-ゴスドラマ過去ログ:27701-27800-
北山陽一「ないことはないけど・・・何に使うつもりですか?」
村上てつや「iya」
北山陽一「・・・(動揺してますね。魔法が使えるような道具を使って薫の居場所を探すつもりでしょうけど・・・そうはさせませんよっ!)」
安岡優「・・・・・。(あ〜、こりゃお互いによからぬ事を考えてるっぽいね。僕、知〜らないっと。)」
酒井雄二「(薫の言う『ある場所』にて)薫、ここで『アレ』を買うのですか?」
黒沢カオル「ううん。違うよ。ここはただの通り道なの。ここを押すとね。フフフ・・・。」
ナレーション「いつもとちがう薫におびえながら歩く酒井であった。」
酒井雄二「どこまでいくのですか?結構歩くのですか?」
黒沢カオル「も〜ちょっとぉ〜♪(とてとて)」
酒井雄二「(…心配だ。いつもの薫じゃない。果たして俺は生きて帰る事が出来るのだろうか)…ぶつぶつ」
黒沢カオル「なに、ブツブツいってるのぉ!?怖い!!」
酒井雄二「それそれは・・・・。スミマセン。ちょっと考え事をしていましてね。」
黒沢カオル「ゆうじ〜もしかして、もう疲れたの〜?う〜ん・・・もうちょっとだから我慢してぇ〜!ね〜♪(ウインクしてまた歩き出す)」
酒井雄二「・・・なんなんだ、あいつは。でもかわいいなぁ。」
ナレーション「その頃北山・村上・安岡の3人はというと・・・(あ。お久しぶりです皆さん♪)」
村上てつや「(ナレ、目立つんじゃねぇーよ←不機嫌(笑))ふぅ・・そーいえば王様たちはどうしたわけ?」
安岡優「そーいや見かけないね。」
北山陽一「そういえば・・・お后様に会ったのは僕が倒れてた時でしたっけ?」
安岡優「陽一を寝かせた後。王様に説教しに行ったみたいだねぇ〜。・・何であんな呪文教えたのか!って、怒ってたもん。え〜と・・C言語プログラム構成の魔術だっけ?・・あれ、昔王様が使い過ぎちゃって、今でもあっぱらぱーになる事があるみたいだし・・」
村上てつや「あっぱらぱーなのはもともとじゃねーか?」
北山陽一「・・一応、それは・・言わないでおいてくださいね・・薫育てた人なんですから・・。それに僕の雇い主っていうか・・なんていうか。」
佐々木真里「気を使わなくていいのよ、陽一。あなたも私の息子みたいだしvv」
北山陽一「・・・・。どうも。」
安岡優「でもさ、本当の息子だったら、第一位王位継承者になって、この国も安泰なのにね。(無邪気に笑いながら)」
村上てつや「どういう意味だ安岡!」
安岡優「べっつにぃ?」
北山陽一「もともと、王位なんて・・気にもしてませんでしたからね。王の器じゃないんですよ。僕は・・」
安岡優「そうかなぁ?てつより立派な王様になれるのに・・・・・」
北山陽一「他人を信用してなかったですから。・・二人とまた、会う前までは・・」
安岡優「それでも僕は陽一、君を信じていたよ?」
北山陽一「・・心理作戦でぐさぐさ言ってたのに?(笑)・・でも、人を信じてみるのも良いなぁって、思ったから。ね。・・無差別には無理だけど」
安岡優「・・・・あの時はゴメン。まぁ、むやみやたらに人を信じてたら、辛いからね。」
北山陽一「いや・・・ユタカがああ言ったのも無理ないよ。僕がユタカやユージだったら同じことを言ったと思うよ。」
村上てつや「安岡・・何気オレにはきついよな・・(「てつより立派な王様になれるのに」に結構傷ついた)」
安岡優「ごめんごめん。」
村上てつや「めんごだろ〜!このっ!(安岡を軽く叩く。ちょとっこ不機嫌らしい。)」
安岡優「でも・・・今は信じてるんだろ?僕や雄二や薫・・・それにてつも。(北山を凝視する)」
北山陽一「…。」
村上てつや「安岡・・・お前よくそんな恥ずかしいセリフ吐けるよな・・・・」
安岡優「僕は恥ずかしくないもん♪♪てつが言うとちょっと引くけどねぇ・・・」
村上てつや「俺はそんな事言わねぇよ!頼まれても言わねぇってお前等もわかってんだろ!まぁ・・・・・北山の返事が早く聞きたい所だが?(北山に視線を向ける)」
北山陽一「まぁ信じてはいますけどね?俺もそういうくさい台詞って好きじゃないんですよ、そんなのわざわざ言う事か?ってね。」
安岡優「だって今の陽一の態度は「信じてません」ーって態度だったじゃん!もっと優しくして〜?(黒沢の真似をする)」
北山陽一「優しくして欲しいの?……う〜ん。おせっかいと優しさの、定義を口頭で述べてくれたらね。」
安岡優「・・・・さっ、述べなさい。(そっと村上の背中を北山の方へ押す)」
村上てつや「何やってんだお前は!しかも全然薫に似てねぇじゃねーかっ!!ったくよぉ。(すぱーんと安岡の頭を叩く)」
安岡優「…ってぇ…。何だよー、人がせっかく…。……いいや。」
村上てつや「なんだぁ?いきなり不機嫌になりやがって・・・(←人の事言えない人。村上哲也。)何か言いたいことがあったら言え!イライラしちまう。」
安岡優「だって言ったら殺されそうだもん・・・」
北山陽一「僕の定義は、おせっかいは望まない時の親切で、結果もそんなに望ましくない時。優しいってのは、必要な時を見定めて、してくれる最適な行為かな。結果も上々。…ま、そんな感じでやれば良いの?ヤスとてつの二人にも。」
安岡優「良いと思うけど、いちいち考えながら動くのって疲れない?もっと気楽に人と付き合ったら?」
北山陽一「ここまでなら大丈夫っていうのが判れば、ね。友愛ってヒトの感情で違うでしょ?誰彼にでもハグして良い訳じゃないし。ね」
安岡優「北山さんの場合、誰彼・・っていうか、女の人のみじゃん。ハグは。」
村上てつや「そうだよ!お前は女だけじゃねぇか!!」
北山陽一「じゃあなんですか?優は僕にハグして欲しいんですか?」
安岡優「欲しいよ♪」
村上てつや「ハグvv(抱きっ)」
安岡優「わ〜〜っ!!!(すぐさま村上から離れる) ・・・もう!てつのごつい腕になんか死んでもハグされたくないよ!!北山さんだからハグしてほしいって言ったんだからね!(←問題発言のような・・・(汗))」
北山陽一「絵・・・やってほしいの?じゃあ、ハグ!(安岡に抱きつく)」
安岡優「ぎゃーー嘘ですーごめんなさぁい!僕も女の子がいいー北山さんでもやだーーはぐは可愛い子がいいーー!!(鳥肌)」
村上てつや「結局嘘じゃん。」
北山陽一「にしても男同士で何やってるんですかね僕達。・・・プッ(笑い出す)」
安岡優「気色悪いよねぇ〜誰だよぉ考えたのぉ〜〜(笑)」
村上てつや「俺らにやらすなっつーの、でもよー北山に抱きつかれた時の安岡・・・・ぐッ・・かなり笑えたけどな(涙目で笑いおこらえてる)」
安岡優「・・だって・・感触がさぁ・・細くてもやっぱり男だよ・・」
ゴスペラーズ「当たり前でしょ。」
安岡優「気持ち悪い〜〜」
北山陽一「僕でよかったらいつでもハグしてあげますからねー(笑顔」
安岡優「いや・・・もう・・・勘弁してください(汗)」
ト書き「嫌がらせの気満々の北山と、本当に嫌がっている安岡。それを見て楽しんでいる村上。・・・一方その頃、黒沢・酒井組は・・」
酒井雄二「・・・変な食材が一杯・・(汗)」
黒沢カオル「違うの〜、普通のもあるんだってば〜。(次々カートに食べ物と思しき包みを放りこんで行く)」
酒井雄二「よく食べられますな・・・・・・」
黒沢カオル「ま、一応料理長だからね。(古っ!)」
酒井雄二「何を作るんですか?」
黒沢カオル「てきとーに買って、それですぐになんか考えるよ!」
酒井雄二「ちょ、ちょっと待ってください!?黒沢さん、貴方は今姫なんですよ?姫!!姫は料理したことあるんですか!?」
黒沢カオル「できるもん!」
酒井雄二「ひとりでできるもん…ってホントに大丈夫なんすかぁ?」
黒沢カオル「できるよぉ!!」
酒井雄二「カレーとかはなしですよ!」
黒沢カオル「ぶ〜!!(膨れっ面) 僕、カレー以外のだっていっぱい作れるもん!酒井にだって作ってあげた事あるでしょ!!(プライベートな事を持ち出す)」
酒井雄二「た、たしかに。ポトフとかぁ…温野菜のサラダとか…作ってもらいましたけど(実話)…そーじゃなくって!こんな鳥の肝とか、怪しいキノコとかっ…何に使うんです。」
黒沢カオル「内緒!!できてからのお楽しみっ♪♪」
酒井雄二「わっわかった。楽しみにしてるよ・・・。(俺、死にたくないよ)」
黒沢カオル「でっきるっかな、でっきるっかな、はてはてふむ〜♪」
ト書き「なかなか帰ってこない2人に待ちくたびれている人たちは・・・」
村上てつや「帰ってこねぇなぁ」
ナレーション「あ、私見に行ってきましょうか?いとしの薫姫が気になるんでしょ♪」
北山陽一「僕ちょっと外見てきますね。(ナレを押しのける)」
村上てつや「お、俺も行く!」
北山陽一「ちょっとこの荷物どうするんですかぁぁ??もう!」
村上てつや「この荷物って・・・?」
黒沢カオル「ただいまぁー(にぱにぱ)」
酒井雄二「た・・・ただいま帰りました〜・・・。(たくさんの荷物を抱えている)」
村上てつや「いっぱい買ってきたな、薫。(頭をくしゃくしゃする)。何買ったんだ?」
黒沢カオル「うんとねぇ!いっぱい色んな物〜!ほらぁ!(得意げに中身を見せる)」
北山陽一「すごいかってきましたね。」
黒沢カオル「うん(にぱぁ)。今日はね僕がおいしいものをつくるの。お兄ちゃんたちに栄養があるものをたべてもらうの。準備してくるね(とたとた)」
村上てつや「おっ、薫の手作りか〜!すっげぇ楽しみだな〜(にやにや)」
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