-ゴスドラマ過去ログ:30201-30300-
村上てつや「なんでイヤそうな顔すんだよぉ〜・・・カレー、好きなんだろ?それとも何か?セリフ間違えたのか?」
黒沢カオル「・・・・・。(図星)」
北山陽一「じゃ、薫。今晩の夕飯はカレーってことで・・・作っておいてくださいね」
黒沢カオル「・・・・酒井さんのカレーが食べたいな・・・☆」
酒井雄二「えっ?……別に…良いですけど。俺のカレーって。モロヘイヤとかジャガイモの代わりにさつまいも入れたりしますけど…それでも良いなら。」
安岡優「美味しいよ?隠し味に、バルサミコ酢とヨーグルトとチョコ入れてたよね。<うち二つは安岡提供物資」
黒沢カオル「うーん、うーん・・・やっぱり自分で作ろうかな・・・」
安岡優「なんで〜?本当に美味しいんだってば〜!食ったら分かる!」
黒沢カオル「食べたら変な味覚になりそうでいや〜(涙)」
安岡優「「俺」が作ったら美味しいんだって。」
北山陽一「あ、ボロが出た(笑)」
安岡優「だってー雄二はさぁ、誰かが作った料理の残り物でチャーハン作ったりするのはできるんだけど、一からやろうとすると・・・・・・(笑)」
酒井雄二「なんですか、なんですか!その言い方はぁ!!!!まるで我輩が、この世の食べ物ではないものを、つくっているとでもいうのですかぁ!!??」
安岡優「そうじゃないけどさぁ・・・・。やっぱり・・・。」
酒井雄二「『やっぱり』とはなんですかぁ!?『やっぱり』って!!」
北山陽一「はいはい!もうやめなって!みんな遅刻したいんですか?」
マネージャー竹内「ふぁあ……あれ?……まだ出てないの?…休講?創立記念日?」
ト書き「もてもて起きだしてきた同居人・竹内マネ(自主休講の人)が珈琲を淹れつつ振り返ると、5人の姿はなかった。」
マネージャー竹内「・・え?・・・な、なんで・・・?」
村上てつや「薫!早くしろ!次のバス逃したら学校まで徒歩だぞ!?(家を飛び出し、薫の鞄と自分の鞄を持って走る)・・この時間だと出勤ラッシュで渋滞こいてるから間に合ってもギリギリだな・・」
黒沢カオル「ま、まって・・・はぁ、はぁ・・・ひぃひぃ・・・・」
村上てつや「ったく〜!」
ト書き「てつやは薫の手ガシッっと掴んで全速力で走る!・・・がバス停が見えてきた所でいきなりストップをかけてしまった。」
黒沢カオル「わぁっ!いきなり止まらないでよぉ〜」
村上てつや「あっ、わりぃ、全然間に合うからさ(笑)って転んでんじゃねぇよ、たく・・(起こしてやってから普通に歩いていく)」
黒沢カオル「はぁ、バス混んでる・・・・乗りたくないよぉ〜。ねぇ〜え〜乗りたくない〜(てつやの制服をぐいぐい引っ張る)」
村上てつや「お前、また途中で「てつ〜疲れたよぅ〜、もう歩けないよぅ〜」って言うからな。乗るぞ!」
黒沢カオル「むぅ・・・・。(しぶしぶバスに乗り込む)」
ナレーション「その頃大学3人組は・・・・」
酒井雄二「・・・はぁ・・・・何とか一限目の講義に間に合ったぁ〜。」
安岡優「目・・・目がまわるぅ・・・(徹夜の上に急いだので貧血気味)」
酒井雄二「安岡〜、大丈夫か?」
安岡優「う〜ん。なんとか。」
北山陽一「雄二、優。僕はこの塔だからまたね(タタタタ)」
酒井雄二「あいつも寝不足なはずなのに、元気だよなぁ・・・・・あんなに細いのに。」
安岡優「あの双子の問題児世話してるからタフじゃないとやってけないんだよね。」
一般人(男)「高校の数学教師)北山チビ(薫の事)前に出てこの問題を解きなさい。」
黒沢カオル「ムッ!!チビじゃないよ!!」
一般人(男)「教師) 悪かった。北山のボケてるほう!やってみなさい。」
村上てつや「セーンセ?うちの兄貴いぢめちゃイヤーンv。いじって良いのうちの家族だけなんで、愛の無いのは勘弁してくださいよぉ〜。」
ト書き「くすくす笑いが教室に起こる。ちょっと困った顔をする数学教師」
村上てつや「(ふっ。勝ったぜ。)ニヤニヤ・・・。」
黒沢カオル「てつぅ!すごい!!」
一般人(男)「教師)こっほん・・・いいから出てきてやりなさい。」
黒沢カオル「(どうしようぉ・・・わかんない・・・)」
一般人(男)「教師)(にやにや)←できないとわかってて指した(笑)」
一般人(女)「生徒)あの、先生。北山君、昨日休んでた(サボタージュしてた)から判らないと思うんです。この範囲の問題は。」
一般人(男)「教師)んぅ?・・・・そうか・・(心の中で舌打ち(笑))・・・じゃ説明するがー」
黒沢カオル「(助かったぁ・・・)・・・ありがとね。(女の子に小声でお礼)」
村上てつや「なぁ、なぁ、俺にも「ありがとうございました」は?(ニヤリ)」
黒沢カオル「うー・・・うー・・・一応ありがと・・・(なんかくやしい)」
村上てつや「よし。(ニヤリ&頭なでなで)」
一般人(男)「教師)おい!特に、北山の料理が得意な方(噂で料理が上手いと聞いた)!!ちゃんと聞いてるか!?」
黒沢カオル「は、はい!聞いてます・・・・。」
村上てつや「先生、薫が料理うまいからって嫁に貰おうとか考えてんじゃないのぉ〜(笑)」
一般人(男)「教師)聞いてるならいいが、北山の可愛くない方!その大馬鹿なことは言わなくてよろしい!なんなら、料理が得意な方の北山の代わりに答えてもらってもいいんだが!」
村上てつや「先生説明まだですか〜?俺も聞きたいんですけど〜。」
一般人(男)「教師)その生意気な口にチャックが出来たら説明してやる。」
村上てつや「(ピク)しょうがないな。(がたんと席を立つ)薫、俺、今から整形外科行ってチャック付けてくるわ。『○○高校の数学教師に付けてこいって言われた』って言えば、なんとでもなるんだろうし。」
黒沢カオル「僕も行く〜!家族の大事なしゅずずだもんね!先生いいでしょ?先生が言ったんだよ?(数学教師に笑顔で問う)」
一般人(男)「教師)ぐっ・・・・ば、ばかな事を言ってるんじゃない!!」
村上てつや「はぁ。教育者の立場でその“馬鹿な事”っていうのを教え子に言ったんですね?」
一般人(男)「教師)ものの例えというものがあるだろう。・・席に戻れ。静かにしてろ・・」
効果音「キ〜ン・コ〜ン・カ〜ン・コ〜ン♪(終了のチャイム)」
村上てつや「いえ〜い♪おっわりぃ。薫!パン買いに行くぞ。腹へってしょうがねぇ〜。」
黒沢カオル「うん!!おっひる〜おっひる〜♪」
村上てつや「今日はメシ食ったら終わり!(午前中授業の為)」
黒沢カオル「やったぁ〜!せんせぇばいば〜い♪(ぎこちないスキップで教室を後にする)」
村上てつや「だぁかぁら〜〜〜!鞄忘れんなアホ!(薫の鞄と自分の鞄を持って鼻歌で教室を後にする)」
黒沢カオル「てつ、早くおいでよぉ〜!」
一般人(男)「教師)まったく・・・あの二人は頭のよさは違うとしても、さすが陽一の弟たちだな。たちが悪い。」
村上てつや「おい、待てって」
黒沢カオル「(走りながら振り返る)早く早くぅ〜。あっ・・・・!(薫、コケた・・・)」
村上てつや「またかよ・・・いい加減気をつけろよ(手を引いて起こしてやる)お前、それでよく彼女に嫌われね〜な(苦笑)」
黒沢カオル「そこがかわいいって言ってくれるんだ〜vvvえへっ。」
村上てつや「はいはい〜(なげやり)。んで、これからどこ行く?」
黒沢カオル「最初にお昼ご飯食べて、それから行きたいお店があるんだぁ〜。」
村上てつや「何の店だ?お前のオススメの店は、たまにデンジャラスだからな。」
北山陽一「あれ?薫〜!!」
黒沢カオル「あっ!お兄ちゃ〜ん!!(ぶんぶんと手を振るって走っていく) 聞いてよぉ〜。数学の先生が、僕とてつのこといじめるんだよぉ。チビとかボケとかバカとか可愛くないとか言うの。」
北山陽一「あー。シロコでしょ。覚えてる覚えてる。俺もよく喧嘩したからね。『この数式は一つ省けます!』って言っても判ってくれなくて。テストで数式の所でペケついて1点引かれたりしたなー。」
村上てつや「で、兄貴はなにしてるわけ?」
北山陽一「ひみつv」
村上てつや「ひみつ・・って・・・。兄貴そんなキャラじゃねぇじゃん!」
北山陽一「いいじゃないたまには(ふふふ)」
黒沢カオル「お兄ちゃんろくなこと考えないもんねー(にこにこ)←悪気はない(笑)」
北山陽一「薫ぅ?ちょこっと黙ってなさい?(にこにこ)」
黒沢カオル「びえー(><)お兄ちゃんがいじめるぅ」
北山陽一「泣かないのっっ。・・・ってことで、僕行きますね。あ、あっちに優と雄二がいましたよ〜。」
村上てつや「マジで?あいつらうるさいからな〜。薫、捕まらないうちに逃げんぞ!」
酒井雄二「逃げる前に捕まっちゃってたりして〜。な、優。それに・・・・逃げ遅れた薫?」
安岡優「「あちゃ〜」って顔をしないでよっっ」
黒沢カオル「雄二、嫌いっ、べーっだっ(村上の服のすそをつかんで後ろに隠れながら舌をだす)」
酒井雄二「!!!!!!(何気にショック。)うう・・・・・(泣)」
安岡優「そうして彼はどんどん嫌われていくのでありましたとさ。おしまい。(笑)」
酒井雄二「・・・・・・ヤァ〜ス〜・・・・・・・・このやろう!!何か言いやがったかぁ?」
安岡優「な・・・なんでもありあせん・・・・く・・苦しいから・・・離して・・・・」
北山陽一「薫とてつやもう行っちゃったよ(笑)ん〜薫結構執念深いところもあるからねー(笑)」
酒井雄二「(しょんぼりしながら)どうしたらいいものか・・・。」
黒沢カオル「(てつやと歩きながら) 雄二落ち込んでるかなぁ?実は僕、雄二のことは許してるんだけどさ、ちょっとは反省してもらおうかと思って♪ふふふ。」
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