*根管治療とは
虫歯が深く、歯の神経や血管まで細菌が進入してしまったり、さらに進行し根の先から嚢胞(膿の袋)ができてしまうと根の治療が必要になります。痛み、腫れなどの症状はでやすいですが、無症状の場合もあります。
*治療法
原因となる細菌を機械的に除去したり、根の中を消毒液や薬剤を使用して消毒していきます。(感染の状態により回数がかわります。平均1〜2回ですが、3回以上消毒にかかる場合があります。)
消毒が終わった後、再感染をしないようにガッタパーチャ(ゴムのような材料)などで根の中の空間を封鎖をします。
当院では根管治療のための最新機材を多く揃えています。
*治療後
虫歯で崩壊した範囲が狭い場合は部分的な詰め物で対応しますが、ほとんどの場合は土台をたてて根を補強し、かぶせ物をしていきます。
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*図左側
歯根にある神経を、細いドリル状の機材などを使って取り除きます(抜髄)。
*図右側
抜髄した後の歯根にゴム状の材料(ピンク色の部分)をつめ、歯根内を封鎖します。
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