-ゴスドラマ過去ログ:30801-30900-
北山陽一「確かにあの時あなたを泊めたような…それが何か?」
一般人(男)「(婚約者) いや、あの時は別のところに泊まりましたが・・・もしかしてあなたたち、同棲してるのですか?」
北山陽一「ええ。同棲しています。(腹の中で舌出し:別に、同じ場所で生活しているのは間違いでは無いと思っている)」
一般人(男)「(婚約者)えぇえぇえぇぇえぇぇ!!!!(驚きのあまり、声が裏返る)」
佐々木真里「驚かせてしまいましたね。(苦笑)黙っていて申し訳ありません。」
北山陽一「そういうことなので身を引いていただけますよね?彼女は僕の大切な人なんですから。(真剣な眼差し)」
村上てつや「だーっと走ってくる)・・俺の真里と結婚するやつはどいつだー!」
一般人(男)「真里の父)ひぃっ!また増えた!<卒倒しそう」
北山陽一「真里さん…いや、真里。苦しい思いをさせるかもしれない。幸せなんて絶対には約束出来ない。それでも…僕と一緒に、居てくれるかな。(ぎゅっと真里さんの手を握る)」
ゴスペラーズ「北山以外)あぁ〜〜〜〜〜っ!」
佐々木真里「誰かに幸せにしてもらうのって性に合わないの。自分で勝ち取ってこそ幸せよね?王子にキスされるの待つよりは、自分からしに行くわ。あたし。」
一般人(男)「(婚約者)真理、そんな言い方じゃなくはっきり・・はっきりと誰が好きなのか言ってくれ!」
黒沢カオル「僕だよね!?真里さん!」
村上てつや「何言ってんだ!俺に決まってるだろっ。」
酒井雄二「俺ですとも!!」
ト書き「全員の視線を受けながら、真里は一言呟き王子にキスをした。「決まってるでしょ。」」
佐々木真里「陽一、私はあなたの子を産むわ。私と結婚して・・・。(涙目で北山を見つめる)」
北山陽一「…幸せに出来ないかもしれない、こんな俺でいいのか?」
佐々木真里「えぇ、そうよ。もう貴方以外に愛せないのよ・・・・」
ゴスペラーズ「北山以外)うううううっっっ」
一般人(男)「(父親)真里!いいかげんにしなさい!こんな何処のうまのほねかもわからんようなヤツに真里は渡せん!(お決まりな台詞)後悔はしないはずだ。この人と結婚しなさい。」
佐々木真里「いいえ。私はこの方(北山を指差す)と結婚を考えているんですからね!」
一般人(男)「(父親)俺はお前の為を思って言っているんだ、わかるだろう?第一こんな細い男に何ができると言うんだ?(陽一を睨む)」
北山陽一「関係ないでしょっ。愛の深さなんだーーーー!」
佐々木真里「そうよっ!ただの細い男だなんて言わないでちょうだいっ!!」
北山陽一「僕は誰より真里の事を想ってるし、強い所も弱い所も全部見てきたんです。一緒に居たいんです。お父さん、お願いします。真里さんとの事を・・・真里さんを僕に下さい!(一礼し、頭を上げて真剣な眼差しで父親をみつめる)」
一般人(男)「婚約相手)・・・・・・。」
佐々木真里「黙ってないで何とか言ってよ。ダメって言うなら私何処へでも行くわよ。もちろん陽一とね。(父親の応えを待つ)」
北山陽一「お願いします!!(…細い男って…確かに細いけど…(泣))」
一般人(男)「父親)きっ、君たちはどうなんだ!!このまま真里を手放してもいいのかっ!(村上たちを見る)」
酒井雄二「かっさらって逃げろと言うのなら、強行手段に出てもよろしいと認めた事になりますが…。(くぃっと片眉を上げて、『逃げろ』と陽一に合図を送る)」
ト書き「酒井に頷き『了解』と合図を送り、真里の手を引いて走り出す陽一。それを阻止するフリをして二人に外に1番誓い通路を教える安岡。」
安岡優「(『誓い』じゃなくて『近い』なんだけどな)お疲れ。頑張って!(悪までも小声で)」
北山陽一「どうも。家に戻ってるから(同じく小声)。そこをどいてください!!(と言って安岡を突き飛ばす・・・フリをして急いで外へ逃げる)」
村上てつや「(茫然としている婚約相手に向かって一言)お前に真里を渡す位なら・・・こうなって正解だったかもな。ってぇ真里待て〜〜〜〜〜!!(真里を追い掛けて走っていく)」
北山陽一「はあはあ(疲れてる) 真里大丈夫か?ここまできたらもう大丈夫だ!」
佐々木真里「うん(息切れしてない)でも、これでお父さんの面目丸つぶれね(くすくす笑う)…あ〜面白かったぁっ。」
ト書き「そして家に2人は到着」
北山陽一「・・・でもお父さん大丈夫かな。ここに怒鳴り込んでくるかもしれないよ。」
佐々木真里「そうねぇ。まぁ此処に来ても、竹内でも出して「居ないフリ」してれば何とかなたっりするんじゃない?」
北山陽一「うん・・・・。でもいざとなったら僕が君の事守るから・・・・。なんてね。(ちょっとテレ気味)」
佐々木真里「陽一・・・どうしたの?なんか変よ?顔赤いし・・・もしかして風邪引いてたの?!(陽一のおでこに自分の手をあてる)」
北山陽一「そういえばちょっと疲れた…」
効果音「ガチャ」
北山陽一「ん?誰だろう?」
一般人(男)「(真里の父)真里!!まだ話は終わってないぞ!先方にも迷惑をかけて一体どういうつもりだ!」
マネージャー竹内「誰ですか?いきなり人の家に怒鳴り込んできて。(2人が帰ってきたのと真里の父親が来たのに気付いて、とりあえず応対する)」
一般人(男)「(真理の父)『誰ですか?』って・・・・そんな悠長な事を言っていられるか!真理と細い男がここにいるだろう!早く出さないか!!」
小林社長「誰ですか?って聞いてるんですけど(怒)あと、ご用件をどうぞ!・・」
一般人(男)「真里パパ)(社長に睨まれて一瞬怯む)…私は真里の父親だ。娘に逢わせて欲しい。北山とかいう細い男と此処に来てるだろ。」
マネージャー竹内「は?そのような人たちはいませんけど。」
小林社長「誰でしょうね〜」
ナレーション「わお!」
マネージャー竹内「(ナレーション?)急に人の家に怒鳴り込んで来ないでください。近所迷惑だ。」
一般人(男)「真里の父)・・ここには真里は居ないのか?・・」
安岡優「はぁ」
マネージャー竹内「しつこい親父だな!(怒)消え失せろぼけっ!かすぅ!!(必死)」
一般人(男)「父)(竹内さん怖いよ)」
DJバリ"K"〜ん「レコード調達して戻って来た)平見・・この人誰の父兄だ?す〜みません。ちょっと良いですか?入りたいんですけどー」
ナレーション「とってもわけわかんない展開になってるゴスドラマ。」
ト書き「そしてぎゃーぎゃーありつつも、やっと真里パパもいなくなり、他のメンバーもそろいほっとした空気が流れる北山下宿。」
黒沢カオル「(お茶をすすっている陽一向かって)ねぇお兄たん。真里さんとは結婚しないの?」
佐々木真里「ちょっと薫君やめてよーそれ鳥肌ものだよ?」
北山陽一「はぁ・・・(超お疲れモード、顔色悪いです・・・) 僕、ちょっと休ませてもらいます。薫、てつや、あとよろしくね。(と言って自分の部屋へ行きベッドに倒れ込む)」
佐々木真里「大丈夫?今日は本当にありがとう、陽一。」
北山陽一「どういたしまして(にこり)」
ナレーション「部屋で一人きりになり、今日のことを思い返す陽一。」
北山陽一「・・・なんか頑張って演技しすぎちゃったな・・・。でも段々演技じゃなくなってきて・・・・って俺何考えてんだろ?やっぱり疲れてるんだ・・・もう、寝よう。(ブツブツ)」
ナレーション「永遠の眠りにつく北山君であります」
ト書き「着替え終わって、ダイニングへ集まる5人。竹内の淹れた珈琲をすすって一心地つく。」
安岡優「はぁ。なんか疲れたね。」
黒沢カオル「久々に甘いもの食べたくなった〜(ふらふら奥に行って、クッキーの缶を持ち出す)・・ふはぁ・・」
ト書き「村上は平然として、クッキー缶から印刷されているものとは若干違うチョコレートクッキーを出し、食べはじめる」
村上てつや「もぐもぐもぐ・・・」
黒沢カオル「てっちゃん…それおいしい?賞味期限が3ヶ月前なんだけど…」
村上てつや「!!!!うっ!!ゲホッ!ゲホッ!まじかよぉ!!」
黒沢カオル「捨てるの忘れちゃってー」
酒井雄二「(ふんふん匂いを嗅ぐ)・・これ、本当に三ヶ月前のなの?外のパッケージと中身違うけど。」
黒沢カオル「さ〜?どっちにしろやめたほうがいいよぉ?」
酒井雄二「乾き物は結構長持ちするけどねぇ・・(ぱく、と食べる)・・俺、今まで食った事ないくらい旨いですよ。これ。」
安岡優「え?何で?(一口齧る)…確かに……。」
黒沢カオル「・・・・・・・・・あっ!それ僕が昨日、練習で作ったヤツだ!」
村上てつや「なんだよ・・あー、今、腹下ったらどうしようって、明日の心配しちまったよ」
安岡優「じゃあ、遠慮なく・・・いっただっきまぁ〜す!!」
村上てつや「ったく、おどかしやがって・・・。(ブツブツ言いながらも食べている)」
黒沢カオル「おいしい?おいしい?」
酒井雄二「上手いっす!ホント料理上手だね〜薫。本当に製菓職人になっちゃう?」
黒沢カオル「わぁ〜い♪雄二に褒められたぁ〜♪」
佐々木真里「今日は本当にありがとう!お疲れ様!・・あれ?陽一は?」
村上てつや「まだ寝てるんじゃないか?・・真里このクッキ〜おいしいぜ」
佐々木真里「聞いてない)心配だから見てくる(トコトコと陽一の部屋へ行く)」
効果音「コンコン(真里さんがドアをノックする)」
佐々木真里「陽一君?!」
北山陽一「(ドアのノックの音で目が覚める)ん・・・・誰?」
佐々木真里「あたし・・・寝てたんだ。ちょっといいかな?」
北山陽一「・・・・お母さん?(寝ぼけてハグする陽一)」
佐々木真里「ぎゃ〜〜!何すんのよ!?」
北山陽一「えっ・・・?あっ!真里さん!ゴ、ゴメンナサイ!!」
佐々木真里「まったく・・・。まぁ、陽一君なら許してあげる♪」
北山陽一「えっ・・・それってどういう・・・?」
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