-ゴスドラマ過去ログ:30601-30700-
北山陽一「その前に僕がもらってるよ!てつ」
酒井雄二「夢も希望もないね・・兄弟で『兄弟』になったら・・それもまた・・どうよ?(湿り気がある話)」
佐々木真里「・・・・陽一って実は結構子供っぽいよねー(笑)でもって雄二のセリフは親父臭いし(笑)でも陽一ごめんね?てつや君と約束しちゃったの(にっこり)」
黒沢カオル「なんで?(・。・)だって女の人が年上ってなんかやじゃない??陽一兄と真里さんってお似合いじゃん!てつ彼女いるじゃん!」
安岡優「薫君。あのね・・人の自由だから。こればっかりは。無理矢理くっつけようとしないの。てつや君が彼女居て、モーションかけるのはそりゃ問題だけどさー。・・さーて。俺は明日の準備しよっと。スーツ出さないといけないし・・成人式以来着てないな〜」
酒井雄二「ヤス・・・・・俺スーツでなきゃだめか?(不安げに問う)」
安岡優「どうしたの?もしかして〜片づけた所忘れた?」
酒井雄二「どっかにあるはずなんだけど・・。」
北山陽一「雄二?これ雄二のじゃないの?(陽一の手には紋付きの羽織&袴一式が抱えられていた)家紋が雄二んとこのだよ。」
安岡優「普通、家紋見てどこの家かって判らないよ・・陽一。雄二の実家って、梨作ってる農家でしょ?有名だとは言いにくいんだけど・・。」
北山陽一「だから・・・ほら。梨でしょ?コレ。この丸みは・・・ネ?」
安岡優「わけわかんねえ理由だなあ〜。で、どうなの?雄二」
酒井雄二「ああ〜。これ俺のだよ!」
北山陽一「やっぱりっ♪(ちょっと得意げ・・笑)」
安岡優「梨園だからって、丸みを帯びた家紋って・・・・・」
酒井雄二「だめか!?」
安岡優「別にだめじゃないけどさ・・。」
酒井雄二「なんだよっ!!梨だぞ、梨!このきれいな丸みが目に入らぬか!!!」
安岡優「あ〜はいはい分かったから(ウンザリ)よーするに梨の家紋なんでしょ、雄二んちは。・・・とあったあった、俺のスーツ。あっ、やばっ!シワになってる〜!!アイロンアイロンっと(アイロンを出す)」
黒沢カオル「テカテカさせないように気をつけてね」
安岡優「うん!(アイロンをかけている)はにゃ〜はにゃ〜♪・・・・あつっ!!」
黒沢カオル「もう〜優って意外と不器用だね〜。そんなんじゃテカテカになっちゃう。僕がやるから、かして!!!」
ト書き「布を当てながら、ぷしぷし霧吹きを使いスーツのしわを伸ばす薫。・・・あっという間にぱりっとしたスーツが完成。」
安岡優「ありあと〜vvv 薫、いい奥さんになれるよ!俺が嫁にもらいたいくらい☆★」
黒沢カオル「僕、男なんだけど(ーー;)」
北山陽一「(アドレス捜索中)…そういえば薫って、一時期、うちの近所の人達に「婿養子にするなら」ランキングベスト1だった事あるね。家事出来るし。しっかりしてるし。でも服道楽だって発覚してから…どうなったのかな…」
黒沢カオル「そー言えば、この間ぁ・・・近所のおばさんに、ご飯食べにいらっしゃぁいって連れて行かれたけどぉ・・・それとは関係ないよねぇ?」
北山陽一「薫、ゴハンに呼ばれたときは、まず僕のところに確認しに来なさい。・・・・まったくどこで薫が狙われてるかわかったもんじゃないな・・・(ぶつぶつ)」
酒井雄二「・・・あのぉ〜兄バカ炸裂中申し訳ないんですけど、俺はこの紋付きの袴を着ていけと?」
佐々木真里「じゃあ、私服?・・案外良いかも。「急いで来たぞ!」って感じがするし。途中で結婚式してる人達と勘違いされないようにね(笑) あ、言っておくけど明日は皆、他人で通してね。『お兄ちゃん・兄貴』とか言わないでね。(てつやと薫の鼻先をつんつん)」
黒沢カオル「僕もダメなのぉ?」
佐々木真里「お願いねかおる君♪」
黒沢カオル「うん。」
佐々木真里「言っちゃうとバレちゃうからね!」
村上てつや「俺は絶対大丈夫。薫じゃないんだから(笑)」
北山陽一「てつが一番心配だよ・・・・・」
ナレーション「とか言ってる間に、朝に・・・。」
安岡優「さあ行こ〜!!ってみんな起きてるのかにゃ?特にてつ・・。(大音量)《起きてますか〜!!》」
黒沢カオル「(むにむに)お菓子作ったのぉ・・・和菓子とぉ、あと日持ちするケーキも持って行ってぇ・・・」
安岡優「日持ちするケーキ…?(一体どんなケーキだ?)」
黒沢カオル「あれだよう、パウンドケーキとか、ドライフルーツ入りのやつとかぁ〜」
北山陽一「おはよう!」
マネージャー竹内「おはよ〜…(最早珈琲を淹れる係になりつつある)…今日、何時からだっけ…ふぁああ…」
北山陽一「あれ?真里は??」
効果音「ジャジャジャーーーン!」
ゴスペラーズ「なんだ〜このすごいあかりは〜 まぶし〜い」
マネージャー竹内「その服はどうしたんですか、真理さん!?自前ですか!?」
佐々木真里「当たり前でしょ!」
北山陽一「似合ってるよ。真里」
佐々木真里「ありがとう、陽一vvv 今日はよろしくね、ダーリン♪」
黒沢カオル「よぉいち兄ちゃん、顔が真っ赤だよぉ。照れてるぅ??」
佐々木真里「やだぁ、やめてよぉ〜私陽一にそういうつもりないわよー?」
北山陽一「(ガビーン!!)結構、ショック!!(自分で言う人)」
村上てつや「(…兄貴ってこういうタイプだったっけ?)…」
マネージャー竹内「まあまあ。とりあえず、一杯飲んでってよ。(とカフェのマスター気取りで言ってみたりぃ〜)」
黒沢カオル「僕は行かなくてもいい?ねむいょ・・・・むにむに・・・・ZZzzzz...」
安岡優「行こうと行くまいと、結局どっちでも良いかな〜。…帰って来たらこの和菓子を全員で消費しないと駄目だけどさ…」
黒沢カオル「すー(すでに熟睡)」
村上てつや「んっとに・・しょうがねーなー・・(肩を揺り動かし)「薫!薫!とーさんとかーさん居ないぞ!俺達捨てられちゃうぞ!早く起きろ!」<子供の声を作って耳もとで言う。」
黒沢カオル「やっ!!(飛び起きてきょろきょろ)ママぁ!!ぱぱぁあ!!どこーー(号泣)」
村上てつや「うちの親父とお袋は今アメリカだって。安心しろ。・・・(泣き続ける薫の頭を撫でて、また寝かせる)・・あと5分で起きるから、もうちっと待ってて。」
ト書き「クエスチョンマークを頭上に飛ばして、双児の一連の行動を見る居候達」
村上てつや「ああ。ガキの頃うちの両親とデパート行った時、薫がおもちゃ売り場とか率先して行くんだけど。親父達は「ここに居るから大丈夫」って思ってたみてーでよく別の階行っててさ。薫は途中で案の定寝ちまうし。迎えに来るってわかんねーから、こっちはすんげービビる訳。で、今のやりとりが数回程。」
北山陽一「これがまた泣いた時の薫の声がすごくてねー・・・・・」
黒沢カオル「・・・ままぁ・・・ぱぱぁ・・・むにゃむにゃ。(睡眠中)」
村上てつや「おい、寝るなよ。」
安岡優「ほら。行くならそろそろ出ないと・・・。」
黒沢カオル「(ぱちっ)……えーと…今日は、真里さんのお見合いをぶち壊しに行く…。(こしこし目を擦る)」
酒井雄二「行く前に・・・本当にぶち壊してもいいんですね?真里さん。ボンボンの縁談をぶち壊すのは構わないんですが、その後影響出たらどうしますか?」
佐々木真里「だいじょーぶ逃げるから♪」
酒井雄二「いや、逃げるからって(^^;そんな簡単に・・・。」
村上てつや「だいじょーぶ俺が(真理さん)貰うから♪」
佐々木真里「ありがと。とりあえず戦陣にのりこむわよぉ〜。」
マネージャー竹内「じゃあ、一応これ持ってって。(小型のマイクとイヤホンの付いた小型の機械)これで音声拾えるからさ。」
佐々木真里「うん!ありがとう!」
黒沢カオル「すっごぉ〜い!!ちちゃいマイクぅ〜☆(目を輝かせる)」
ト書き「薫は壊すといけないので、触らないのだが、じーっと見つめる。角度を変えたりしながらじーーっと見つめる(笑)」
北山陽一「薫!かわいい!」
酒井雄二「・・・あなた、薫に見とれてる場合じゃないでしょーが。」
北山陽一「えへへ」
佐々木真里「陽一、あなたは大事な役なんだからね。薫君にデレデレしないでしっかり頼むわよ!」
北山陽一「こんな感じかな?「……お父さん。真里さんと結婚させて下さい。彼女のお腹の子は…僕の子でもあるんです。」<じぃっと真里嬢の顔を見つめ>これに土下座でもオプションで付ければ良いかな。」
佐々木真里「『結婚させて〜』は、いらないわね。ん〜〜・・どうしよう?」
安岡優「「結婚する気が無いなら子供は下ろせ」って反論されちゃうかもしれないから、「結婚させて下さい!」は言った方がいいと思うよ。」
北山陽一「だって。言っても大丈夫?あ・・・でも本当に結婚させられちゃ困るしな・・・お互い・・・(悩み中)」
酒井雄二「そんな事になったらてつや君きっと暴走すますぞ。「俺の真里を返せ〜〜〜!!」とか言いながら追っかけてくるかも。笑。」
村上てつや「俺の真里を返せ〜〜〜!!」
安岡優「うんうん、僕もそういう事を言えば良いんだね。「僕の彼女に何言ってるんだ!」とか。そこで、陽一が真里さんと逃げ出して。それを追い掛けてけば良いのかな?」
黒沢カオル「僕も頑張って走るよ!」
安岡優「あはは。どうせ帰る場所はここだし。あとはお父さんが怒ってここ来たら、皆で隠れてれば良いし。」
北山陽一「あっもう時間だ!」
佐々木真里「そうね。じゃあ、行こっか。皆、期待してるわよー?(笑)」
ト書き「移動手段を考え、結局式場までバスで向かう事に。」
黒沢カオル「なんか緊張してきたかもぉ・・・。」
酒井雄二「うぉーーーーっ!(雄叫び)…と叫んでみたくなりました。」
安岡優「こらこら!叫んじゃだめでしょ!?全く・・・・」
北山陽一「てつは??」
村上てつや「んー?(バスの後ろの方で寝っころがってた)」
北山陽一「てつ!!ただでさえ、でかいのに寝ないの!!邪魔だよ!!(蹴る)」
安岡優「すいませ〜ん。運転手さん。」
[TOP|NEXT|BACK]