-ゴスドラマ過去ログ:29201-29300-
安岡優「もう!講義に遅れちゃうよ!あの教授厳しいんだからぁ。」
田辺恵二「(教授)え〜・・・では、最初の講義を・・・・・」
安岡優「(小声で)やばい・・・。(そぉ〜っと席につく)」
酒井雄二「せーふ・・・・。」
田辺恵二「・・・・そこの二人っ!酒井、安岡、起立っ!!!!」
ゴスペラーズ「酒井・安岡 」
田辺恵二「最初の講義から遅刻とはどういうことかね。今日の講義の内容をまとめてレポート提出しなさい。」
安岡優「はぁ〜い・・・ (小声で)もうっ、雄二のせいだかんね。」
酒井雄二「はいはい、我輩があのお嬢様に見とれてたのが悪うございました。・・・」
ト書き「お嬢様といっても所詮ネコ。」
酒井雄二「なんだと!所詮とはなんだ!猫は俺の癒しなんだ!(声が大きいです・・。酒井さん・・・。)」
田辺恵二「酒井〜!君はまだわからんようだな。そういう奴は、僕の書いた「アカペラ経済効果」の本を読んでレポートも書いてくるように。しかも明日までにな。」
酒井雄二「う…ぐ……はい……」
安岡優「ほら!怒られたじゃん・・。(小声)」
田辺恵二「安岡。君も書いてくるように。連帯責任だからね。」
効果音「キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪(高校と大学と、ほぼ同時にチャイムがなった。)」
安岡優「あ〜あ、雄二のせいで・・・。。(まだ言ってる)」
酒井雄二「(ちょっと凹み気味に)すまん・・・。」
北山陽一「あれ?雄二に優。2人もここの大学だったの?」
安岡優「陽一、こんなところで何してんの?っていうか、家の方は??」
北山陽一「僕だって一応ここの学生なんだよ。家は昼間みんないなくなるから、留守って事にして大学の講義に出るようにしてるの。」
酒井雄二「よ〜いち〜!!(泣) 頼む〜帰ったらレポート手伝ってくれ〜!!田辺教授の「アカペラ経済効果」って本のレポートなんだ〜!!」
北山陽一「う、うん(汗) いいよ、別に。一度その本読んだ事あるし、講義の一環でレポート書いた事もあるし。」
酒井雄二「ホントか!?ありがと〜よ〜いち〜〜ぃぃ(号泣)」
北山陽一「初日草々何かやったんだね…?ほら雄二、涙拭いて。」
安岡優「男でしょ〜!(酒井の背中をぱんぱん叩く)」
酒井雄二「そうだよな!!」
北山陽一「さてと。次の授業は・・・」
ト書き「陽一は時間割を確認する為、手帳を取り出そうとする。が。本来あるべき教科書の上には無く、辺りをきょろきょろ探し始めた。」
安岡優「な、何やってんの?陽一・・・って聞いてない・・・」
酒井雄二「お?」
北山陽一「手帳が・・・・(と言ってカバンの中をあさる)・・・あ、あったあった。え〜っと次は・・・化学だ。ん?優、なに?」
安岡優「あっ・・・ううん、何でもない。雄二、僕等は次 何の講義?」
酒井雄二「えぇ・・・とだな。ちょいと待たれよ!(そういいながら、女性のカバンに負けず劣らずのカバンの中をあさっている)」
安岡優「・・・アカペラ学概論だった!やべっ、早く行かないと!あの教授厳しいからね。」
酒井雄二「なんか厳しい教授の講義ばっかり取っちゃったな・・・。先が思いやられる・・・・。」
安岡優「何ブツブツ言ってんの?もう2〜3分で授業始まるよ!急がなきゃっ!」
酒井雄二「猛ダッシュに、さらに猛ダッシュを重ねて行きますぞ!陽一、また後で会おう!」
北山陽一「ちゃんと手伝ってあげるから、家戻ってきたら声かけてね〜! ・・・・2人も大変だなぁ。別にどの教授も優しいと思うんだけど・・・。」
ト書き「ポツリと呟き、陽一も次の教室へと移動する。」
DJバリ"K"〜ん「出番ね〜〜〜〜〜〜!!皿もね〜〜〜〜〜〜!!(吠。」
佐々木真里「うるさいわね!ちょっとは静かにしなさい!(バリを睨む)」
DJバリ"K"〜ん「なぁ、ト書き。俺の出番っていつだ?」
ト書き「さぁ?(爆)その頃双子は授業をサボり、屋上でまだまだお昼寝中。これじゃ成績も上がるはずありません(笑)」
黒沢カオル「・・・・うにゅ?!(目が覚めた模様)・・・お腹すいたぁ・・・。」
ト書き「ちょうどお昼時。腹時計で薫君は起きてしまいました、よっててつや君も起こされると(笑)」
黒沢カオル「てつーおきてよてつーーお弁当ぉ〜てつーおきてーーてつーー(ゆさゆさ)」
村上てつや「んぁああ!(薫を殴って寝返りをうつ)・・・・ぐー・・・・(また寝る)」
黒沢カオル「お腹すいちゃったよーお弁当食べようよー」
村上てつや「んん・・・ねみぃ・・・おまえ先に食ってろよ・・・・」
黒沢カオル「だめだよぉ〜・・・。てつも一緒じゃないといやぁ」
村上てつや「一人でも弁当ぐらい食えるだろぉ〜。」
黒沢カオル「やだ。起きてー!(ゆするゆする。てつやが起きるまで揺さぶる(笑))」
村上てつや「・・・・・(かたくなに寝たフリをきめこむ)」
黒沢カオル「ぶ〜!!・・・わかった。一人で食べる。じゃあね、てつ。(と言って村上の弁当まで持っていこうとする)」
村上てつや「だーーーー!!(がばっと起き上がる)待った!待った待った!!弁当!俺の弁当!!」
黒沢カオル「じゃ、食べよ。(ニコッ)」
村上てつや「ったく・・・。」
ト書き「そして仲良く二人でお弁当。微笑ましいです。」
村上てつや「・・(あ〜あ・・起き抜けすぐに食えねぇよな・・)薫、俺なんか飲みもん買ってくるわ。奢ってやるよ。何飲む?」
黒沢カオル「ホント??じゃあねぇ。おしるこドリンク!!!」
村上てつや「・・判った。スイカジュースで良いな・・」
ト書き「一体どこから見つけてくるんだ。というほどコアなジュースを挙げられて、おしるこ発言の黒沢は、う、と引く。」
黒沢カオル「う〜ん、じゃあスイカジュースにするー。(にっこり)」
村上てつや「わぁった。絶対残すなよ?全部飲めよ?俺に押し付けるなよ?」
黒沢カオル「う〜ん・・・・・じゃあ、オレンジジュースにして。あれなら絶対全部飲めるから。」
ナレーション「てつが自販へ行くと、「キャンペーン中」と書かれた貼り紙があり、すべておしるこドリンクになっていた。」
村上てつや「…どこがどう、誰に対してのキャンペーンなんだよ…ぜってぇ売れねぇだろ。…食堂の紙パックで我慢だな…」
ト書き「「あたたか〜い」が燦然と輝く自販機を背に、ぺたぺた上履きを鳴らして食堂へ向かう村上」
村上てつや「すみませ〜ん!おしるこ・・・・じゃなかった。オレンジジュースください!(食堂の購買カウンターで大声で叫ぶ村上)」
一般人(女)「(店員)今、食堂のほうもキャンペーン中で全品おしるこドリンクなんですよ。」
村上てつや「…そ・そうですか…(一体なんのキャンペーンなんだ…?)」
効果音「定員(おばちゃん))あっらー薫ちゃんのお兄ちゃん(誤)じゃないのーいいわよぉ?薫ちゃんに免じて好きな物うってあげるわぁ♪」
村上てつや「いや、だからオレンジジュースを・・・」
効果音「(店員)今日のオススメはこれよ♪(と言ってトマトジュースを指した)」
村上てつや「だーかーら!薫はオレンジだってば!(半ば呆れ気味に言う)」
効果音「あっら〜残念。おれんずじょっオレンジジュース!だったら今おばちゃんが飲んじゃってないわ〜^u^;」
村上てつや「(こ…このばばぁ…!憶えてろよ…!)」
効果音「店員(おばちゃん))うそうそ。はい、オレンジジュース。薫ちゃんの分もよね?はい2個で200円ね?」
村上てつや「・・・・はい、200円・・(なんかどっと疲れた(笑))」
効果音「まいど♪」
黒沢カオル「・・・ジュースまだかなぁ・・・。」
村上てつや「はぁ、疲れた・・・・オレンジジュース買ってきてやったぞ。ほらよっ。(と言って、黒沢にジュースを投げる)」
黒沢カオル「わっと!!(危なげにキャッチ) ありがと、てつ☆」
村上てつや「おう!なかなかオレンジジュース売ってなくてよぉ…。」
黒沢カオル「え?なんで?」
村上てつや「なんかキャンペーン中とかいっておしるこドリンクしかなくてさぁ・・。(疲)」
黒沢カオル「・・・・・・別におしるこでもよかったけど(ぼそっ)」
村上てつや「てめ、いつも甘いの選ぶと「てつー甘いよーもう飲めないよーー」ってこっち寄こすの誰だよ!(怒)」
黒沢カオル「甘いの飲みたくなるんだからしょーがないだろー?俺は、最初の一口でジュース選んでるのー!てつは最後の一口で選んでるんだろうけどさー。」
村上てつや「だったら最後まで責任持てよ!俺に押し付けんじゃねぇよ!!」
黒沢カオル「ごめんなさぁぃ…(シュン…)」
村上てつや「弁当よこせ。食う。(薫に手を差し出す)」
安岡優「あっ・・・」
村上てつや「あ?・・・なんで優がここにいんだよ。」
安岡優「ん〜?来てみた♪ ここって俺達の大学の付属校なんだねぇ?ちょうど、僕達の家を挟んで対極にあるけど。」
村上てつや「・・・・早く帰らねーと遅刻すんじゃね〜?薫、弁当。」
黒沢カオル「ん、はい。(弁当の入った袋を手渡す)」
安岡優「いいじゃん、いいじゃん、俺も仲間に入れてー★」
村上てつや「いやだ。って雄二?!おいっ雄二走ってくるぞ!!お前言って来なかったのか?!(びびるびびる)」
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