2009年10月27

相も変わらぬふざけた見出し

政府の行政刷新会議が設置した「事業仕分けチーム」の人選にプロセス上の由々しき問題があったにも拘わらず、読売が『小沢氏立腹で「事業仕分けチーム」全面見直しへ』という恣意的な見出しを掲げました。

「事業仕分けチーム」の人選問題

当該記事内容は、行政刷新会議が仙石大臣であり、且つ、事業仕分けチームの統括責任者が枝野幸雄氏であり、両者は所謂「反小沢」であるが故に、小沢氏が彼等に嫌がらせをしたと読者に思い込ませるようなものです。
この問題は、誰が立腹したとかいうこととは全く関係ない、決められたプロセス(手順)で重要な人選が行われなかったということなのです。意外と思われるかもしれませんが、民主党の権力志向の強い若手グループがよくやるスタンドプレーの一種です。

企業を例に取りますと、新規に立ち上げられたプロジェクト・チームのリーダーが人員確保のために、事業本部長の了解を得ずに勝手にその事業部から人員を何人も引き抜いてしまい、事後報告もしなかったという、実際にはありそうにもないことが起こったのです(^_^) 会社の事情にもよるでしょうが、そのチーム・リーダーは普通は首になりますよね。

仙石・枝野ラインの独断と先行!?

今回の問題は、仙石・枝野ラインによる正に独断先行にあります……政府と党の間の調整の政府側窓口である平野官房長官さえにも事前報告がなかったというのですから。(ところで、独断先行って、マスコミの小沢向け専用語じゃなかったのかな(^_^))

民主党の若手は大先輩に相談しない!

民主党のEメール事件もそうでした。当時幹事長であった鳩山氏は前原代表等からイーメール問題に関する具体的な相談も報告も受けていなかったようですから…つまり、彼等若手グループはイーメイル問題追及から得られそうな成果を全て自分達だけで享受しようとし、功名心にはやってスタンドプレーに走ってしまったのです。その結果は皆さんがご存じの通りです。

また彼等は表舞台で浮かれて同じことをやってるなあ〜という印象です。また仙石さんですしね(^_^)


2009年10月3日

日本でのオリンピック開催地は?

1964年10月10日に開催された東京オリンピックから45年が過ぎました。
時期的には、再度日本でと思っても不思議はありません。
日本地図
とは言っても、開催経費が一番安上がりということで候補地に決定された東京がIOCの正式選考で落ちてホットしています…元々、東京で再度ということに意義は全くありませんでしたからね(^_^)
なんか、石原都知事の金のかかるパフォーマンスに付き合わされたっていう感じでしょう…ご本人は、新銀行東京の問題から都民/国民の眼を逸らすという付帯的な効果も期待したんでしょうが。

  東京ではなく地方の活性化を図れ!

IOC商業化の問題はさておきましても、開催国を活性化させるという点では効果大ですので、地方の活性化を叫び続けている日本がやるとするなら東北地方の都市にするべきですよね。

たいして大きくもない日本の国土はもっと幅広く使用されるべきです。余りにも一極集中しすぎた結果、このままでは、少子化に代表されるような種々の社会問題が慢性化してしまいます。


          

断末魔の叫び                       若気の至り