衣服の適合とは、(1)
(フィティング)

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衣服を着てシックリと合う、と云う事には二つの意味があります。一つはサイズ(寸法)が体形に合う・二つはバランスが身に合う、と云う事で 二つとも合わないければ満足感は感じられません。
特に現代では『注文服』は少数派で大部分が『レディメード』が主流なのでこの二つの条件は重要で、衣服作製者は苦心するポイントです。
人体の体形には二つの面があり、一つは『体格』、二つには『体型』で、 この二つが融合して「体形」を形成してます。 この双方を理解して衣服制作をすることが『良い衣服』の前提になります。

体格の意味

『痩せ型』・・・身長の割合にバストの細いタイプ。

『がっちり型』・・身長の割合にバストの大きいタイプ。

『肥満型』・・バストの割合にウエストの大きいタイプ。

体型の意味

『反身体型・屈身体型』・・・背丈の割合に前丈の長いタイプで体型は反ってる。亦は反対に屈んでいる。。

『撫ぜ肩・怒り肩』・・・首の位置に対し肩が高くいタイプ、または肩の位置が低いタイプ。

体格と体型の双方を総合して表現する概念は?

このように『体形』は体格+体型の総合で、これを理解するキーワードは『プロポーションとバランス』です。
この二つを理解するには次のような順序で考察を進めます。


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