-
☆貼り付けの順序~体型の前面
- 前中心線にかかるように紙を広げ、テープで留めます。
- 首の前側を紙が曲面に添うように切り込みを入れ、テープで留めます。
- 乳房の膨らみに添うように腕の前側から切り込みを入れ、曲面に添わせて紙を腕下に挟みこみ、テープで留めます。
- 脇から乳頭点に向けて切り込みを入れ、乳房の膨らみに紙を添わせてたたみ込み、テープでと留めます。
☆乳房からウエスト線の張り込み ↑
- 乳房の下側は凹面になるので切り込みの前側に横向きに数本の切り込みを入れ、乳房の膨らみを忠実に添わせ、糊で貼り付けます。
- 脇下は紙が足りなくなり、大きく空きますが、後ほど埋めますので構いません。
☆体型背面の張り込み
- 後ろ中心線に懸かるようにもう一枚の紙を拡げて留め、肩線に合わせて前後の紙を合わせます。
- 後ろ側の紙に肩線の曲面に合わせて鋏を入れ、前肩の紙に重ね乗りで留めます。
- 首の周囲に切り込みを入れ、曲面に合わせて張り合わせます。
- 肩甲骨から腕への曲面に鋏を入れて合わせます。
-
☆脇下の張り合わせ
- 後ろ側の腕に添って紙を合わせたら、その下側は脇下に入れ込み、切り込みを入れつつ前脇に合わせて留めます。
- 同様にヒップ面も合わせると沸き下には大きな三角の空き出来ます。
- 脇下に空いた三角の隙間は別の紙を下側にあてがい、曲面に合わせて埋めます。以上で紙り張りの完成です。
☆体型基準線の記入
- 紙張りが出来ましたら上からマジックペンで前後の中心線・重心線・周径の各線・を記入します。
- 更に首繰り線・肩線・前後の袖ぐり船・脇線を記入します。
- 記入を終えたら中心線側のテープを外して肩から腕を抜くと、丁度「蝉の抜け殻」のような体型曲面の『かたち』が出来上がりました。
Ladie's Patan Cutting のホームページ （ホームへ）