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ツアーもの


宇久小値賀弾丸ツアー!
島列島は最北端宇久島対馬瀬から最南端富江町笠山崎まで、なんと南北88km!(男女群島までだと163km!)端っこマニアとしては、やはり列島の最北端である宇久・小値賀を制覇せねばなるまい!

実施(05/12) 参加1名(カドジュン) 場所:宇久島、小値賀島、斑島
島を遊びたおす五島イチの遊び人としては、いずれはやはり全有人島制覇だろう!と思う。しかし、いまだ黄島、赤島、椛島にも行ったことがないへなちょこな状況である。そんなこんなの12月、ポッカリ2日間の休みとつかうあてのないお金ができてしまった。もったいないから何かやろうと考え、どっか行ったことがないところへフィールドワークに行く!と即決。どうせなら、いっそのこと住んでいる下五島(列島の南側)でもなく、上五島(列島の北側)をすっとばして一気に五島列島最北端に位置する宇久島(うくじま)と小値賀島(おぢかじま)を制覇してやろうじゃないか!きっと楽しかぞ!と妄想が暴走したのだった。そう考えると早い。タイム ハズ カムだ!とるものもとりあえず準備して博多−福江間のフェリー太古に乗り込んだ。

ェリーは約1時間で若松瀬戸に入る。何回か通ったけど、入り組んだ地形の美しさにカンドーする。地元玉之浦湾も内海だけど、ここは若干表情が違う。瀬戸というだけあって、海峡が狭く、潮流が早いのだ。しかし、その両サイドはリアス式海岸の地形のおかげでサイコーのカヤックフィールドが点在し、初心者から上級者まで楽しめる。小島があったり、入り組んでる点では九十九島と似ているけど、やっぱり違う。オリジナリティがあるフィールドだ。瀬戸に入るとピラミダルな山容の山王山(三王山・雄岳)が出迎えてくれる。山王山には、この3ヵ月後に登ることになるのだが、なんというか非常に登山欲をそそられる。フェリーの屋上から若松大橋の裏側をながめつつ若松港へ入る。

松をスタートしてしばらくはのほほんとしていたのだが、おだやかだった瀬戸を出るといきなり海は大きなうねりとなった。前に乗ったときはここまでなかったからビビる。やっぱり瀬戸の出入り口だからだ。玉之浦湾でも小浦海水浴から外へ出ると、まず大きなうねりがある。さらにこの4ヶ月後、かなりヤベエんじゃねえ?みたいなさらなるシケの中(船のかたむきでカーテンレールがシャシャーと動くほど、船は4時間遅れ)、フェリー太古で博多から帰ってくることになるとはこの時考えてもみなかった。このあとうねりは落ち着き、青方港に船は立ち寄る。


若松大橋を通過!
フェリー太古の船上から撮影しました


五島列島の中心に位置する山王山
角度によってはきれいなピラミッドにみえます


野崎島の斜面には神島神社が貼りつくように建っています
真ん中にあるのわかりません?わかりませんよね。。。
古代信仰の象徴、王位石と神島神社です

画像をズームしますね   こちらです→

王位石(おえいし)
手前の神社や周囲の枯れ木の大きさをみれば
いかに巨大かがわかります
2本の巨大な岩が直立し上に岩が乗っかっています

上五島町の大部分を構成する中通島の最北端津和崎をパスすると東側に大きな島がある。野崎島だ!ワシは94年かな?子どもの引率でキャンプに来たことがある。キャンプといっても元学校をキャンプ場に改造した野崎島ワイルドパーク自然学術村だ。校舎を改造し、元教室に2段ベッド、テントもアリの自由なサイトだ。しっかし、なにがワイルドかって、この施設は金網に囲まれてるんだ。刑務所?ちがうちがう!数百頭いるという野生鹿がまわりに棲んでるからである。まるで逆動物園だ!鹿用に『ニンゲン Homo Sapiens』なんて看板を金網にかざったらウケルだろうな。94年は海でばかり遊んだけど(当時、歩くのが本当にキライだった)、鹿の大群、旧野首天主堂、二半岳、神島神社、王位石など、野崎島は魅力がかなり多い!夏は海、春と秋はトレッキングで楽しめる。とくにキャンプ場横の白い砂浜と海はサイコーだ。当時のワシはスコール降ってもダッシュで海まで走って遊んだんだよな〜。五島で一番美しいビーチだと思った。100m沖まで泳いでも底がきれいに見える透明度にカンドーしたのだ。別に遠浅じゃないんだよ!当時の人口が10人ぐらい(今は1人?)だったし、生活排水の影響もほとんどなく、流れもあるので水質はかなりよかったんじゃなかろうか?いま行ってもあのままの美しさかどうか確かめてみたいと思う。よし、ぜったいに行こう。

崎島を過ぎるとすぐに小値賀港。明日にはこの島に来て遊ぶんだな〜と考えつつ、フェリーはすぐ北隣の宇久島へ向かう。五島列島の最北端だ。五島列島とひとくくりにされるけど、現実は土地が違うとほとんど、いや全く交流がないといえる。たとえば下五島(南)と上五島(北)は経済圏も違うから、仕事や親戚なんかのつながりがないとなかなか話す機会もない。上五島より北の宇久島・小値賀島はさらに行政区も違うからほとんど行き来がない。(五島列島地図参照)でもそれぞれの財産を持ち寄ったらすごいオモシロイことになりそうな気がすんだよな〜。アウトドアに関してはかなりポテンシャルを秘めてる。ブランド価値を高めていかないといけないよな〜。

久島に到着しレンタカーを借りる。最初に向かったのは最北端対馬瀬灯台!(正確には最北ではないが…)ここにずっとこだわったのはちょっとした理由があった。NTTドコモ九州やJTのCMの撮影現場なのである。05年5月には忌野清志郎さんがJTのCM撮影で訪れた場所(転覆隊の江戸っ子のテツさんやジュリー村田さんも一緒に来てた)。それだけサイコーのロケーションなんだよなぁ。車で約15分。テレビでみなれた風景が飛び込んできた。対馬瀬灯台だ。はしっこマニア、絶景マニアにはオススメだ。荒涼とした雰囲気が三井楽町柏周辺に似てる。アイルランドみたい。行ったことないけど(笑)海に突き出た草原のさらに先に白い灯台がアクセントを加えてる。車を降りて歩くと思わずドコモのCMソング(ママレイドラグ・そばにいたい)を口ずさみたくなる(笑)『そーばにぃ いーたーい♪ フン フン…♪』ってカンジになるんだよ(爆)つぎは絶対に夏に来たい場所だ。


宇久島 城ヶ岳
別名 五島富士
宇久の人たちにとって心の山です

あこがれの地 五島列島最北端 対馬瀬灯台
いずれ夏に来て、太陽と青い草原に出会いたいですね

城岳から上五島津和崎をながめます
右手の山は五島列島第2位の番岳(新魚目)


城岳から小値賀島方面をながめます
たくさんの島で構成されています


家盛公上陸記念塔
五島家の始祖 宇久(平)家盛が上陸したとされる場所です
近くに船隠しの入り江があります


大浜海水浴場かな?
他にも三浦のソテツ、アコウの木を見ました

ヶ岳へ向かう。今回、五島五十名山作成のために山もしらみつぶしに行きたかった。しかし宇久では山らしい山がほとんどなく、五島富士といわれる独立峰・城ヶ岳だけをピックアップした。山頂までは車でも歩いても行ける。お社とか石囲とかの遺構が残る。小値賀や上五島や本土も眺めることができるのだが、ここからみると、あらためて下五島よりも平戸や佐世保が近い(笑)五島列島の歴史はここからスタートしたのも納得できた。大昔は下五島がいちばんの辺境だったのだ。

史的にみて、五島は古事記や肥前風土記にも名前が載ってるけど、現在の五島列島の礎を築いたのはやっぱり五島氏になる。五島氏はもとは宇久氏といい、この宇久島が起源だ。その始祖宇久家盛は平清盛の弟、平家盛だという異説がある。壇ノ浦のあと落ち延びたという伝説だ。その家盛一行が上陸したのが島の西側・船隠しだ。近くには風力発電やワイルドなゴルフ場(セントアンドリュースみてえw)があって、たぶん以前よりも趣きはうすれたんだろうけど、やっぱり最果ての地という表現がふさわしい。こりゃ、家盛公じゃなくても、これ以上先の海には逃げられないな〜と思うだろうな。一方でワシは、いずれはこんなとことでカヤック漕ぐのかあ… キチイなぁ… とも考えていた。家盛公の逆を行く旅。日も傾いてきたんで、島をぐるっと回りつつ宿をさがすことにした。

早朝、宿を出る。さて九州商船のフェリーに乗り込んで30分、小値賀島へ着いた。小値賀島がメインの小値賀町は平成大合併で大ざっぱになった長崎県のなかで単独を選んだ自治体だ。五島列島の中で合併しなかったのはここだけだ。宇久島はいまや佐世保市の一部である。その気概はオモシロイな〜と思った。05年10月だったか、プロレス興行をやったのにもおどろいた。行きたかったな〜。佐々木健介に北斗晶も来たもんなぁ。ここでは数人の客しか下船せず、なるほど宇久と小値賀でも交流は少ないことに気がついた。

値賀でもレンタカーを借りて島中を巡る。写真で見たことがあった五両だきは周囲をガケに囲まれた砂浜のビーチ。『だき』ってガケって意味なのか?この五両だきは無人島気分を味わえるツアーが組めそうだと思った。このあと行った赤浜や赤だきもそうだし、新魚目の赤ダキ断崖、下五島の鐙瀬、嵯峨島など、五島は火山活動の影響による景勝奇勝が多い。そして、今回の目玉、斑島の目玉、ポットホールだ。文字どおり目玉だ!写真では何回も見たが実物は初めてだった。思わず「デカッ!」と言ってしまった。思ったよりもデカイ!いやたぶんほとんどの人が同じこと言うよ!直径50cm以上?の玄武岩が長い年月波・風・潮にあらわれ丸くなり、さらに穴を削りこんでいってこうなった自然の奇跡である。話じゃ世界で2番目に大きいポットホールらしい。一番はどこだよ?


小値賀の最北端を探してるうちにみつけた無人の海岸
カヌーのフィールドによさげです!


五両だき
いいな〜 ここ
日帰りカヌーツアーとかよさそう


斑島のポットホール
斑島玉石甌穴(まだらじまたまいしおうけつ)
舌かみそうなこの名前が正式らしいです


赤だき
太陽の傾きが悪かったな〜
もう少し日暮れならいい画像撮れたでしょうね

島は橋でつながっているので小値賀島から車で行けた。島の真ん中には斑島園地という山がある。ここからは東シナ海の眺望がサイコーだ。なにかのサイトでみた平島がここから西14kmのところにある。砂浜がありカヤックでも上陸可能だ。上級者コースになるが、いつかチャレンジしたい島である。ほかにも帆場瀬という海門があったり、上級者にはそそられるフィールドかもしれない。もちろん釣りのメッカでもある。20km以上先には白瀬という小島がある。テレビで灯台補修の特集をみたが、かなりの難所だ。命がけだった。天候に恵まれないと上陸は難しいが、そのぶん釣りにはサイコーのポイントだそうだ。

り時間も少なくなってきたのでさらにあせり、途中まで行ったものの愛宕山や本城岳は今回あきらめることとなってしまった。ザンネンだ。。。 小値賀の町の中を少しだけ散策して空港へ向かう。 空港の途中に赤浜公園があったので車を停めて前目岳をめざす。ここは遊歩道が整備されていて、気軽にハイキングが楽しめるコースだ。天気も回復し、赤だきの絶景も楽しめた。ギリギリまで観光しようと空港道路を一周する。この道路が滑走路に異様に近いおかげでGメン’75みたいな画像が撮れた。

RC(オリエンタルエアブリッジ Cって何だ?)のお客が8人乗れるアイランダーという小型旅客機が定刻どおり着陸した。空港で眺めてて正直ビビッた。こんな小さな飛行機に乗るのは初めてなのだ。しかし06年3月には廃線になる。貴重だ。レアだ。しかし怖かった。昔はぜんぜん怖いと感じなかったけど、大人になって高所恐怖症っぽくなったし、飛行機にも不安をおぼえるようになった。昔の方がバカだっただけか?客は2人だけ。ワシはコックピットのすぐ後ろに座らされた。ラッキー!長崎空港へ30分の空中遊覧。さらに乗り換えて福江空港への帰途についたのだった。(アイランダー搭乗記は別に書きますね)はじめて行った宇久島と小値賀島でいろいろと発見、宇久島は宇久宝島と称し、小値賀島にはステキなパワーがあり、本当に五島のよさを再発見できてよかったなぁ。

さいごに。。。
なぜ弾丸ツアーというタイトルなのかというと、この行程を仕事の都合上、本当に2日間でやっつけたのである。きつかった… 時間との勝負… ときには山を走り、駆け下り、ながめる余裕もないときもあったさぁ(笑)「とぅーちゃぁーく… カシャ(デジカメの音) はい、つぎぃ〜」みたいな水曜どうでしょうな旅を1人でこなしました。ええ、こなしたって表現がテキトーでしたさぁ。 さらに移動も正気の沙汰じゃない。福江(フェリー)→宇久島(レンタカー 1泊、フェリー)→小値賀島(レンタカー 飛行機)→長崎空港(飛行機)→福江空港 とにかく時間がなかったので、こんなんなっちゃったよ。ワシらしくもあったけどね〜。


小値賀空港の滑走路の端
丹波さんたちが歩いてきそうでした


8人乗りのアイランダー
こんなんに命を預けるのもいかがなものかと。。。


0219.Goto Gallop'04
ギンズさんがやってくる!リカンベントでやってくる!子どもたちとやってくる!長崎のハギンズさんが、福江島を自転車で1周するツアーで遊びに来る。ひさびさにサポートしがいがある企画じゃないですか!

実施 04/10/4〜8 参加8名(ゴンのメンバーはいません) 場所 福江島
ィム・ハギンズさんは日本に来て30年以上、長崎の琴海町に教会を持っている日本語バリバリの牧師さんだ。奥様は日本人で2人のお子さんがいらっしゃる。かなりフトコロの深い方で、そんじょそこらのワカゾーじゃ太刀打ちできないノリの良さ!同じようなタイプに長崎の山屋(登山家)・内川翁(毎年カヌーイベントに来ていた)がいるが、内川さんをマイルドにしたカンジ。でもキンチョーするコンビニの店員にワザと英語で話し、おちょくったりして、総括するとオモロイオジサンだな。やっぱり。。。

のハギンズさんが、ホームスクール(学校じゃなく家を学習の中心にして、家庭や地域で巻き込んで勉強すること。ネガティブじゃないよ)の子どもたち7人を連れて福江島を自転車でツアーするという。ワシは長崎の自転車屋タニグチさんから連絡を受けて、サポートすることになった。キャンプ場のブッキングやコースなど、調整して連絡する。

ちらに来てからは、魚津ヶ崎、玉之浦カントリーパーク、さんさん富江キャンプ村という順にツアーしてキャンプをしていった。仕事が忙しく、一緒に自転車でツアーできなかったけど、ハギンズさんやメンバーと会うのが楽しくて毎晩キャンプ場に通ってしまった。ハギンズさんとは、リカンベントのこと、自然のこと、教育のこと、家族のこと、地域のこと、日本のこと… いろんな話をさせてもらった。深みのある考えに感心しきりだった。

(写真で解説していないメンバー)
カリくん、カズキくんは佐世保から来たふたごの兄弟。今回、日本人は彼らだけで、富江のキャンプ村では一緒に歌ったり、いろんな話をした。
マーク
はアリサの弟。やせてるけど、メンバーのなかでは自転車が一番強そうで、山とかラクに登って行ったらしい。ワシは「USポスタル(王者ランス・アームストロングが所属するアメリカチーム。ツールドフランスでここ数年連覇)で活躍するのを期待してるよ!」って応援した。
ブレインは日本語がぜんぜんということもあって、ほとんどあいさつ程度にしか話せなかった。あまりこういうことをしたことがないらしく、ホームシックにもなったみたいだったけど、こんな体験をして人間大きくなるからね。家に帰ってから家族のありがたさがわかるんじゃないかな。

ギンズさんが言うとおり、みんな素直で明るいんだよね。彼らをみてるとこんな子どもたちが増えてくれればなあと思ったよ。
しかし、ワシの英語がさあ。。。もともとヘタなんだけど、10年前のオーストラリアより格段にわかんなくなってるのがショックだったなあ。。。島在住のマイケル・カーターに教えてもらおうかなあ。。。

アリサとハギンズさんの娘ステファニー
アリサはバレエをやってる
ステファニーとハギンズさんの親子関係はかなりいい
仲がいいとはまた違って、お互いに認め合っているよさ


ハギンズさんの息子サム
ピアノが得意
優しくて、親がいいと子もいいなという好例じゃないかな

ハギンズさん
内川さんといい、彼といい、人間がデカイ!
こういう人と会うとへなちょこなワシは
どうしてもあこがれてしまう


今回のツアラー8人
場所は玉之浦のカントリーパークのキャンプ場
今回のツアー、日焼けが一番の敵だったみたい

リカンベントは優雅だなあ
しかし実際はロードバイクより速いらしい
平地で100km/h出るらしいし、意外に坂も強い

大宝〜富江間でサムが先頭
こちらはなんだかハーレーっぽいリカンベントだなあ


0216.歩こう会に参加しよう
 歩こう会とは、(社)日本ウォーキング協会をトップに全国的展開をしている組織である。ここ五島では、『五島歩こう会』が活動している。五島の道で知らないところはない!といわれる結成20年以上の五島アウトドア界の重鎮!一度、参加したいものである。。。

 実施 04/03/14 参加1名(カドジュン)
 1年前から参加したい!したい!と言い続けてきたたびに、流れ続けてきた歩こう会のイベントにいよいよ参加することになった。日程的に調整がうまくいったことも幸運だが、なにより、今回コースにそそられて優先した。奥浦〜奥ノ木場〜ドンドン渕〜岐宿町河務へ抜ける一部カドジュン未踏ルートなのだ。歩こう会の事務局は福江港ターミナル福江市観光協会内にあり、ワシは出張へ行くときとかに情報を収集していたのがよかった。

 路線バスで奥浦小学校まで移動し、帰りは岐宿からそこまでバスで帰ってくるというコースだ。バスの始発停留所福江港前には大勢のハイカーが集合していた。50人以上いるだろうか?ほとんどのみなさんがリタイヤされ悠々自適に時間を使っている雰囲気だった。しかし、いつもと違うのはワシが参加者のなかで最年少なのだ(爆)GONではほとんど年長さんなので貴重だ!03年3月の玉之浦湾内カヌーツアーに参加してくださったM島先生をみつけた。先生も今回はじめて参加するという。代表の方にゲストですとあいさつし、バスを待った。歩こう会のメンバーでこのサイトをみたことがあるといってくれた方もいてうれしかった。車中では永冶さんと隣同士になりいろいろと話す。永冶さんは観光協会の事務局長で、もともと長野あたりの方だそうだ。鬼岳牧場を立上げるなどかなりバイタリティあふれるオジサンだ。ワシが将来的にアウトドアのツアー会社のオーナーをやりたいこととか話したらかなり興味をもってくれた。

 奥浦小学校をスタート。奥ノ木場まで歩く。今まで車でしか来たことがなかったから新鮮だった。途中、源流探しでエライ目にあったことを思い出した。奥ノ木場の車道の終わりまで来て、いよいよ山道に入る。思ったよりもいい道で歩きやすい。仕事で入る人が多いらしい。途中、権現岳へのルートを教えてもらった。権現岳は堂崎天主堂の辺りからみるとピラミダルな山容がかなり美しく、一度登ってみたい山だった。しかしマムシが出たり、外国の女性が山中で亡くなったりといわくもある。

 奥ノ木場川がドンドン渕に注ぐのだが、03年9月のキャニオニングでさかのぼった記憶があるなあ。。。と思いつつ知らない人には説明しづらいので誰にも話さなかった。歩き続けて、一番上流のデカイ滝のうえに出た。えーっ、こんなきれいな道があったの?ワシは以前さんざんヤブこぎしながらここまで来たことがあった。うーん、一般人でもわかりやすくしなけりゃならんな。ドンドン渕で昼食をとり、しばし休憩だ。太陽もみえてきてイイカンジ。ドンドン渕を出発した後は、おのおの自由なペースで県道を歩いた。目的地ははっきりしているので好き勝手なもんで先頭と最後尾はけっこう差がついていた。ワシは中間ぐらいだ。意外にきつそうにして遅れている人もいた。みんな専門家って訳ではないらしい。自転車用語ならチギレルだな。。。自転車用語で思いついたが、MTBのコースになかなかいいかもしれない。どうだ?まっちゃん。河務のバス停で時間があったので福祉とアウトドアについてミニ講演をしてしまった。

 いやあ、ウチにも体力足りないメンバーが多いし、歩こう会に参加するべきだなあと考えた。若いのは仕事が忙しいから逆にきたえるヒマというか余裕がない。ウチの職員にも仕事で体をつかうから鍛える必要はないみたいな雰囲気があるが、体力がないと消耗するだけで、疲労はつねに悪循環するのだ。だから仕事に耐えられるだけの体力つけたほうがいいぞって言ってる。健康な体あっての仕事に遊びだな!またオモシロイ企画があったら参加しよう。

奥ノ木場の田んぼを抜ける
手前の赤いザックが永冶さん

ドンドン渕で昼食
手前に写ってる
テンガロンハットで
長髪のオジサンがカッコよかった



鵯越(ひよどりごえ)山頂から
若松瀬戸を眺める
若松の島々を見渡せる
0215.04奈留島ツアー
 奈留町は五島列島の中間に位置し、奈留島を中心にいくつかの島で構成されている。しかし、いまだフリーで行ったことがない。島好きなカドジュンとしては、今後のロケハンもかねて遊びに行かねばなるまい。

 実施 04/02/28〜29 参加1名(カドジュン)
 ワシの大学の後輩、ヒサミツは奈留島で働いている。転勤の可能性があるから、島にいる間に一度行っておこうと以前から考えていた。こういうきっかけがないと行かないからなあ。。。ワシは九商のフェリーに車を乗せて奈留島へアプローチ。車を持っていくのも初めてだった。今回の目的は、山を3つくらい登ることだ。奈留島最高峰の鵯越(ひよどりごえ)、ナンバー2の早房山、車でいける城岳だ。たぶんこの3つが五十名山候補だと思う。

 上陸後、時間が限られている上に、雨になりそうだったので、さっそくナンバー1の鵯越を目指す。鵯越は山頂近くに高圧線の鉄塔が立っているため、そこまでは九州電力さんがつくった道を利用し、迷いながらも何とかたどり着けた。しかし、山頂へは道らしいものは残っておらず、強引に三角点までヤブこぎした。眺めはほとんど良くないし、たぶん奈留島の人でここまできたのは10人いないんじゃなかろうか?この山はレアモノだ!希少価値で五十名山決定だ!じょじょに小雨が降り出してきたので、いそいで下山する。あいかわらずの転覆隊歓迎モード(イベントのたびに悪天候)。登山道入口の矢神地区で、おばさんから「山犬はおらんやったね〜?」といわれドキリとした。「い、いるんですか?」「デカかとの4,5匹おっとさあ〜。夜になったらここまで降りてくっとよ〜」知らぬが仏だったんだろうか。。。ゴン最強の用心棒まんじーを連れてきとけば良かったなあ。まんじー対山犬!ぜひビデオで撮影したいと思った。しかし、大雨にも大山犬にも会わなくてラッキーだ。ワシの磁力は人間限定で引き寄せるみたいだ。

 天気がヤバイので、他の山はあきらめることにした。後日、天気がいいときに来て登ろうと思う。あとは島中ドライブした。汐池ラグーン、舅ヶ島の千畳敷、江上教会、池塚のビーチロック、ハマジンチョウの群落。オートキャンプとか、カヤックのツーリングとかオモシロそうなフィールドはここにもあった。天気がよければなあ〜

 今夜は、元ザ・のりはるズ!?のドラマー・のりはるの親戚がやってる丸山旅館をつかわせてもらう。アットホームな宿だ。そこにヒサミツを呼んで一緒に呑んだ。酒を呑むのは10年ぶりだ。美味い酒だった。ヒサミツが「先輩、学生の頃とかわってませんね。あいかわらず新しいこととかやってて」といわれ、悪い意味ではないのだろうが「ワシ、やっぱり成長してねえ!?」と凹んだ。

追伸 なんと、ヒサミツは転勤で福江島にやってきた!てっきり遠くに行くと思いこんでいたワシはビックリだった。。。

矢神地区から奈留島最高峰
山犬におびえた鵯越を眺める

千畳敷
ここでオートキャンプとかしたら
楽しそうだなあ。。。

木造の江上教会
はじめて実物がみることができた
カンドーだった
配色がカワイイと思う

ビーチロック
石が転がってるだけにみえるが
ナントこの石ころ全て
結合しているんだ


0211.福江島ドライヴ(金ちゃんフェスタ第2弾)
 カドジュンと同じ転覆隊出張所、北海道然別湖金太こと金ちゃんが、バースデー割を利用して五島に遊びに来ることになった。金ちゃんとは1年前からメールのやりとりをしてて、こういうことになったのだ。金ちゃんはBE-PAL5月号の転覆隊・十勝川バトルにも参加しているが、然別湖ネイチャーセンターのガイドをしているバリバリのアウトドアマンである。しかし、01年12月の転覆隊大忘年会の時にはろくに話もしなかったので、直接会って話をするのは今回が初めてだ。だから、ここは腰をすえてじっくり付きあおうと、4日休みとって丸々金ちゃんと遊ぼうと決めたのだ!

 実施 03/04/30 参加2名(カドジュン、金ちゃん)
 じつは、やんごとなき理由で4月29日は金ちゃん一人で遊んでもらった。その日金ちゃんはスキューバをするつもりだったらしいが、天候不良で延期。その代わりに乗馬体験をしたそうである。噂には聞いていたがファミリー牧場さんがプロデュースしているそうだ。しかも、乗馬経験がある金ちゃんは場外に出て鐙瀬を散策したそうである。うらやましい。しかも、1日コースなら鬼岳を登れるそうである!スゲエ!またやりたいことが増えた。。。

 そして4月30日、この日は金ちゃんを車で案内することにした。金ちゃんのツボがよく分からんし、だいたい北海道の住民を中途半端なところへ連れてってもツマランだろうから、裏五島というかパンフにないホゲ島をみせようと考えた。『おっつけ企画』のなかにもチラッとその名前があるが、ホゲ島という小さな島の中腹にぽっかり大きな穴が開いて、反対側までつきぬけているのである。まるで、大砲を撃ちこまれて開いたみたいなのだ。初めて存在を知ったのは、たしか7年前に十八銀行福江支店に飾られてあった写真のおかげだ。ATMを利用しようとして、その写真に魅せられた。衝撃だった!今でいえばア○○ルのCMで犬と目が合ったパパみたいだった。(こんなもんみたことないぞ!ホントに福江島にあるのか!?)ワシはこのときから、島にはまだまだ知らないことがいっぱいあるんだなと目からウロコ気分におちいった。その後、地図や人の話から実物を発見したが、すごいインパクトだった。自然現象としては、あまりに不自然な島だからだ。あれなら、たぶん北海道にもないだろうと考えていたのである。
 島の西側を案内し、ちゃんぽんを食べ、観光気分になったあと金ちゃんを連れて行く。場所的には間伏(まぶし)という福江島の最北端に行く途中でみることができる。思ったとおり金ちゃんも驚いていた。ホゲ島と一緒に記念撮影。金ちゃんはいろいろな旅行経験があるからか、ガイドの経験があるからか、それとも地なのか、たぶんどれも正しいのだろうが、写真の撮られ方がオモシロイ!大アコウ、堂崎天主堂、水の浦教会、ふつう考えないぞというようなポーズで楽しませてくれる。(教会で不謹慎なマネした金ちゃんを許してください。でも、ワシもけしかけたかな?)ホゲ島ではハンドサインを発明した。金ちゃんの引き出しの多さに感心しつつ、その日は大瀬崎灯台の夕日をみせてしめくくった。。。



スゴイよ。。。
ホゲ島も金ちゃんも。。。


0208. BEPAL便乗企画(下五島シリーズ)
 今年もBEPAL編集部・ライター・お客様がやってきました。下五島で遊ぶ企画。今年は損して得をとろう!!リピーターを増やすのだ!なにか協力しなければ。。。
 実施 01/09/21〜23 参加1名 下五島一円
 結局、2001年は私一人が打ち上げに少し顔を出しただけ。ホント申し訳なかった。しかし、BEPALの編集長さんがいってたこと(内容ついては、いつか酒でも飲みながら)は、そうなんですよね。たぶん日本のあらゆるイナカで同じことがいえるんだろうなあ。2002年もぜひきてほしい。
(02/09/27) 2002年は結局いらっしゃいませんでした。ククゥ… 残念! 結局、編集長さんは何をおっしゃっていたかというと、「イナカの人は、自分たちがいかに素晴らしい自然やフィールドに囲まれているか、よく理解していない。もったいない」という趣旨のことでした。だからGONにとっては、ほぼ独占状態なのです。チェ○シーのCMみたいに「あなたにもカンドーあげたい!」というのが本音なのに!


0210. 大瀬崎灯台にのぼろう(登る、上る、昇る… あれ、どれなんだろう?)
 大瀬崎灯台…玉之浦町のシンボル、観光パンフには絶対のってるルックポイント。カドジュンのあこがれ。スゴイよ。こどものころからあの中に入りたかったのです。
 実施 01/11/04 参加3名 大瀬崎灯台
 シヤワセだワシ…。あーなってたのか、灯台内部。天気もその日だけよくてサイコー。いうことなかったよ。また来年もあるというのでスゲー楽しみだア。ところで、あいかわらずサトシ夫妻さわやかです。今回、海上保安庁のイベントに便乗しました。

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大瀬崎灯台下 カドジュン&サトシ 灯台頂上部から 力尾ア
光源下 灯台内部
※リンクしません


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