-ゴスドラマ過去ログ:28001-28100-
黒沢カオル「・・・けど・・?なぁに・・??」
北山陽一「けどね、結婚するっていうのは、確かに誰か1人とずっと一緒にいるっていう事だけれど、その頻度が変わるだけで、他のみんなと一緒にいられなくなるわけじゃないんだよ?」
黒沢カオル「でも、やっぱり僕、皆とずっと一緒にいたいよ・・・」
北山陽一「薫・・・人間て出会いもあれば別れもあるんだよ。言ってる意味わかるか?(頭なでなで)」
黒沢カオル「僕は大好きな人達とずっとずっと変わらずに一緒にいたいんだよ・・・っ。」
北山陽一「薫、わかってほしいんだ・・・・・(涙目)」
黒沢カオル「・・・わからないよ!!そんなの・・わからないよぉ!!!どうして皆とずっとずっと・・・皆とずっと一緒にいたいの!!」
ナレーション「(既婚者が言うせりふじゃないな…)」
北山陽一「ナレ、今は黙ってて」
ナレーション「………しゃべってないんですけど…あの…心の中読まないでくださいよ……」
村上てつや「台本にないプライベート話持ってくるんじゃねえよ。」
ナレーション「しゃべってませんてばぁ…!!(号泣)」
北山陽一「喋ってなくてもわかっちゃうんですから気を付けてくださいよ。さて、話を続けましょう。」
DJバリ"K"〜ん「(突然現る)黒ポン!!俺と結婚しようぜ!!!」
ゴスペラーズ「げ!!!!!!!!!!!!!」
ナレーション「げ!」
黒沢カオル「・・・ん?・・・・・・誰・・・?!」
酒井雄二「(台本捲り中)・・えーと、バリ氏は・・村上さんの剣術の師匠役のほかに、求婚する役も・・あったかな〜」
DJバリ"K"〜ん「え?俺じゃないっけっ?!」
安岡優「…違うよ…求婚役は田辺さんのはずだよ」
田辺恵二「えっ・・・俺!?冗談だろ?俺もう敵役として出たじゃん。勘弁してくれって。」
酒井雄二「(きのこ事件以来シナリオしかとしてるし(特に俺)…改心のシーン飛ばされたんだな…)もう、バリさんでいいよ…」
DJバリ"K"〜ん「いいの?ヨッシャ!!」
黒沢カオル「イヤ!ごめんなさい!」
ゴスペラーズ「(黒沢以外)ぷっ……」
DJバリ"K"〜ん「がーん」
黒沢カオル「だって、ぱぱくらいの年齢でしょぉ・・?」
村上てつや「薫は俺みたいに若い男がいいんだと。と言う事でバリ、あきらめろ。」
ナレーション「(君らも同年代だよ)バリさん、どうします?」
ト書き「うーん、と唸って、「リベンジ」を誓うバリさん。リベンジを誓ったとして、相手にその気が無ければ・・」
一般人(男)「おぅ、の○太良いもん持ってんじゃん?俺にも貸せよ」
ゴスペラーズ「・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
北山陽一「台本に書いて無い事言わないで下さい!!(睨む)」
一般人(男)「台本には書いてあるぞ!!!ほら!!132ページ5行目から!!!」
村上てつや「お前が付け足したんだろっ?!」
一般人(男)「付け」
北山陽一「ああもう、うるさいっ!!(キラン)」
一般人(男)「ひでぶー………(消滅)」
ナレーション「(やれやれ…また人殺してるよこいつ…)さて、バリさんはどこいったかな?」
北山陽一「ちょっとまって!何か言った?ナレさん(凄い笑顔)」
ナレーション「バリさんはどこいったかな?と言いましたよ(引きつり笑顔)」
安岡優「あんまりさー。独壇場でやられると、こっちも困るんだよねー。あ、そっか。困らせんの目的なのか。・・薫ぅ、もう、てつと結婚して、王位就かせて、とっとと新しい話しにしない?このままぐだぐだで進むのもそれなりに面白いかもしんないけど。オモシロさを見出すのが少数派だとさ、自己満に近くなんないかなぁ。」
小林社長「ふむ、村上!カオルと式を挙げろ!!他の皆は式の準備じゃ!!!」
佐々木真里「あらあら、楽しみですわね♪」
ナレーション「(逃げる口実ができた♪)さあ、皆さん、張り切って準備しましょう!!!」
黒沢カオル「てつー「逃げる口実」って何ー?」
村上てつや「()」
ト書き「てつ混乱中」
村上てつや「(ごまかしつつ)そんなことより着替えなきゃでしょ?早く見たいなぁ、カオルのウェディングドレス(…前に一度見たような…)」
北山陽一「(…お色直しとかすんのかなぁ…)」
黒沢カオル「みんな賛成してるし、僕てつと結婚するぅ☆(満面の笑み)」
DJバリ"K"〜ん「(ていうか、俺の存在シカト…?)」
ト書き「挙式当日・・・一国の姫君の婚姻とだけあって盛大で華やか。」
北山陽一「かお・・姫、今日はおめでとうございます。」
黒沢カオル「うん、ありがとぉ★ わ〜い♪ヒラヒラドレスだー(はぁと)」
北山陽一「(幸せになってくれよ・・・)」
村上てつや「ふざけんな!離婚だ離婚!!カレーなんて食ってられっかよ!!!」
安岡優「ちょっと!これからてつと薫が結婚するんだよ!?それをいきなり、てつ本人が離婚ってどういうこと!?」
村上てつや「だってこいつ可愛くないもん(ふん)←ケンカしたらしい(笑)」
北山陽一「どうしてですか!?理由を仰ってくださいよ!?」
村上てつや「べっつにぃ?お前に話すようなことじゃねー」
北山陽一「(ムカッ)何ですか、その言い方は!!!こっちは大事な妹を嫁にだすんです!理由をちゃんと説明するのが当たり前でしょう!!」
酒井雄二「…ふぅ……。昨日ねぇ。俺のとこに駆け込んで来て、「カレーが味噌汁の代わりなんてやってられっか!」って言ってたのは、何処の誰でしたっけ……。あのねぇ、どこのおうちでも、貴方の所みたいに、トマトと玉ねぎで美味しい味噌汁作れる家庭じゃないし。それくらい、夫婦で解決しなさいよ…ふぁああ…」
黒沢カオル「てつぅー見てーー(ひらひらドレスを着てきた)」
安岡優「うわ〜かぁいいね〜。ほら、花嫁の到着だよ?これ見てもさっきの言葉言える?」
村上てつや「(安岡の言葉が耳に届く前に突進)薫〜!!すっげえ似合ってるなぁ〜・・・(ナデナデ惚れぼれ)」
北山陽一「・・・これを、例えて言うなら。「泣いたからすがもう笑った」?・・じゃないな。なんだろう・・もっと相応しい言葉があった気がする・・」
村上てつや「水も滴るいい女♪(もちろん黒沢の事である。)」
黒沢カオル「ありがと・・・うれしい(照)」
村上てつや「もう、さらっていっちゃうぞvv(つんつん)」
北山陽一「(村上に肩ポン)村上さん。柄にもないことしないで下さい。こっちが鳥肌たっちゃいますよ。」
ト書き「殺気オーラ全開な北山と、村上の恐怖さえ覚えてしまう程の変貌ぶりに、鳥肌になる酒井・安岡、他多数。」
村上てつや「なぁんだよー?俺なんてなぁ、毎日毎日王様になる修行ばっかだっつーの、いちゃいちゃくらい許せよ、なー薫ぅ?」
黒沢カオル「ひへっ☆いちゃいちゃ〜♪(こてんっと村上にもたれる)」
酒井雄二「(北山の震える拳を見て)陽一!まぁあっちはあっちで色々大変なんですから。落ち着いて下さい。ね?」
北山陽一「こ、これが落ち着いていられるかっっ!」
酒井雄二「あうぅ…(滝汗)陽一が壊れた…」
安岡優「あ〜もうし〜らな〜い〜。雄二あとよろしくねぇ☆(とっとと薫達のところへ行ってしまう)」
酒井雄二「おいっ!俺を見捨てる気かっ!!」
北山陽一「どこ行くんですか…?」
安岡優「うに食べに行く♪」
北山陽一「じゃあ俺も行く〜!」
酒井雄二「いいんですかい?愛する妹の晴れ舞台なのに。薫、悲しみますよ?(ニヤリ)」
安岡優「う〜ん・・。うに食べたいしなぁ・・。どうする?陽一。」
北山陽一「・・多分、あの様子なら、抜けても気付かなそうだしね。・・それに、嫁と婿は別れるかもしれないけど、兄貴は一生兄貴って事実は変わらないし。・・お腹減ったから、行くよ」
酒井雄二「本気ですかっ?!(とっさに北山の手首を掴み)そのひねくれた性格いいかげん治せよ!ったく。だだっ子じゃあるまいし。本当は薫に呼び止めて欲しいくせに。何かっこつけてんだよ。」
黒沢カオル「あっ、ねーねー聞いて、聞いてぇ〜〜(北山が抜けるとか気にしちゃいない、マイペース野郎(笑))」
酒井雄二「おや、薫。どうしたんですか?」
黒沢カオル「違う、雄二じゃなくて、お兄ちゃんの方。」
酒井雄二「(結構ショック)なんだよぉ…ちきしょう…。」
黒沢カオル「ん?」
北山陽一「どうかしたんですか、姫?」
黒沢カオル「姫って呼ばないで、薫って呼んでよぉ〜。(ぷう)僕、お兄ちゃんの妹でしょ。」
北山陽一「でも、てつは」
黒沢カオル「どうしたのお兄ちゃん?(にっこり)」
北山陽一「(息を吐いて)・・・なんでもないよ姫。ほら・・・てつが呼んでるよ。」
黒沢カオル「お兄ちゃん、どうしたの?僕、なんか悪いことした?(しょんぼり)」
北山陽一「いいえ!・・・姫・・・ほら!てつが呼んでますよ!」
村上てつや「「あれ、姫がいない」」
北山陽一「ほら、姫…てつが呼んでるよ…?行ってきて下さい…!」
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