-ゴスドラマ過去ログ:27201-27300-
安岡優「ホントだ・・・(半ば呆れ気味に呟く)」
酒井雄二「(安岡の頭をぽんぽんしながら)寂しいのか?仲間に入ってくれば?」
安岡優「え〜・・・遠慮しておくよ・・・・。」
酒井雄二「…そうか?なら、無理に勧めないけどな。さって、たかだか2時間程の別れで嬉しがってる方々〜。そろそろ目標物を探しに行きませんか」
DJバリ"K"〜ん「おっす。」
安岡優「おっす。って今出てくるトコだっけ?」
北山陽一「台本によるとまだ先のようですね。」
DJバリ"K"〜ん「おっと、これはすまん!」
黒沢カオル「も〜おっちょこちょいなんだから〜♪」
村上てつや「薫ぅ・・・。俺から離れるなよぉ!(黒沢の手をしっかり握る)」
黒沢カオル「うん(」
マネージャー竹内「(うろうろ移動中)…はっはぁ。これはまた…見事に全滅だ。ま、俺の代で、悪業は潰しても良いだろうな。…一緒に住んでて、世界征服を夢見てた連中には悪いけど。…そんなのガラじゃないんだよなぁ。操り人形の王様で、何かあったら責任取りで殺されるのも、嫌だし。」
ト書き「そう言いながら死体を消し、死にかけた人間にとどめを刺していく竹内。どうやら前のボスの子息?らしいが、悪党だった親を反面教師として育った為か、悪事には興味なさげ。…一応、跡を継いだ為、仲間はそれまで通り住まわせ、勝手放題にも目を瞑っていたようだ。」
一般人(男)「ほげぇぇぇぇぇーーーーーーーーー!」
北山陽一「!!向こうで何か聞こえませんでしたか?」
黒沢カオル「誰かがお部屋でようとして、びっくりするものがあったんじゃないのぉ?で「ほげーー」って声だしちゃったんだよ、きっと。」
安岡優「そう言う問題じゃないでしょッ!」
酒井雄二「とにかく、行ってみましょう!」
安岡優「了解!よし、行こう!」
ト書き「奇妙な声が聞こえた部屋に向かうとそこに、五人を待ち構えていたように男が仁王立ちしている」
酒井雄二「?」
北山陽一「あなたは誰ですか?(いつでも術をかけれる態勢)」
村上てつや「誰?って聞いてわかるのかよ?」
マネージャー竹内「そこで構えてるお前が陽一か?・・・・悪かったな。俺の部下が好き勝手やっちまって。・・・まぁとりあえず、お前が無事でよかったよ。」
安岡優「ねぇ、この人陽一のこと知ってるみたい。」
黒沢カオル「だってこの人、僕の事も知ってたじゃん。陽一兄ちゃんの妹だって。優、調理場でこの人と会ったの忘れたの?」
安岡優「あ・・・いや・・・・覚えてるよ?確かここの家主&ボスで、陽一を生体兵器にしようとしてるって言ってたはずなんだけど・・・・・何で無事でよかったなんて言ってんの?」
村上てつや「なに!!こいつがボス!?しかも陽一を生体兵器にするだと!?・・・・ってオイ!何でそんなヤツが俺等の目の前に、しかも戦う気ゼロでいんだよ。これも作戦のうちなのか?」
黒沢カオル「え??そぉなのぉ!!??」
酒井雄二「んん。」
マネージャー竹内「いや。俺はお前らと闘う気は無いよ。」
村上てつや「嘘はつかない方がお前の為だぞ!!」
マネージャー竹内「いやいや!!!これは、マジな話!!だから!!その攻撃態勢を解くんだ!!!!(みんな(薫以外)攻撃態勢に慌てながら説得)」
北山陽一「わかりました。で、僕達と闘う気はないとはどうゆう事なんです?」
村上てつや「取引しよう・・・っていうんじゃねぇだろうなっ?!」
黒沢カオル「取引!?取引するのぉ?おじちゃん!」
マネージャー竹内「まだおじちゃんじゃない!!まだ若いの111」
黒沢カオル「え〜!!若いのぉ!?」
マネージャー竹内「お前の兄ちゃんと5つぐらいしか変わらん!!」
黒沢カオル「ん〜・・・おじさんだね(にっこり)」
北山陽一「はいはい、薫。それ以上言ったら可哀想だから、もうおしまい。・・・それで、あなたの用件は何なんですか? ボスなのに僕等と戦う気も無く、取引しようって感じでもない。何のために僕等の前へ現れたんですか?」
マネージャー竹内「な、なんのためにって、お前らが勝手に家に入ってきて・・・まぁ、ここらへんはうちのやつらのせいだろうが・・それは置いといても、勝手に食料あさったんじゃないかーー(涙)」
ゴスペラーズ「(北山・村上以外)すいません・・・」
北山陽一「つまり僕たちと戦うつもりはないんですね?」
マネージャー竹内「だから!何度もそう言ってるだろぉっ?!」
北山陽一「本当ですか?信じていいんですか?(やはり信用していない)」
マネージャー竹内「本当だといってるではないかぁ!!!(子供みたいに手足をばたつかせる)」
北山陽一「本当ですかね?どう思います?村上さん。」
村上てつや「う〜ん・・・嘘っぽいな。(竹内を睨み付ける。一応脅し。)」
マネージャー竹内「うそじゃないって!!(汗)はぁ、あのさ、うちの妹尾たちが追っかけてた理由とか知ってる?生物兵器にするんだーとかなんとか・・・言ってたけど、その理由。」
酒井雄二「理由・・・ですか?」
黒沢カオル「しらな〜い」
北山陽一「もともとは、そこの、村上さん以外、一緒の村に住んでたんですけど。焼き討ちにあって。…狙われるぐらいなら、諸悪の根源から根絶やしに…」
マネージャー竹内「そっか。…迷惑かけたねぇ…。」
黒沢カオル「迷惑、迷惑〜♪」
北山陽一「薫・・・・(頭を抱える)あなたはこの事知らなかったんですか?」
マネージャー竹内「まったく知らなかった・・・・とは言えないな。 どっかの村を潰したって事は聞いてたし、そこから逃げ出した兄妹を殺そうとしてる事も聞いた。・・・お前を生物兵器にしようって考えたのは、少し経ってからみたいだけどな。あいつ等にしてみれば、緋色の目になるお前は実験に最適だったんだろう。」
北山陽一「そんな勝手な考えで、僕たちがどれくらい苦しんできたか・・・」
黒沢カオル「そうだよぉ!(とりあえず言ってみる)」
酒井雄二「陽一を生物兵器にしようとしたとうの本人(妹尾)はもう御陀仏なんだろう?って事は俺等もう闘わなくていいんですかい?」
マネージャー竹内「戦う気なんてまるでないよ。ただね、えびの代金を・・・。」
黒沢カオル「くれるって言ったじゃ〜んっ!!」
マネージャー竹内「それは、セミエビ。俺が欲しいのは、甘エビ(本当に竹内さんの好物)の分。」
村上てつや「おい。3人とも、俺らが戦ってた時に…なんで呼ばねぇんだよ〜!」
黒沢カオル「だってぇ〜、てつとお兄ちゃんどこにいるかわかんなかったしぃ・・・。すっごくお腹空いちゃったからさ。・・・ごめんね、てつ、呼ばなくて(うるうるおめめ)」
村上てつや「・・・許す。」
黒沢カオル「あぁ!でもね、おじちゃん…ぱぁぱぁと同じ匂いがするのぉ♪」
マネージャー竹内「え・・・っと・・・君のパパさんに??」
黒沢カオル「そお♪」
マネージャー竹内「そっかぁ!!君のパパさんと同じ匂いがするのかぁ!!!(すっごい満面の笑み)」
北山陽一「凄く嬉しそうにしてますが、一応僕の父でもあるんですからね?(ギロリ)」
村上てつや「で、将来は俺の親父にもなる人でもあるわけよ。」
北山陽一「はぁ?!何言ってるんですかっ!そんな事は絶対っっありえまっありえませせんからっ!(珍しく動揺し、台詞をかむ)」
黒沢カオル「ぱぁぱぁは優しいんだよぉ♪だから、きっとおじちゃんも優しいよぉ♪」
マネージャー竹内「そうなんだよっ!!本当はおじちゃん(乗せられて自分でおじちゃんと呼ぶ)は、すっっっっっっっごい!!優しいんだよ!なのに、この人たちがいじめるんだよ・・・・・(TーT)」
村上てつや「ふーん・・・やっぱりおじちゃんなんだ(納得)」
黒沢カオル「てつぅ・・・この人いじめないであげて?(服の袖をつかみ、上目遣いで)」
村上てつや「おっさん!もう心配いらねーかんな!俺等は虐めたりしないし、闘う気もない!なっ陽一!」
北山陽一「調子よすぎますよ!失礼じゃないですかっあんなに疑っていたのに急に手の平かえしちゃ!」
マネージャー竹内「・・・とりあえず・・部下がしたこと・・許してくれるか?」
ト書き「北山は俯いてしばし無言態勢をとり、ぱっと顔を上げて「仕方ないですね」という顔で笑った」
黒沢カオル「やっぱりてつだっ!だいすきっ・・・!(ぎゅっ)」
安岡優「???(薫の思考回路がわかんね・・・)」
北山陽一「(薫、そっちじゃなくて僕のほうでしょ!)あなたは・・・・僕らに対して今まで何もしていないし。何よりも薫の直感を大事にしたいと思っていますから・・・・。」
マネージャー竹内「本当に申し訳なかった・・・(一礼して)ありがとう。」
村上てつや「・・・とりあえず、今んとこあなたを信用するよ。」
マネージャー竹内「ありがとう。」
黒沢カオル「おじちゃん、良かったね!!おじちゃんも大好き!!(満面の笑み)」
マネージャー竹内「うん。ありがとう。(黒沢の頭を撫で、全員に深々と頭を下げる)」
酒井雄二「…はぁ、とりあえず。『悪の根源』は滅ぼしましたし…俺なんにもやってないけど。帰ります?」
北山陽一「そうですな。薫帰ろうか(笑顔)」
黒沢カオル「うん♪にゃっ・・・・おじちゃんはどうするの・・・?みんな居なくなったら・・・・・ひとりぽっちになっちゃう・・・?(竹内を見上げて訪ねる)」
マネージャー竹内「ん?まぁ、元々、他人の中で一人で暮らしてたもんだから。心配しなくても、大丈夫。親父にも見放されてたし。母親…でも探して、3千里歩くかなぁ(笑)」
黒沢カオル「ママも・・パパも・・・いなくなっちゃったのぉ?(泣くまいと必死になる黒沢)」
マネージャー竹内「ん?・・そんな、気にする事じゃないから。本当に。俺には、それが普通だったから気にした事もない。居ない人に希望は抱けないし。だから、俺の為に泣かなくて良いんだよ。」
黒沢カオル「おじじゃ〜んん(おじちゃーん)・・・ひっく・・・ひっく・・・うぅ・・ひっ・・(滝の様な涙を流し竹内に抱きつく)」
マネージャー竹内「(かわいいな)大丈夫だよぉ薫?優しい子だね薫は♪(なでなで)」
北山陽一「あっ、ちなみに薫の父親が俺の父親だっていうのは嘘ですから。薫と俺は兄弟ですけどね?(2人を引き剥がす)」
村上てつや「薫ぅ、もう泣くなよ。お前が泣くと俺まで泣きたくなるだろう…ひっく(泣)」
黒沢カオル「(ごしごし)ぐすっ」
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