-ゴスドラマ過去ログ:29401-29500-
村上てつや「また成績についてのお説教じゃねぇだろうなぁ。学校にいれば補習、家に帰ればお説教・・・か。どこに逃げよっかな〜。」
ト書き「おいおい。」
黒沢カオル「おいてったら・・・・僕、窓から・・叫ぶぅよぉ・・・」
村上てつや「はぁっ?!何をだよ!(寝言に問い掛ける)」
黒沢カオル「・・・てつがぁ・・・・補習さぼってぇ・・・帰ろうとしてるぅ・・・・・陽一・・兄ちゃん・・・・・・zzz・・・」
村上てつや「それだけは〜」
黒沢カオル「お兄ちゃんってばぁ・・zzzてつがまだ帰ろうとしてるぅ・・。(寝言)」
村上てつや「ややっやめろって!(汗) 俺がお前を置いてくわけねぇだろ?だから大学に向かって叫ぶのだけはやめろって!」
一般人(男)「先生)何をごちゃごちゃ言っている!北山てつや!(教科書で頭を叩く)」
村上てつや「って〜・・・・何笑ってんだこのやろー・・・(薫を小突きながら席に着く)」
黒沢カオル「えへへ・・・・・ざまぁみろぉ・・・・・」
村上てつや「てめぇ・・・・。起きてやがったな・・・・。」
黒沢カオル「きゃははははぁ〜♪バカてつぅ♪」
村上てつや「・・っ・・ってめぇ、授業終わったら覚えておけよ(つぶらな瞳で睨む)」
黒沢カオル「・・・zzz(都合の悪いことは聞かず寝てしまった)」
ト書き「その頃大学では、酒井&安岡が何とか本を読み終えていた。(その横で北山は、さらに違う本を読んでたりも・・・)」
安岡優「ふぅ(ため息)読んだだけで疲れちゃった…(軽く伸び)」
酒井雄二「・・・・不思議な本だな・・」
北山陽一「でも、割とおもしろいでしょ?(さすが秀才・・・)」
安岡優「眠くなった・・・(うとうと)・・・ってぇ!(酒井に殴られる)」
酒井雄二「感想文!!!」
安岡優「うぅ・・・。わかってるよぉ。殴ることないだろ。でも内容よくわかんないよ・・・。どう書いたらいいのさぁ〜。」
酒井雄二「自分で考えるように!感想と言うものは、人それぞれ違うもの。ですから、一人で考えなさい!」
安岡優「感想文か〜・・・小学校の時とか、よく本編読まずに後書き読んで書いたりしなかった?(←そりゃ私だよ・笑)」
北山陽一「優君!雄二君を見習って、静かに読みなさい。いいですね?」
安岡優「わかったぁ〜・・・・(しょぼん)」
酒井雄二「え〜と…『アカペラ経済学について』…そもそもの発端が、某アーティスト(爆)の企画から持ち上がったもので、現代における……(うんぬんかんぬん書いてる)」
北山陽一「・・・・・・・・・・・ん?」
効果音「〜〜♪(北山の携帯の着信音)」
北山陽一「誰だろ。・・・もしもし?」
ナレーション「あきらかに女の人ですね〜(笑)わざわざいつもより低い声だしてさぁ〜♪」
北山陽一「・・・・(無言でナレを殴る) もしもし?」
一般人(女)「高校の先生)あっ、陽一君?ごめんね電話しちゃって。実はさ、高校に来てくれないかなぁ?薫君とてつや君のことでちょっと・・・・」
北山陽一「薫とてつやが何かしでかしたんでしょうか?」
一般人(女)「高校の先生)何かしたというか・・・何もしない・・・というか・・・・うーん・・・」
北山陽一「…何となくわかりました…ふぅ…(溜め息)…終わったらそっちに行きます」
安岡優「・・・陽一。二人のことあんまり怒っちゃダメだよ。」
北山陽一「怒らないけど、叱らないと。・・やれやれ。」
安岡優「おんなじようなことだけどね〜って雄二・・なにしてんの〜?・・・」
酒井雄二「ん?見りゃーわかるだろ?座禅だ、精神統一してレポートを仕上げようと思って・・・」
北山陽一「はぁ〜・・・(溜息) やっぱり留学の話、断ろっかなぁ?(ポツリ)」
酒井雄二「えっ・・!!?今なんて・・・?」
北山陽一「あっ!!・・・ううん、何でもない。独り言。・・・(やっぱり、あの2人に全部任せるのはちょっと・・・・でも・・・行きたいな・・・・・) はぁ〜・・・。」
安岡優「・・・・。(酒井にコソっと) 留学の事、相当悩んでるみたいだね・・・。他人の僕等じゃ、力になれないのかなぁ?」
酒井雄二「ん〜・・・・。なってあげたいですなぁ。それにせっかくのチャンスですからね。陽一にとっては・・・。」
安岡優「でも陽一がいなくなったら寂しいよォ」
酒井雄二「そうですよね。せっかくのチャンスを崩させたくありませんからな・・・・・」
安岡優「うん。でも・・・・」
酒井雄二「・・・・陽一の留学の話は後にして・・・サポートを仕上げましょう!・・・・優?」
安岡優「レポートだよ、雄二・・・。」
酒井雄二「・・・・だぁーーーーっ、我輩としたことがなんと言うことをっ!!レポートだ、レポートっ!!」
安岡優「サポートでしょサポート・・・・・」
酒井雄二「くぅ〜っ!!・・・今後、酒井雄二語ではレポートを「サポート」と言うことに決まったっ!(安岡に指摘され開き直った・苦笑)」
北山陽一「お〜い、てつや、かおる、ちょっとこっち来い!!」
村上てつや「先生!兄が呼んでますんで!!(嬉しそう)補習はまた今度!!」
黒沢カオル「先生ばいばぁ〜い♪(悪気無し)」
ト書き「悔しそうな顔で二人を見送る先生」
村上てつや「で、何?兄貴??(はぁ〜助かったー!)」
北山陽一「授業に参加してなかったみたいだからね……。英語の先生泣いてたよ。ほんとに」
黒沢カオル「だって眠かったんだもん〜・・zzz(寝始める)」
北山陽一「薫!いい加減にしなさい。(頭を叩く)」
村上てつや「寝てりゃあ良いと思ってんのかね…。英語の先生泣かしたの俺じゃねぇって。冷やかしてた奴がいんの。あの、女で大卒すぐに来たなって感じの人だろ?」
北山陽一「だからって、バカにしていいと?(ぎろっ)」
村上てつや「いや・・別にそうとは・・言ってないだろ・・・(口を尖らす)」
北山陽一「はぁ・・・・(ため息)全くお前達はどうして問題ばっかり起こすのかなぁ・・・。家に帰ったらじっくり話しなきゃね。」
黒沢カオル「えぇ〜、家に帰ったらぐっすり寝ようとおもってたのにぃ〜!!(まったく悪気なし)」
村上てつや「なぁ、兄貴。さっき俺たちが屋上でサボってた時に「帰ったら話がある」って言ってたよな。あれって何?」
北山陽一「・・・・」
村上てつや「・・・?(兄貴が黙ってる・・・なんか俺、マズイ事でも聞いたのか?)」
北山陽一「それについては・・・帰ったらちゃんと話すよ・・・(視線をそらす) 別に、お説教じゃないから。心配しないでいいよ。」
村上てつや「本当か…?」
北山陽一「本当・・だよ・・・」
村上てつや「気になる言い方だな〜」
北山陽一「と、とにかく!説教じゃないから大丈夫。お前らは早く勉強しなさい!」
黒沢カオル「は〜い」
村上てつや「あいよ」
黒沢カオル「じゃあ俺はぁ・・・音楽ぅ!!(たて笛を取り出す(笑)」
北山陽一「た、たて笛?!」
村上てつや「何でたて笛なんだよ!このおとぼけちゃんがっ!!」
黒沢カオル「練習しよっかなぁ・・・って。どして?ダメ??」
北山陽一「(おっ、おとぼけちゃん・・・ピッタリだ(爆))」
ト書き「てつやの言葉がツボにはいったようで、壁とお友達になっている北山お兄ちゃん(^^)」
黒沢カオル「お兄ちゃん、大丈夫?その壁、「ペンキ塗りたて」って書いてあるよ?」
ト書き「・・・・・時すでに遅し・・・のようですね(^^;)」
北山陽一「ん?・・・(手のひらを見る)・・大丈夫。もう乾いてたみたい。それより、ちゃんと補習受けて、まっすぐ帰ってきてよ。」
黒沢カオル「は〜い!!(元気よく、手をあげて)」
北山陽一「てつやもだからね!わかってるだろうね?!」
村上てつや「なんで、俺に聞くんだよ!(口を尖らす)」
北山陽一「帰って来なそうだから。」
村上てつや「なんだと〜!?俺を根っからの不真面目みたいにいいやがって〜〜!!」
北山陽一「本当のことだろ?この『不真面目』がっ!!!」
黒沢カオル「早くぅぅぅ〜(引っ張る)」
村上てつや「あ〜もう!うるさいなぁ!!(黒沢の手を振りほどく) わかったよ!終わったらソッコーで帰ればいいんだろっ!?」
北山陽一「帰るんじゃなくて、補習!おっと、もうこんな時間だ。てつやと薫の先生に呼び出されてるんだ。行かないと。」
村上てつや「なんだよ…兄貴……。」
黒沢カオル「てつぅ〜、はやくぅ〜!(また引っ張る)」
村上てつや「あ〜もぉ!うっとぉしいっつうのっ!(薫の手をまた振りほどく)」
黒沢カオル「なんだよ〜う!てつのバカぁ(村上の肩を思いっきりたたく)」
村上てつや「いって〜ぇ」
黒沢カオル「ごめん…痛かったぁ?(不安になり村上の顔を覗き込む)」
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