはんたべよー!」
村上てつや「ん!?(急に呼ばれて驚く)」
北山陽一「はぁ・・・。(薫の存在を自分の中で消そうかな。)」
ナレーション「(小声で)北山さん、北山さん。自分自身に術をかけるのは台本に載ってないですよ!」
北山陽一「・・・・・でも消す」
ナレーション「無視かよ!!」
北山陽一「ナレさん消そうかな(半ギレ)」
安岡優「朝からどうしたんだよ〜陽一ぃ〜?怖がってナレさんがどっか行っちゃったじゃない!」
北山陽一「・・・・・・・。(「お前も消そうか?」と言わんばかりの睨み付け)」
安岡優「ひ〜!!(雄二〜!助けて)」
酒井雄二「(静かに)陽一、ちょっと話がある。(と言って北山の腕を力強く掴んで城の中庭へ行った)」
北山陽一「・・・なんだよ・・・・。」
酒井雄二「優やナレさんは何も悪いことをしてないだろっ?!言いたいことがあるなら薫やてつに直接言えよ!優を睨み付けたって薫に陽一の気持ちは伝わらないぞ!!」
北山陽一「けど・・・・。」
酒井雄二「・・・けど、なんだ?」
北山陽一「・・・言えるわけないよ。」
酒井雄二「いつまで妹離れしない気でいるんだ!?これじゃあ、薫のためにならないぞ!」
北山陽一「・・・ゆうじ・・・・。」
酒井雄二「陽一の気持ちはよくわかる。薫は普通の子より幼くて放っておけないところがある。かわいいしな…。だけどな、このままじゃダメなんだぞ?」
北山陽一「(酒井の背中で泣く)」
酒井雄二「陽一・・・。」
北山陽一「悪い・・・。そうだよな。こんなことじゃいつまで経っての妹離れなんてできないよな。もっと強くならなきゃダメだよな・・・。わかってんだけどさぁ・・・(涙)」
黒沢カオル「てつーーこれおいしーよーーvv」
村上てつや「おー!!」
黒沢カオル「僕が食べさせてあげる☆あ〜してvv」
村上てつや「え・・・(照)あ〜ん。(めっちゃうれしそう)」
黒沢カオル「おいしーでしょ??(満面の笑み☆)」
村上てつや「うん。うまいっ!俺も食わせてやろうか?」
安岡優「(はぁあ。なんだこのラブラブぶりは。陽一が来たら怒るだろうなあ)(呆)」
ト書き「安岡はかぶりを振ると1つ小さくため息をついた。」
黒沢カオル「…優、食べてないねぇ。…美味しくない?」
安岡優「っえ?!ぁぁああ!!美味しいよ★(がんばって笑う・・・が引きつる)」
黒沢カオル「・・・・(何かを思いつき)はいっあ〜して♪あ〜」
安岡優「ちょ、ちょっと!?(思わずのけぞる)」
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