『 週刊 Hanko 』 733号

◆甥の存在効果◆中3受験合宿◆ナイター陸上◆

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 暑い暑い8月。終戦の月。そして雄鷹山に飛行機が落ちた月。
 新聞にも、戦争と平和、命に関する記事が連日掲載されました。子供達と、ちゃんと命の話をしなくちゃなぁ…と思っていたら、「ママ、原爆って知ってる?」と、唐突に真希。手には小学生新聞の特集記事が。おぉ、ちゃんと読んでいるのかとちょっと感動。「放射能」とか「空襲」とか「特攻隊」とか色々話をし…、本で読んだ話が物語でなく本当にあったことと実感したらしく、真希は目を丸くしていました。
 戦争を知らない世代の方が多い時代になってきましたが、二度と繰り返さないように語り継いでいかなければと思います。新聞に感謝。

◆甥の存在効果◆
 先週、東京の甥がやってきました。
 夏休みに修学旅行があり、その後塾の合宿で(小6の受験生なので)志賀高原に4泊、その帰りに富岡に寄って4泊、ここから静岡(義妹の実家)に移動して2泊、そしてやっと帰宅…!という強行軍。スター並のスケジュールです!

 子供が一人増えると大変かと言うと、全然そんなことはなく。甥がいると、
@真希が私にまとわりついてこない!
A受験生二人がせっせと勉強をするので、あとの二人もつられて宿題する!
Bパパが休みをとって子供たちを連れ出してくれる!
 で、私は普段よりラク!?
 日頃、お兄ちゃんが欲しい、弟が欲しいと騒いでいる欲求がいくらか満たされるのか、羨ましいほど仲良くやってくれるので大助かり♪結果、いきなりやってきた空き時間!!
 あら? 何? 本読んでもいいわけ? ほんと? ラッキ〜!!
とゆーわけで、ずーーーーっと持ち歩いていたのにちっとも読めなかった「一瞬の風になれ」(佐藤多賀子著)の3冊目が、よーやく読み終えました! (^。^)v
 (図書館で、一体何回延長してもらったことか!!!)

 今回、甥が来るにあたり、パパが子供部屋のロフトに手すりをつけてくれたので、初めてそこに布団を敷いて寝ました。将来的にロフトの床を伸ばす予定で手すりをつけなかったので、恐くて全然使われてなかったのです。
 天井が斜めだから立てないけど、これで4〜5人は寝られそうです。合宿気分が盛り上がってなかなか好評でした。(^。^)

 帰りは新幹線で一人で東京へ向かった甥。みんなで新幹線のホームまで見送りにいきました。帰省ラッシュで心配でしたが席も確保でき、東京駅で無事に義妹と合流して静岡へ。良かった良かった。塾が忙しいみたいで、今度はいつ会えるかな〜。来年の春には一緒に合格祝いができるようにガンバロウね!(^^)/

◆中3受験合宿◆
 夏希は塾に通っていないのですが、この夏友達に誘われて、3泊4日の合宿だけ参加させてもらいました。
 校区外の初対面の中3と一緒なので、出掛ける前はあれこれ心配していた夏希。4日間、全然連絡がなかったので、どうしているかなぁぁ…と心配していましたが、帰ってきたら思いの外上機嫌で、機関銃のようにしゃべるしゃべる…!!! (・_・)
 久々に口笛を吹きながら歩き回るのを見て、あぁ楽しめたんだなとほっとしました。
 行く前は「4日間で45時間勉強するらしい!(+_+;)」と言っていましたが、結局30時間くらいで、イベントが多かったみたい。でも家庭にはない刺激が満載で、気合いが入った様子。この勢いで頑張ってほしいです。(^^)

◆ナイター陸上◆
 土曜日の午後に自由参加の陸上のイベントがあり、小学生から一般までの陸上選手が、暗くなるまでタイムを競いました。当然春歌参加。
 富岡市一番の強豪中が不参加だったのでチャンス!でしたが、なぜか高崎から1校参加があり、ここが上位を総なめ!やられたって感じ。でも春歌はリレーで2位、100mはまたまた自己ベスト更新して3位、13秒台が目の前にやってきました!
 走るたびに自己ベスト更新なんて伸び盛りだねぇと喜ぶ両親の前で、本人は「ホントかなぁ、今日の記録係、ストップウォッチちゃんと押してたかなぁ…」と疑心暗鬼。次の公式戦で自信が持てるといいね。

 「一瞬の風になれ」を、長い時間かけて読んだおかげで、小説の世界と現実の春歌の試合が重なって、ここ数ヶ月、どちらもとてもリアルに感じられました。
競技場で春歌を見ながら、佐藤さんの、100mのスピード感やリレーの緊迫感あふれる文章を思い出し、本を読む時には競技場で見た赤いタータンや、レーンを仕切る白線を、観客席の熱い日差しとともに思い出し、…読書のタイミングとしては過去最高でした。
 リレーでは、春歌たち中学生はオーバーハンドでバトンを渡すのですが、トラックの外側で高校生がバトンの練習をしているのを見て、あぁあれがアンダーだ!(小説の主人公が必死で練習している渡し方ね)、と気づいて感動したりしました。

 主人公のお母さんも「あんたが陸上やってなかったら、こんなおもしろいものを知らずにいるところだったわ」と言ってましたが、私も同じ。春歌のおかげで新世界を楽しんでいます。
 春歌は春歌なりに、色々悩みもかかえているみたいですが、黙々と練習して、走って記録を伸ばすことに集中して、乗り越えていってほしいなぁと思います。
 Haruka〜、Fight! \(^_^)/

2010. 8. 19  斎藤 範子(Hanko)



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