もう少し敷衍(ふえん)して考えてみますと、派閥ってそんなに悪いものなんですかね?よく知らないで物言って申し訳ないですが、色んな世界に派閥のような機能を持つグループがあるんじゃないでしょうか?私は、民主主義の世界では絶対必要、あるいは必要とされるものだと思いますけど… 変ですかね? 三省堂の辞書によると派閥って、「政党などの団体で、出身・利害関係・政治思想などによって結びついた人々が形成する排他的な小集団」という意味なんですね。 (一度読んだら忘れちゃいますけど…ハハハ) 排他的って強調されているところが、チョット引っかかりますけど…対立を前提としているわけですから当然ですか。 ところで、「民主主義」というものは真理を追究する主義ではないですよね? (注:私は民主主義というものを十分に理解して言っているわけじゃありませんので、信じ込まないで下さいね) たとえば、今現在、みんなに正解(真理でもいいです)が判っているわけではない、でも今、判断を下し方向を決めて先に進まなくちゃならない、という状況下では取り得る方法がいくつかあるわけですね。 いちばん短絡的な方法はいちばん短絡的ともいえる方法では、個人個人勝手に方向を決めて進めばいいんですよね。それじゃあ、面白くない。 確かに… では、そこに集団的な生活状況がある場合、もとい、みんなが一緒に協力して生活を送っていた場合、やはり、いくつか方法があると思います。 短絡的には、その集団のリーダーが絶対的な決定を下すことですね。 そのリーダーの出現過程がどうであれ、そのリーダーが誰か(祈祷師? 有識者?)に相談して決断したにせよ、他の人々がその決断に従うのであれば、それで良いわけです。 問題なのは、繁殖期に子孫を残す資格をオス同士が争うような方法です。 そういう動物の世界が問題だなどと言いたいわけじゃ、勿論ありません。 一つ一つの判断を下す度に、そんな事やってたんじゃ、やってる連中も身がもたんでしょう… あなただったら頑張れます?? |