『 週刊 Hanko 』 729号

春歌、陸上総体◆夏希、中学最後の夏

前へ 次へ


 首にまいたタオルが手放せない今日この頃、タオルの中に保冷剤を入れるといいと聞き、早速実行。確かに気持ちいいです!首の後ろに冷えピタ貼ってもいいらしいですよ。
 現在齋藤家で、一番重宝されているのが「製氷器」。タンクに水を入れておけば四角い氷が勝手にできるやつ、優れものですよね〜〜!(水の注入、凍ったと判断、製氷皿から落とす、でも氷が沢山あれば落とさない。このプログラム、理解できます?)これ作った人頭いいなぁぁ…と尊敬しています。

◆春歌、陸上総体◆
 春歌、初の夏季総体、専門の100mと、初体験の200m(選手がいないから)と、100m×4のリレーに出ました。私はその日、夏希の部活に付き合っていてリレーしか見に行かれなかったのですが、なかなかいい走りっぷりだったようで…。(^o^)
 全部見たかったなぁ!

 それぞれ2位までが、県大会出場なのですが、春歌の成績は…
   1年女子100m … 2位!(自己ベスト更新!)
   共通女子200m … 3位!(初めてなのに、30秒切った!) (@_@)
   リレー     … 2位!
ってことで、100mとリレーで県大会出場!…と喜んでいたら、200mの1位の生徒が、「ハードルに専念するため200mは棄権」ということで、春歌に出場権が回って来ました!
 というわけで、なんと3種目出場です! (@_@)

 顧問の先生が「齋藤が出るのは想定外だったなぁ…!」と言ってましたが、本当にビックリ、ラッキーでした。2位だし、1位との差もあるし、上位は狙えないだろうけど、県大会に出場できるだけでも良かった、と思います。市大会とは違う、県の空気を経験できるのは貴重ですよね。
 県大会は2日に分けて行われますが、春歌の出番は両日で、前橋まで応援に通うことになりそうです。

 今日、顧問の先生に会ったら、「ちょっとこの暑さでバテ気味なので、スタミナをつけるために、豚肉をたくさん食べさせて下さい」と言われました。
 新聞で騒いでいる「最高気温」は百葉箱の中の話。校庭の真ん中、地表付近に温度計を置いておいたら、58℃まで上がったそうです。(◎-◎)
 競技は炎天下だし、クラウチングスタート(だっけ?)する時は、かなり地面に近い位置にいるわけで、過酷な状況らしい…特に競技場のタータンは、ついている手が焼けるほど熱いとか。待っている間も暑いし、体力の消耗が激しいので、スタミナ勝負だから、とにかくたくさん食べさせて下さい、とのことでした。

 そういえば「一瞬の風になれ」でも、お母さんが食生活に気を使って、1日4食がっつり作ってくれる…という話があり、あぁ私もよりよい筋肉を作るための食事作りをしなくちゃなぁ…と思っていたのですが。つまりタンパク質よね。貧血予防のためにも牛肉より豚肉がいいとか。

 早速今の昼食はトンカツ。夜は、ゆでた豚肉ときゅうりの千切りをたっぷり乗せた冷やしうどん(これはなかなか好評だった)。これからしばらく、豚肉料理をあれこれやってみたいと思います。(^。^)

◆夏希、中学最後の夏◆
 県大会出場を決めた春歌を羨ましそうに見ている夏希。
 中学3年生、最後の夏ですが、部長を務める吹奏楽部はなかなか思うように上達せず…。コンクール2週間前の「かぶら吹奏楽祭」(コンクールのリハーサル)の後、自分たちの演奏を聴き直して対策を練ったのですが…。

 私はずっと諦めていたのです、あぁどうせ今年もダメだな、と。(そう思える要因が山ほどあったので)でも、3年間頑張ってきた子供達を、親が応援しないでどーする!と思い直し、「保護者会長」の立場を利用して、この2週間、ほぼ毎日練習に顔を出しました。

 先生が金管を見ている時は木管や打楽器を。合奏している時は、中をうろうろして細かい注意を。先生が出張の時は、指揮だってしました(ブラスの指揮なんて初めてかも!)
 学生時代はうまく鳴らせなかったシンバルも、ちゃんとうまく鳴らせてみせたし、スネア(小太鼓)のリズムも生徒よりうまく叩けたし。
 人間、追いつめられると?何でもできちゃうんだなと、我ながら驚きつつ、この2週間で私にできる最大限のことをやってあげようと思いました。そしたら、結果はどうでも、とりあえず後悔せずに済むと思ったので。

 ほかの保護者の方も、差し入れを持ってきてくれたり、練習を見にきてくれたり、色々な形で協力してくれました。これだけみんなで頑張れば、奇蹟だって起きるかも…!と思った瞬間もありましたが、裏切られる事も数々あり…。

 本番2日前になってもメンバーが全員揃わない、という事態には正直怒りを感じました。塾の夏期講習です、○○部の応援です、コンサート行きます。etc.

        お前ら、中学時代の部活動を何と心得る!!

 呆れるやら、情けないやら、これだもの、奇蹟は絶対に起きないし、起きたらみんなのためにならないとも思いました。
 
 友情とか、絆とか、努力とか、忍耐とか。
 それを今学ばずに、いつ学ぶつもりなんでしょう。

 叫びたいことは山ほどあり、再び諦めかけましたが。
 部員が思うように動いてくれず、悔し泣きしている部長(つまり夏希)を見ていて、とにかくコンクールが終わるまではしっかり応援しようと。

 Y先生、Y子先生には随分愚痴も聞いていただき、励ましていただき、なんとか明日(今日?25日)、西部地区のコンクール当日を迎えます。
 結果はどうあれ、とにかく子供達には、今の自分にできる精一杯の演奏をしてほしいと思っています。
 燃えたのは、先生より生徒より保護者の方だったかもしれません。温度差はぬぐいきれなかったけれど、どこかわずかでも熱くなれた(熱くした)ことを、良しとしたいと思います。

 夏希の中学最後の夏が、よりベターな形で終わりますように、祈りつつ。。

2010. 7. 24  斎藤 範子(Hanko)



☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp

『週刊 Hanko 』 メニュー →
Abu Saito TOP PAGE →