-ゴスドラマ過去ログ:30101-30200-
村上てつや「っていうか薫。お前、また俺等に内緒でそんな滅多に使わねぇもん買ってたのか?」
黒沢カオル「あぅ・・・・だって、てつフレッシュジュース飲みたいって言ってたじゃぁん・・・テレビショッピングでおいしそうだったしぃ・・・・」
北山陽一「また、俺のカード使ったのか?…薫。欲しいなら、チェックだけしといて、一緒に買いに行こうとは思わないの?」
黒沢カオル「うっう〜ん・・・」
北山陽一「…まぁ、買っちゃったモノは仕方ないけど。今度からは勝手に買わないようにね。」
酒井雄二「か・・・かーど・・・・大学生でカード・・・物を買えるカード・・・・」
安岡優「まあまあ、今は陽一が一家の主みたいなもんなんだから・・・」
酒井雄二「う・・・・う・・・・うわぁ〜〜〜!!!!!(突然泣き出す)」
黒沢カオル「うぅ…ひっく…ごめんなさぁ〜ぃ。。(こちらも何故か泣き出す)」
北山陽一「俺名義だけど、どうせ金の出所はうちの親だよ。使ったら使った分だけ、きっちり問いただされるから。無駄遣いは出来ないし。」
安岡優「それでも格好いいもんは格好いいよね〜・・・(ぼんやり遠い目)」
黒沢カオル「えっ!ヤスっ僕ってカッコイ〜?(上目遣いでおめめキラキラ☆★)」
安岡優「えっ!?・・・えー・・っと・・薫君はぁ・・・かっこいいっていうか・・可愛いだと・・・・・・・」
黒沢カオル「う…(ちょっとショック)でもいーや。可愛いも誉め言葉だよね、うん。(一人で納得)」
北山陽一「可愛い、可愛いぞー薫は可愛い(ぎゅうなでなで)」
酒井雄二「うぉ〜〜〜!!(泣き&雄たけび)」
村上てつや「なんだぁ?まだ泣いてんのか、雄二は。こんだけの事でうじうじすんなっての〜(酒井に肩ポン)」
酒井雄二「こんなこととはなんだっ!!!(怒)」
村上てつや「んなこと言ったってよ〜。たかがカードだろ?」
北山陽一「・・・・されどカードですよ?」
酒井雄二「なんだよ〜、自慢かよぉ〜!!!カードもさることながら、安岡ぁ!今お前は「かわいい」を連呼したな!!!(怒り大爆発)」
安岡優「雄二に言ったわけじゃないんだからいいじゃないの、それとも雄二には可愛いものを可愛いって認める度量もないわけ?薫君は誰がなんと言おうと可愛いよ?」
酒井雄二「あぁ、どうせ俺は度量が小さい男さ。(逆切れ)」
黒沢カオル「わ〜い。俺、かわいいぃ(ニコ)」
酒井雄二「かわいいって言うなぁ〜〜!!(怒)」
北山陽一「ほら薫、早くジュースを作ってあげて。雄二、また遅刻してレポートになるつもりですか?」
酒井雄二「うっ・・・・・それはもう勘弁したい・・・(汗)」
村上てつや「あっ、俺たち今日は午前中でがっこ終わりだから〜」
北山陽一「そうなの?・・・・もしかしてサボる言い訳じゃないだろうね?」
村上てつや「ちげーよ!あっ、なぁなぁ、薫と話してたんだけどさぁ、最近服買いにとか行ってないじゃぁん?だからーな?いいだろぉ?」
黒沢カオル「ピンクのジャケット買うの〜♪」
酒井雄二「ピンクかよ・・・」
黒沢カオル「あっ、赤の方がいい?」
酒井雄二「いや〜・・・・・・・」
黒沢カオル「ム・・じゃあなににすればいいの??(怒) (=3=)ぶ〜〜〜〜ぶ〜〜〜〜(=3=)雄二なんか嫌い! ・・・ふんっ・・」
酒井雄二「…見立てるなら、黒いジャケットとか。寒色系かなって思ってたんですけど〜…ど〜…ど〜…。」
黒沢カオル「ど〜、何?」
安岡優「・・・だから、雄二は「そっちの方がいいんじゃない?」って薫君に言ってんだって。」
北山陽一「薫は普通の格好してればいいのに、たまにすごいの買って来るんだよね、俺のカードで。」
黒沢カオル「・・・しゅ〜ん。(ぐすん)」
村上てつや「まぁ似あう奴ならいいじゃん。」
黒沢カオル「だよね?だよね?似合ってるよね?」
村上てつや「薫に似合ってるかは分かんないけどなっ!」
黒沢カオル「僕、もう一回信濃川に落ちてくる…(シュン…)」
村上てつや「信濃川じゃなくて帷子川とかにしろよ。「タマちゃん、また出現?!」とか騒がれたしてな。はっはっは。」
黒沢カオル「てつやのばか!!いいもん!てつやなんて連れてってやんない!」
北山陽一「でもまぁ、本当に似合っててかっこいい服もあるしね。たしかに最近服買ってなかったみたいだし、2人で行って来れば?」
黒沢カオル「じゃあ、イタリアの服にしようかな〜?ステッキも欲しいな〜♪てつもステッキ買う?」
村上てつや「・・・・高校生のくせにステッキはやめぇい!(でも自分も買うのはブランド物(笑))」
酒井雄二「・・・・・・・(ただ唖然とする酒井であった。)」
安岡優「そういえば服とか、ブランド物が殆どだったよね?学校に着ていく(ワイシャツの下に着る)Tシャツとかは違うんだろうけど。」
北山陽一「カ○ルヘルム着ていって。体育のダニ(あだ名)に変な事言われたから着て行かなくなったよな…。薫は。」
黒沢カオル「ダニのやつ〜・・・なんで僕が・・・(ぶつぶつ・・・)」
酒井雄二「ダニ?…それに、変な事って?」
北山陽一「身長低いのと、名字がツクダだから付いたあだ名だよ。俺が入学するより前からついてるあだ名。で、変な事って言うのはね・・」
ゴスペラーズ「(酒井&安岡)っていうのは・・・?」
村上てつや「『お前、床掃除(転ぶ事)ばっかりしてたら、その良いシャツが可哀想だな。』から始まって、なんつーか判んねぇ事言って。挙げ句になんだったっけ?『お前の良いシャツなら、俺が着ても良いな。』だったっけ。」
黒沢カオル「う゛ー・・・・・・・」
安岡優「あ〜・・・そうなんだ(^^;)」
北山陽一「ふふふふふふふふ・・・・・」
安岡優「な・・なんか怪しい笑い方だね・・・」
北山陽一「いやぁ、俺も色々とねー(勉強はできるが決して真面目な生徒じゃなかったから色々あった(笑))」
酒井雄二「怪しいなぁ・・・。」
村上てつや「いや、でもさ。工業高校のやつ引っ張って来て、「お礼参り」で車3台潰されてるからよぉ。ダニ。お前はそういう事すんなよ〜?薫。」
黒沢カオル「??お礼参りぃ???」
酒井雄二「薫君は知らなくて良い言葉だと思いますよ?“どうしても”知りたいのであれば、てつやくんにしぶとく聞いてみることですね。」
黒沢カオル「僕さ〜イタリアものの服がほしいなぁ〜♪(さっきの話に戻る)」
北山陽一「(くぃっと薫の顎を指で持ち上げる)…親父が戻って来たら、連れてってもらえ?どうして必要なのか、きっちり説明出来たら、カード使っても良いよ。…番号メモった紙はさっき捨ててきたけどな。」
黒沢カオル「えーーお兄ちゃんさっき「買っていい」って言ったじゃぁあん!!(恐い&切なくて涙)」
村上てつや「レプリカで我慢しとけって。どーせ、お前の彼女だって、チョイ見でイタリアンって判る女じゃねーだろ。」
黒沢カオル「ぶー・・・・」
酒井雄二「(時計を見て)みなさーんっ!そろそろ学校へ行く時間ですよ〜!」
北山陽一「え!もうそうんな時間ですか!?はいはい、みんな行きますよ!」
安岡優「雄二〜、レポート持っていくのを忘れちゃダメだよぉ〜!」
酒井雄二「そうでしたな!!忘れてました!!!(そういって、部屋まで取りに行った)」
黒沢カオル「僕、学校行きたくなぁ〜い。。」
北山陽一「薫!学校はちゃんと行きなさい!」
黒沢カオル「はぁい…ごめんなさぁぃ…いってきまぁす。。。(怒られたのがショックだったらしい)」
北山陽一「鞄忘れてるよ薫!(薫の鞄を手渡す)」
黒沢カオル「あぅー・・・(うるうるしてる)」
北山陽一「(薫の頭をヨシヨシしながら)はい、泣かない泣かない。」
酒井雄二「(陽一と薫の間を割って入りながら)いってきま〜すっ」
黒沢カオル「もうっ!邪魔ぁ〜。(酒井を押しのける)」
酒井雄二「なんでそんなに兄弟だいちゃつくのぉ?!」
北山陽一「違うよ、雄二、雄二が薫の進行方向を塞いでたからだよ(笑)」
黒沢カオル「べーだっ(雄二に舌だして駆け出す)」
北山陽一「あっ、走ると転ぶよ薫!」
酒井雄二「俺の心配はしてくれないのね〜(心泣)」
北山陽一「ん?あぁ・・・実は薫って頑固だから覚悟しておいた方がいいかも、昨日から嫌われることばっかりやってるでしょ、雄二は。」
酒井雄二「はぁ・・怒りが長引くような性格じゃあなさそうですから。意地が長引く前にこちらで白旗上げますか・・。こっちとしても、意識してやってる訳じゃないんですけどね。」
北山陽一「昨日のしつこい真似っこで雄二の印象がかなり悪くなったね。こうなると薫から見たら雄二は僕をいじめる人って構図ができちゃうんだよね、で、何をしてもいい印象は与えないと(笑)」
酒井雄二「でも似てたでしょ?(笑)」
北山陽一「認めたくないけどね(笑)」
安岡優「まぁ、からかう相手を間違ったってとこじゃない?」
北山陽一「そうだね。」
安岡優「てつ君ならまだしも…薫君はピュア(?)なんだからぁ〜」
村上てつや「なんか言ったか(怒)??」
安岡優「べっつにぃ〜?(ひゃ〜恐い〜!)」
村上てつや「そんなに心配するなって、兄貴。薫は今日・明日とカレーを与えとけば確実に忘れるって。そのかわり、俺達も付き合ってカレー食べ続けないといけないけどな(苦笑)」
黒沢カオル「うえ〜〜〜〜っっっ」
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