多数決まあ、それはさておき、

過程が大変複雑な方法が多数決です

結論出すのは簡単ですよ。 だってそうでしょう? 数かぞえて決を採ればイイだけですから。 理髪後みたいにサッパリしたもんですよ、表面的にはねっ。 あっ、数って実質上、人の数のことですよ。

ところが、多数決って、その過程はすごくドロドロした全面闘争のように思うんです。
武力こそ使いませんが、暴力的とも言える口撃(?)もありますもんね。 そりゃあ、皆さん必死ですよ… 数さえ集めりゃ自分たちの意見・やりたいことが通るんですから。 しかも、最も文化的といわれる方法でもって、ですよ。
法を犯さず、勝ちさえすれば、マネー・ロンダリングじゃないですが、過程の全ての行為は殆ど浄化されるんですから。
これって民主主義の方法とは違うんでしょうか?

リーダー時のリーダーが間違った判断を下そうとしている場合に、誰かが、それは間違っていると言って説得を試みることはするでしょう。 それでもダメだったらどうします? あっ、諦めるんですか、まっ、それも良しですね… しかし、話の腰を折るのが好きな方ですねえ。

でもですね、話し合いで説得するのは無理だ、国(!?)を救うためにはもう数しかない、と考える方も結構いらっしゃるわけですよ。 もっとも、一人二人が、それから勝てる程の数をかき集めることは不可能に近いんですが。 代表選挙ですら、立候補したくとも規定数の推薦人すら集められない方もいらっしゃるぐらいなんですから。

グループ化

打ち合わせ会議ところが、考え方や目指す方向性や方法論などで似通った(利害が一致する)人達が、普段からグループ化されていたら話は違ってくる可能性が大になりますでしょう。 ことが起こった時、大きな反発力を即座に出せます。 行動範囲が広がり、他のグループとの話し合い・駆け引きが、しやすくなります。 勿論、そのグループの力が、イケナイことをしてしまう可能性をもたらすこともあるでしょう。

しかし、「数」を最終決定手段とする現在の制度を思いますに、政治における派閥を否定することは、ドン・キホーテの世界に入り込んでしまうことになるのではないでしょうか。

ゴメン、バカみたいに長ったらしくなって… つまりですね、日本語でいうと、「角を矯めて牛を殺す」な、ってことになりますか。 ところで、「バカ」も差別用語になりますかね? 多数派だからイイか。

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