ブログ始めました
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2010年1月16日
このトップページには、できるだけ書き込まないようにして、更新のお知らせ程度だけにします。書き込みを後で他のページに移動させることには不都合なことがあります…色々な観点から。
今までのような書き込みは、「古コメ」の表題を「言論」に変えて直接書き込むようにします。
「今回の話題」は、トップページと保存ページ(「話題」に変更)に同時に掲載することにします。
2010年1月4日
暫くは、HPの色々な改善に取り組みます(^_^)
2011年8月7日(日)
1年と7ヶ月前に「改善」など言ってしまいましたが、何のことはない、HP自体に全く手を触れずきてしまいました。
ブログの方が簡単だということと、昨年11月から上海に赴任してしまったということが原因とも言えます。まあ、それよりも、他の興味へ引きずられてしまったということの方が正しいでしょう。
ブログも、上海に行ってからは全く書いていません。上海からはGoogleブログにアクセスできなかったり、別のブログは表示できてもログインが出来なかったりで……何なんでしょうね。
確かにブログは簡単ですね。どこにいても書き込むことが出来ます…中国以外では!?
(「話題」に同時掲載します)
上 海 の 一 面
10ヶ月程度だけの滞在で、常住人が2,300万人もいると言われる上海を論じるつもりもありませんが、偏見を帯びているにしても、一面の捉え方はできそうです。
中国政府の現在の最大の関心事はインフレ対策です。食品物価が6月までで14.4%の上昇をしているそうです。7月には、上海の料理店の昼食弁当の値段も10元から12元に値上がりし質も明らかに落ちました。タクシーの初乗り料金も12元からから14元に上がりました。
相も変わらずタクシーの空車は多くありませんが、弁当を値上げした食堂では客の入りが極端に減っています。
周囲に安い食堂(のようなものも含め)は数多くあります…中国人が怪しい店と言う、日本の昔の路地裏の店を多少汚した感じの食べる場所も少なくありません。日本人の多くはギョッとするでしょうが、一般の中国人たちは気にも留めません(^_^)…彼等もまた、汚してゆく連中の一人なのですから。
私の感じた上海は、料理で言えば、無国籍料理みたいな存在です。アジアの代表を任ずる政府の意図(?)とは異なり、数少ない中流以上の階層では、生活文化は限りなく欧米風を目指し、圧倒的多数を占める下層階級では、古い中国式から抜け出せないでいるという感じです。そして、中途半端な階層の部分が、妙に入り混じった無頓着な生活文化を感じさせます。その混沌とした中から現代中国文化のオリジナリティーが形成されてゆくの行くのかもしれません。
上海は本当に雑多です。表面は高層ビルが所狭しと建ち並ぶ大都会です。
車優先ではありますが、交通道徳は死なない程度に守られています。確かに道を歩いていてボーッとしていますと何回でも死ねそうです(^_^) 信号が青で横断歩道を渡っていますと、大きなバスがクラクションをけたたましく鳴らしながら突っ込んできます…大変な圧迫感と恐怖感が襲ってきます…勿論、歩行者達はそのバスのために通り道を空けます…
何処の大都会でも見られる現象が上海でも見られますが、チョット違う…アダム・スミス的な政策もみられます。上海もご多分に漏れず車の洪水であり車の台数規制をやっています。ただ、チョット違うところは、低所得者を対象にやっているということです。上海で販売する車の値段を上げるということではありません。
登録ナンバープレートを月一回のオークションで売っているのです。金持ちだけが買えるのです(^_^) 3〜4万元(37〜50万円)という相場のようです。最近は2万元を切ったという報道もありましたが、実際はそんなに安くないと周りの中国人は言ってました。
しかし、抜け道はあります。上海の外でナンバープレートを安く取得するのです。そんな車が増えてきて当局がとった政策は、時間規制によって上海以外のナンバープレートを付けた車が通行出来ない主要道路を設けたことです。効果はあるのでしょうが、それによって渋滞が緩和されているという話は聞いたことはありません。
政策対象を低所得者に絞ることは効率的なのでしょうが、それ以外にも意味はありそうです。保険に入ってない車が非常に多いと聞きます。交通事故の被害者は補償されないケースが多いということです。つまり、低所得者が無理に車を所有することによって発生する問題と捉えられる訳です。
(続きます)
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