MBA

1997年秋学期 *1998年夏学期 *1999年秋学期 * 2000年春学期

 

1998年春学期

ファイナンスインフォメーションマーケティングオペレーションエコノミクス
 
(1年目の2学期目です)

Banking and Finance

Financial Management II:
このコースは企業財務理論を学ぶもので、ファイナンスのコア科目の続編といえます。使用するテキストも同じで、カバーする内容はコアコースで取り上げられなかったMarket & Efficiency, 資本構成理論、証券の発行、配当、負債、リース、デリヴァティブ、リスク・マネジメント、ペンションファンド、M&A、国際金融等かなり多岐に渡ります。コアコースで取り上げられる内容が、資産から生み出されるキャッシュフロー(資金運用面)を中心に取り扱われているのに対し、このコースではその資金調達面に焦点が当てられています。

Management Information and Decision Systems

Information Design & Management:
この講座ではinformation systemsの技術的側面のみでなく、企業の戦略、組織行動の面から経営情報システムをとらえるという趣旨のもとに授業が進められていきます。

Marketing

Marketing:
ジェネラル・マネージャーがマーケティングについて身につけておかねばならない概念、理論、そしてその応用の修得を目的に授業が進められます。顧客ニーズ(what)、顧客グループ(whom)、及び技術(how)を3つの軸とした3次元モデルと、商品特性(atributes)、顧客利益(benefits)、及び競争力(competitivenesses)のABC分析を基本ツールとして、消費者行動、組織購買行動、競争者分析、セグメンテーション・ターゲッティング・ポジショニング、及び 4P(product, price, place, promotion)分析等のテーマについて、講義とケース・スタディを通して履修していきます。

Operations Management

Operations Management:
本科目では、生産管理学一般、主として製造業の生産計画、生産行程管理、在庫管理、品質管理、そして立地・輸送計画などを数量モデルを使ってより効率の高い方法を探る手法を学んでいきます。トヨタのカンバン方式、ジャスト・イン・タイムの概念などが出てきます。これら70〜80年代の日本の驚異的な高度成長を支えた生産効率化の各種手法が、当時の工業先進国であったアメリカのビジネススクールで現在教えられている訳です。実際に工場見学もあります。”The Goal”という、この分野ではベストセラー小説のレポート提出が課題の一つにありますが、これは生産過程におけるBottleneckの発見とその解消法を扱ったものです。

Economics

Economics Management:
この授業で
は、一般的なマクロ経済とミクロ経済の概要に加えて、ゲーム理論を詳しく履修します。「囚人のジレンマ」等のゲーム理論の理解に関しては、『MBAマネジメントブック』が大変役に立ちます。ゲーム理論の教科書として"Thinking Strategically" by Dixit / Nalebuff を使います。(和訳「戦略的思考」―日本でもベストセラーになった)

Source: WSOM Cleveland便利帳

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