-ゴスドラマ過去ログ:26201-26300-
黒沢カオル「う?優も食べっこしたいのかと思ったけど違うのぉ?じゃあてつあーん。」
村上てつや「おおっ、さんきゅー!(ぱくっと食べる)」
安岡優「・・・てつもっあんまり薫に甘えないの!ったく・・・」
北山陽一「・・・てつ・・・・何してるんですか?!(激怒)あなた自分で食べれるでしょっ!!(まじギレ寸前)」
黒沢カオル「お兄ちゃ・・・ん・・・どうしたの?どうしてお兄ちゃんは僕がてつと仲良くすると怒るの・・?僕はてつと仲良くしちゃいけないの・・・?」
北山陽一「薫・・・自分でごはんは食べれるんだから、そんなことはしなくていいの。」
黒沢カオル「一緒に食べると美味しいよ?僕だってちゃんと食べれるけど、ままにあーんして貰ったりしてるよ?お兄ちゃんがめっすることじゃないでしょう?」
北山陽一「薫は他人に甘え過ぎなんだ。何をするにも誰かと一緒じゃなきゃだめになってる。みんないつまでも薫と一緒にいられるわけじゃないんだから、少しは自分一人で何でも出来るようにしなさい。わかった?」
黒沢カオル「あーん、お兄ちゃんがいじめるぅー」
北山陽一「・・・てつ。あなたも、あまり薫を甘やかさないでください。お願いしますよ。(それだけ言い部屋を出て行く)」
村上てつや「ちぇっ、なんだよ北山のやつ。薫がちょーっとばかし自分より俺のほうに懐いてるからってよ。」
北山陽一「何か言った??」
村上てつや「・・・なんでもありません。」
黒沢カオル「お兄ちゃん・・・・(目に涙いっぱいためてる)」
村上てつや「(なでなで)」
北山陽一「(薫からは離れないと、今はこうすることしか・・・。)」
黒沢カオル「うぇ〜ん (とうとう大号泣)」
北山陽一「(がまん、がまん。)」
黒沢カオル「お兄ちゃんが僕のこと嫌いになっても、僕はお兄ちゃんのこと大好きだからね!!!!(泣)」
安岡優「(陽一が部屋を出たのを見届けて)さっ、姫さん。もう泣くのやめなよ。いつまで泣いてるのさ。陽一の言った通りもう大人になりなよ・・・。いつまでも人に頼って甘えてばかりじゃいけないんじゃないの?(突き放すように言う)」
黒沢カオル「・・・みんな僕のこと嫌いになっちゃったの・・・?(メソメソ)」
酒井雄二「…あ〜腹へった…ここっすよね?飯食うとこ」
黒沢カオル「ゆうじぃ〜(抱きつく)」
酒井雄二「何ですか?(やんわり剥がす)…顔、洗ってきたらどうです?(ばふばふポケットをあさってハンカチを渡す)…泣くのは構わないですが…もうちょっと、泣かないよう、頑張ってみてくださいね。痛くても、弱みを見せられなくて、我慢する事だってありますから」
黒沢カオル「・・・ゆうじも冷たい・・・。みんなのバカァ!(飛び出して行ってしまう)」
安岡優「(薫が出て行ったのを見て)これは重症だな・・・(呆) てつ、陽一だって自分の気持ち押し殺してまで薫を大人にしようとしてるんだからね。てつの事ねたんであんな事言ったんじゃないんだよ。だから、ちょっとはこっちにも協力してっ!いい!?」
村上てつや「けどよぉ、突き放してばっかじゃ、変な方向ひねくれそうだぞ。薫のやつ。元が素直だし、そんなに変なトコ判んねぇと思うけどさ。・・いきなり、あんなんじゃ、嫌われたって勘違いするのもしょうがねぇだろ。0か100かで考えないで、徐々に離れていったほうが良策だと思うけどな」
酒井雄二「いや。これくらいはっきりやらないと、気づくタイプじゃないぞ。薫姫は。」
安岡優「まっ、味方も一人くらいいなくちゃいけないと思うけどそれは最終的なものでしょ。俺は今みたいに接していくけどね。(ぱくぱく食べながら言う)」
村上てつや「あ〜…俺…味方っつーか、甘やかす方向でしか動けそうもないなぁ…(ベーコン入りのオムレツをぐさぐさ)…てきぱき動いて、大人になった薫って、どうなるんだろ…」
酒井雄二「凛とした女性になっていいんじゃないっすか?俺、そーゆーの好みだなぁ。」
村上てつや「お前の好みかよ。・・優しく、厳しく・・甘えさせてくれたり、優しく叱ってくれたりするのが良いなぁ・・(ぽわ〜ん)」
酒井雄二「・・・薫姫は無理ですね。」
安岡優「アホな妄想してないで、さっさと食べたら?修行あるんだし。」
酒井雄二「ぶー(−3−)」
村上てつや「安岡にアホとか言われたくねぇな。」
安岡優「別に、二人がアホなんじゃなくて、妄想の内容がアホだって事だよ?・・ご馳走様。女性の好み喋ってて、遅れそうですって伝えておくね」
酒井雄二「(さっさと行く安岡を見送りつつ) なんであんなに偉そうなんだ、あいつぁ。」
村上てつや「別に〜。あれが普通なら、そう思っとくか。」
酒井雄二「妙に変なところで懐でかいですね。あんた。(ばくばく朝食を勿体無いと思いながら味わわずに食べる)」
村上てつや「変に気ぃ使うよりは、慣れたほうが良いだろ?・・偉ぶってるんなら、そういうやつって、認識して、キャラクタとして認めるよ。」
酒井雄二「ふ〜ん、意外。(にやっ)」
村上てつや「意外とはなんだよ、意外とは(--;)」
酒井雄二「いや〜別に。」
村上てつや「お前食うの早えーぞ?!こほっもけへはんへー(くそっ負けてらんねー)・・・(ばくばく)」
酒井雄二「勝負しますか?受けて立ちますよ(余裕の笑み)」
村上てつや「くっ・・・もへふはへっ(負けるわけっ)・・・・ごっごほっ・・・(食べ物をつまらせ口を押さえながら胸をどんどん叩く)」
酒井雄二「だ、大丈夫ですかっ?!(村上の胸に手をかざして)・・・無理は禁物ですよ。はい、お水。」
村上てつや「(急いでゴクゴク)・・・っふぁ〜・・死んだ・・・俺今ぜってー死んだ・・・っはぁ・・(また水を口に含みながら酒井を睨む)」
酒井雄二「俺を睨むなよ!!」
村上てつや「だって煽ったのお前じゃん!」
酒井雄二「なんでですか!ちゃんと水あげたでしょうが!」
村上てつや「dakedo」
酒井雄二「なんで村上哲也まで怒りっぽくなってんでしょうね〜っと(頭をかき苦笑い)」
村上てつや「黙って食え!」
酒井雄二「はいはい…。」
村上てつや「しっかし・・こう、のんびりしてていいんかね〜?(ばくばく)」
酒井雄二「俺は先おります。いわゆる勝ち逃げってやつですね(じゃっと言って席を立つ)」
村上てつや「あってめーいつの間に!!(ばくばくっっ・・・ごほごほ・・)ごちそさん!」
ゴスペラーズ「(村上・酒井以外)たべるのはやいよ・・・−−;」
村上てつや「細けー所は省く!これが常識だろうが!よし行くぞ!」
黒沢カオル「はあ・・・皆、なんで急につめたくなっちゃったのかな・・・(ふぅ〜)。」
ナレーション「薫は一人思い悩んでいた」
黒沢カオル「もう僕の事嫌いなんだ…わがままだから…うぅ…(涙がこみ上げてくる)」
酒井雄二「(あぁ…考えこんじゃってる…どうしたら良いものか…)」
村上てつや「・・・・。俺はやっぱほっとけねぇよ・・・。(黒沢の元へ行く)」
安岡優「でも甘やかしはダメだよ。薫、あのね、みんなは薫のことが嫌いとかそんなんじゃなくて、薫のため思ってこうしてるんだ。いつまでも”誰かと一緒に”じゃダメなんだよ。わかるよね・・・?」
黒沢カオル「うん・・・わかるよ、それくらい・・・自分一人で何でもできるようになりたいよ!でも、でもどうしたらいいかわかんないよ・・・」
村上てつや「あ〜・・・薫?・・・やっぱ、こういう時って、術の一個でも使えた方が便利だよなぁ・・お前の事、喜ばせらんねぇもん」
黒沢カオル「…てっちゃ……。」
酒井雄二「薫、辛いのは何もお前だけじゃない。陽一だってすご〜く辛いんだ。だから、あいつのためにもがんばってくれ。」
安岡優「別に、何でも一人でやれって言ってるんじゃないんだよ。必要な時は手を貸すし。・・・でも、ある程度の事は一人で出来るようにしないと・・・・ね?」
黒沢カオル「うん・・・わかった。僕、頑張るよ!」
村上てつや「頑張れよなvv困ったときは俺がいつでも手ェ貸してやるから。」
安岡優「ほらっ!てっちゃんはまたそーやって甘やかそうとするんだから!」
村上てつや「だってよぉ・・・薫があまりにもかわいいから・・・」
安岡優「あのねぇ〜、せっかく姫さんが自分でやる気になってるのに水差すような事言わないでくれる?」
村上てつや「メンゴ、メンゴ!(安岡のモノマネで。)」
酒井雄二「あなたがホントにしっかりしてくださいよ。(あきれる)」
黒沢カオル「じゃあ修行しに行こう!」
村上てつや「またバリのところへ行くのかぁ・・・(ため息)」
安岡優「あれ?バリさんから、術書貰ってたでしょ?・・あれにそって訓練しろって事じゃなくて?・・でも、皿の回し方から始まるんだよね。あれ。」
村上てつや「おお。皿回しくらい俺にだってできるっつったら、技能検定やるとか言い出してよぉ〜。行かなきゃいけなくなった。」
安岡優「うわ〜〜(笑)技能検定って事は、級付けするのかなぁ。後で結果教えてね?」
村上てつや「あ〜。・・言える結果だったらな〜。じゃな、薫。・・誰もお前のこと、嫌いになってねぇからさ。」
黒沢カオル「お兄ちゃんも??」
酒井雄二「もちろん。むしろ好きすぎるくらいだ。(笑)」
黒沢カオル「ほんと?!良かった☆」
酒井雄二「わかってると思うけど、だからと言って頼りすぎたらダメだからな。」
黒沢カオル「うん☆わかってる。陽一兄ちゃんにも迷惑だしね。よ〜し、がんばるぞぉ〜!!」
村上てつや「お!やっと笑顔になったな。おまえは笑顔の方がかわいいぞ。(照)」
北山陽一「(姿を消しててつを睨みつける)」
村上てつや「(ぞくっ)・・・な、なんか悪寒がする・・虎か・・狗に睨まれてるみたいな・・(きょろきょろ)」
安岡優「気のせいじゃない?早くしないと検定遅れちゃうよ。バリさんは怒るとすごいんだから。」
村上てつや「ん?あ、ああ。・・・じゃ、行ってくるわ。」
黒沢カオル「いってらっしゃ〜い、てつvvvv (極上の笑顔)」
ナレーション「照れて、手を振るだけのアクションを返し、すたすた歩いて行ってしまう村上。・・・心なしか、足取りが浮いております」
黒沢カオル「だいじょうぶかな?」
安岡優「あこけた。めっずらし〜!おじちゃん大丈夫〜?(指さして笑う)」
村上てつや「うっ、うるせー。」
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