-ゴスドラマ過去ログ:7901-8000-
安岡優「さすがナレーションさんだね♪」
酒井雄二「あ〜目が痛い……全部真っ白だったから、目が変になってる。」
北山陽一「貴重な体験でしたね…重力も平衡感覚の概念もない世界なんて凄すぎます。」
黒沢カオル「……なんか違う意味で、すごいな、北山……。」
北山陽一「『宇宙』とか『水中』もそうでしょ?ただ空気があるかないかの違いで。」
黒沢カオル「まあ、そうだけどさ。」
北山陽一「やはり、どんな状況でも冷静にならなければ行けませんからね。と・く・に!このメンバーだと・・・」
ト書き「当然の如く、北山の眼鏡が光る。」
酒井雄二「あ〜……ところで、真理さんと社長は?」
北山陽一「見当たらないですね。」
村上てつや「ナニやってんだか…面倒くせぇなぁ〜。」
北山陽一「面倒くさいなんて言ってたらまた何やらされるかわかったもんじゃないですよ。」
効果音「たったかったったか♪」
酒井雄二「はぁっ…この音はっ!」
黒沢カオル「……吉本新喜劇…。」
村上てつや「おい…そこの二人、なんで劇画調なんだよ…?」
北山陽一「吉本なんですか?よくわかりましたね。」
酒井雄二「あの独特の音楽は一度聞いたら忘れられんね。ある意味音楽としてはドリフと肩を並べるんじゃないか?」
安岡優「肩並べられてもなぁ〜…ズンドコ節とか有名だけど。」
村上てつや「そっち行くか……『いい湯だな』とか言ってくれよ。」
黒沢カオル「今はドリフの話してる時じゃないと思うんだけど。」
酒井雄二「えぇっ!?」
北山陽一「凄い驚き様ですね…。」
安岡優「さすがサカイユージ!」
黒沢カオル「もぉぉぉおおおうっ!!!全然、わけわかんなくなってるぅ!収拾が付かないよ!酒井もいい加減に目を覚ませっ!」
酒井雄二「浜辺で拾った〜台詞など〜♪」
ゴスペラーズ「酒井以外>逃げんなよ・・・」
村上てつや「あああっ!!!もうワケわかんねぇっ!誰か状況を整理しろよ!」
酒井雄二「だぁーかぁーらぁー!吉本のテーマが流れてきたんですよ。んで、一度聴いたら忘れられない名曲だと・・・そしたらリーダーが『いい湯だな』の話を・・・」
村上てつや「俺の所為にすんのか?!言っとくが酒井!お前が目茶苦茶にしてんだろが!」
安岡優「喧嘩しないでよぉ〜(@0@;/」
酒井雄二「ああそーですか!そこまで言いますか!俺が悪いと?!全部俺の所為だと!」
安岡優「・・・ふえっ・・・喧嘩しないでぇ。・・・ふぇぇえええええん!」
北山陽一「あーあ・・・どうすんですか?ナレーションさん。俺と黒澤さんの力では、何にも出来ませんよ?」
ナレーション「収集つかなくなると、私を呼ぶんですね〜。いつも冷たいくせに、もう・・」
BGM「ブッブッブ〜。」
黒沢カオル「ダメ出しのブザーが鳴ってるね…」
北山陽一「ま、とりあえず一回ドラマの方は終わったんですから事務所の方へ戻って各自家に帰りましょうか。」
安岡優「でもさー……ここってどこなの?」
ト書き「喧嘩していた村上と酒井は、ぴたりと止め周囲を見回す。」
安岡優「ニッポンかどうかも疑わしい光景だよね。」
ト書き「5人+αが立っていた場所は、砂以外目に入らない。」
村上てつや「なんでこんなトコに出るか…。」
黒沢カオル「ヒトコブラクダいるかな〜…。」
酒井雄二「ヒトコブラクダと、フタコブラクダじゃ生息区域が違うんですよね…。」
北山陽一「こら、そこ。しみじみしながら現実逃避しない。」
ト書き「びしぃ、と北山は突っ込んだ。」
ナレーション「あー、じゃあ元の空間に戻りましょうか。」
村上てつや「ここ、元の空間じゃないの?」
ト書き「ナレーションの顔色が分かり過ぎる程に、変化する。」
安岡優「あ〜…さっき『元の場所へ』って言ったから…元の場所ってどこなのさぁ?」
北山陽一「要するに、ここはさっきのドラマの空間とも、俺たちが通常暮らしてる空間とも違う・・・ってことですか?」
酒井雄二「(むむ、ここは仕方が無い……)頼むナレーション……どうにかして、元の世界に俺たちを返してくれ。」
ナレーション「sa,」
安岡優「o~i!!」
村上てつや「なにやってんだよ二人とも・・・」
ナレーション「(酒井サンが私にお願いしてる!!)酒井サンのためなら!!」
安岡優「お願いね!!ナレーションさん」
ナレーション「はい!!じゃあ、現実世界の事務所へいどう!!」
マネージャー竹内「ああ!皆さんお帰りなさいぃぃぃ〜」
黒沢カオル「…良かった、戻って来た。」
村上てつや「初めからここ連れて来いよ。」
北山陽一「疲れましたね…本当に。」
安岡優「でも、ある意味楽しかったよね☆」
ゴスペラーズ「安岡以外>お前だけだ…楽しんでたのは。」
酒井雄二「さてと戻ってきた事だし…えっと、次は??!」
黒沢カオル「北山ぁ・・・(上目+首傾げ.)」
北山陽一「……どしたんですか?」
安岡優「ああっ・・・僕のぉ・・・(上目遣いの事)」
村上てつや「…なに、またそっち行くわけか?」
酒井雄二「ああ、折角まともだったのに…<がっくりとうなだれている」
村上てつや「あっ、そうだ。」
安岡優「んっ?何?(ニッコリ)」
村上てつや「今回のヒロインは・・・・・。」
安岡優「今回も僕でしょ?(更にニッコリ)」
村上てつや「俺。」
ゴスペラーズ「えぇぇぇぇーーーー!!!!!」
村上てつや「何?ダメ?(強気な顔)」
安岡優「ダメ絶対!」
酒井雄二「リーダーがヒロイン……うがあぁぁぁぁっ!」
黒沢カオル「話の内容とかにもよるんじゃないの?……それでも、やっぱり駄目か。」
ト書き「村上がヒロインになれるであろう話を考えてみるが、思い付かず自問自答する黒沢。」
村上てつや「駄目か…。」
北山陽一「次に何やるか決まってませんしねぇ…。」
村上てつや「んじゃ、ヒロインがダメならヒーロー」
酒井雄二「…あんたもへこたれませんな…」
村上てつや「だぁってさー。」
安岡優「ヒーローってそんな役回り多いよね…てつはそれでもいーんだ?」
村上てつや「損な役回り?」
安岡優「んーと……。」
ト書き「安岡はぱさぱさと何かの本を捲っている。」
酒井雄二「なに…それ。」
安岡優「なにか良い話がないかなぁっと…思って。」
北山陽一「俺ちょっと寝てきます…今になって眠気が…。」
黒沢カオル「なんか、ごちゃごちゃしてきたナ・・・(^^;」
酒井雄二「まぁ、とにかく北山は寝てこいよ。後で決まったら起こしに行くから。」
北山陽一「はぁ・・・ありがとうございます・・・あ、ちなみに僕も、リーダーのヒロインは反対です。・・・ぐー・・・ぐー・・・」
黒沢カオル「最後の台詞がそれか・・・でも、当たらずとも遠からず・・・ってやつだね。」
酒井雄二「とーにーかーくー。俺もリーダーのヒロインは、断固反対だね。」
安岡優「なんでてつはヒロインになりたいの?」
[TOP|NEXT|BACK]