-ゴスドラマ過去ログ:27301-27400-
マネージャー竹内「(涙の染みを見下ろし、交互に黒沢と北山を見る)…異父兄弟って事じゃないよな?スナ○キンと、ミイみたいに。」
北山陽一「スナ○キンとミイってそうなんだ?へーー・・・いや、ただ、おたくの父親かな?の代に村を襲ってたんでしょう?その時にね、俺と薫の両親は殺されてて、薫は育ての親がいる・・ってだけですよ」
酒井雄二「へ?初耳。」
北山陽一「あれ?知らなかった? 城に保護された当時、薫は記憶喪失になってて・・・それで、養子とまでは行かないけど、王様とお妃様の子供として薫を育ててもらう事にしたんだ。そして僕は、薫に一番近い世話係にしてもらったと。」
酒井雄二「ほ〜!そういう事だったんですか!・・・薫・・・やっぱ泣いちゃうよな。こういう話・・・辛かったな・・・」
黒沢カオル「だ・・・大丈夫・・・僕・・大人になるんだもん・・・(といいつつ泣いている)」
マネージャー竹内「あーあーよしよし。(なでなで)ごめんねぇ…。」
村上てつや「()」
安岡優「?てつどうしたの?」
村上てつや「いっいや・・・別に・・・(と言いながら竹内が薫の頭をなでなでしてるのをうらやましそうに見ている)」
安岡優「いつも撫でてんじゃん。撫でたかったら混じってくれば?」
北山陽一「(無言の威圧感)」
安岡優「なるほどね・・・(^△^;)なんか薫が可哀想に思えてきたよ・・・・」
酒井雄二「(こそっと)よーいち!妹離れするんじゃなかったのかい?」
北山陽一「妹離れするのと、妹を悪い虫から守ることは別の話ですから。(きっぱり)」
酒井雄二「・・過剰防衛って、言葉知ってるかい?おにーさん。」
北山陽一「雄二だとこんなことしないんですけどね☆薫どうですか?」
黒沢カオル「ん〜??どうって何がどうなの??」
北山陽一「雄二のこと、どう思ってる?・・好きだとは思うけど、薫にとって、どんな人?」
黒沢カオル「う〜ん・・・(しばし考え中)あっ!ぬいぐるみ見たいな人ぉ〜。一緒にいると安心するのぉ。」
酒井雄二「ぬ、縫いぐるみっすか・・(苦笑)・・まぁ、親戚の面白いおにーちゃんだと思ってくれりゃあ良いデスよ(笑)」
黒沢カオル「??けど、雄二と一緒に居るとね、本当に安心するんだよ?陽一おにいちゃんは、雄二と居て安心しないの?」
北山陽一「安心というより・・・信頼ですね。男の友情って感じかな?」
黒沢カオル「かっこいい〜、お兄ちゃんと雄二って!「男の友情」っていいね〜(満面の笑み)」
北山陽一「(にっこり微笑む)」
黒沢カオル「じゃあ、てつとお兄ちゃんは?男の友情??」
北山陽一「いや「友情」じゃなくて「正義と悪」って感じかな(にっっっこり微笑む)」
黒沢カオル「どっちが悪なの??(きょとん)」
北山陽一「もちろん、僕が!ですよ?それとも、薫はお兄ちゃんが悪でいいの?」
黒沢カオル「いやだぁ〜。てつが悪なのもいやだぁ〜。(じたばた)」
北山陽一「ああ・・・・泣かないで薫(おろおろ)」
黒沢カオル「でもお兄ちゃんもてつも悪だったらやだぁ〜!(泣)」
酒井雄二「はいはい、泣かない泣かない。薫は、運動会とかやったことないか?あれで、赤組白組青紫黄色とかに別れるようにだねぇ。友達だけど、ライバルって事があんでしょ?ああいう感じなんですよ。」
黒沢カオル「運動会?・・・やった事ない・・・みんなが許してくれなかったから・・・(しゅん)」
酒井雄二「(はっっっっっ!!!!しまった!!!!)ごめんごめん、そういうものあるんだよ!!だから、ただのライバルライバルっ!!!!!!(焦って声がデカイ)」
黒沢カオル「だけどみんな仲良しなんでしょ?」
酒井雄二「そうっ!みーんな仲良しなんだよっ!」
安岡優「雄二どうしたの?ヘンな汗をかいてるよ(苦笑)」
黒沢カオル「嘘なのぉ?」
酒井雄二「(安岡余計な事言うなよ!)嘘じゃないぞ!すっごく仲良しだ!(汗)」
黒沢カオル「そうならいいの」
酒井雄二「ふぅ・・・やすおかっこの〜!(怒りの眼差し)」
安岡優「ごめんっ」
マネージャー竹内「はははっみんな本当に仲が良いんですね〜」
村上てつや「喧嘩するほど仲がよい、ってな。」
黒沢カオル「そうそうそう★」
酒井雄二「(良かった・・・)」
安岡優「まじで焦った・・・・。(汗、汗)」
ト書き「仲が良いといいですねやっぱり。」
村上てつや「さてと、、、」
マネージャー竹内「あっ、早くここから逃げた方がいいよ?」
ゴスペラーズ「は?どうして?」
マネージャー竹内「ん?あぁ、多分ねぇ、妹尾たちの実験もこれのために行いたかったんだろうけど・・・ここね、いん石っていうのかなぁ?がね、直撃しそうなんだよねぇ。」
ト書き「親指で窓の外を指す竹内。空には小さな光点が一つ浮かんでいる」
マネージャー竹内「ほらほら、早く逃げなきゃ。…そうだねぇここは、完全に窪地になっちゃうだろうけど。住人誰も居ないから、罪悪感とか、他の人が死ぬ心配はしなくて良いからね?」
ト書き「いつ落ちてくるかわからない代物だから、早く逃げた方がいいと、竹内は言う。」
マネージャー竹内「周りに住んでた人たちも他の国に移住させてもらったしね、絶対っていう数値はでないから、もしかしたら他の人たちに被害は出ちゃうかもだけど、まぁ一応安心な距離はとってあるよ。」
黒沢カオル「怖いね、怖いねー!」
北山陽一「薫・・・・もうちょっと怖がりなさい^^;」
黒沢カオル「え〜っ、ほんとにコワイよ〜(と言いつつあまり怖がってる風に見えない・笑)」
北山陽一「はいはい。もういいから。」
黒沢カオル「おじちゃんも早く逃げないと!」
マネージャー竹内「ん?俺?俺はさ、最後までここにいないとね。妹尾たちとは別に研究しててね、直撃する前になんとかしたいからさ。」
村上てつや「・・・死のうとか考えてるんじゃねぇだろうな?」
マネージャー竹内「まさか(笑)俺だって我が身が可愛いよ。直前になってどうしようもなくなったら、テレポートでどっかに飛んでくし。」
北山陽一「じゃあ手伝いますよ。俺頭いいですから(えっへん)」
安岡優「ぼそっ…(普通、自分で『頭いい』って言うか?(笑))」
北山陽一「なんだって?聞き取れなかったなぁ〜(本当は聞き取れている)」
安岡優「・・・・・・・・・・シスコン(ぼそっ)」
北山陽一「誰がシスコンだって〜〜!!!」
安岡優「ん~ん!なんでもないよぉ!!ねぇ、酒井さん!!」
マネージャー竹内「ん〜・・そうしてもらいたいのもヤマヤマさんなんだけどさ。もう、解読終わっちゃってて、後は呪文の構成と発動させるだけだかんねぇ。・・でも、問題は・・・呪文唱えた後に、聖霊様の出してくる、なぞなぞに答えなきゃならんのよ。5問。」
酒井雄二「なんとこりゃまぁ、俺らの人数に合わせたかのような人数だなぁ・・・・。(笑)」
安岡優「そうかな?・・だとしたら、戦隊ものも、俺らの人数にあってるし。10個入りのお菓子だって、俺たちの人数に合わせてるって解釈できるよ?」
村上てつや「なぞなぞ・・って、なんでかわかんねぇけど。こん中で、得意なやつっているのか?・・知識じゃなくて、駄洒落とかもあるんだろ?」
北山陽一「僕は深く考えちゃうタイプ、てつは・・・・・はぁー、(ため息)優も頭は回るほうだし、洒落で言ったら雄二。薫は・・・・・結構勘がいいから大丈夫じゃない?」
マネージャー竹内「そっか、いや、俺もそこそこパターンは知ってるけど。わからないやつだと、ここから逃げなきゃならなくなるんで。・・頼りにしてるよ(笑)」
黒沢カオル「それは僕もはいるのぉ??」
酒井雄二「もちろんです。安岡、エッフェル!エッフェル!・・・」
マネージャー竹内「じゃあ、早速、術に取りかかろうかな。・・早い方が、良いだろ?それとも、断らなきゃならない先約とかあるのかな?」
村上てつや「ないない。デートの予約は、これから入れ・・・よっかなぁ・・。うんうん。予定は未定。」
ト書き「ちらり、と薫を見ようとしたものの、隣の北山がめんちを切っており、慌てて言葉を濁す」
マネージャー竹内「じゃあ、始めよう!!」
北山陽一「スタートぉぉぉ〜!(珍しくシャウト)」
村上てつや「おーし。」
黒沢カオル「いて!!(何か刺さる)」
安岡優「nasitano!?」
ト書き「黒ぽんの頬に血が!!ナイフが黒ぽんの顔に飛んできたのだー!!!」
北山陽一「薫!!!(本人よりも焦る)」
村上てつや「大丈夫か!!薫〜!!」
マネージャー竹内「まだ残党が居たのか?・・すまない。こっちで片付けてくる。(黒沢の顔に治癒魔法を施し、部屋を出て行く)」
黒沢カオル「ぁう。…傷塞がっちゃった…。大丈夫……ちょっと吃驚しただけだし(ほにゃ」
北山陽一「・・・てつ、悪いんだけど薫を連れて先に帰ってくれない?」
村上てつや「えっ、それは別に構わないが、俺が行っていいのか?」
北山陽一「ん・・・ま、しょうがないよね・・・・・・・・・・・・・・その・・か、薫と結婚したら将来は王様だからさ、頑張ってよね、てつ。」
村上てつや「え、ええっ・・・!い、今お前・・・・?俺のこと認めてくれるのか?!」
北山陽一「俺が認めてもね・・まだまだ、前途多難だよ?・・(二人をテレポートさせる)」
村上てつや「俺は負けないぞぉぉ・・・・・!」
北山陽一「さて・・・竹内さんに加勢する?それとも、隕石止める?どっちにしようか。・・両方とも、出来るかどうか・・・判らないくらい、隕石接近してるけど。」
村上てつや「あれ?薫連れて先に帰るんじゃなかったの?俺。」
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