-ゴスドラマ過去ログ:30501-30600-
佐々木真里「こっそり婚約相手の死角から伺っている>・・・・(イヤー!なんか、四季の家とか、家の中にエスカレーター付けてる阿呆金持ちと同じ雰囲気ー!)」
村上てつや「あんなのより俺の方が比べもんになんない位男前っしょ?(真里さんに小声で聞く)」
佐々木真里「・・・・そうねぇ・・・あと十年経ったら楽しみね。今はかわいいわよ。」
村上てつや「かわいい・・・(がっくり)」
北山陽一「(婚約相手を追い払い、玄関から戻ってくる)はぁ・・・あの人結構頭硬いですよ。見かけに寄らずっていうの、まさにあの人。いい人そうなのに・・・損だね、もったいない。」
佐々木真里「いい人そう?そうかしら?私はああいうタイプは絶対いや!」
黒沢カオル「僕も絶対いや!」
北山陽一「いや、薫・・薫は男の子なんだし・・・(笑)」
酒井雄二「でもさー、どうすんのよ?面割れちゃったよ?陽一は一緒に住んでますって事にしとくにしても、てつやと薫の双児コンビはどうする?遊撃部隊から外れる?」
黒沢カオル「やだぁぁ!仲間はずれにしないでよぉ〜。」
村上てつや「俺も愛する真里さんの為ならひと肌でもふた肌でも脱ぎたいけど…」
安岡優「呼び出されてたって事で良いんじゃんね?「婚約するから〜」って別れ話切り出されてたって事で。でもそうなると、真里さんの身内とか他人からのイメージが凄い悪くなってくなぁ・・(苦笑)真里さん、僕ら5人と5股だよ?しかもそのうち一人の子供身籠ってるんだよ?」
佐々木真里「勘当されても良いって思ってるからね‥それに、面白いじゃない。これで勝手な見合い話が来なくなったら万々歳なんだけど。 つわりの芝居は、徹底的にやるわよ?私」
北山陽一「うん。じゃあ真里そうしてくれる??」
佐々木真里「ええ、いいわよ!」
黒沢カオル「じゃあ、夜露死苦!」
村上てつや「薫、そりゃねぇぜ・・・てかお前にはやーさんは無理なの!」
黒沢カオル「え〜、ひどい・・・。」
佐々木真里「(確かに薫くんには向かないかも…。人騙すのも得意じゃなさそうだし…)(ちょっと顔が引きつる)」
北山陽一「まあ、そんな話はいいから・・・真里じゃあそういうことでよろしく!」
佐々木真里「わかったわ!」
BGM「虹」
北山陽一「ちょっとまって!なんでBGM虹なの?!はずかしいじゃない!」
BGM「そんな感じがいたしましたので、お気になさらず、ドラマをお続けください」
ゴスペラーズ「続けられるか〜ッ!!」
BGM「あ〜もー分かりましたよ(ヤケ)じゃあ止めます(ぷちっとBGMを切る)」
北山陽一「(何事もなかったかのように続ける)薫は夕飯の用意してくれる?その間にちょっと作戦を煮詰めちゃわない?」
黒沢カオル「ご飯作るのい〜よ〜(とことことキッチンへ歩いていく)」
酒井雄二「(さっきのBGMはビックリしたな・・・)まぁ、今までの事をちょっと整理をしたいのですが、いいですか?」
安岡優「雄二よろしく!」
酒井雄二「確かに、『整理をしたい』といいましたが、我輩がするんですか?」
安岡優「うん!(即答!)」
北山陽一「(よりによって僕の一番恥ずかしいBGMかけるんだから!)」
BGM「(お気になさらず!いいですね!)」
黒沢カオル「(今までの話を全く知らない人)どぉするの〜どぉするの♪(台所で夕飯を作りながら鼻歌で)」
北山陽一「薫!鼻歌でそれ唄わないで!(地獄耳らしい)」
黒沢カオル「なんで〜??ドゥバラドゥバラドゥバラドゥバラドゥ♪」
北山陽一「薫ぅ!とほほ・・・もういいですよ。じゃあ、話しまとめますか。」
ゴスペラーズ「おいっす。」
安岡優「えっと、お父さんに無理やり婚約させられそうな真里さんを、僕達でなんとか助けてあげようって事だよね。」
黒沢カオル「(イヤホンで聞いている)♪だいじょ〜うぶ だいじょ〜うぶ♪雄二桜の枝折ったの?いけな〜い全然だいじょ〜うぶ♪じゃないじゃん」
北山陽一「(薫ぅ;△;)・・・違う違う。(本題に戻る)そうだね。で、真里はお腹に赤ちゃんがいて俺がその〜・・・父親(恥)で、てつやと薫はちょっとした知り合い、でいいんだっけ?」
BGM「今日が終わる前に」
酒井雄二「おなじ〜ほしが〜ってちがうなんで曲が流れるの?(怒)」
安岡優「もうっ、話を脱線させないでっ!!」
北山陽一「うるさい!!(大声で怒鳴る)・・・BGMさん、いいかげんにして頂けませんか?(横目でBGMを睨みすぐに笑顔を作る)さぁ、話戻そ。さっき全員面割れちゃったから、「婚約も話を聞いて集まった」って事にするんだよね。」
酒井雄二「そうだったと…思います。」
BGM「(北山さん、怖い〜・・・)」
安岡優「BGMさん、そんくらいにしといたほうがいいよ。(小声で)」
BGM「はい、すいません(テタテタ)」
酒井雄二「それで…どうやって相手をだますんですか?なかなか手強そうな人…なんですかね?」
北山陽一「婚約相手はこっちの事知らないから、がんばればなんとかってカンジかなぁ?でも真里のお父さんは・・・真里、真里のお父さんって結構勘とか鋭い人だっけ?」
佐々木真里「そうね。はっきり言うわ。頑固で勘もの凄く鋭くて手強いわね。でもちょっと甘党なのよ。そこを突けば・・・(ニヤリ)」
酒井雄二「あ…甘党…っすか?」
安岡優「マジで?」
北山陽一「うん〜。」
安岡優「なんか難しいねぇ・・・」
酒井雄二「・・・?何の臭い?甘い・・・(はなをくんくん)」
黒沢カオル「和菓子を作ってみたんだ!味見してくれないかなぁ?」
北山陽一「これだぁ!真里!これだめかなぁ?お父さんは和菓子より洋菓子派なの?(瞳キラキラ☆)」
佐々木真里「たぶん甘いものがとにかくすきなの!だから、和菓子とか洋菓子とか関係なく好きだよ!」
マネージャー竹内「なぁんだ。娘に甘い『甘党』ではない訳か‥。じゃあ、薫君の設定は、『製菓職人目指してます!』で行こう(苦笑)」
村上てつや「(竹内の背後からぬっと現れる)俺はそっちの「甘党」だな。な〜んて。薫、これ前のアレンジしてつくったのか?(お菓子をぱくぱく)」
マネージャー竹内「北山は『御曹子』で本命です。『大学で知り合いました。』っつー事でね。酒井も『大学で知り合いました』。安岡とてつや君は、知り合ったのは「合コンで〜」とか「クラブで〜」って事にしといて…あ、旨い。(和菓子をつまむ)」
村上てつや「ん〜合コンはなんか印象悪いからクラブな。んで、これ明日持ってくわけ?そしたら早起きして作んなきゃじゃん?」
黒沢カオル「ん〜…一応さ。もし起きれなかったら。昨日お茶菓子用に作っておいたパウンドケーキ持って行くよ。ブランデーとかナッツ使ってて日持ちするやつ。」
酒井雄二「準備いいね〜。薫って料理全般できるの?これ美味いし。(薫に微笑む)」
村上てつや「中学生時代に「薫く〜ん。チョコレートの作り方教えて〜?」って女子に群がられた挙げ句。義理チョコを貰い。その後、陽一兄貴の代わりにクッキー手作りした(自分の分も含む)過去があるからな〜(ボソ)」
安岡優「(薫の和菓子をつまみながら)料理もお菓子も、センスがないと出来ないよ、てつ(嫌みなしの笑顔)」
村上てつや「なんだよ」
安岡優「別にぃ〜。薫く〜ん、これ、本当においしいね〜。」
黒沢カオル「あははは…。どうもです・・。」
安岡優「あれ?どうしたの?元気ないね。」
黒沢カオル「だって、思い出しちゃったんだもん。俺ずーっとてつとお兄ちゃんがお返しに使うホワイトデーのクッキー作りしてたなーって(涙)」
北山陽一「予防線としては、結構ありがたかったけどね。弟の事知らない子は「手作り?彼女居るの?」って諦めてくれたし。でもね、薫…知ってる子は、「弟さんのクッキー愉しみだから」って俺にチョコ渡すんだよ…(くぅっと目頭を押さえる)」
黒沢カオル「別にお兄ちゃんが嘆くことじゃなくない?僕が作るの大変なだけでさぁ・・・・・」
北山陽一「いや、そういうチョコのもらい方はしたくなかったなぁ・・・」
ト書き「当時のことを思い出して、はぁ・・・・とため息をついた北山お兄ちゃん・・・。」
黒沢カオル「チョコの作り方を教えて義理チョコをもらった挙句、お兄ちゃんとてつのお返しのクッキーを作っていた僕の方が悲劇だよ・・・・ううう・・・(泣)」
村上てつや「なんだなんだ、二人ともシケてんな〜(笑)」
黒沢カオル「う゛ーー・・・・てつのばかー(ぽかぽかとてつやの胸のあたりを叩く)」
酒井雄二「(・・・・恋愛対象外だった俺の方がもっと悲劇・・・・)」
佐々木真里「チョコ欲しいの?でも、薫君、甘いの苦手じゃない?(菓子をつまんで)だって、甘さ控えめって感じだもの。このお菓子。」
安岡優「チョコが欲しかったんだじゃなくて、愛が欲しかったんだよ。(低音でかっこつけて)」
黒沢カオル「でも料理するの好きだしいいもん」
マネージャー竹内「ま、作戦っていう作戦も無いけど。突入時期を計る為に、会話傍受出来ると良いなぁ。バリにそういう(工学科の)友達居たはずだから俺、借りてくる。」
北山陽一「ああ、そうだった。明日の真里さんの婚約ぶっ壊す話してたんだっけ。お芝居とはいえ、本命かぁ・・出来ちゃった結婚の奴に話し聴いてこようかな。(椅子から立ち上がる)」
佐々木真里「迫真に迫った演技を期待してるわね♪」
北山陽一「うん!(照)」
村上てつや「うわっ、ガラにもなく照れてるよ。可愛く見せて真里さんのハートゲットしようとしてるよ、この腹黒め!」
北山陽一「腹黒って言うな!!」
村上てつや「は〜らぐろぉ!」
佐々木真里「てつやくんお兄ちゃんにむかってそうゆうこと言っちゃだめでしょ!ねえ陽一!」
村上てつや「真里さんがいうならやめるーー(むぎゅう)←抱きついてみた(笑)」
北山陽一「ほらほらてつやめなさい。」
佐々木真里「てつくん苦しーよー」
酒井雄二「てつ君、セクハラですぞ!」
安岡優「セクハラすると、真理さんに嫌われるよー?」
村上てつや「うっ…じゃあ、真里さん。5年経ったら彼氏にして下さい…」
佐々木真里「5年後にもっと大人の男になってるのを期待してるわ。(笑顔)」
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