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 6月18日(土) くもり・あめ



 眠りにつく前の
 この程よい空腹感。

 私はだんだんと瞼が重くなるのを感じ、
 読んでいた小説を閉じました。
 そしてぼんやりと翌朝最初に食べる
 大好きな食パンに思いを馳せていたのです。


 「明日の朝はお母さんが送ってくれたマーマレードつけて
  食べよー・・・。 アレが まった美味しいのなんの・・・。」



 隣で黙々とマンガを(しかも少女漫画を、)読んでいる旦那が
 聞いていようがいまいが 私にとっては全くカンケーなく、
 ただ私はゆっくりとした時間を幸福感と共にまどろんでいました。

 明日もお休み・・・。
 ウレシーわぁ・・・。



 と。



 突然、旦那が自分の握りこぶしを私の鼻先まで持ってきたので、
 疑問に思った私がその手をぼーっと眺めていると、

 これまた突然、
 手は私の鼻を覆ったのです。






 こ、、、
 ここはアウシュビッツか ―― !!




 約1年間夫婦やりましたが、
 私はまだまだ旦那の行動を予測しきれません。


 突然にぎりっ屁くらわすなんてサイテーーじゃ!!







 目ぇ覚めたわ!!









 6月15日(蚊) はれ



 最近、
 夜寝ようと思った時に限って、
 どこかしらから漂ってくるような
 あの 嫌ぁーな音が聞こえてきます。


 プゥ〜〜・・・ゥゥゥ〜〜〜・・・・・ン〜・・・。


 蚊だ!!
 どこだ?!
 くっそー今晩も出没しやがった!!

 「・・・うわっ。
  いま確実にボクが狙われとる!!電気付けてー、電気!!」


 隣でブンブンと両手を振り回しながら飛び起きる旦那。

 ── 点灯 ──
 
 しばらく2人で煌煌と照らし出された部屋を
 無言で隈なく見渡せど、蚊は発見されず・・・。

 はぁ。
 このままぽかーんと起きているわけにもいかんしなー。

 私はベープマットをつけ、
 枕元には昔、社長に台湾で買ってきてもらった
 ラケット型 蚊抹殺機を置き(今は日本でも見かけますけど)
 煌煌と部屋の明かりを点けたまま・・・

 いつの間にか眠りに落ちたのでした。







 翌朝。

 「わー、やっぱり!手首刺されとるーっ。」




 旦那がいる限り、
 とりあえず私は安心みたいです。





 一家に一人、生贄役がいると便利。









 6月8日(火) あめ



 どうしてこんなに涙が止まらないのだろう・・・。


 私は頬を伝っていた涙を手の甲で拭いながら、
 虚ろになりかけている頭で自問自答していました。




 なぜって、、、


 全部このタマネギが悪いに決まってんだろーが。





 本日、実家から野菜が届き、
 タマネギをストッキングに詰めていたところ(※2003年7月10日参照)
 すでに表面がヌルっときていたタマネギ3個発見。

 うおっ。
 こ奴らは今日中になんとかせねば!!

 で、
 このデカイ3玉分を一生懸命 みじん切りしているわけでして、、
 (今日はハンバーグにオニオンスープに・・・・)

 でもワタクシ、もう一秒たりとも目を開けていられません。
 まだあと2個もある!2個も!!

 そこで目を閉じ、心の目を頼りに刻んでいたところ、

 「いでっ!」

 案の定、親指を切りかけました。(いや、ちょっと切れたか。)
 
 そこでふと思い出したのが、
 だいぶ前に○る○る大辞典か何かの番組でやっていた
 『タマネギ刻んでも目が痛くない戦法!!』。

 「ティッシュを両方の鼻に詰める」という、
 あまり人様にはお見せできないものであります。







 実際に やってみた。













 ええい、効かぬわ!!
 なんやワレ、この私に間抜け面さしただけか!!


 私は鼻から引っこ抜いたティッシュをゴミ箱の中に叩きつけ、
 結局、自力で最後まで刻み続けました・・・。





 誰か いい裏技ご存知でしたら、
 是非是非教えてください。









 6月4日(金) はれ



 はぁ〜るばる来たゼ、長崎ィ〜♪

 空港から長崎駅に到着すると、すでに時は14時。
 るるぶで予め調べていた おいしそーなちゃんぽんのある
 台湾料理の店へ入り 満喫した後、
 市電に乗って、取りあえず荷物を置きに宿泊先のホテルへ。

 来週からとうとう梅雨ですってねぇ。
 それを知っているかの如く、
 今のうちに、とでもいうように容赦なく照りつける太陽。

 建ち並ぶ店、祈りの丘絵本美術館、大浦天主堂、グラバー園etc
 を回り終えた頃には、旦那と私の2人は虫の息になってました。
 (疲れた・・・もうアカン・・・。)

 だいぶ周りの土産物屋も閉店し始め、
 晩ご飯、どないしょう〜?中華街でも行くか〜?
 と旦那と相談していたその時、

 「今日はこれからどうされるんですか?」

 振り向けばタクシーの運ちゃん。

 「今日は天気がいいですからねぇ。夜景なんていいと思いますよ。
  お昼は何食べられたんですか?・・・ちゃんぽん?じゃあ夜は?
  ・・・えぇぇぇー?昼にちゃんぽんで 夜、中華街ってのは
  どうかと思いますねぇ(笑)。卓袱(しっぽく)料理なんかどうです?
  長崎に来られたからにはこれを召し上がって頂かないと!
  眼鏡橋の近くに美味しいお店がありますよ〜。」


 正直 ややウザいと思い始めていた私でしたが、
 その言葉に鋭く反応しました。

 「卓袱料理の美味しい店?どこですか、それ!」

 「るるぶには絶対載ってると・・・ああコレ。『長崎卓袱浜勝』。
  どうですかねぇ、今から眼鏡橋あたりまで私がご案内して、
  この店で夕食を済まされた後、夜景の有名スポットにも
  ご案内するっていうのは? どこから来られました?
  ・・・大阪!!わたし、奈良出身なんですよ。
  同じ関西のよしみで4800円の所を4000円でどうですか?
  いや、ただ ぼーっと景色見て歩くよりは色々説明聞きながら
  見られた方が絶対いいですよぉ。」


 「あの、でもちょっと今は喉渇いてるんで、
  とりあえず近くでお茶しながら考えます。
  ・・・あ、はい、じゃあ名刺頂いときますね。」


 「この喫茶店って ここを下って行けばいいんですかね?」

 「・・・と思いますよ。」

 「ありがとうございました〜。」
 「ありがとうございました〜。」






 ・・・というわけで、
 運ちゃんのお陰で美味しい卓袱料理に
 ありつくことができました。

 運ちゃん、そのままとんずらしてゴメンなさい。
 




 どこまで乗っても100円の市電、ブラボー!!



 






 6月2日(水) くもり・はれ



 「うめぇ〜!」


 例えいつもの味であれども、
 夕食時に「おいしい」と一言 言ってくれるだけで
 作った甲斐があるってもんです。
 (無言で食べてる時も旦那には半ば強制的に言わせてますが・・・。)

 しかしなんと、
 今日の旦那は歓声まであげてくれているではないか!
 こりゃあウレシイったらないですねぇ、ホント!

 今日のかぼちゃは当たりだったし、
 たらのマヨネーズ焼きもなかなか美味しくできたもんなぁ〜〜。

 洗い物をしていた私は、
 思わず満面の笑みで振り返りました。



 「えっ(喜)!?どれがどれが?」







 しかしそれがどのメニューに対してでもなく、
 麦茶を飲んで言った言葉だと分かった時の脱力感も、
 コレひとしお・・・。









 「いやその・・・
  かぼちゃもとても美味しいです・・・っ。」
 まあ、よろしい。




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