-ゴスドラマ過去ログ:29901-30000-
安岡優「…ところでさ。雄二はレポート仕上げた?…アカペラ経済学のやつ。…二人の騒動で忘れてたけど。」
ゴスペラーズ「忘れてました。すっかりと」
北山陽一「ほほぉ〜(メガネがキラーンと光る)。雄二、優。今日はそれが終わるまで寝ちゃ駄目です!!」
酒井雄二「うぐっ!・・・・。ゆーたーかーっ!」
安岡優「ううう・・・ゆーじぃぃぃ〜!!!」
ト書き「思わず抱き合う二人だった…」
北山陽一「確か講義のレポートと、「アカペラ経済効果」の本のレポートだったよね。早く始めないと、徹夜しても間に合わないよ?(ニッコリ)」
酒井雄二「う〜・・・「アカペラ経済効果」の方は昼間読み終えて少しはレポート書いてるが、講義のレポートはまったくだ・・・・本当にヤバイ・・・。」
安岡優「・・・僕、もういい。あきらめる」
佐々木真里「(部屋に来て)ねえ・・・陽一くんちょっといい?」
北山陽一「どうかしました?(真里さんに応えながら『レポートちゃんとやりなさい』という強い瞳で(半ば睨む様に)雄二&優を見る)」
安岡優「うう・・何書けばいいのさぁ・・」
北山陽一「思った事を書けばいいって言いました。・・・僕はちょっと真里さんの部屋に行ってきます。ちゃんとやっててくださいね。」
酒井雄二「わかりました。」
安岡優「書けねえって!」
酒井雄二「確かに今日中には難しいでござるな・・・」
安岡優「そうでござるなぁ…」
酒井雄二「でも、やらないとまたやらされるよな。こういうのって。それが毎日積み重なって・・・・。」
安岡優「・・・・・やろう。こんなのが毎日続いたら地獄もいいとこだ。絞り出してでも書き上げてやる。え〜っと・・・(マジ顔なってレポートを書き始める)」
効果音「ぴっか〜ん」
安岡優「へっ・・・・雷??」
酒井雄二「まさか〜」
安岡優「!!!」
北山陽一「お〜い!!2人ともどうしたの〜?」
佐々木真里「何?(陽一と一緒に2人の部屋に来る)」
北山陽一「どうしたの?優固まっちゃって…。」
佐々木真里「大丈夫なの?(心配そうに北山に尋ねる)」
安岡優「何?何」
酒井雄二「はい?」
北山陽一「へ?大丈夫なんで心配しないでください!!(雄二と優にバレるとヤバイなぁ・・)」
酒井雄二「で、二人は何してるのかな?」
佐々木真里「二人には言えない事、うふ。・・・・な〜んちゃって。なんでもないわよ。」
黒沢カオル「わぁ〜」
村上てつや「うっっっ!」
北山陽一「そっちの2人もどうしたの?」
村上てつや「かお・・ぐっ・・・(一緒に寝ててお腹を蹴られた(笑))」
北山陽一「ちょっと!てつや、大丈夫?!」
村上てつや「いっ・・・・・・てぇ・・・・・(半泣き)」
北山陽一「あらら・・・大丈夫?(小さい子にするみたいに頭をなでなで)」
黒沢カオル「zzzz」
村上てつや「陽一・・・・兄ちゃん・・・・薫に・・・・・腹を・・・蹴られたぁ・・・・・(半泣き)」
北山陽一「よしよし。あっ、真理さん続きやりましょうよ。」
村上てつや「おいっ!」
北山陽一「お前は体が頑丈だから大丈夫だよ。」
村上てつや「ひっでぇぇ〜(半泣き)」
北山陽一「何言ってんだ。ジャングルジムから飛び下りて、足捻挫した時も我慢してて、次の日医者から怒られてただろ。そのくらいなら我慢出来る(根拠のない決めつけ)」
黒沢カオル「なんでぇ…みかん投げたのぉ…zzz」
村上てつや「俺がみかん投げたってのか!このっ!(薫の頭を小突く)」
黒沢カオル「う〜ん…てつぅ〜と一緒だもぉ〜ん…(笑顔)」
村上てつや「まあ、いっしょなのもいいかもしれねえよな…(ぼそっ)」
酒井雄二「てつは正直じゃないなぁ・・・一緒なのもいいじゃなくてなんだかんだ一緒がいいんでしょ??」
村上てつや「・・・・・・・・・・・・」
酒井雄二「図星でしょ。」
村上てつや「いつかは離れる日が来る。でも、まだいいかな…このまま一緒でも。」
酒井雄二「そうだね・・」
黒沢カオル「薫も分かってると思うんだよね…。…おやすみ。」
北山陽一「はははははははははは(壁とお友達」
酒井雄二「(黒沢さん、間違えないでくださいよ・・・) 陽一、笑ってないで話を進めるぞ。」
北山陽一「はい、すみません。」
佐々木真里「陽一くん・・・雄二くんには話したほうがいいんじゃない??さっきの話」
北山陽一「そうですね・・・。あのね、雄二」
酒井雄二「なんですかい?」
安岡優「僕には話してくれないの?」
北山陽一「ヤスはべらべらしゃべりそうだからなぁ・・・・・・・」
安岡優「喋らないよ!!もし喋ったらなんでもするよォ!」
北山陽一「分かった。実は・・」
安岡優「じちゅわ〜?・・・(あっやべ〜噛んだ・・。」
北山陽一「(安岡を一瞥してから)実はね、父親とここをどうしようかって話になったんだ、さっき電話がきてね。まだなんにも決定してないからてつと薫にはしゃべらないで欲しいんだけど、結論の1つとして失くすっていうのもあるからっていう話。」
安岡優「!!!」
酒井雄二「やっぱり陽一の留学の件でそういう話になったの?」
北山陽一「ん〜?そうなのかなぁ?わからないけど、ただ俺に経験させたかったみたいだよ、色々と。で、俺はもう十分経験しただろうからいいってさ。それに下2人にはやらせるのは心配だしー・・って。」
酒井雄二「お父さんはそんなに心配なんですか?」
北山陽一「父さんが・・っていうより、家族みんな2人の事は心配してるよ(笑)それはあの2人が云々っていうより、末っ子の宿命でしょ(笑)」
酒井雄二「あ〜、なるほどねぇ。で、陽一はどうしようと思ってるんだ?」
北山陽一「んー・・・ま、父さんの意向に沿うようにしようかなぁ?とは思ってるけど?」
安岡優「意向に沿うように・・・・難しいよねぇ、あの二人のことは。」
北山陽一「そうなんだよね・・・。」
佐々木真里「でももう高校生なんだし、自分の意志を示す位は出来るでしょ?あの2人にもちゃんと聞かなきゃいけないんじゃない?」
酒井雄二「もう一度・・・聞いてみろって事ですね?まぁ確かに・・・こっちで勝手に決めると「なんでだよ〜!」って怒りそうですしねぇ・・・どうする陽一?(北山の顔色を伺う)」
北山陽一「明日聞く、今ぐっすり寝てるだろうし、時間がないわけじゃないし・・・・(ため息をつきつつアルバムを開く)」
酒井雄二「そうだな。きちんと時間つくって二人には話した方がいいだろうな。」
北山陽一「可愛いなぁ・・・(ぺらぺらとアルバムをめくっている)←酒井の声は聴こえてません(笑)」
安岡優「どれどれ?あ、ほんとだ、かーわいー昔はそっくりだったんだね。」
酒井雄二「おい・・・・」
北山陽一「あ、何ごめん雄二」
酒井雄二「兄バカもほどほどにしといたほうがいいぞ。」
北山陽一「あ…ごめん。でもね?雄二…。俺以外、身近に身内がいないんだ。だから…どうしても…兄バカになっちゃうんだ…(苦笑)」
酒井雄二「そっか・・じゃあしょうがないのね(苦笑)」
北山陽一「もうみて、これ。2人ともかわいいでしょぉ?(七・五・三の時の写真)」
安岡優「今では想像できないくらい顔だけはそっくりだね。てつの方が大きいけど。」
村上てつや「顔はオレの方がかわいいけどなっ(雄二の方をみると・・・!!)」
酒井雄二「・・・・うわっ!?寝てたんじゃないんですかっ?!」
村上てつや「兄貴たちが話してんだもん。起きちゃうよ。薫は爆睡してるけどな(笑)」
黒沢カオル「zzz・・・」
酒井雄二「相変わらずマイペースな方ですな。」
黒沢カオル「zzz…くしゅんっ(くしゃみ)」
安岡優「ほんとだねぇ〜(^^ゞ」
北山陽一「これだから、俺は心配なんだよ・・・・・」
黒沢カオル「zzz・・・・・そんなに心配・・・・かけてない・・・・・もん・・・・・」
効果音「ずど〜ん(何かが爆発)」
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