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2004年11月03日

ヴァン・ヘルシング/VAN HELSING

今更な映画感想その2。

昔のドラキュラ映画を知る人には「ヴァン・ヘルシング」と言えば頭脳でドラキュラを追い詰める博士。でもこの映画でヴァン・ヘルシングを演じるのはヒュー・ジャックマン、バリバリの肉体派。というか吸血鬼ハンターD。
過去の記憶を持たない彼は、バチカンの命を受けてモンスターを退治しながら過去を思い出す手がかりを探している。彼は長年ドラキュラと対峙してきたヴァレリアス一族の滅亡の危機を救うため、相棒のカールと旅立つが…

監督は「ハムナプトラ」シリーズのスティーブン・ソマーズ。「ハムナプトラ」と同様、アクションいっぱいで、良くも悪くも後味がさっぱり残らない映画。
映画の中で何が一番びっくりしたかって<ネタバレ>ラストでアナ王女があっさり死んだ事。さっくりヴァレリアス一族滅亡。<ネタバレ>おいおい。 ヴァン・ヘルシングの正体も<ネタバレ>「ガブリエル」「神の左側」という言葉で語られるけど<ネタバレ>「だからそれで何なのよ」という感じ。
それでも観終わった後「…ま、いっか」と思えてしまうのがソマーズ作品。「ハムナプトラ」が楽しかった人は、この映画も楽しめるんじゃないかなと思う。

作品そのものと同じく役者にもこれといった印象が残らないのは残念。ヒュー・ジャックマンは頑張ってるけど、露出がなさすぎ際立って魅力的というわけでもないし…期待が大きすぎたかな。個人的にアナ王女役のケイト・ベッキンセールに魅力を感じないので、それも痛かったかも。
カール役を演じていたデヴィッド・ウェンハム、かぶりものを取るまで誰だか判らなかったよ…声も喋りも違うし、何より身長が低かったので。いくらヒュー・ジャックマンがデカイとはいえ、デヴィッド・ウェンハムも180以上あるから、あの身長差を出す為にローブの下では膝を曲げてたってことか。お疲れ。

デヴィッド・ウェンハムさんの変遷
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彼は現代劇だとどんな感じなんだろう。

投稿者 shinobu : 2004年11月03日 16:07

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