-ゴスドラマ過去ログ:27901-28000-
村上てつや「当たり前だろ〜!薫が作ってくれるなら、何でも嬉しいぞvv(なでなで)」
北山陽一「薫、お兄ちゃんにもまた作ってほしいな。」
黒沢カオル「じゃぁ…この前見つけた(図鑑に載ってない)このきれいな色のきのこで今から作ってあげる(はぁと)」
安岡優「薫……それは……危ないよ。明らかに危ないよ。綺麗な色してるって言っても、紫きのこ以外はとっちゃダメ。」
黒沢カオル「なんで?美味しそうじゃない??(天然)」
村上てつや「・・・(絶句) か、薫!俺、実はカレーが大好物なんだ。作ってくれたらてっちゃんうれしいんだけどなぁ〜。」
酒井雄二「・・・薫さん。これ、見ておいてくださいね。(薫が採ってきたきのこの傘をちぎって、召喚獣に食わせる)」
ゴスペラーズ「(カオル以外心の中で)あぁ…神様…今あなたの元へ行きます…」
ト書き「ぱくん、と飲み込んだ後で、ぱたり、と即座に倒れる召喚獣。」
黒沢カオル「よし、きのこカレーを作ろう★(手には何やら先ほどのきらびやかなきのこが大量に…)」
酒井雄二「・・・きのこを食べた召喚獣がどうなったか見てなかったんですか?(怒り気味に)」
黒沢カオル「そ、そんな睡眠薬みたいな魔法かけたってぼくはひっかかんないもん(ぷん)」
酒井雄二「魔法じゃないですよ。・・そんなに信じないなら、俺が食って、どれだけ危ないか見せましょうか?・・死体が一個転がりますけど、良いですよね?あーんっと。(パクっと食べて、数秒後、うぐっという声を漏らして倒れる)」
黒沢カオル「にゃーーーーーーー(泣)やだぁ!!やだぁ!!!召喚獣ちゃんもやらぁ!!ゆーじもやらぁあ!!」
ナレーション「(死体を眺め)シナリオにないことしないでくださいよ…」
北山陽一「いいよ、ナレさん。ここは僕が何とかして進めるから。(薫に近付き) 薫、これでわかった?人の忠告は素直に聞いておく。これからちゃんと守れるなら、雄二も召喚獣も何とかしてあげるけど。」
ナレーション「…できるんですか?(ひそひそ)」
北山陽一「出来ます!!(キッパリ) 薫、約束できる?早くしないと手遅れになっちゃうんだけど・・・。」
安岡優「陽一!!雄二が本当に苦しそうだよっ!早くなんとかしてっっ!!」
酒井雄二「(あ…死んだじいちゃんが手ェ振ってるゥ★)」
黒沢カオル「約束する!!約束するから、雄二を助けて〜!!!(号泣)」
北山陽一「まず、雄二を横にしないと。」
村上てつや「よし。(ゆっくりと寝かす)」
黒沢カオル「魔法じゃなかn」
ナレーション「黒沢さん??大丈夫ですか?」
北山陽一「薫を頼みますね。ナレさん。・・・・・・ではやらせてもらいます。雄二、貴方はまだ亡くなる方ではありません。必ず生き返らせてあげますから、死なないでください!」
酒井雄二「(ちら、と薄目を開けて、北山を伺う)……<ボソボソ声で聞き取れない」
黒沢カオル「私が・・・雄二の言うことを聞かなかったから・・・・こういうことに・・・なっちゃったんだよね・・・・お願い・・・・生き返って・・・・」
酒井雄二「……(ボソボソ)……本当に飲み込むと思ってるのか……?便所まで連れてってくれたら、戻すから。お前の御得意の魔法で、生き返ったって事にしてくれ……北山」
北山陽一「ぷっ・・・(笑いを堪える)・・・こほん。雄二をちょっと別の部屋へ移動させなければいけないので・・・(そう言って酒井をゆっくりと抱き起こす)」
黒沢カオル「ごめんなしゃぁぃ…ぅぇっぐ。(号泣)」
安岡優「陽一、ちょっと待って。あまり動かさない方がいいから、僕のテレポートで2人を移動させるよ。(雄二、ご苦労様。もう少し我慢ね。) 行くよ・・・・・テレポート!!(指をパチン!と鳴らす。すると酒井と北山がいなくなった)」
黒沢カオル「ねぇ優・・・雄二、大丈夫だよね・・??僕、これからはちゃんと皆の言う事聞くよ!!だから・・・大丈夫だよね?」
安岡優「(ぎゅっと黒沢の手を握る)大丈夫。薫がこんなに反省して、助かって欲しい!って。雄二の事想ってるんだから。絶対戻ってくるよ。陽一だっている。雄二もそんなにやわじゃないよ。ほら、泣かないで。大丈夫。大丈夫。」
黒沢カオル「僕のせいだ・・・・・優ぁ・・・・・ひっく・・うぅ・・っく・・・ぼく・・・ゆう・・が(嗚咽で声が途切れていく)」
村上てつや「(黒沢の目をじっと見て)薫、お前は悪くない。まぁ確かに酒井は今やばいかもしんねーが、何事も経験ってやつよ!これで忠告という物がどれだけ大事かが分かったろ?酒井はそれを、身体はって教えてくれたんだ。だから泣くな。笑顔で酒井を迎えてやれよ。な?(笑顔)」
黒沢カオル「ひっく・・・っ(声にならないのでただ何度も頷く)」
村上てつや「・・・・・・・・(唇を噛み、ただ黒沢を抱き寄せる)・・・薫にひどい事したのは俺かもしんねぇな・・薫にこんな涙流させて・・・酒井・・・早く戻ってこい・・・・(心で何度も酒井の早く帰ってこいと祈る)」
安岡優「(すっと部屋の扉へ近づき)・・・呼ばれて飛び出て ぇ!じゃかじゃじゃ〜ん!!」
ト書き「安岡の力でバコンと開いた扉の向こうで酒井・北山の二人が笑顔で敬礼ポーズをし、登場。」
効果音「パンパカパーンッどん♪」
黒沢カオル「!!っゆうじぃ!!(ぱぁっとこぼれる程の笑顔になる)」
酒井雄二「お〜薫!ごめんな〜おどろかせちゃったみたいでさぁ。っとぉ!(走ってきた黒沢を高い高い・・・できるのか?)」
ト書き「黒沢を持ち上げた反動でふらついた酒井は、北山の足を踏み危うく転けそうになった。が。村上は黒沢のみを救出(?)。ゴンッ!!黒沢を奪われた反動でやっぱり転けて、酒井は膝を強打してしまった。(長いですよ、コレ。)」
酒井雄二「がーーーー!!(村上に向かって)あんたね!!たく・・あんたは絶対王様になれない、保障してやるぅ!!(涙)」
村上てつや「そうさー俺は薫さえ良ければいいのさー♪」
北山陽一「おいおい…(と言いつつ酒井を立たせる)」
安岡優「雄二、大丈夫?」
酒井雄二「ああ、なんとかな。」
小林社長「(じーーーーっと眺めている)←怪しい」
黒沢カオル「雄二vv(もう一度抱きつく)」
酒井雄二「おぉっ!(ビックリした)」
小林社長「酒井君!やはり、君を薫の婿に!!」
北山陽一「えっ!!?ちょっ・・・」
酒井雄二「勘弁してくださいって!」
小林社長「薫はどうだ?・・酒井君は、恋人に留めておきたい男か?それとも、結婚しても良いと思ってるか?」
黒沢カオル「結婚??ずーっと一緒にいるの?ゆーじとぉ?いいよぉ?」
北山陽一「んっっ!!?か、薫!?本気・・・?」
黒沢カオル「うん。みんなと一緒にずーっといたいよ♪だから、お兄ちゃんともてつともゆたかとも結婚するの〜♪」
村上てつや「薫・・・結婚の意味わかってねーだろ・・・・」
黒沢カオル「わかってるよぉ〜。好きな人と一緒にいられるんでしょ?」
酒井雄二「そうじゃなくて・・王様?この国って、一妻多夫制ではありませんよね?」
小林社長「うむ。(薫を見て)薫は誰が一番好きなのか?」
安岡優「ってか、なんでこんな事になってんの??」
小林社長「もうそろそろ、薫も年頃だ・・私も引退したい。真里が嫁いで来たのは、薫よりも若かったがな。・・そろそろ、良いだろう?」
酒井雄二「・・・・・・・・・・(大汗)」
黒沢カオル「ぼく、みんな大好きなのに・・・」
小林社長「・・隣国からの求婚の話しは、すーべーて、断ってきたんだ。でもな?・・そろそろ、次の王を迎えなければ・・」
黒沢カオル「パパ・・・早く決めないといけないの?(悲しそうに)」
北山陽一「ってか求婚って・・・そんな話あったんですか!!?」
小林社長「実はな・・・・。お前の耳には入れなかっただけだ・・・・。」
北山陽一「っ!・・・・・・・(開きかけた口を閉じ、何か考え事を始める)」
黒沢カオル「(北山の袖を揺らして)お兄ちゃんどうしたの?」
北山陽一「(・・・口出しは許されない、よな・・・・・・僕は、妹離れしなければならない・・・・でも・・あぁ!くそっ!・・・・・・。)・・んぁあ!!何?薫。何かあった?」
黒沢カオル「ぼ、僕結婚なんてしない!!だってまだ皆と一緒にいたいもん!結婚なんて嫌だ!(と言って部屋から出て行った)」
北山陽一「ちょっと、薫!どこへ行くんですか!?」
村上てつや「くそっ!(おいかけるてつや)」
北山陽一「僕も行きますっっ!!」
小林社長「薫はやはり少し甘やかしすぎたみたいだな。普通この位の年齢になれば嫁ぐのは当たり前の事だが…」
酒井雄二「でも前から姫は『みんな』と過ごしてきましたからねぇ・・。選べないのも無理ないでしょ・・。」
安岡優「そうだよね」
小林社長「それもそうかも知れんが、甘やかすことはよくないことだ。」
酒井雄二「しかし・・・」
ト書き「その頃薫は・・・・」
黒沢カオル「うっ・・・うっ・・・(泣)」
ナレーション「小さい頃からの隠れ場所・古い書物を納めておく古い蔵のような場所の隅に来ていた・・・って、黒沢さん、大丈夫ですよぉ。」
黒沢カオル「やだよぉ…うぅ…結婚なんてぇ…しちゃくないぃ…(膝を抱えて号泣)」
ナレーション「うーん。奥様も嫁いできたって言ってますし。王様も手放したくなかった…のも含めて、一応、まっとうな恋愛してくっついて欲しかったんじゃないですかねー。黒沢さんには。でも、王様も御老体ってのは設定ですからねー…」
黒沢カオル「う゛ー・・・?」
北山陽一「薫、またここに隠れてたんだね。・・・隣に座っていい?」
黒沢カオル「あ、うん・・・。。」
北山陽一「これで涙拭きなよ・・・。(黒沢にハンカチを渡す。)」
黒沢カオル「ありがど・・・お兄ちゃん・・・・・うっ・・僕・・け・・こんし・・したくないぃい!(涙を堪えながら)」
村上てつや「大丈夫かよ・・・。」
酒井雄二「あの、それじゃストーカーですよ?村上さん。(柱の影に隠れている村上に肩ポン)」
村上てつや「おわっ!! ・・・何だ、酒井か。だってしょうがねぇだろ?心配なんだから。」
安岡優「そうとうショック受けたみたいだね。雄二の事っ・・・・きっきのこ事件もあったしっ・・・・・薫大丈夫かなぁ・・・(村上・酒井に続き柱の影)」
ト書き「一方、黒沢と北山はというと・・・・」
黒沢カオル「ぼく・・ぼく・・・みんなと離れるのやだぁ・・やだょ・・・・」
北山陽一「(薫の頭をなでながら)お兄ちゃんだって薫と離れるのは寂しいし、いやだよ。けどね・・・」
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