『 週刊 Hanko 』 732号

買い出し◆少年の主張・西部地区大会◆

前へ 次へ


 我が家にも、やっとエアコンが入りました!!!
 以前の家が風通しの悪い家だったので、新居を設計する時は風の流れを念入りに考え、その上、屋根に太陽光発電パネルを乗せたお陰で「通常の家ほど二階が暑くならない」と言われたので、もしかしてエアコンのいらない家になるかな??と淡い期待を抱いていました。実際、昨年は吹き抜けの天井に取り付けたファンを回すだけで、ひと夏を過ごせたのですが…。
 さすがに今年はダメでした。(+_+) 家の中で熱中症になるかと思いました。
 7月に購入したのですが、工事がたてこんでいて、2週間待ち!?
 長い長い長〜〜〜い2週間でした。今、ひんやりした風の、なんと心地良いこと!!さぁ、我が家の受験生、しっかり勉強できますね!(^^)

◆買い出し◆
 先日、マーケットに数日分の食料買い出しに行き、レジを済ませて段ボールに品物を詰め込んでいるとき、お友達ママに会いました。
「…えっ…それ、全部齋藤さんちのですか??」と驚くお友達ママ。
「うん。だって夏休みって、すっごい減るんだもん。食べ物が、ごそっ、ごそっ…ってどんどん減る!この間、朝食6人分+4人分のお弁当作ったら、もうすごかったよ!」
「こ、こわ〜〜〜〜〜い!! じゃぁ、お米も減りますよね。給食様々ですね。」
 彼女の家は、二人の小学生と保育園児が一人。しかも全員男!
「あと何年かしたら、ウチより数倍こわいと思うよ!!」と言ったら、「きゃ〜〜」と言いながら逃げていきました。(^^)

 ま、確かに今の我が家のエンゲル係数はかなり高いと思いますけどね。(お米と野菜の一部は自給自足なのでかなり助かっていますが)
 あと数年して、子供が二人大学に通って、別々の場所に住むようになった時の仕送りを考えたら、今はまだ(経済的に)ラクなんだろな〜〜と思います。
 家族みんなで食卓を囲めるのは後何年か。な〜んて考えると、山のような食料の買い出しも幸せだなと思えます。
 あの頃は幸せだったなー…、じゃなく、リアルタイムで幸せを感じる!!というのは実践していますが、とは言う物の、やはり「定食屋のおかみ」には向いてないワタシ…。給食に頼れる日々が恋しいです。
 早く二学期来〜〜〜い!!

◆少年の主張・西部地区大会◆
 行って来ました。24人の発表でしたが、さすがに市大会とは桁違いにレベル高くて、途中から密かに審査する気も失せ、誰が代表になってもいいや…的な、一般聴衆になって楽しませてもらいました。
 夏希は、堂々とした発表が続き、珍しく緊張している様子でしたが、家族愛のテーマが多い中、「ハンバーガー一個から」(世界の水問題を考える)という斬新なテーマで歯切れ良く発表することができました。
 結果として、地区代表4人の中には入れませんでしたが、そのことよりも、最優秀になったのが、みんな何かしらパフォーマンスをした生徒ばかりだったのが気になりました。

 市大会では、「主張」に過度のパフォーマンスは必要ない、という審査員が多かったように思いますし、実際南中の指導教官もそういう姿勢で指導してくれました。が、今回は「パフォーマンス=表現力」みたいな結果になり、実直に、説得力あふれる主張を展開した子が一人も選ばれなかったのが残念な気がしました。
 最後の講評を聞く限りでは、同点が多く何度も再選があり、その話の内容からその中に夏希も含まれていたように聞こえました。でも結果として、夏希は落ち、…。
 
 なんとなーく後味の悪い帰途になりました。
 この前の吹奏楽コンクールもそうですが、審査員の好みが結果を左右する、審査員が違えば結果がひっくり変える世界というのは、割り切るのに時間がかかりますね。
 春歌の陸上みたいに、タイムという一つの物差しで測られる世界であるとか、ルールに則って勝負がつくスポーツの世界と違って、文学とか芸術とかの世界は、「好み」というわけわかんない基準ではかられる部分があるからイヤだねぇ…と。

 もちろん、私は夏希の頑張りに満足も感心もしているので、地区代表にならなくても全く問題ないんだけど(第一、県大会が運動会とぶつかっているので、ほっとしたくらい。中学最後の運動会を欠席してほしくないので!)、でも県大会に3種目も出場した妹にライバル心を燃やし、吹奏楽でダメなら少年の主張で…!と気合いを入れていた姉の気持ち…も知っているので、ちょっと複雑な心境です。

 でも、「好み」に振り回される世界にいるんだと自覚して生きるべきですね。
それに、夏希の人生の中で「パフォーマンスしなくて負ける」というのは、きっと今後もたくさんあると思うので(小学校時代、朗読大会でも似たようなことが…)、多分、「表現者」としての彼女の大きな課題になると思います。
 賞云々ではなく、どうやったら自分の個性を生かしつつ、自分の思いや意見を正しく伝えられるか。教室で、サークルで、将来の職場で、あるいは楽器で表現する演奏者として、「伝える方法」を考えられるようになれば、それが彼女にとっての大きな収穫になると思っています。

 これで、齋藤家の今夏の大会はすべて終了しました。
 あとは宿題だ〜〜〜〜!! 夏休みの最初に「宿題消化計画」をたてたのに、3人ともだんだん疲れが見えてきて、昨日の分、一昨日の分…と積み残しを消化するのに忙しくなり、なかなか「今日の分」まで終わりません。後半は家族旅行も計画していますが、宿題を引きずって出掛けるのでしょうか?? 頑張れ〜〜!! (^_^)/

2010. 8. 11  斎藤 範子(Hanko)



☆感想のお便り、お待ちしてます。 hanko.saito@nifty.ne.jp

『週刊 Hanko 』 メニュー →
Abu Saito TOP PAGE →