1/8レーシング全日本歴代優勝者

1/10レーシング全日本歴代優勝者


公式レースレポート (05/8/15) 

SPL情報   (10/8/30)


【JMRCA1/8エンジンレーシング全日本選手権歴代優勝者】

●1978年11月25日〜26日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

岸 清勝(関東)京商ファントム20

●1979年11月3日・12月9日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

石原 直樹(関東)アソシエイテッドRC300SP

●1980年11月2日〜3日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

中西 和彦(関東)京商ファントム20EXP

●1981年11月22日〜23日

 兵庫県・SGSサーキット

武田 訓政(関東)PB12アルファ

●1982年10月9日〜11日

 三重県・鈴鹿内特設サーキット

近藤 勝則(中京)京商ファントム20-4WD

●1983年11月18日〜20日

 三重県・鈴鹿内特設サーキット

長谷川 友紀(関西)京商ファントム20-4WD

●1984年9月22日〜24日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

近藤 勝則(中京)京商ファントム20-4WD

●1985年9月22日〜23日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

山口 真一(関西)PGノバX4

●1986年9月14日〜15日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

山口 真一(関西)サーパント・クワトロ4WD

●1987年11月1日〜3日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

長谷川 友紀(関西)サーパント・クワトロ4WD

●1988年10月15日〜16日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

下 高章(関東)サーパント・スプリント

●1989年9月23日〜24日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

下 高章(関東)サーパント・スプリント

●1990年9月23日〜24日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

水島 登(関東)BMT891

●1991年9月22日〜23日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

真田 幸治(関東)

サーパント・スプリント

ナロートレッド・ショートホイルベース

●1992年9月12日〜13日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

石島 隆至(関東)

サーパント・スプリント

ナロートレッド・ショートホイルベース

●1993年9月4日〜5日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

下 高章(関東)BMT933

●1994年9月2日〜4日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

石島 隆至(関東)サーパント・エクセルMKU

●1995年9月2日〜3日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

三浦 正行(関東)BMT95R

●1996年8月31日〜9月1日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

下 高章(関東)PiccoジェネシスRS600

●1997年9月13日〜15日

 静岡県・タミヤ掛川サーキット

浜口 雄一(関西)サーパント・ベクター

●1998年11月28日〜29日

 神奈川県・SPLスピードウェイ

大阪 賢治(関東)無限スティング

●1999年9月24日〜26日

 香川県・RCスピードパーク香川

浅原 努(関西)サーパント・ベクター
●2000年9月1日〜3日

 三重県・HOKUSEI CIRCUIT
大阪 賢治(関東) 無限・MRX−2
●2001年8月24日〜26日

 和歌山県・セントラルレ-シングパ-ク
下  高章(関東) 京商ファントム2001
●2002年8月23日〜25日
 
 神奈川県・BOOS SPEED
下  高章(関東) 京商ファントム2001EVO
●2003年8月1日〜3日

 栃木県・那須36サ−キット
田中 勝大(関東) 無限・MRX−3
●2004年8月27日〜30日

 和歌山県・セントラルレ-シングパ-ク
下  高章(関東) 京商EVOLVA2003
●2005年10月21日〜23日

 千葉県・ケイチュ-ン・スピ-ドウェイ
田中 勝大(関東) 無限・MRX−4
●2006年11月3日〜5日

 三重県・HOKUSEI CIRCUIT
福田 圭亮(関東) 無限・MRX4−R

【資料提供・ラジコン技術】


■第1回大会レ−ス模様■78年11/25〜26 SPL

Aクラス決勝は、第1グル−プ6名、第2グル−プ6名計12名の2ヒ−トの合計タイムで争われた。第1グル−プは、トドロキ・ファクトリ−チ−ム選手主体のレ−ス、1ヒ−ト、2ヒ−トとも鈴木明選手がトップ

第2グル−プは、武田訓政選手他3名のトドロキファクトリ−と岸清勝選手他1名の京商ファクトリ−との対決となり、1ヒ−ト目鈴木清史選手がトップ・2ヒ−ト目は岸選手がトップとなった。  2ヒ−トの合計タイムの結果、京商ファクトリ−の岸選手が初代全日本チャンピオンに輝いた。2位に鈴木清史選手、3位に鈴木明選手が入賞した。


■第2回大会レ−ス模様■79年11/3・12/9 SPL

予選は10周のレ−スを4R行い、上位18名を選抜し、それをタイム順にA〜Cブロック(各6名)に分け決勝が行われた。Aプロックの1〜6位決定戦は100周のレ−ス。 この日好調の石原直樹選手が3周目からトップに躍り出て、一度も他に追従を許さず、トップで走りきり堂々の優勝、2位に武田選手、3位に杉野選手(ロ−ドエ−ス)が入賞した。


■第3回大会レ−ス模様■80年11/2〜3 SPL

予選を勝ち抜いた8名で決勝が行われた。レ−スは100周の長丁場、スタ−トから10周目まで混戦がつづき、10周目から流石選手が抜け出しリ−ドする。続いて石原選手と続くがエンジントラブルで石原選手リタイヤ、流石選手もエンジントラブルでピットイン順位を下げてしまう、60周目中西選手と岸選手が1、2位をピットインのたびに順位が入れ替わるが、岸選手エンジンビス脱落、80 週目でノントラブルの中西選手と永島選手(ス−パ−スタ−)の争いとなり、90周目で3周差をつけた中西和彦選手(京商ファントム20EXP)クレバ−な走りで、そのまま逃げ切り優勝、2位に永島選手、3位に小林啓男選手が入賞した。


■第4回大会レ−ス模様■81年11/22〜23 SGSサ−キット

今大会は雨にたたられ、予選2回を消化するのがやっと、大会は2ラウンドの結果によって順位が決定した。1R・2Rとも関東勢の武田選手と石原選手・岸選手のデットヒ−トで1Rは岸選手がトップ、2Rは武田選手が追い込みを見せトップ、合計タイムで武田訓政選手が優勝、2位に石原選手、3位に岸選手が入賞した。


■第5回大会レ−ス模様■82年10/9〜11 鈴鹿特設コ−ス

予選4回を行い、TQの石原選手が決勝へシ−ド。40名により残り7名の座を争い準決勝が行われた、決勝は200周の長丁場、50周過ぎたあたりから中京の近藤勝則選手がトップに出て、それを石原選手、武田選手が追う展開となり、100周目の時点でもトップ近藤選手動かず、2位以下は混戦となる、150周目近藤選手のリ−ドは10周となり楽勝かと思われた170周目、受信機のトラブルでピットイン、しかし7周ほどの差を保ち逃げ切り優勝、2位に武田選手、3位に石原選手が入賞した。


■第6回大会レ−ス模様■83年11/18〜20 鈴鹿特設コ−ス

決勝は100周レ−ス、武田訓政選手のリ−ドで始まるが、7周目に中京の近藤勝則選手がトップに躍り出る、中盤に武田選手のエンジントラブルなどあり、近藤選手の2年連続の優勝かと思われた 87周目近藤選手無念のエンジンストップでリタイヤしてしまう。高校生レ−サ−関西の長谷川友紀選手が一気にトップへ浮上し、西森選手に1周半の差をつけ初優勝、2位に高校1年生の西森選手、3位に武田選手が入賞した。


■第7回大会レ−ス模様■84年9/22〜24 SPL

4年ぶりのSPL大会は、四駆と四独マシ−ンの対決、決勝は100周レ−ス。スタ−トは地元関東勢井上選手のリ−ドで始まった、5周目石原選手が2位に上がるがクラッシュ最下位へ、16周目岸選手が2番手まで順位を上げるが、トップ井上選手は変わらず2番手以下は混戦、20周目トップ井上選手シケインにオ−バ−スピ−ドで突っ込みクラッシュ脱落していく、トップ桂選手が上がるがエンジントラブルでリタイヤ、33周目中京の近藤勝則選手がトップへ51周目には全車ラップ、2位以下に3周差をつけ2回目の優勝、2位に富田選手、3位に石原選手が入賞した。


■第8回大会レ−ス模様■85年9/22〜23 SPL

今大会より、予選レ−スは5分間のタイムレ−ス方式となる。1日目予選2R終了した時点で雨になり以降キャンセル、2日目も雨でレ−スはできず、1日目の予選2Rでレ−スは成立した、優勝は関西の山口真一選手、2位に武田選手、3位に桂選手が入賞した。


■第9回大会レ−ス模様■86年9/14〜15 SPL

予選は1Rから関西勢が上位を占め、2Rを消化した時点で雨となり、翌日も悪天候でレ−スできず、予選2Rで前年同様大会は終了した。関西の山口真一選手が2年連続の優勝、2位に長谷川友紀選手、3位に伊藤博和選手と関西勢が上位を独占した。


■第10回大会レ−ス模様■87年11/1〜3 SGSサ−キット

決勝は100周のレ−ス、ビックレ−スで上位入賞は果たしている関西の長谷川友紀選手が19才ながら冷静なレ−ス運びと安定した走行でトップゴ−ル2回目の優勝を果たした、2位に関東の石島隆至選手が入賞した。


■第11回大会レ−ス模様■88年10/15〜16 SPL

予選は6Rと準決勝2Rが行われた、予選TQは宮下崇選手決勝へシ−ドされた、決勝は40分レ−ス、スタ−トで数台が絡んだスキをつき下高章選手がトップへ躍り出た、予選1位の宮下選手はクラッシュに巻き込まれ出遅れてしまう、序盤は目まぐるしく順位が変わる激しいバトルとなった、下選手はトップをキ−プしていく、前年チャンプ長谷川選手は早々リタイヤしてしまう、10分後の順位は下・宮下・石島・角田選手とつづく、20分過ぎ下選手がタイヤ交換ピットイン、宮下選手と激しいバトル、タイヤ交換をしない宮下選手アンダ−ステイで下選手を抜くことができず、史上最年少13才の下選手が全日本チャンプに輝いた、2位に宮下選手、3位に石島選手が入賞した。


■第12回大会レ−ス模様■89年9/23〜24 SPL

決勝は40分レ−ス、TQの石島選手がロケットスタ−ト、トップ以外は目まぐるしく順位が変わる、特に下・宮下選手の2番手争いは激しく石島選手を追撃する、トップ石島選手は2位以下に4秒差をつけた10分過ぎ、2速ミッションのトラブルでストップしてしまい順位を下げる、替わってトップに立ったのは大会2連覇を目指す下選手、2位宮下選手、3位石島選手とつづく、20分過ぎトップ下選手、2位宮下選手をラップ、結局2周差をつけ下選手連続のチャンピオン、2位に宮下選手、3位に石島選手と前年と同様なレ−スとなった、この3選手が日本を代表するドライバ−であることを物語っている。


■第13回大会レ−ス模様■90年9/23〜24 SPL

予選は5R、北出次雄選手TQ決勝へシ−ド。決勝は40分ノレ−ス、スタ−トは北出選手、飯田選手がリ−ド、4分過ぎ両選手の軽いヒットがあり両者後退する、このスキをつき宮下選手がトップへ浮上、2番手に下選手、3番手に水島登選手とつづく、10分過ぎ下選手をジリジリ追い上げた水島選手がついにトップへ、この後2番手以下は二転三転したが、トップは冷静なレ−ス運びで水島選手がキ−プ、ゴ−ルまで首位を譲ることなく初のチャンピオンを手中に収めた、2位に宮下選手(BMT891)、3位に石島選手が入賞した。


■第14回大会レ−ス模様■91年9/22〜23 SPL

予選は4R、TQは真田幸治選手決勝へシ−ドされる、決勝は40分レ−ス、フラッグが上がるとロケットスタ−トをきめた真田選手がトップ、しかし5分経過時昨年TQの北出選手がトップに躍りでる。20分経過時再び真田選手が逆転トップへ、そのまま逃げ切り初優勝を飾った、2位に石島選手、3位に下選手が入賞した。


■第15回大会レ−ス模様■92年9/12〜13 SPL

予選は5R、TQは石島隆至選手が取り決勝へシ−ド、決勝は40分レ−ス、フラッグが上がりTQの石島選手がトップへ、5分後下選手が石島選手を追い上げトップに立つ、「宿命のライバル」の二人は、激しいバトルを展開する。30分経過後下選手痛恨のエンスト、このミスに乗じ石島選手がトップに立ち、下選手に14秒差をつける、この後も石島選手トップを譲らず快走しそのままゴ−ル、念願の初優勝を手中にした、2位に下選手、3位に飯田選手が入賞した。


■第16回大会レ−ス模様■93年9/4〜5 SPL

下高章選手が3年ぶり3回目の優勝を果たした。使用した車はBMT933ライト

下選手は、幼稚園に行く頃から1/8レ−シングカ−を走らせ、家族のバックアップもあり、名実ともに日本を代表するドライバ−となっている。


■第17回大会レ−ス模様■94年9/2〜4 SPL

Cカ−ボディ−を使用した、石島隆至選手「サ−パント・エクセルMKU」が2回目の全日本チャンプに輝いた。この大会にチ−ム・サ−パントのM・サルベン選手が参戦し、TQと決勝2位の成績を獲得した。


■第18回大会レ−ス模様■95年9/2〜3 SPL

予選は5R、鈴木清和選手がTQ決勝へシ−ド、決勝は40分レ−ス、フラッグが上がるとTQの鈴木選手がトップへ、2位に同僚の三浦選手と願ってもない展開となった、20分過ぎトップ鈴木選手はリヤタイヤが外れ大きく順位を下げてしまう。トップへ三浦正行選手が浮上、安定した走りで2位以下を引き離していく、2位に浜口選手、3位に下選手とつづく、その後下選手の追撃はきびしく給油のたびに両者逆転、再逆転の展開となるが最後3秒差という、きわどい勝負の末BMT95Rを駆る三浦正行選手が逃げ切り初優勝を飾った、2位に下選手、3位に浅原選手が入賞した。


■第19回大会レ−ス模様■96年8/31〜9/1 SPL

予選は4R、高橋広文選手がTQを取り決勝へシ−ド、決勝は40分レ−ス、トップ高橋選手を追って下選手がつづき、トップに立つがコ−ナ−でフェンスにヒット大きく順位を下げる、その後下選手6番手でレ−スに復帰した、5分過ぎまでトップが入れ替わる激しいレ−スとなったが、20分過ぎ予選10位の1/8世界戦・日本大会準優勝の高麗選手がトップに立ち会場を沸かせた、その後追い上げた下選手が高麗選手をパス、再びトップの座につき、そのままガッチリと安定した走行で3年ぶり4回目の偉大な優勝を飾った、2位に高麗選手、3位に久保慎二選手が入賞した。


■第20回大会レ−ス模様■97年9/13〜9/15 タミヤ掛川サ−キット

おりから台風19号が接近、予選1Rが開始された、3Rに入った直後雨が降り出し2Rをもって打ち切りとなった、大会2日目予選を切り上げ決勝レ−スへ、決勝は予選最下位からスタ−トし1/8決勝まで行われたが終日に持ち越された。大会3日目ますます天候悪化結局1/4決勝は出来ず、予選2Rの結果を持って大会の成績とする決定が成された。優勝は浜口雄一選手が初栄冠、2位に下選手、3位に浅原選手が入賞した。


■第21回大会レ−ス模様■98年11/28〜29 SPL

予選は5R、関西の浜口雄一選手がTQで決勝へシ−ド、決勝は40分レ−ス、激戦を勝ち抜いた10名によりスタ−トした、TQの浜口選手がスタ−ト直後後続車に追突されコ−スアウト、エンジンが止まってしまい大きなロスタイムとなる、下選手がトップに立つが福田圭亮選手がピタリと付ける、下、福田、浅原選手とつづく、74周目トップ下選手プラグ切れでストップ、福田選手がトップに立つが給油に時間を要し浅原選手がトップに浮上、2番手福田選手、3番手大阪賢治選手と3選手が5秒以内の大バトルとなった、レ−スも最終盤の150周目のストレ−トエンドでトップ浅原選手と追撃体制の大阪選手の両車接触、浅原選手のボディ−がシャ−シ−に巻き込みダウンフォ−スが利かず、スロ−ダウン、このスキを突き大阪選手がトップに躍り出る、大阪選手が残り2周での大逆転で初優勝、2位に福田選手、3位に勝利を後一歩で逃した浅原選手が入賞した。


■第22回大会レ−ス模様■99年9/24〜26 スピ−ドパ−ク香川

予選は浅原選手がTQ、2位の下選手と共に決勝へシ−ド、決勝は初の60分レ−ス、スタ−ト直後下選手がエンジン不調でピットインを繰り返す、前年チャンプの大阪選手が果敢にトップ浅原選手に挑みかかる、3位以下は混戦状態、一時大阪選手がトップに立ち浅原選手が追う形となったが、再度トップに立つと2位以下を引き離しにかかる、この後大阪・棚橋・福田選手が浅原選手を追うが届かず、30分過ぎには2位以下を周回遅れにし、チェッカ−フラッグを受け前年の無念を晴らした優勝だった、2位に福田選手、3位に大阪選手が入賞した。



第23回大会レ−ス模様■2000年9月1日〜3日 三重HOKUSEIサ−キット

2日間で予選5ラウンドが行われた、TQは大阪賢治選手18周 5.15.64、浜口雄一選手が17周 5.00.28で2番手、2名が決勝へシ−ドされる。ファイナルに勝ち上がったのは予選成績順に佐橋・浅原・岩本・下・三浦・辻村・福田・北川の精鋭選手。40分の長丁場のレ−スが始まった。                       ☆フラッグが上がり、PPの大阪選手、2番手浜口選手、3番手佐橋選手、4番手浅原選手とつづく、ストレ−トエンド先のダブルS字コ−ナ−出口で2番手を走行する浜口選手に後続車が追突、浜口選手はリヤタイヤにダメ−ジを受けて後方8番手まで順位を落としてしまう。トップ大阪選手の背後にピタリと佐橋選手がつける、ストレ−ト入り口のヘアピンコ−ナ−トップ大阪選手をオ−バ−テイクしようと佐橋選手が近づくと、大阪選手が接触を避けアウトに逃げる、トップ佐橋選手、2番手大阪選手、3番手浅原選手、4番手福田選手、5番手辻村選手とつづく、トップ佐橋選手のテ−ルにピタリと大阪選手が付けチャンスを待つ、ストレ−ト入り口のヘアピンでトップ佐橋選手がスピン、大阪選手が再びトップに躍り出る、中盤まで2選手のトップ争いは激しく展開する。2度目のピットの際2選手同時にピットイン、佐橋選手わずかに速くピットアウト、トップ佐橋選手、2番手大阪選手、3番手浅原選手、4番手に辻村選手が上がるが、裏ストレ−ト入り口でタイロットが外れてしまい大きく順位を落としてしまう。トップ佐橋選手にまたも大阪選手がピタリと付け、ラインをクロスしながらも余裕の走りでプレッシャ−をかけ続け無理に抜こうとしない、佐橋選手たまらずストレ−ト入り口シケインでスピン、大阪選手再びトップに立つとベストラップを17秒3に上げ、どんどん佐橋選手を引き離していく、この後佐橋選手は浅原選手の追撃も許してしまう。 結局、大阪選手が133周40分10秒でポ−ルトウ・ウインの2回目の全日本チャンピオンに輝いた、2位に同ラップで前年チャンプ浅原選手、3位に中盤までサ−キットを沸かせた地元佐橋選手が入賞した。                                                                                                                                                                              


【JMRCA 1/10エンジンレーシング全日本選手権歴代優勝者

●1999年10月30日〜31日 

 神奈川県・SPLスピードウェイ

浜口 雄一(関西) サーパント・インパクト  
●2000年10月28日〜29日
 
 神奈川県・SPLスピ−ドウェイ
北出 次雄(関東) ムゲン・アバンス
●2001年10月27日〜28日

 神奈川県・SPLスピ−ドウェイ
北出 次雄(関東) ムゲン・アバンス
●2002年10月26日〜27日

 千葉県・ケイチュ-ンレ-シングスピ-ドウエイ
北出 次雄(関東) ムゲン・アバンス
●2003年10月4日〜5日

 愛知県・ツインリング、ほんぐう
横山 正樹(関東) サ−パント・835

■第1回大会レ−ス模様■99年10/30〜31 SPL

予選は5R、浜口雄一選手がTQで決勝にシ−ド、決勝は40分レ−ス、フラッグが上がると浜口選手ロケットスタ−トでトップ快走、2番手に橋本選手、3番手に森田正智選手、4番手に浅原選手とつづく、トップ浜口選手は更にペ−スを上げ他車をどんどん引き離していく、2番手に北出選手浮上、3番手に杉山選手とつづく、114周目トップ浜口選手、2位以下の森田・杉山・荒川・浅原各選手の上位争いがつづく、147周目トップ浜口選手は2位に4周差つけ独走態勢、更にピッチを上げそのまま初代チャンピオンに輝いた、2位に森田選手、3位に杉山選手が入賞した。