草津・白骨温泉の旅 

2003年12月31日〜2004年1月1日白骨温泉@長野
草津温泉のペンションを予約した翌朝(29日)、突然パパが「白い温泉に入りたい!」と言い出しました。
「それって白骨温泉じゃない? もっと早く言ってよ、草津、予約しちゃったじゃん」と私。
でも、早速パパはネットで白骨温泉を検索。お目当ての宿を見つけました。どうやら大きな混浴露天風呂で有名な宿。そんな宿は年末年始、早々予約できるものじゃないけど。
電話するとなんと30、31日が空いてるとのこと。やっぱりギリギリだと予約できるものね〜 今度からその手を使うか。

白骨温泉へ
草津から長野の白骨(しらほね)温泉へ移動。冬季は沢渡からの道が閉鎖になるため、乗鞍高原経由で向かいます。
乗鞍まではなんとかチェーン無しで走れたけど、最後の白骨温泉へ続く林道は完全に雪で覆われていました。下り道でリアタイヤが滑って、ひやひやしながらのドライブ。お願いだから谷底へドーンなんてことにはならないようにしてね〜

泡の湯
念願の白いお湯、白骨温泉へようやく到着。

私達は混浴露天風呂のある泡の湯という旅館に宿泊しました。
本館はかなり古く、年期を感じさせる玄関。床はちょっと傾いてる?
本館は新館に隣接していて、新館のロビーからは混浴露天風呂が覗けました。結構入ってる人がいるわ。
私達は新館の部屋へ案内されました。角部屋で、洋間もついたとても広い部屋。素敵♪

早速3人で混浴露天風呂へ(←写真)。
出入り口と脱衣所は男女別。HPにタオル着用可とあったのでバスタオルを持参。白濁しているので肩までつかると見えないとはいえ、バスタオルなしで入る勇気はないからね。でも、入り口にちゃんとバスタオルが置いてありました。

源泉は無色透明のお湯ですが、空気に触れると白濁したお湯に変わります。
温度は39.7度と少しぬるめ。なので露天風呂だと温度が下がって、熱めのお湯が好きな人には物足りない? でもじっくりと入ると温浴効果が高く「3日入れば3年風邪をひかない」といわれているそうです。
ぬるいのでいつまでも入っていられます。みな中央にかたまっているのでどうしたのかと思ったら、中央にお湯が湧き出ているところがあって、そこが一番暖かいの。雪景色を眺めながら白い温泉を心ゆくまで堪能しました。

夕食は別室で懐石料理。(この日のメニューは↓を見てね)
食事をするフロアへ行くと大部屋ではなく、それぞれちゃんと個室になっててとってもいい感じ。
食事もと〜ってもおいしかったんだけど、あまりお腹が減ってなかったことが心残りでした(^^;)
実は、お昼はソバですますつもりが、大晦日でことごとくお店が閉まっていて、入ったレストランが量の多い洋食の店。今更ながら、お昼を食べ過ぎたことを後悔。。
しかも、大晦日なので9時半過ぎにソバがでるって! 食べれるかしら!

なあぽんはパパママの料理を取り分け。別にお子様用の食事を頼まなくてよかった(^^;)
湯疲れしたのか食事の途中で撃沈したなあぽん。。

ママは腹ごなしに内湯へ。
内湯は屋内に2種のお風呂、それに露天が1つ。
屋内のお風呂は、1つは源泉を湯船に直接いれ、白濁させず無色透明。入ると身体に細かい泡がつきます。もう1つは熱いお湯が好きな人のために、42度に温度をあげてあるもの。
檜造りのお風呂で、昔ながらの風情がたっぷり楽しめました。

おそばもなんとかいただき、TVを見ながら年越し。いつもは年を越す前に寝てしまうパパがちゃんと起きてました〜

翌朝またまた3人で混浴露天風呂へ。そのあと内湯で身体をあっためました。なあぽんはぬるい温泉がいいらしく、ぬるいほうにずっと入ってたけどね。

朝食はお正月ということで、おせちの盛り合わせ(←写真)にお雑煮。お神酒も出たよ。これまたおいしかったです〜
旅館でお正月を迎えるのは初めての経験だけど、とっても贅沢をした気分でした♪

とってもいい温泉旅館でした。今まで行った中で一押しかな。是非また行きたいです☆

旅館
 泡の湯 ◇ 長野県南安曇郡安曇村白骨温泉 Tel: 0263-93-2101

   突出し ◆ 子持若布・山海月・大徳寺麩・細雪どうふ・キャビア
    ◆ 蟹飛竜頭・筍・青身柚子
    (途中、「おかみの気まぐれ小鉢:きのこのピリ辛いため」が出されました)
   凌ぎ ◆ おこげ・鱶ヒレ餡
   造り ◆ 三種盛り・妻一式
   煮物 ◆ 長芋オランダ煮・海老信楽・茄子色煮・青身
   焼物 ◆ 牛石焼・野菜
   揚物 ◆ 蟹爪アーモンド揚・青唐
   酢の物 ◆ 海月・蛇腹きゅうり・水前寺のり
   強肴 ◆ 岩魚塩焼き・はじかみ
   食事 ◆ 筍ご飯・赤出し・香の物
   水菓子 ◆ 季節のフルーツ

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